金曜10時のアートな番組
前説さんの「本日のゲストは伊藤ワカオキ」さんですって、あーた、私の大好きな伊藤若冲(じゃくちゅう)でないの!?
静か(?)なブーム、江戸時代の日本画家、伊藤若冲の特集。
映画「ダヴィンチ・コード」を意識しているのだろうけど、”日本のレオナルド・ダヴィンチ”と言うには無理があるんでないかい?
ゲストはバラエティでおなじみの大型歌姫。
ニューヨークの友人に問い合わせられて依頼、若冲には造詣が深いらしい。
もう一人は、若冲の研究家、成田空港に巨大な画を描いた”現代の大和絵師”さん。
近年、若冲の作品は宇多田ヒカルや井上陽水のビジュアルやペットボトル飲料の外装に使われて注目されている。
私も、映画「殺し屋1」で浅野忠信が演じたキャラが、「伊藤若冲の描く白孔雀が血に染まった様」をイメージして作られたと聞いて以来、注目していたのさ。
(ちなみに、この宇多田も浅野も北村道子さんが衣装を担当している。)
夏にはアメリカのコレクターの一大コレクションも公開されるらしい。
若冲は京都錦市場の大棚の青物問屋の長男に生まれるも、商売にも旦那遊びにも全く興味を持たないダメダメ引きこもり男。
23歳で嫌々家督を引き継いでも相変わらずだったが、金と暇は腐るほどあったので、大枚はたいて、日本画の狩野派に師事し、ひたすら模写を学ぶ。
次に狩野派を離れ、日本画のルーツである中国の絵を模写。
40歳も過ぎた頃、家督を弟に譲り、模写でない自分の絵を描こうと思い立つ。
人間嫌いだし、描きたい風景もなく、それでは何を描こう?で、出会ったのが鶏だった。
対象を眺めることで、「神気」にたどりつき、今知られるところの作風が出来上がった。
金に糸目をつけず、高価な絵具をたっぷり使った作品は何百年経っても色あせず、お金のために描くことはせず、作品はほとんど寺に寄贈したことで、よい状態で保存されて来た。
晩年たどりついたのは、仏教を思わせる、野菜の水墨画だったそうな。
初めから野菜に興味があれば、若冲の作品は生まれなかったんだろうね。
新兵器の大型プロジェクターがすばらしい画質で数々の画を見せてくれる。
スタジオに持ち込まれた、白い象さんの絵は、もしかして本物!?
もう、うっとり。
良いもの見せていただきました。
ところで、若冲って本名だったのかな?
放送はいつ?
前説さんの「本日のゲストは伊藤ワカオキ」さんですって、あーた、私の大好きな伊藤若冲(じゃくちゅう)でないの!?
静か(?)なブーム、江戸時代の日本画家、伊藤若冲の特集。
映画「ダヴィンチ・コード」を意識しているのだろうけど、”日本のレオナルド・ダヴィンチ”と言うには無理があるんでないかい?
ゲストはバラエティでおなじみの大型歌姫。
ニューヨークの友人に問い合わせられて依頼、若冲には造詣が深いらしい。
もう一人は、若冲の研究家、成田空港に巨大な画を描いた”現代の大和絵師”さん。
近年、若冲の作品は宇多田ヒカルや井上陽水のビジュアルやペットボトル飲料の外装に使われて注目されている。
私も、映画「殺し屋1」で浅野忠信が演じたキャラが、「伊藤若冲の描く白孔雀が血に染まった様」をイメージして作られたと聞いて以来、注目していたのさ。
(ちなみに、この宇多田も浅野も北村道子さんが衣装を担当している。)
夏にはアメリカのコレクターの一大コレクションも公開されるらしい。
若冲は京都錦市場の大棚の青物問屋の長男に生まれるも、商売にも旦那遊びにも全く興味を持たないダメダメ引きこもり男。
23歳で嫌々家督を引き継いでも相変わらずだったが、金と暇は腐るほどあったので、大枚はたいて、日本画の狩野派に師事し、ひたすら模写を学ぶ。
次に狩野派を離れ、日本画のルーツである中国の絵を模写。
40歳も過ぎた頃、家督を弟に譲り、模写でない自分の絵を描こうと思い立つ。
人間嫌いだし、描きたい風景もなく、それでは何を描こう?で、出会ったのが鶏だった。
対象を眺めることで、「神気」にたどりつき、今知られるところの作風が出来上がった。
金に糸目をつけず、高価な絵具をたっぷり使った作品は何百年経っても色あせず、お金のために描くことはせず、作品はほとんど寺に寄贈したことで、よい状態で保存されて来た。
晩年たどりついたのは、仏教を思わせる、野菜の水墨画だったそうな。
初めから野菜に興味があれば、若冲の作品は生まれなかったんだろうね。
新兵器の大型プロジェクターがすばらしい画質で数々の画を見せてくれる。
スタジオに持ち込まれた、白い象さんの絵は、もしかして本物!?
もう、うっとり。
良いもの見せていただきました。
ところで、若冲って本名だったのかな?
放送はいつ?
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