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短文


我是三四六岁 
(旅の相棒募っています 乙女)

〇〇〇〇といっぱいあってな

2019年07月14日 19時27分57秒 | 旅行
なんて、いうのは子供の絵本の題名だけれど、一人旅で嬉しいのは人との交わりです。今回の旅に先立って「ハプスブルグ家」という本を読んでは、ルドルフさんはノイローゼになったようで、どうも子供の絵本の題名が頭にはいってきてしまいました。

「お城に行くのはこのバスかしら?」とアジア人のお嬢さんたちにさっと聞くと、「そうですよ」と帰ってきた。「暑いわねえ~香港ではいかが?」と気軽に話すと、「本当!」同じ暑いにしても、「香港には風がありますから」、と話していました。

彼女らは歩いてお城に出かけるようで、乗り換え地点で「バスで行くならあちらですよ」と、丁寧にも私に教えてくれました。当日のブダペストは日中38度を路上で示し、暑さしのぎに公衆浴場に出かけた後の夕方の散策でした。



というように、スマホを見るわけでもなく、ひたすら「地球の歩き方」の地図を見ては観光をする旅の最中、気安く声をかけてくれた人たちにはただただ感謝のひとことです。そんなこんなも彼女たちは知るわけもないけれど、これが一人旅で出くわす自在な旅行術で、つらつらと書き始めるとします。

夏でも冬でもないこの時期の特徴としては、大学の学期が終了したようで、各地に留学していたアジア・日本女性にも何人か会いました。誇らしげに「○○を勉強しました」というのが清々しく耳に届いています。

別の観光地でも、アジア(台湾・中国)の女性があちこちの観光に引き連れていたのは、他でもないご両親で、私には学費に込めた恩返しのように映っていました。

ブラチスラバのバスターミナルでのことです。オーストリアからきたアジア人の女性は、父親が中国人で母親がアンデスのような民族のように私には見えました。きっとご苦労して娘さんを育てたのでしょう。1時間程でもよいからと、まだ陽の落ちない最中にタクシーで観光を予定して待っていました。が、なかなか対応しないタクシーに気づいて、腰かけていたご両親は、「もう、いいから」と言いたげでした。彼女とはおしゃべりをつないだこともきっかけで、スマホで5€タクシーを呼んでくれ、災難に遭わない確認までも私に話したわけです。(私はタクシーが大嫌いでね、とその理由を余興でぼやいていたからです。)
アジアの女性、しっかりしています、ありがとう。