元:店主の独り言

ほんの些細なこと勝手気ままに書いてます

新タマネギ

2011-05-26 | Weblog
ご存知の通り街は新タマネギで溢れている…なんてほど大げさじゃないが。
今は新タマネギの季節なのだけど、ちょっと心配なことがあった。
ウチの店ではタマネギは、「ムール貝のオーブン焼」「ミミガーのポン酢和え」「チゲ(鍋)」等々それから目に見えないところでは「居酒屋のラーメン」「大判つくね」等々にも使っている。結構使っている。
心配だったのは「居酒屋のラーメン」「かき揚げ」にコレを使用するとどう違いが出るのか。
昨日ラーメンスープの仕込みを終えた、実はちょっと色が薄いのが気になった、で、途中で通常より少し多めにタマネギを加えた。
完成したスープをほんの少しすくって味見した、OKだった。
かき揚げはこの先しばらくこの新タマネギを使用しなければならない。
ぶっつけ本番になってしまう…。

新タマネギについては、私は長い間、誤った知識を持っていた。
ずーっと昔のことだが、テレビで「新タマネギは通常のタマネギとは品種が違うんです」って言っていた。
私はそれを信じていた、つい数週間前まで。
いつもタマネギを買っている仕入先で青果の責任者と話す機会があった。
この先暫くは新タマネギになってしまうと言っていた、いつ元に戻るのか?と聞くと数週間すれば色づいて茶色いのが出荷され始めると答えた。
この時点でも「品種が違うのでは?」と思っていた。
ウィキペディアで調べてみた。
単に乾燥という工程を踏まずに収穫後そのまま出荷する、だけだった。

長い間、間違って覚えていたことは他にもある。
以前、仕事で頻繁に中国へ出張していた際に気がついたこと。
私は胃は丈夫なのだが、連日連夜の接待でアルコール漬け、脂っこい食べ物ばかりを食べていて、さすがに胃が痛くなっていた。
北京の空港で薬局を見つけてそこに入った。
私は「胃の調子が悪くてどうのこうの…」なんて中国語で説明できないので英語で話した。
「どうしたんですか?」と聞かれ、「胃が痛いんです」って症状を言った。
「え?」って聞き返された。
「胃が痛いんです」ってまた答えた、でもどうしても分かってもらえない。
しょうがないから手で胃の付近をさすってココが痛いって説明した。
「あああ!ストマック!」って分かってくれた。
………
私は「ストマッチ」って言ってたんです。
意味さえ解ればいいって受験英語で、ずーっとstomachを「ストマッチ」って覚えていた。
顔から火が出る位一人で恥ずかしい思いをしていた…。
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