高ボッチ高原の第2駐車場の東側に戻ってきました。左の看板に高ボッチ山頂まで400メートルとあります。志摩リンもここから登っていますので、同じルートで山頂に向かいました。
第2駐車場の東からの登り道は、いわゆる木柵道で、ゆるやかな階段付きの登り道でした。振り返ると、奥に第2駐車場が見えました。その景色も劇中に出ています。
このシーンですね。季節的にあまり変わらない時期ですから、周辺の自然状況もほぼ同じでした。
途中、左手つまり北側にあった高ボッチ高原の標識。落雷にあったのか、看板が上から縦に裂けてしまっていました。
同じ位置で反対側の南側を見たところです。木柵の向こうの平坦地の奥は傾斜面になって谷間へと繋がりますが、ここからではその地形が見えませんので、谷間を隔てた奥の小ピークの平坦面までずっと繋がっているように見えました。
同じ位置で前方、つまり東側の山頂方面を見ました。道は真っすぐに奥の高台へと通じていましたので、あの平たい高台が山頂なのかな、あんまり山頂っていう地形や雰囲気じゃないなあ、と思ったりしました。
歩いて5分で山頂に着きました。標識とケルンっぽい石積みがありました。
山頂に到達した志摩リンの図。ポケットに両手を突っ込んだままですが、寒かったのでしょうか。私の時は晴れていましたから暖かく、なぜか横風も止んでいたので、あまり寒さを感じませんでした。
なにかちょっと劇中と違うような・・・。ケルンの石積みがそんなに高くないのでした。
劇中のシーンです。望遠レンズで引き寄せて撮った図が元になっているようで、実際はもっと奥にある枯れ木が大きく見えます。同じ効果でケルンの石積みも実際より大きく、高く感じられます。
劇中シーンに合わせて、改めて山頂標識を撮りました。刻まれる文字も全て一致しています。標高は1664.9メートルとありますが、だだっ広い高ボッチ高原の平坦な地形があまり高さを感じさせなかったせいもあって、1600メートル余りもあるのか、と少し驚いてしまいました。 (続く)