社会福祉総合相談・ささき社会福祉士事務所(一般社団法人ゆうてんじ社会福祉士共同事務所)

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『出会い』から新たな一歩が始まります☆彡

刑事司法ソーシャルワーカー・Debut☆彡

2018年10月12日 | ささき社会福祉士事務所
遂に本日、『刑事司法ソーシャルワーカー』として初デビューしました
裁判員裁判の公判で担当している被告人の証人尋問を受けました
弁護人から30分、検察官から20分、裁判官から5分の尋問です。

緊張のあまり、正面に並んでいた裁判長を最後まで直視して、
全身が硬まったままで挑んでしまいました。

しかし、法廷に立つまでの道のりが本当に長かったです・・。
弁護人との初打ち合わせ、数回にわたる接見、先輩社会福祉士との打ち合わせ、
弁護人との証人尋問に関する打ち合わせを当日の昼休憩まで何回も繰り返しました。

初の証人尋問を何とかやり遂げることができたことも周囲の相応の
サポートがあったからです
大先輩のH社会福祉士が担当サポーターとして最初から最後まで
親身にアドバイスをしてして頂きました。
そして、弁護人のW弁護士、K弁護士の両名からもご指導を受けました。

特にK弁護人は尋問を担当する立場のため、尋問リハを電話や弁護士会館等々で
何回もシュミレーションを繰り返しました。
Kさんは、やさしい口調で時折関西弁が入りますが、
ゆったりと話しかけてくれるため安心感がありました。
基本的には、社会福祉士の立場を尊重して頂き、説明内容はお任せですが、
証人尋問ならではの説明の仕方をアドバイスして頂き、
その結果、要領よく簡潔に説明ができるようにブラッシュアップすことができました。
公判中も休憩時間に何度も気にかけて頂きお声掛けをして頂きました。
本当に、何とか乗り越えられたのも、H社会福祉士、W弁護士、K弁護士の親身な
アドバイスのおかげでした。
皆様、ありがとうございました
また、いつの日か、同じチームで更生支援ができること願っています。

そして、最後に仲間のMH社会福祉士にも感謝です。
偶然、同じ時期に初デビューということで先に公判があったMHさんの
公判を傍聴しました。
法廷の雰囲気や尋問を受ける内容なども参考になりました。
これが無かったら、ド緊張で頭が真っ白になっていました。
そして、本日の初トライに際しても『緊張しないで深呼吸をして挑んで』と
アドバイスをしてくれました。
MHさんは、司法福祉SWの仕事をライフワークとして、熱心に研鑽を積んでいる方で、
自分のお手本となる方です。

このような周囲の支援を受けて無事に証人尋問が終了しました。
終了後、支援を受ける対象の方が、自分の顔を見て、少しですが微笑んでくれたことが嬉しかったです。
社会復帰後は、任せたよという表情でした。

しかし、一方では、被害者の方が存在することも確かですし、きちんと法に基づいた責任と義務を果たした後で、
本人と一緒に作成した「更生支援計画書」に基づいて、更生ができるように支援をしていきたいです。


以上、『刑事司法ソーシャルワーカー』としての初Debut体験記でした!

コメント
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