高ボッチ高原の牧場入口から引き返し、高原の中央を南北に通る上図の高ボッチスカイラインに進んで北へ登り、次の聖地スポットを探しに行きました。
志摩リンは牧場入口のほかに高ボッチ山山頂にも行っており、その山頂へは第2駐車場の東から行く道があるので、いったん第2駐車場まで戻る形になりました。
その途中で眺めた上図の景色も、劇中のシーンによく似ていました。
このシーンですね。3基の電波中継塔が並んで見える点は同じですが、傾斜面が実際の地形よりも急になっています。実際にはそんなにきつい登り坂ではありませんから、アニメ特有の強調表現がなされているのだろう、と思います。
道の右手遠方には諏訪湖が望まれました。劇中でも志摩リンが山頂から降りる途中で諏訪湖の見える辺りを歩く場面がありますので、上図の範囲にそのルートがあるのかな、と思って地図を見、辺りの様子を確かめました。ですが、園路はその辺りにはなくてもう少し北側にありました。
地図でみると、上図の位置は「ふれあい広場」のある小ピークの北西側にあたっていました。
デジカメの望遠モードで撮影した諏訪湖と諏訪市街です。
道を進みつつ、高ボッチ山山頂の方向を見ました。山頂というから一段高い地形を想像していましたが、実際には上図のような台状の高台といった雰囲気でした。高ボッチ高原の最高所の平場、といった感じに見えました。
牧場入口から歩いて13分で第2駐車場の東に着きました。高ボッチ山山頂への園路の入口が、既視感をともなって見えました。ここだ、志摩リンが山頂の方角を見ていた場所は・・・。
このシーンですね。左わきの看板も同じのようですが、何と書いてあるのかは分かりませんでした。
実際の看板はこういう感じでした。デザインは共通でした。看板の下には現地の見取り図が付いていました。
その見取り図に近づきました。道が3種類あって、車道、木柵道、ロープ柵道とあります。なるほど、電波中継塔の下から牧場入口まで行ったあの両側が柵の道が木柵道か、と納得しました。
この図でみると、現在は管理棟になっている「高ボッチ高原自然保護センター」から牧場までの木柵道を下り、牧場から車道に進んで北上して、「ふれあい広場」の横を通って第2駐車場の東の「現在地」に居る、という私の行程がシンプルによく分かります。
看板から道をはさんで反対側、南側には上図の標識があります。これも既視感バッチリでした。
そのまま劇中に登場しているからです。しかし、右横の鉄柵は最近のテントサイトエリアの整備工事で撤去されたそうなので、現在はありません。 (続く)