こんな気温でも暮らした経験がある、と今まででも、人から耳にしたことがある。
現地のポツダムツアーに参加した時に知り合ったパキスタン生まれのアスランという経済の研究発表でノルウェーから来て
滞在していたという男性。パキスタンからノルウェーというから、気温の差は大きいだろう。でも、彼はこれから結婚する20代後半だっただろう。
ツアー参加中にイギリスで知ったことがある。若い女性が、秋でも少し太陽が照っていて、風が吹いているのに半そでで歩いている。私たち日本人には到底できないことで、
歓声を上げると、添乗員が放った。 体脂肪のつき方が違うようで、細胞の隅々まであって、その脂肪が寒さや風から身を守っているらしい、といった。
この体脂肪って、乳脂肪摂取のこと? 以来、そうなんだ、と勝手に思っていた。太陽光が体に必要なのだろうか・・・・
夏の極めつけの冷えは、サンフランシスコの空港内。 陽だまりを探してそちらに行くと、中国の人が多くいた。 近くの空港内を歩く欧州人だろう女性は
ノースリーブや、紐状態の衣類で上半身を飾っていたりもする。
毎日ダンスを練習しているコンテスト受賞者の男性(国を守っていた)がバンクーバーのB&B先で真っ先に放った。
「こちらの女性は、皮膚感覚が鈍っているのじゃないか!」
私もその声の傾向に同じ。それとも夏の季節を楽しんでいる?
(バスでシアトル寄りのホワイト ロックに出かける車内で、旅行客のフラン人女性がウールのストールを慌てて体にまとった。)
私の冷房対策もある。
帰りの機内でお願いごとを声に出した。「エアコンを止めてください。手が届かないのです」( 笑)
「どこもしまっていますね。どこから来るのでしょうか。(あちこち冷気の来る方に手を当てて、・・・ ) 機内の冷房温度を下げましょうか。」
ああ、嬉しい、その後、機内の温度は上がった。行きの経験もあったので、十分防備していた(個人的差異も影響していただろう)けれど、欧米人の空調温度には適いません。
とあれ、、地球温暖化、エネルギー供給ニュースなど、身近で耳にして暮らしている私には、
地球温暖化対策に添えない理由のひとつになっているのではないんの・・・・と、極めつけの冷房温度によせて、勝手に考えを馳せた。
今日も、すっきりした夏日で、温度計は30度を超えている。 3時も過ぎると、風も心地良い。
ああ、温暖化、空調温度、平均我慢度。果たしてどれくらいで穏やかに暮らしているものだろう、世界では。