セリ科 ノダケ
この花に初めて対面したのは十数年前の伊吹山でした。草丈20cm程で紫色を帯びた芽が出ていたのを記憶しています。そのノダケが百年公園に自生しています。
ウリハムシもこの香りが好きなようで?よく来ています。花がカレーの香りがするって言うので嗅いでみました。なるほど、確かにカレー臭がします。同じ言い回しですが加齢臭では無いのがミソです。
種が出来始めています。この状態だとカレー臭は無くなります。植物でカレーの匂いがするって言うのも不思議な感じです。
コミカンソウ科 コミカンソウ
畑の嫌われ者ですが、じっくり観察すると結構見られるものです。まず、名前を付けた人に拍手ですね・・・確かに小さなミカンの様な実です。
ハダ模様が確かにミカンのようです。更にとても小さいのでコで、コミカンです。実を齧ってみたのですが決してミカンでは有りませんでした。
キク科 ハキダメギク
一番印象に残る名前と言えば、ヘクソカヅラでしょうか?その名前に負けていないのがこのハキダメギクじゃないでしょうか?ヘクソカズラが西の横綱とすれば、ハキダメギクは東の横綱です。
植物の命名で有名な牧野富太郎さんが掃き溜めに咲いていたこの花を見てそのまんまの名前を付け「ハキダメギク」となったようです。最近キラキラネームで話題になっていますが親が子の名前を付ける時しっかりと考えて付けてあげないと後々後悔することにならないとも限りません。心しましょう!!
伊吹山で2017年9月1日に観察していました。
ロープの中なので近づいてカレー(加齢)の香りは叶いませんでした。
やはり伊吹山でしたか。私は8月の初旬でしたから草丈40cm程でした。まだ花も咲いてなくって何だろうってのが第一印象でしたから余計に記憶に残っています。でも香りを嗅ぐとさらにインプットされるから機会があたら嗅いでみてください。お勧めですよ。