7-8月は、諸々事情があり、2本しかライブに行けてなくて。
そんな渇いたスポンジのように、カスカスした体と心で赴いた、スキマノザラシ88回目の磔磔ワンマン。そこで出会ったのは、まるでオアシスの清流のようにしみ込み馴染む、透き通るように素敵なライブで…。
んなわけあるか。
ユンケルよりもキマり、アルコールより酔え、ニコチンより中毒性が高い、なんなら終盤にフラフラして足下がおぼつかなくなる程の、バッドでトリップなロックンロールドラッグ体験。
今回は特に輪をかけて。
ミズカミさんの凄味は増しまし、ジュンスケさんの迫力は芯まで響き、アンボイさんの歪み美が刺さり、Peeweeさんは暴れはっちゃけ、テラシマさんの山のフドウ感、そこに、磔磔&スタッフ関係者による演出、そして先の東京遠征で持ち帰ったアレコレが、これでもかこれでもかと眼前に迫り、まだ足りないまだ足りないと、全盛期の四天王プロレスの如くエンドレスにたたみかける。動悸は音速を超え、脳髄はヨダレにまみれ、スポンジは喜びのヨダレを垂らす!
…それは病み上がりと仕事疲れのせいかもしれないという内なる声は無視して、年に何度あるかわからない「人生の活力」としてのライブの余韻を引き摺りながら、今仕事中です。