社会福祉総合相談・ささき社会福祉士事務所(一般社団法人ゆうてんじ社会福祉士共同事務所)

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ワーク・ライフ・バランス

2010年02月09日 | 社会福祉士
東京都が主催のイベントに参加してきました。
この分野は、非常に関心があります。
以前働いていた職場では、長時間労働の結果、数名の職員がメンタル面で長期休暇となりました。
自分も、休みが不定期で年末年始も関係なく、連続勤務が続き、深夜まで働いていたことがありました。
延べ4年間も続き、仕事一筋で、旧友との交流や実家に帰省することもできませんでした。
まさに「空白の4年間」でした。
このときの体験から、人生は仕事だけに振り回されるのではなく、
プライベートの生活も充実してこそ人生のバランスが取れると考え始めました。

それ以前にも、あるシンクタンクの就職面接を受けた際に、「週に3日くらいは徹夜をすることになるが、
あなたはデスクの下に寝れますか」と質問されたことがありました。
今、振り返って考えると、信じられない会社だと思いますね。当然、採用されませんでしたが。
かなり大手の会社で、理事長は、某国会議員でした・・。

さて、本題に戻り、イベントですが、テーマと開催場所は、
「ワークライフバランスフェスタ東京2010」東京国際フォーラム 展示ホール2 でした。

東京都は、昨年度から、いきいきと働き続けられる職場の実現に向けて優れた取り組みをしている
中小企業を「東京ワークライフバランス認定企業」として選定する事業を実施しています。
今回は、長時間労働削減への取組など4つの部門で合計10社を認定してます。

ワークライフバランスは、配布された資料によると、「仕事」と、子育てや親の介護、
地域活動等の「仕事以外の生活」との調和がとれ、その両方が充実している状態をいいます。
その実現のためには、これまでの働き方を見直すことや、時間の使い方などの自己管理を行うことが
ポイントになります。
認定企業の紹介では、長時間労働削減取組部門、育児・介護休業制度充実部門、休暇取得促進部門、
多様な勤務形態導入部門の事例が紹介されてました。
他に、いくつかの出展企業・団体ブースも紹介されてました。

最後に記念講演に参加してきました。
テーマは「生島流 人生のバランス」
フリーアナウンサーの生島ヒロシさんが講師でした。
アメリカに留学した体験談や独立した苦労話など、実りある内容でしたよ。

今後は、仕事一辺倒の生き方ではなく、「仕事と生活のバランスがうまく調和している生き方」が
賞賛されるような社会が到来することを願うばかりです。

話は変わりますが、次はPRコーナーです。
実は、お世話になっている医師が本を出版しました。
ご関心がある方は一読を!
先生は、この本の中で特養ホームの常勤医として「看取り」についての提言を述べてます。

書 名:「平穏死」のすすめ 口から食べれなくなったらどうしますか
著 者:石飛幸三
発行日:2010年2月8日
出版社:講談社
備 考:三枝成彰氏も絶賛
定 価:1,470円
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