ネタバレ有。「ゲームなどの話をしよう!」

週に7冊は漫画雑誌を読むという、ぽちょむ君(理論派)とケンジン(直感派)の二人が主にゲーム・漫画等について語ります。

今週のマンガ雑誌(1月第五週)スピリッツ編

2005年02月01日 21時57分28秒 | 週刊マンガ誌
※ぽちょむ君による単独レビューとなります

・ギャラリーフェイク(最終回)
ストーリー的な事を考えると、きっちり区切りをつけずに「フジタとサラの日常は続いていく」パターンにしたのは正解でしょう。
今回の展開や謎解き?(ジャン・ジャコモ関連)などは読んでて面白かったんですが、いかんせんエピソードそのものが長すぎて冗長になってしまったのが玉に瑕。
終わり方を考えると、ここまで長くする必要もなかったと思いますし。
総括ですが、毎回毎回数話完結型で1つの美術品に関するエピソードを紹介、というパターンは最後まで変わりませんでした。
この形式によって、詰まり過ぎず空き過ぎず、毎回適度な密度の話になったのは良かったでしょう。
美術品という、一般人には縁遠いながらもある意味身近な題材もプラスにはたらいたかと。
「とりあえず聞いた事はある」というものだと最初から拒否する人も少ないでしょうし、詳しく知ろうとする人の興味を引く結果にもなりますし。
つまり、形式的には最初から成功する要素満点だったわけですが、それで実際に成功させるってのもまた難しい訳で(笑)。
その辺りは、ベテラン作家である細野氏の力量があってのことでしょう。

・バンビーノ
自分が今すべきことは何か、をようやく見出したバンビ。
人並みの仕事をこなしていれば周囲もそう邪険にはしないわけで、状況が上手く回り始めた矢先だったんですが…事故発生。
あまり展開が間延びするのもどうかと思いますが、こう次から次にトラブル起こるのもちょっとねぇ。

・ラストイニング
予想大はずれであっさり打ち取られた剛士。
だったらなぜ1週間引っ張ったんだ?(苦笑)
で、目先の勝利を選ぶかチームの成長を選ぶかでジレンマに襲われる鳩ヶ谷。
結局後者を選んだものの、ナインはその思いに応えてくれない。
こちらにも苦悩が伝わってくる感じで、見てて非常にムズムズします(笑)。

・オメガトライブ
一応展開は予想通りだったんですが…爆発はまだ?(苦笑)

・団地ともお
クレープ屋さん再登場の時点でオチは読めましたが、それでもラスト2コマは笑いました。

・気まぐれコンセプト
意味は置いておいて、私が好きなのはBですね(笑)。