ブナ科 ブナ
ふれあいの森には私が知っている限り2本のブナが植栽されています。その内の1本です。これは十数年前にタンナカ高原に芽生えていた幼樹を持ってきて2年我が家で育てたものです。今現在2.5
m程に成長しました。
ブナの葉も直ぐには落ちてしまわないですね。
葉痕です。これと言った特徴は見当たりません。
木肌はこの地衣類が自生しますので独特の木肌になります。
コナラ
この里山で一番目に付くブナ科の仲間は矢張りこれでしょうね。昭和初期の時代は大切な燃料だったでしょうね。
このコナラも葉っぱが何時までも残っている仲間です。一寸落としてみました。葉痕はこんな形です。維管束が5本有りますね。これがすべてに有るのかは確認していませんが?
クヌギ
この辺りでは限られた場所にしか生えてはいません。殆どが植栽されたクヌギです。
側芽です。ほとんどアベマキと見た目が変わりません。クヌギとアベマキ両方が混生している所は有るのでしょうか?東に行っても西に行ってもクヌギが多いような気がします。この辺りだけでしょうか?アベマキが多いのは?
ブナ科は兎に角葉っぱがサッサと落ちないのです。
アベマキ
この状態でクヌギと見分けるのは至難の業ですね。葉っぱが有れば何とかなるのですが・・・
アベマキでもクヌギでも実に虫が入り込むようです。クヌギの場合は昨シーズンはハチが入っていました。これは中を見たのですが抜け殻で何も居ませんでした。
アジサイ科 アジサイ
ご覧になってお分かりの様に冬芽がむき出しになっています。この状態を裸芽と言います。書いて字の如くですね。芽の周りを保護する物が皆無です。ですから裸の芽「裸芽」なのです。
守ってくれる物が無い場合冬芽はどうするかと言えば凍結防止のために糖分を溜めます。それが赤い色の芽になるのです。車の不凍液も舐めると甘いのです。だけど舐めてはいけませんからね。人生と一緒で「舐めては」いけないのです!(^^)!
トウダイグサ科 アカメガシワ
この時期は色気も何もありませんね。もう少しい時期がずれると良い色になるのですが。
微毛に囲まれて冬越しの体制です。
野鳥に人気の種です。ほとんど食べられたようですが若干残っています。よ~~く見ると黒くなったのと薄い茶色の実があるのです。で、茶色の物は小さな穴が開いています。
これです。半分に割って見ましたが中身が無く空っぽでした。何かが実を食べて育ったのでしょうね?
一方黒い実を半分にするとこの状態です。見るからに美味しそうな脂肪分が有りました。だから小鳥には人気が有るのですね。
公園に二本あるブナは周りを高い木で囲まれています。
これまで冬芽、葉痕を見る機会がありませんでした
有難うございます
自分で植えた木ですので思い入れも沢山ありますから愛おしいですよ。