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「虫歯」はとても身近な歯のトラブルです

2016-10-28 16:26:43 | 日記
「虫歯」はとても身近な歯のトラブルです。初期の段階では自覚症状がないので悪化させてしまいやすい病気で、治療を怠り放っておくと歯を失うことにもつながります。またある程度進むと虫歯は自然治癒することもありません。大切な歯をできるだけ長く保ち、いつまでも自分の歯で過ごせるように、虫歯についての理解を深め、「予防」や早期発見・早期治療に努めましょう。超音波スケーラー
超音波スケーラー
虫歯の進行段階とおもな治療法
初期の虫歯
歯の表面のエナメル質がわずかに溶け、白く濁って見える「脱灰(だっかい)」程度の状態です。「しみる」「痛む」などの自覚症状はまだ現れません。
治療法
適切なブラッシングで汚れを除去し、予防処置で歯の再石灰化を促すことで治癒が期待できます。

エナメル質の虫歯
エナメル質が溶け、黒ずんで見える状態です。歯の中の神経より遠い部分なので痛みなどの自覚症状はまだ現れません。オートクレーブ
治療法
感染部位を除去して、レジン(歯科用プラスチック)などを詰めて補います。

象牙質の虫歯(C2)
エナメル質の内側の象牙質にまで虫歯が進行した状態です。「冷たい物がしみる」などの症状が現れます。
治療法
感染部位を削り取り、詰め物や被せ物を装着して補います。

神経にまで達した虫歯(C3)
象牙質の奥の神経にまで虫歯菌の汚染が進行した状態です。何もしなくてもズキズキ激しく痛みます。
治療法
神経を除去する「根管治療)」を行ったあと、被せ物を装着して歯の機能を補います。

歯根まで達した虫歯(C4)
歯の上の部分(歯冠)がほとんど溶かされ歯根にまで虫歯が進行した状態です。神経が死んでしまうといったん痛みは治まりますが、歯根の先に膿がたまるとふたたび激しく痛みます。
治療法
ほとんどの場合で抜歯が選択され、入れ歯、ブリッジまたはインプラント治療などで歯の機能を補います。