子ツバメお別れは突然だろうな

この前、ひっからびた茄子に長いカビが生えたような格好をしてたヒナたちは、もう親と同じになった。
巣から乗り出し盛んに毛づくろいをしたり羽ばたいている。
もう別れは間近。

中々雨が降らないで畑が乾燥してる。
稲はもう実が入りだした。

柳の梢に白鷺がいた。



小千谷に用があって帰ろうとしたら祭りの万灯の行列に逢ってしまった。
日曜日の貴重な夕方の15分を失ってしまった。


でも万灯や楽しそうな人々のざわめき、お囃子の音に触れると固まってた心がほぐれてきた。

にぎやかなお囃子の車が続く。


前日は山の露天風呂から見た夕日。
今日は川の近くの信濃川と魚野川の合流地点で。


灼熱の夕日も最後の輝きになって。
やがて轟く花火の閃光のために。


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蕎麦粉の塵肺になったかも

昨日に続き三条の滝。
雪解けの冷たい水が轟々と落ち、流れてた。



虹が出ていた。
この暑さでアーコレは凄く冷たい虹だったのだと今想像している。
近くにいれば凍えそうな冷気だ。


今日のヒラメ。
疲れと暑さで寝坊して遅く市場に着いたらヒラメのセリの最中。
大きすぎたのと痩せて歩留まりが悪いので皆買う気が無くセリ人が困ってた。
そこに着いたから魚野川と勝手に競り落としてしまった。
何かを買わなければと考えてたから、いらないよと言ったけどそれ以上はいわなかった。


山北のサワラが来ていて、セリ人が鮮度も上場と言うので焼魚用に、もし本当にいいのなら刺身に使おうと買った。
ところが板長が刺身にはよしたほうがと言うので本来の焼魚に。


甘エビも買った。
ビブリオ菌対策で真水で洗うので色が少し落ちている。



この頃咳と痰が出る。
ホームセンターが開店するのを待って防塵マスクを買った。
今まで使い捨てマスクを使ってたが蕎麦の粉塵が防ぎきれなかったのではないかと考えたから。
国の基準に合ったのを買った。
やはりしっかりとした作りと装着感だ。


石臼と蕎麦打ち台が一坪半ぐらいの部屋で同居。
引き立て打ちたての蕎麦を作ってるから、製粉時にもかなりの微粉末が浮遊してるわけだ。
そこらを深く考えなかったのだ。
今日は花金なのに予約がない。
小千谷祭りだし早く止めたいというので夜は休み。
昨日は自分の誕生日だったが黙って稼いだ。
朝のお茶の時間に重要な話があると言って、今日誕生日と言ったら、スタッフはご愁傷様と合唱。
妻は、ア、そうだねで終わり。
これから日が暮れかかった、川口温泉の露天風呂で昼から夜への移ろいを楽しもう。
空の光が川面を浮かび上がらせ、やがて月の光にかわる様を。
あそこらは鈴虫が鳴き始めただろうか。
物悲しいような夕暮れになってきた、出かけよう。


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残暑お見舞へ申し上げます

あまりにも暑いので、涼しくなるような影像を探して見ました。
春の尾瀬の風景。
5月15日の風景。
冷たさがたっぷりある。
今まで残せれば宝なのだが。
そしてこの暑さを残して、冬の暖房に出来れば良いのに。




尾瀬の帰りの山々。
ブナが芽吹く頃岩魚つりに燃えた。


銀山湖の横の荒沢岳
冷たさがたっぷり。


北の叉の上流と思う。




左下は駒ケ岳の山小屋。
左側の方が店方向。



磯谷さんから頂いた天草でところてんを作った。
ところてん突きが無いので板長の実家から借りてきて作った。


冷し中華のたれをかけたら結構いけた。



自分の昼ごはんのおかずはキムチマグロ。
玉葱とトマトも刻んで入ってる。


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千葉から十割手打ち蕎麦を二代目ワンちゃんが食べに来た

紫蘇の葉がなくなったので裏の畑に行った。
横に植えた青たでが大きくなってたので葉を欠いて来た。


前の日に業務用食品スーパーに行って乾麺のうどんを買ってきた。
自分の手打ちうどんとどれ位違うのか、特別のうどん粉とは何かを知りたかったから。
そして封を切った瞬間察しが付いた。
農林61号国産小麦の無漂白。
残念ながらふすまやけしてた。



でも茹で上がると臭いも消え結構美味しかった。
手前味噌のうどんには足元にも及ばないが。



千葉からやってきたわんこ。
4ヶ月で腕白盛り。
先代が亡くなって、やはり同じ種類の犬を育て始めた。
愛情たっぷりで育ち、叉皆に愛を振りまくのだろう。


汁をつけていただきます。



今度はお母さんが食べさせる。



そんなに一杯やったらこぼすからと幸せの親子喧嘩。



顔をカメラに向けなさいとわんこにいうけど、今は食事中とこちらを向かない。
正面に行ってパチリ。
他のお客さんも携帯でカシャ。
この後ソフトクリームを食べてお帰りになった。
先代はここの店の蕎麦しか食わないのよと言った言葉がこの頃わかった。
家のミッキーも海苔が嫌い。
フノリが入ってるのがイヤなのではないだろうか。


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ところてんを作った。

昨日ははっきりしないと言うか、一方的な予約のお客さんともめて、もう来ないと怒って帰へてもらったほど仕事がいやになり、シゲチャンや板長を巻き込んで、ガストに行った事が無いから一緒に行こうと出かけた。
ガストの会長は本で読んで良く知ってるし、考え方が素晴らしいといつも思ってた。
では現場はと、と言った意味も含まれていた。
ビールグラスが他のにおいがした。
板長に言うとビールなんか飲む人はわれわれぐらいで、あまり使わないから台の染料の香りが多少移ったのではと、普通の人は分からないよと。
ここで変なことを言わないでくれと顔に書いてあった。
料理の味は強烈。
旨み成分がたっぷり。
でもビールがなくなる頃には全然判らなくそれが普通になった。
恐るべしガスト思った。
帰る頃には久しぶりの半月が見えた。
お盆が終わり、手がすいたので伊豆の磯谷さんからもらった天草を煮てところてんを作った。

天草だけじゃなくいろんな海草が混ざっていた。
天草は溶けるけど他のは溶けないからと言われてあった。
でもかなり溶けた様だ。


固まったので切って見た。
少し柔らかかったのでまた煮直した。


マキ婆が雨が降れば涼しくなるのにと言うほど毎日暑い。



気が付けばプルーンに秋の色が。


ツバメ達も大きくなってきた。
早く大きくなって体力をつけて南の国に帰るのだよ。

軒下はアッチェよと可愛い目をくるり。
店の親父か。
かなりのお客さんがシャッターを押して帰る。
店のマスコットだ。


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幻の花びら茸が採れた

なんとアガリクスの三倍のベータグルカンが含まれている花びら茸が採れた。
この頃養殖があり、ガンに効くとうたった人が薬事法違反でつかまったり話題のあるキノコ。
生で少し味見してみたら凄いキノコの香りと味がした。
食べただけで体に良さそうな感じがした。


蕎麦の薬味や刺身のつまにと思いミョウガが出てるか見に行った。
雨がポツポツ、薮蚊がプンプン、ミョウガの姿がなかった。
今年は遅いのだろうか。


コシヒカリの穂も大きくなって、もう一ヶ月ぐらいで稲刈りになりそう。


店の裏の畑のひまわり。
前年の種が残ってて出てきた。
黄色い色も好き。


中国から嫁に来た従業員がくれたアカザ。
野生種は日本にもあるが、コレは改良種。
小さなうちにつんで食べるが種用に大きくしてある。
レタスがなくなったのでサニーレタスの代わりを務めることがある。

昨日久しぶりに焼いたプリモピアット。
地クルミとゴマがたっぷり、国産小麦の全粒粉を使った生地。
ピザ職人が昼食のとき注文が来た。
いい機会なので写してみた。
バジルとニンニクの効いた香ばしいピザ。
チーズも４種類使ってある。


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マキ婆の茄子とキュウリ

同級会や祭囃子の飲み会が終わりみんな帰った調理室に猫の絵の袋があった。
中を見るとキュウリがたっぷり入ってた。
隣の袋は茄子がたっぷり。
マキ婆が自分の畑から収穫して届けてくれたらしい。
袋は野良猫にやるえさの空き袋だった。
袋の猫は可愛いけど、マキ婆の猫の一匹は凄くみったくねー。
二人で猫を見ながらお前は人間に生まれなくてよかったねと言った事がある。
猫の魅力はきっと違うだろうから。
市場が休みでキュウリを買わなくてはと言ったのを聞いていたようだ。
今はキュウリが端境期で少なくなったので貴重品だ。
冷し中華が出るし酢の物の青みとおしんこに使う。



ちょっと太いのは昨日お盆で仏様参りをして行けなかったせいらしい。



ワラビの塩出し。
４-５００キロ漬けてあるが叉使い切らないうちに新物が出てしまうので使うことにした。



同級会のオードブル残り。
自宅のお土産。
ミッキーと娘が待ってる。



１０秒他の話をしたためこげが強くなったピザ。
誰かいらないと言ったが返事が無い。
これもお土産。



最後は気が付いたら肩で息をしていた。
昨日も疲れて眠れなかった。
もう少しで盆が終わる。
メシマコブを飲んで乗り切ろう。
切って煎じる。


専用の煎じ鍋。
少し前に、あんたが治ったと言うのはガンだったと思うと専門の看護婦さんに言われた。
免疫力を高めて他の病気を呼び寄せないように飲む。


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朝食はとうもろこし

台風が来るとトー豆がころぶすけん、みんなかいたとマキ婆がいってとうもろこしを持って来てくれた。
８０才の老婆が丹精した豆。
日照りでしなくれていたが甘みはあった。
ピザ窯で焼いて冷蔵庫に入れておいた。
朝時間が無いのでそれが朝食。
それが今日なくなった。
仕入れの車の中でかじりながら市場に向かった。
爪楊枝が無いと後が大変な事分かり、それ以後車に積んである。
雨が降ったがお客さんがいっぱい来た。
夕方は予約の食事。
一度の時間に来たから大慌て。
時間がかかるからと後の人は断ってしまった。
ところが旨く仕事が運び、断らなければ良かったと内心思った。


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お盆の準備

雨が降ったり止んだり。
兄弟が店の周りの草刈をやってくれた。
しまったイゴマも皆刈られてしまった。
周りに自生してて青じその代わりにも使うつもりだったのに。
青草の香りが漂よう。




あるの祭りの委員は抽選会のピザ券を寄付してといってきた。
自分じゃ暇が無いのでそちらで作ってといって作ってもらった。



前から１３日に地鮎の塩焼きを１４匹と頼まれていた。
漁師にその事を伝えて、多くて良いからといったら、たった１５匹しか持ってこなかった。
凄い不漁でどうにもなら無いらしい。
全部やいて自分で一匹食べた。


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六種類のチーズのピザ

台風の被害がなくてよかった。
もっと雨が降っても良いのに夕方になったら止んでしまった。
魚沼中打ち水したから少しは気温が下がって、３７度の予報は外れた。
気温が下がるとピザが出始めた。
早いお盆のお客さんに出すのだろうか。
リッチなピザが多い。
ブルーチーズが３種類のカーニバル、お祭りみたいだねと命名。


群馬の常連さんが来て、いつも美味しいものを頂ましてと、お土産を持ってきていただいた。


近所の人が米茄子を作った。
安く分けていただいてカグラナンバンと一緒に炒煮にする。
突然の葬儀は予想外の売り上げになるが、お盆を控えて休んでる人たちを頼むわけに行かず大疲れ。
お金も着物も要らないわと歌って見たい。
同年輩の出入りの食材屋がなくなった。
もう４０年近くになる付き合いなのに人生明日の事は分からない。

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