高ボッチ高原の電波中継塔の下から木柵に沿って園路を下ること約5分、南西にある上図の高ボッチ牧場入口に着きました。劇中で志摩リンがビーノを停めて立ち寄った場所のひとつで、高ボッチ高原上の聖地スポットとしては最も南に位置します。
劇中シーンでもそのままの景色が描かれています。時期的にも同じ季節に訪れましたので、周囲の枯れ草の様子や作業小屋の脇の丸太も同じでした。
向かって左側にある屋根付きの何らかの施設です。牛に餌や水をあげたりする場所でしょうか。
高ボッチ牧場入口付近から、もときた道や電波中継塔の方角を見ました。この風景にも既視感がありました。
このシーンですね。志摩リンはこの後高原の北側へ回っていますので、同じルートを私も歩いてみることにしました。
電波中継塔からずっと降りてきましたから、今度はゆるやかに登る形になりました。両側にはクマザサやススキが広がって風に揺れていました。
道を突き当りまで行くと三叉路に出て、高ボッチスカイラインに合流しました。その付近で浅い谷間になっていて、東側から南側に眺望が開けていました。御覧のように諏訪湖の一部と諏訪市街が望まれました。
高ボッチスカイラインを北へ進み、電波中継塔を目印にしながら周りの景色を見ました。劇中で志摩リンがビーノで走っている道なので、劇中シーンの景色が他にもあり、それらの場所を探しながら歩きました。
高ボッチ高原の南から二番目のピークに「ふれあい広場」と呼ばれる展望スポットがあり、その西側をゆるやかに登るあたりで電波中継塔を見て、このへんかな、と立ち止まりました。
劇中ではこういう見え方です。志摩リンがキャンプ飯を作る場所を探して、高ボッチ牧場入口まで行く途中のシーンです。引き返す場面でも似たようなアングルがありますが、実際に現地を歩いてみますと、電波中継塔はもっと遠くに見えますので、劇中シーンの電波中継塔はかなり近い感じです。 (続く)