源ザの独り言日記

日々あったこと、感じたことを気軽に書き込みます。

日中死の炎暑、福島第1原発の燃料(デプリ)の試験採取開始、JR貨物で組み立て不正

2024-09-10 21:33:32 | Weblog
毎朝、玄関でコウロギが賑やかな声を叶えて起床を迎えてくれる。ストレッチも涼しい中となった。午前中、徒歩で「まなびいプラザ」に出かけ、猛烈な炎暑の中、SCで昼食用の菓子パンを買い込み帰宅したが、まずはシャワーで汗を流して昼食。午後は毎日のことだが休息とTV録画と炎暑を通過して16時過ぎ徒歩で図書館に出かけ夕刊を読んで過ごすのだが日が暮れるのが早まり帰宅時は薄暗くなっている、夜のストレッチは蒸し暑さが残っていて汗を掻いた。

(福島第1原発の燃料(デプリ)の試験採取開始)
福島第1原発事故で溶け落ちた燃料(デプリ)の試験採取が10日、2号機で始まった。福島第一原発の事故から13年当初は8月22日の予定だったが、同日の準備作業中に手順ミスが発覚して中断し、廃炉工程で最難関と位置付けられるデプリ採取は出だしでつまずいた。背景には「協力企業任せ」という廃炉作業の実態もあり、令和33(2051)年までの廃炉の実現に向けて東電の主体性が一層問われることになる。東電社長は東電社員が現場に立ち会っていなかった管理体制の不備を認めた。デプリの試験採取は、当初計画より約3年遅れた。英国で開発したロボットアームの改良が遅れるなどして計画は3度も延期。過去の原子炉内部調査で実績がある釣りざお型の回収装置を使った工法に変更し、ごく少量の採取を目指している。デプリは極めて強い放射線を出す。平成31年の2号機内部調査では、毎時43シーベルトという人が近づけば数分間で死に至る放射線量が確認された。採取では作業員の被曝を防ぐため、重装備に加え、1日当たりの作業時間を約2時間に設定。厳しい環境下、限られた時間という制約の多い作業だけに事前の計画と準備がより重要となる。採取着手で廃炉に向けて一歩前進したが、その道のりは遠い。事故で炉心溶融(メルトダウン)した1~3号機には推計880㌧のデプリが堆積する。政府と東電は令和33年までに全量を取り出す目標を掲げるが、具体的な工法などは決まっていない。計画では、最大22mまで伸びる釣りざお式の装置を使用。原子炉横から装置を押し込み、先端に取りつけた爪で最大3㌘の小石状のデプリの採取を試みる。8月の手順ミスは装置を押し込むためのパイプ(長さ1、5m)の接続順を誤ったことで発生した。東電は再発防止策を取った上、準備作業を再開。正しく接続したパイプ5本で装置を押し込み、原子炉内部の放射性物質を遮断する「隔離弁」まで通過させ、取り出しに着手した。作業は主に遠隔操作で行われ、隔離弁から約60㌢先まで押し込んだという。今後は装置をデプリに到達させるまで約1週間、つかんだデプリを取り出すまでさらに約1週間かかる見通しだ。政府と東電は51年までの廃炉完了を掲げており、試験的取り出しに着手したことで3段階ある廃炉工程のうち最後の第3期に入った。採取に成功した場合、成分や硬さなどを分析し、本格的な取り出し方法の検討材料にする。
(JR貨物で組み立て不正)
JR貨物は10日、車輪と車軸を組み立てる作業で不正があったと発表した。運行中の約8500両のうち564両で車軸などの金属疲労の進行が速まる恐れがあり、7月には山口県内で脱線事故を起こしていた。同社は安全性を確認するまで不正車両の使用を停止。輸送力は最大1割程度、低下するという。 国土交通省は「輸送の安全確保を根底から覆す行為」として、11日から同社に対し、鉄道事業法に基づく特別保安監査を行う。同社によると、輪西(北海道室蘭市)、川崎(神奈川県)、広島(広島県)の3車両所で2016年以降、車輪や歯車を車軸にはめる作業を行う際、上限を最大10%超過する圧力値が示されたのに作業をやり直さず、川崎と広島では検査記録表も改ざんしていた。不正のあった車両は、機関車4両と貨車560両に上る。
JR貨物が車輪と車軸の取り付け作業で安全基準への違反を繰り返した問題で、同社は12日、前日に新たに不正の疑いが判明した貨車300両について、67両で不正が確認されたと発表した。問題発覚の端緒となったJR新山口駅(山口市)構内での脱線事故を起こした貨物列車(24両編成)のうち、機関車1両が不正車両数に算入されていなかったことも判明。不正は機関車5両、貨車627両の計632両へさらに拡大した。一方、同社は12日正午頃までに、前日に運行を停止した貨物列車248本すべての運行を再開した。不正車両の使用停止で輸送力は1割ほど低下しているといい、同社は停止解除の前提となる車軸などの安全性の点検を進める。