とんぼ歳時記

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宮古島産ハンダマのお浸し

2019-02-12 14:34:19 | 日記
表は濃いミドリ。裏が赤紫色で肉厚の葉。
南国・宮古島産の島野菜[ハンダマ]を購ってきました。
近所の八百屋さんが推奨してくれました。野性味あふれる独特の苦味が特長です。

ハンダマの和名は[水前寺菜]。
石川・加賀では伝統野菜として知られている[金時草]です。
鉄分やビタミンA、B2を多く含み、沖縄・宮古島では昔から[不老長寿の葉][血の薬]と呼ばれ、貧血や疲労回復、風邪の予防効果もあると言われております。
ハンダマのルーツは、宮古島より遥か南方の東南アジア。
栽培しているのではなく、自生している薬草として、暮らしの中で馴染み深いものです。

前述のビタミン類の他、ミネラル、ポリフェノールを多く含み、独特なぬめりは水溶性食物繊維です。
ハンダマはサラダ、炒めもの、味噌汁の具、薬味や焼肉のタレ、ソウメンのつけ汁などに使われているようですが、私はお浸しからスタートしてみます。加熱するとぬめりが出てきます。

GINZA と ん ぼ
富士子