サン・さん 倶楽部

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藤原岳

2016-03-28 18:19:36 | ジェリー

          藤原岳

  ~白瀬峠から頭陀ヶ平をこえてフクジュソウの咲く藤原岳へ~

<コース> 白瀬峠登山口~木和田尾~白瀬峠~頭陀ヶ平~藤原岳避難小屋~(表道)大貝戸道登山口

3/25(金)、御池岳めざして鈴鹿に行って来ました。通常の登山コースであるコグルミ谷登山口から登る予定でしたが、鞍掛トンネルの滋賀県側道路一部崩落により三重県側の山口までがゲート閉鎖となり(6月頃まで)通れず、またコグルミ谷も度重なる豪雨禍で崩落がひどく通行止めとの情報でやむなく白瀬峠登山口からの出発となりました。ロングコースとなるので御池岳へは行けるところまでということでスタート。藤原簡易Pに駐車。

白瀬登山口から登り上がって送電線とほぼ平行するように木和田尾を西に進む。1時間40分程で見晴らしの良い鉄塔まで来たので休憩する。うっすらと汗をかく。北の伊吹山は山上に雲が架かっていたが、南には伊勢湾が見渡せる。休憩地からしばらく登った所で、下って来るユニホーム姿の20数名の高校生の集団とすれ違う。力強い足取りでドドーッとかけて行く。

    

坂本谷分岐から白瀬峠までの間にコバイケイソウがちらほらと見られた。坂本谷にも多くの花が見られるそうですが、こちらも土石流の為通行止めとなっている。白瀬峠(御池岳分岐)まで来て昼食にしようという頃になって風と霰が降ってくるあいにくの天気となる。寒いので早々に食事を済ませる。御池岳にも黒っぽい雲が架かっており天候が悪そうに思われる。ここで予定を変更して県境尾根を南へ、藤原岳方向の頭陀ヶ平へと向かう。

    

    

山の天気はくるくる変わる。広い台地の頭陀ヶ平からは、青空に真っ白い御嶽山と中央アルプスが浮かんでいるのが見られた。とてもきれい。御池岳山頂付近も灰色の空模様が回復しつつあった。御池岳に行けなかったので、ここからは、小和田尾に戻って下山するか、藤原岳に向かってそちらに下山するかの2コースがあるが、花があることを期待して藤原岳に向かう。

    

    

カレンフェルトの原っぱを行く頃には霰と風が吹きつけてきて寒い。フクジュソウも全く見あたらず。やっと花の開いたのが1つと蕾を1つ発見。ビュービューと風が冷たいので避難小屋に急ぐ。小屋に来ると風も止み登山者も集まっている。一休みして下山にかかる。小屋を出てすぐにフクジュソウを発見。土の上で黄色のフクジュソウは良く目立つ。8合目までの間で次々に見つける。ミーミさんやふじさんの話ではかつてはもっと群生していたということです。花にも堪能して、8合目からは(表道)大貝戸道を下る。

    

    

    

    

    

始めの駐車場所とは3km程離れた場所に下りて来た。車道3kmを歩くのはつらい・・・・(疲れたしー・・・)。ここはk隊長の出番でしょう、ということで、隊長に下りて来られた登山者の方にお願いしてもらって、運転手のTomとk隊長がその方の車に同乗して車をとりに行くことに。ヤレヤレ・・・・。快く車に乗せていただいた方に感謝です。

フクジュソウがいっぱい見られて満足でした。

          * 全行程7時間40分(食事、休憩含む)

          * 阿下喜温泉「あじさいの湯」