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「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

「ゆるキャン△」に登場しない大井川鐡道を巡る その25 EL急行かわね路号に乗る

2024年04月24日 | ゆるキャン△

 12時42分に川根温泉笹間渡駅を発車するEL急行かわね路号の4号客車、スハフ42-2186に乗りました。その車内は御覧の通り、明るい色調で戦後の車輛の雰囲気でした。

 

 洗面室が付いていて、ドアが付いていないので、通路から内部が見えました。向かいにトイレもあるようですが、そちらはドアが閉まっていました。

 大井川鐡道の旧型客車は昔ながらのトイレのままなので、用便は戦前と同じようにそのまま線路に垂れ流しであると聞いたことがあります。だから、鉄道ファンが大井川鐡道の線路には近寄らない傾向がある、という噂も聞きましたが、それは本当かもしれないな、と思いました。

 

 昨日購入しておいた切符と、席番号プレートを並べて記念に撮りました。この日の席は4号車の12番Dでした。

 

 これは懐かしいです。子供の頃はこういう栓抜きが普通に鉄道車両の窓のテーブル下に付いていましたから、当時は瓶だったジュースの王冠をこれに噛ませてガチンと開けたものです。

 

 栓抜きの部品を見ました。シンプルな形状ですが、これで確実に瓶の王冠を抜くことが出来たのです。いまは飲料は全てプルトップ付きの缶になりましたから、こういう栓抜きは使ってみる機会がなかなか無いでしょうね。昔ながらの瓶ジュースとかを車内販売してくれれば、実際にガチンと抜く懐かしいアレが味わえることでしょう。

 

 天井の照明も古いタイプで、一部しか点灯していませんでした。昼間ですから最低限の点灯で済ませているのでしょう。

 

 よく見たら、中央の一列は完全に消してあって、左右の列の照明が交互に一つずつ点けられていました。そういう点灯方式になっているのでしょうか。

 

 発車時刻の一分後に撮った、車輛の番号札と車番。

 

 10分後の12時52分に家山駅に着きました。1分弱ぐらい停車しました。

 

 家山駅の駅名標。昭和の状態のまま、令和の空間のなかで時を刻んでいます。ホームの上屋も昭和四年(1929)12月1日 開業以来のままだそうで、柱も表面に朽損が目立ちますが、まだしばらくは現役であるようです。

 

 ホームの向こうの側線には、見慣れたホキ800形の姿がありました。

 

 そのホキ800形の金谷側には、初めて見る上図の小さな台車が4つ並んだ形の平形車輛がありました。あれが保線用トロッコだな、と気付きました。これが家山駅にスタンバイしているということは、保線工事が時々行われているのだろうか、と思いました。  (続く)

 

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