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いやいや。

2005年12月23日 | 日々の生活


今日は朝から吹雪いてほんと寒かった。

2万円位ののダウンジャケットを購入しようかどうか迷ってる。
でも、アウターばっかり増えていくので、やっぱやめるかなー。
今年はダウン着てる人やたら多いし。

アイワナビユアポップスタ。

2005年12月21日 | 音楽
    
平井堅【歌バカ】     ケミストリー【fo(u)r】

いつもはあまり聴かない方々、
平井堅とケミストリーのアルバム(平井堅はベストアルバムだが)
が同時期に出たと言う事で、両方聴いてみた。
ケミストリーのアルバムをまともに聴くのは初めてだ。

ケミストリーはベストでは無いのに、耳にしたことある曲ばかりで、
聴くと確かに口をついて出るものばかりだ。
ただ、どこまで心に残るかと言うと、流れていってしまうものが多い。
それに対し、平井堅はアルバムの中では
良い曲と捨て曲の落差が激しいイメージがあるが、
これはベストアルバムだけあって捨て曲が無い。
そして、その一曲一曲が結構心に残ってるんだよね。
売れてからの曲はバラードが多いが飽きさせないだけの何かがある。
ケミストリーのベストではそうはならない気がする。この差は何か。

平井堅の曲にはファンクがあるんだろう。
ある種の泥臭さやグルーブがある。
それとケミストリーは二人である事、
そのテクニックにあぐらをかいている気がする。
平井堅は自分で曲を書き、良いときも悪い時も試行錯誤して、
自分のスタイルを確立してきた、その過程がにじんでいるんだと思う。
昔、あまり売れなかったミディアムナンバーが、
こうして多くの人に聴いてもらえるのは嬉しいだろうな。

そんな年もある。

2005年12月19日 | 日々の生活
今年は忘年会に見放されている。

先々週は、2件目のバーへ行ったところで、
義父から妻の携帯や家にかけても誰も出ないとの連絡あり。
“どうせ寝てんじゃないの?”と思いながらも帰ってみると車が無い。
その日は駅で車から降ろしてもらって家族と別れたきりだ。
こりゃやばいと思って警察に電話している時に、
妻から電話があって友達の家にいて、携帯を車に置き忘れたんだと。
3ヶ月ぶりの友達との飲み会はストレスを溜めただけだった(笑)。

そして先週末、こちらは半年以上会っていない友達との忘年会。
先週は子供の風邪(嘔吐と下痢)に悩まされ、やっと落ち着いてきた所だった。
ところが金曜日の夜に妻が同じ症状で寝込み、
あえなく土曜日の飲み会はキャンセルに。

こういった事(特に病気は)はしょうがないと諦めるしかないし、
別に怒っているわけでもないけど、本当に寸止めだっただけにちょっと欲求不満。
実家帰ったら友達、兄弟に付き合ってもらうか(笑)。


男と女はすれ違い。

2005年12月16日 | 

藤堂 志津子【絹のまなざし】

離婚、母の死から立ち直れない恵美子。
やり手のキャリアウーマン映子。
映子は恵美子の事が放っておけず色々と世話を焼くが、
それなりに良い関係になっていった。
しかし、映子の不倫相手、甲介にあわせたことから、
運命はもつれ始める。

うーん、男と女の事、女と女の事、仕事の事を織り交ぜて、
じっくり読ませるドラマ。
たしかに、他人の事を完全に理解できるわけも無く、
ほんの少しの勘違いや思い込みから道がずれていく事も多い。
なんだけど、どの人物にも感情移入できないんだなぁ。
それから話が大人すぎるのか、じれったくてしょうがない。
もっと短絡的に生きてゆきたい(笑)。

朝の写真しか撮れません…。

2005年12月15日 | 日々の生活


今朝撮った写真をジャケット風にちょっとだけ加工。手元にフォントが無いのが辛い。

世の中、バブル的な感じはするが景気は上昇傾向だ。
しかし僕の働く会社は今期業績が悪く、ボーナスはかなり少なかった。
車検と保険、それから実家に帰るための費用を差し引いたら、
ほとんど余裕無しと言う状態(涙)。
デジタル家電の不況、家電メーカーも勝ち負けが明確化するなかで、
開発サイクルの短縮とコスト削減が下請けメーカーを締め付けている。

ボーナスはそんな感じだったが、
まぁ少しは欲しいものを買おうと言うところで、
MP3プレーヤー用の本皮ケース(2900円くらい)と、
車内で聴くためのFMトランスミッター(2900円くらい)を購入。
MDプレーヤーが壊れてしまってから、
チェンジャー内のCDを入れ替えるのも面倒だったので、
ほとんどFMばかり聴いていた。
しかし、長距離になるといつものFMも入らなくなるので
同じCDを繰り返し聞くことになる。
とくに、盆と正月、深夜に実家へ帰るときは音楽がないと結構辛い。
HDD付きのカーナビとか買うお金も無いしね(笑)。

大して音質も良くないけど、実家まで行って帰ってくるのに、
同じ曲を聞かなくてすむのはとても嬉しい。

これはこれですごいジャケ。

2005年12月14日 | 音楽

Jazztronik【CANNIBAL ROCK】

先日“Jazztronikではちょっと退屈な人”などと偉そうな事書いたけど、
半分はその通り、だけど半分は僕の認識違いだった。すいません。
今年の8月にこんな熱いアルバムがリリースされているとはつゆ知らず。
とにかく、僕が今聴きたいラテンを中心としたノリが満載。
生音にこだわった微妙なずれと規則的なクリックの融合がカッコイイ。
ただ、やはり一曲が長く冗長な感じでやはり退屈な面も。
コンパクトにまとめればもっとインパクトあるのに。
いや、これも僕の考え方がおかしく、もともと“聴く”のではなく、
“身を委ねる”ことに主眼を置いた作り方なんだろうか。
でも、今井美樹や黒沢薫のボーカルはいらんなぁ。まったくいらん。

相変わらずエロい唇のスカーレット・ヨハンソン

2005年12月13日 | 映画

【アイランド】

今からそう遠くない未来。
世界で唯一汚染されていないと言う“アイランド”へ移住する事だけを夢見て、
管理されて生きるリンカーン・6エコーと多くの住民達。
実は商品として取引されるクローンだった。

これも【アイロボット】と同じで、
プロモーションに失敗している感じがする。
それとも、それは僕の感覚の問題で、
近未来でしかも秘密の多い映画は宣伝が淡白に見えてしまっているのだろうか。

しかし、すごく面白い。
実際に今後起こりそうな設定、クローンの“製造”風景、
アクションも未来像も期待していなかっただけに予想外の面白さ。
特に乗り物関係のフォルムや通信関係など、
“近”未来感とカッコよさの同居した素晴らしいデザイン。
そしてそれを違和感無く表現してしまう映像技術もすごい。
しかし、こういった映画はアップルが目立つのが常だが、
これだけマイクロソフトを前面に出した映画も珍しい。

ユアン・マクレガーはトレインスポッティング以来のファンだが、
この映画ではその素直さと言うか、少年ぽさが十分に発揮された感じ。
そう考えるとあの頃からイメージを頑なに守り続けている。

そしてこの映画でブシェミを久しぶりに見た感じがするが、
とってもぴったりの良い役で、味出しまくり。

甘くて苦いもの。

2005年12月12日 | 

荻原 浩【コールドゲーム】

野球部を引退して進路を考えあぐねている高校生の光也。
ある時、昔の同級生に相次いで事件がおこっている事を知る。
犯人として浮かび上がってきたのは、
クラスのいじめられっ子だったトロ吉だった。

サイコサスペンスとしてはすごく面白い。怖い。
高校生の描写がリアルで、主人公の光也や友達に感情移入してしまう。
高校の時はこんな事考えてたなぁって感じ。
初めて同級生の運転する車に乗ったときや、
仲間うちで初めて酒飲んだときの感情が蘇ってくる。

光也はいじめには加わった事はなかったが、
自分がいじめられるのが嫌で助けようとはしなかった。
日常の中から意識して追い出してしまっていた事を悔やむ。

僕は中学時代、すごくいじめられていた。
ほんとに学校へ行きたくなかったし、
いじめている奴等なんか死ねば良いと思っていた。
死んでしまいたいとも思っていた。
でも、どうせ僕と同じ高校へは行けないという事だけが、
その頃の支えだった気がする。
そうこうしているうちに、いじめっ子のトップだった奴が、
中堅の奴等からいじめられるようになって僕へのいじめは無くなった。
その時も、僕は傍観していただけだった。

驚くのは、その頃の同級生に会っていじめられてた話をすると、
覚えてない人がほとんどだという事だ。
逆に、いじめっ子がいじめ返されてた事の方が印象にあるらしい。
僕は高校生になってからがらりと変わったので、
それからの印象が強いのかもしれない。
結局、当事者じゃ無ければその程度の事なんだけど、
いじめられている人間は本当に追い詰められている。

だから僕はいじめられている人の気持ちも、
傍観者の気持ちも良くわかる。
ただ、助けなかった事を後悔したりはしない。
なかなか、助けられるもんじゃないし、いじめは無くならない。

この小説では、教師もいっしょになってトロ吉をいじめる。
クラスで笑いを取る為、自分が狙われないため。
僕も先生に相談して良いことなんかあったためしが無いし、
逆に怒られたりもした。
教師のストレスはわかるが、そこで裏切られた気持ちはなかなか消えないものだ。
救えないにしても追い討ちをかけてはいけない。

ジャケ見たらつい手がのびるでしょ?

2005年12月10日 | 音楽

JAFROSAX【JAFROSAX2】

うーむ、なかなかカッコイイ。
クラブで踊るも良し、冬に暖かい部屋で聴くも良しの
結構テンポの速いアッパーなクラブチューン。
アルトサックスの最もカッコイイ使い方の一つだなー。
歌物がほとんどだが、声が楽器として響いてくる。
セクシーなスキャットが耳に気持ち良い。

最近のアシッドジャズシーンがいまいち面白くないと思っている人、
【JAZZTRONIK】ではちょっと退屈な人、
クラブジャズが聴きたいけど何から聴いて良いのかって思ってる人にお勧めの一枚。
ちなみにサイトでは全曲試聴できるよん。

ガオガオ。

2005年12月08日 | 映画

【マダガスカル】

NYの動物園で育ったライオンのアレックスと仲間達。
ひょんな事から動物達の楽園マダガスカルへたどり着く。
しかし、アレックスはだんだんと野生の血が騒ぎ、
ついには仲間を食べようとする。

最近、ライオン大好きなうちの息子。
目を合わせると必ずイソップ物語の“ねずみとライオン”
を持ってきて、一人でガオガオ言っている。
なので喜ぶかなと思って妻が借りてきた。

まぁ、内容は全く子供向けでどってことはない。
【シャーク・テイル】と五十歩百歩と言うところかな。
都会で生まれ、都会で育ってきた動物は野生には帰れない。
それをなかなか良い視点から見てるんだけど、
話がどうも膨らまない感じなんだなぁ。
野性っぽさを出そうと頑張ってるんだけどなかなかうまく行かない。

ドリームワークスのフルCGのアニメもそろそろ
子供向けコメディーを脱却して、
大人向けのシリアスなストーリーを作ってくれれば良いのに。

まぁ息子は大喜びだったから、
こういうのもやっぱり必要なんだろう。