帰ってネットを見たらキングコングの西野がブログに、
客を帰した話を書いてまた話題になっているけど、うむむ。
あまり人の事(特に批判的なこと)は書かないようにしているが、
M-1以降、なんか“うむむ”と思うことが続くので、ちょっと書いてみよう。
まぁ、芸能人の事書いてもしょうがないけど(笑)。
文化人ぶってる芸人は嫌いだ。やたらと熱い芸人も嫌いだ。
本人がたとえそうだとしても、それを感じさせないのがお笑いだと思っているから。
なんか端々に、俺は熱い、正しい、的な雰囲気が漂っている。
(たとえばブログ名が西野公論だとか)
酔客を追い帰したのは良いとして、
赤ちゃんが泣き出したので帰したというのはどうも。
まぁ、帰したといっても横暴な感じではあるまい。
もちろん、そういった場所に赤ちゃんを連れて行くのは控えるべきだし、
子供が生まれて、僕や嫁さんも我慢していることはたくさんある。
それでもなお周りに迷惑かけていることも多かろう。
しかし、なんともならん場合はある。それでも行きたいファンもいる。
そこで、もし赤ちゃんが泣いてしまったときに、
それを笑いのネタに変えるくらいの度量がないんかなぁ。
お客様に説教するなんて何考えてんだと思う。
2ちゃんの批判だとか、熱い男というのはわかるけど、
芸人ならほんとそれを出すなよ。
M-1のネタも、必死すぎるのが見えて面白くないねん。
面白い人は、もし必死でも余裕があるように見せられるから面白い。
梶原がプレッシャーでハゲができても、緊張で寝られんかったとしても、
それをネタやる前に言うなっっちゅーの。ひくっちゅーの。
そんで、終わった後に潔さをアピールするようなコメントしたりして。
もっと、ちゃんと笑わせて優勝してから
「実はね…」みたいなんだったらカッコいいけど。
ふっと力の抜けた谷間のところに笑いはあって、
どんだけ自分を追い込んでるかは、笑いをとる上で邪魔にしかならんと思うけどな。
以前、こんなこと書きましたが、
どうもすでに出所して昨年から活動再開している模様。
大阪でも2月にライブあるとかで、いきてー!!!ちょーいきてー!!!
どうしようかなぁ。
なんで今聴いてもこんなに新しいの?
YouTubeで検索すると結構映像出てくるけど、
いろんな意味で強烈(笑)。歌もダンスも天才的。
どうもすでに出所して昨年から活動再開している模様。
大阪でも2月にライブあるとかで、いきてー!!!ちょーいきてー!!!
どうしようかなぁ。
なんで今聴いてもこんなに新しいの?
YouTubeで検索すると結構映像出てくるけど、
いろんな意味で強烈(笑)。歌もダンスも天才的。
山本一力 【 だいこん 】
飯の炊き方と商才で一膳飯屋“だいこん”をとりしきる、女将つばき。
つばきとその生い立ちを中心に、江戸に生きる人々の生活を描く。
ほんっとうに面白いです。
江戸商売物を書かせたら当代随一の山本一力。
ここ数作はドラマとしての面白さが少し欠けていたが、
今作は素晴らしい。文句無くおもしろい。
エピソードはかなり盛りだくさんで、
それぞれが何故か胸を突く。グッとくる。
仕事、家族、長子の悲哀、老い方、お金の使い方、
この小説が教えてくれることはとても多いが、
どれも素晴らしいストーリー仕立てである。
まっとうに仕事して、家族仲良く暮らしていくことが、なんと美しいことか。
貧乏ながらも身の丈にあった生活をし、敬うことを忘れず生きることが、なんと尊いことか。
物語に出てくる職人達は仕事に対するプライドが半端じゃない。
火の見やぐらの潮吉はまだまだ遠い火事が大火事になると見極めて、
責任を気にする上司に「咎めはおれがかぶります」と言って半鐘を打つ。
野分の中、つばきの父親は家族が心配するのを振り切って普請場を見に行く。
ゆずれないものは何か、その線の引き方が爽やかで、
自分はこの仕事で食わせてもらってるという感謝の気持ちを忘れない。
だいこんと言えば、昨日、伯父さんに頂いてきた大根が死ぬほどうまい。
今日帰ったら、妻に“これ食べてみ”と大根スティックを出されたんだけど、
まるでフルーツのような甘さとシャキシャキ感。
いつもありがとうございます。
白石一文【僕のなかの壊れていない部分】
白石一文はとても好きな作家だ。
【すぐそばの彼方】でも書いたが、少し行き過ぎながらも、
主人公の考え方に共感できる部分が多い。
とくに、男と女が付き合っていく上での考えや行動の摩擦、
ある種の諦観や弱さなんかは自分によく似ている。
しかし今回はなにか欲張り過ぎたかな。
全体的な設定はこれまでどおり、
すごく頭の切れる男が主人公で、超美形の女と付き合っており、
ほかにも2~3人の女がいる。
そういう付き合いや仕事、それぞれの人生のなかで、
性や生や死について語りつくすというものだ。
これまでの作品はもう少しストーリーに重きを置いていたのに対し、
この作品は思想的な記述、主人公の頭の中身のことが多い。
その思考はいろいろなエピソードや引用を交えながら、
男、女、子供、生、死、宗教などにおよび、それがギチギチに詰め込まれている。
この主人公が強いのか、弱いのか、諦めているのか、
希望を持っているのか、冷たいのか、優しいのか、
どういう考えを持っているか最終的にわからなくなってしまう。
考えが帰結しているのか破綻しているのかさえわからない。
すべて理詰めの割には、根本的なキャラクターが見えてこないため、
もしかして作者は人間なんてそんなもんと言いたいのだろうか、と深読みしてしまうほどだ。
この本を読んで、生死について真剣に考える人もいれば、
セックスの場面だけが頭に残る人もいて、
それぞれがどうというわけではなく、人間ってそんなもんだよと。
今年も仕事など始まってしまいました。
仕事も憂鬱ですが、休み中そんなに遊んであげてない割には、
子供と過ごすのも正直疲れてきたり(笑)。
怒らないようにしようと思いながらも、
最近すぐ怒っちゃうんで、そんな自分が嫌だったり。
仕事もそうだけど、やっぱ鈍感力って大事かも。
自分の心を守る為にも、周りの人を傷つけない為にもね。
【鈍感力】と並んで昨年のベストセラーとなった【女性の品格】。
その著者の坂東眞理子さんが先日発表した【親の品格】を読んだ。
しごくもっともな事が書いてある。
もっともなことを、もっともな事だなと再確認できる。
わかっちゃいるけどなかなか出来なくて、反省することも多い。
著者が子育てに関して後悔していることなんかも書いてあって、
それには救われる。みんな失敗しながら子育てしてるんだと。
決して自分を卑下してはいけない。
プライドを持ちながらも、自分の弱さを知る事が大切。
過保護、過干渉、過ぎたるはなんとやらですな。
年始早々暗くなっているわけでは決してなく、
家の事も仕事も、イラストも目標を持って頑張ろうと思います。
仕事も憂鬱ですが、休み中そんなに遊んであげてない割には、
子供と過ごすのも正直疲れてきたり(笑)。
怒らないようにしようと思いながらも、
最近すぐ怒っちゃうんで、そんな自分が嫌だったり。
仕事もそうだけど、やっぱ鈍感力って大事かも。
自分の心を守る為にも、周りの人を傷つけない為にもね。
【鈍感力】と並んで昨年のベストセラーとなった【女性の品格】。
その著者の坂東眞理子さんが先日発表した【親の品格】を読んだ。
しごくもっともな事が書いてある。
もっともなことを、もっともな事だなと再確認できる。
わかっちゃいるけどなかなか出来なくて、反省することも多い。
著者が子育てに関して後悔していることなんかも書いてあって、
それには救われる。みんな失敗しながら子育てしてるんだと。
決して自分を卑下してはいけない。
プライドを持ちながらも、自分の弱さを知る事が大切。
過保護、過干渉、過ぎたるはなんとやらですな。
年始早々暗くなっているわけでは決してなく、
家の事も仕事も、イラストも目標を持って頑張ろうと思います。