気分はガルパン、、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

黒森峰女学園 ティーガーⅡ(ポルシェ砲塔)(フェイズエリカ仕様) 作ります!! その1

2023年08月15日 | ガルパン模型制作記

 御存知ガルパンコミックの「フェイズエリカ」です。同じコミックの「リボンの武者」とともに、多数多種の戦車および車輌が登場することで知られます。アニメシリーズには出てこない車輌が多いので、再現製作も様々に楽しめます。

 これらの作中車のうち、私の製作においては、既に継続高校チームの戦車を7輌作りました。そして主人公逸見エリカの属する黒森峰女学園チームの車輌を計4輌作ります。1輌目としてシムカ5、2輌目としてキューベルワーゲン82型、3輌目としてSd.Kfz.251-1D型装甲兵員輸送車を作りましたので、今回はラストの4輌目にトライしてみます。

 

 上図のティーガーⅡです。「フェイズエリカ」の主人公逸見エリカの搭乗車です。逸見エリカはアニメ版でも同じティーガーⅡに乗っていますが、あちらはヘンシェル砲塔のタイプです。コミック版のこちらではポルシェ砲塔のタイプですので、ガルパンの黒森峰女学園チームは2種類の砲塔のティーガーⅡを両方とも保有していることになります。

 

 このポルシェ砲塔タイプの外観上の特徴は、砲塔側面の予備履帯が無いことです。車体は同一ですから、こちらの方がスッキリして見え、精悍かつ獰猛な陸の王者の風格をスマートに示している気がします。
 作中車は様々な角度から描かれて情報量も多いですが、ほぼ実車準拠の姿であり、アニメ版の劇中車と同じジャッキ台の表現が、僅かな相違点として挙げられる程度です。それで今回はほぼストレート組みで楽しめるかな、と思いました。

 

 使用したのは上図のタミヤのミリタリー・ミニチュアシリーズの169番のキットです。公式キットではこのポルシェ砲塔タイプは出ていませんので、タミヤの製品を選びました。他にドラゴンやタコム、童友社、ホビーボス、ズベズダ、モンモデル等から豊富にキットが販売されていますが、普通に模型店で定番になっていていつでもどこでも買えるこの製品が、一番の適応キットとなります。

 

 中身です。安定のタミヤスタンダード、履帯もベルト式でストレスを感じさせません。気軽に楽しく作れるプラモデルとは、こうでなくてはならない気がします。履帯を連結式に変えただけで、戦車プラモデルにチャレンジした方の約6割が他ジャンルへと離れていく、と聞いたことがありますが、よく理解出来ます。

 

 説明書および組み立てガイドです。その左にデカールが見えますが、こういうデカールはガルパン車輌に仕上げると不要になるので、私の手元にも膨大な量が溜まっていました。先月の模型サークルの定期会合での譲渡会にてジャンクパーツのおまけとしてタダで配ったら、意外に需要があるらしく、AFV部会の先輩方のみならず、モケジョさんたちにも相当数が引き取られてゆきました。なんでも「ガンプラに貼ると割と似合うから」であるそうです。

 

 ステップ1では砲塔を組み立てます。今回の車輌の一番の特色であるポルシェ砲塔を真っ先に作ります。作中車がほぼ実車準拠であるようなので、ガイドの指示に沿ってほぼストレートに組んでゆきます。

 

 ステップ1で組み立てるポルシェ砲塔のパーツ類です。

 

 組み上がりました。

 

 なるほどこれがポルシェ砲塔ですか。ヘンシェル砲塔タイプを既に制作し、棚に飾って長いこと見慣れている眼には、曲面が目立って繊細な雰囲気すら感じられます。角張って強そうなヘンシェル砲塔に比べると、どこか柔らかくて弱そうに見えてしまいます。
 実際、史実でも防御力に問題があったらしく、後にヘンシェル砲塔タイプに生産ラインが切り替えられていったそうです。  (続く)

 

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