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忘れないように書いておく。

2005年08月31日 | 音楽
今、聴きたいアルバム。
m-flo【BEAT SPACE NINE】
MISHIKA【ONE TREE】
RIP SLYME【グッジョブ!】

しかし、
マイ・フェイバリット・アーティストとして、
常に上位にいたJamiroquaiが最近本当に良くない。
力が尽きてしまったとしか言いようが無い。
新しいアルバムも真剣に聴く気にならない。残念。

愛する孫のため。

2005年08月30日 | 映画
借りたい映画はことごとく借りられているので、
久しぶりに気になっていたフランス産アニメを観た。


【ベルヴィル・ランデブー】

何にも興味を示さない少年シャンピオン。
それが心配なおばあちゃんが買いあたえた三輪車に興味を示し、
ツールドフランスに出場するまでになる。
しかし、レース途中でシャンピオンは誘拐されてしまう。
おばあちゃんはシャンピオンを追って、大都市ベルヴィルへ。

最近のアニメを観るとき、ストーリーそのものより、
そのシナリオの巧みさや絵の質といった、
作り手の技巧のほうにどうしても目がいってしまう。
これはあまり良くない傾向だが、
それだけ、アニメーションの技術が素晴らしくなってきている。
(反対にストーリーが退屈な物も多い)

そういう観点からいうと、この映画は強烈に素晴らしい。
ものすごくデフォルメされた絵に好き嫌いがあると思うが、
ここまでやると気持ちがいい。
その人の性格や職業を形で表すとどうなる?とか、
大都会が大都会らしくあるためにはどんな形?というのを突き詰めていて、
人間の想像力ってなんてすごいんだろうと思わせてくれる。

それと特筆すべきは音だ。台詞はほとんど無い。
だが、犬の足音、眼鏡をずり上げる音、パイプのぶつかる音など、
一つ一つの音にこだわりがあり、
作品全体としてパーカッシブな印象を残す。

一つの音、一つの形の隅々まで意味がある職人的な映画だが、
明らかなエンターテイメントであり、
“愛”を感じられると言う不思議な映画。
米国への皮肉が随所に見られるのに、
米国での評価が高かったと言うのがまた不思議だ。

琥珀色。

2005年08月29日 | 日々の生活



【サントリー山崎蒸留所】へ見学に出かけた。
ここは日本のウイスキーの草分け的存在らしい。
思っていたよりも少ない工程の中に、
ノウハウがぎゅっと詰まっている印象を受けた。
50年程前からストックしてきている樽が並んでる様子は、
すごーく良い雰囲気で、時間をかけて作られる物の重みがある。
外の世界が激動しているなか、ここはゆっくり時間が過ぎるんだろうなぁ。
日頃洋酒は飲まないし、どちらかと言うと苦手なほうだけど、
琥珀色というのは、人間を落ち着かせる効果があるんだなぁと思った。
で、運転で飲み比べ(試飲)が出来なかったので、
比較的飲み易いと聞いた“北杜12年”の小瓶を購入。
まだ飲んでないけど。

ちょっと疲れた。

2005年08月24日 | 

打海 文三 【ハルビン・カフェ】

日本海に面する海市は、大陸から大量の難民がなだれ込み、
朝鮮系、中国系、ロシア系のマフィアと警官による報復テロによって、
犯罪都市となっていた。
新宿で起きた事件をきっかけに、
海市の裏でうごめく男と女の激動の7日間が始まる。

この小説は、ボリュームもあってなかなか難しい。
多様な人物や組織が入り乱れ、偽名も多いので、
「あれ、この人誰やったっけ」とか、
「この組織の人間じゃなかったっけ」とか、
頭の中の整理をするのがすごく大変。
筋を追っていくのに時間を費やすのが少し残念。

しかしそれだけに、
ディティールまでこだわった物語には、やはり感動を覚える。

まずは舞台設定だ。
ごく近未来(と思われる)の架空都市“海市”。
テクノロジーは今と変わらないが、
そこは大陸系のマフィアが勢力争いをしており、
まったくの多民族都市となっている。
売春・麻薬・暴力がはびこり、アニメでよくみる設定だ。
そんな中で下級警官は常に命の危険にさらされ、
殉職した者の報復をする警官テロ組織“P”が存在している。
こうした微妙な設定、
“今すぐにはなり得ないが、十年後にはわからない”
という感覚と不安、国内でありながら外国でもある混沌が、
物語を読む者の想像力をかきたてる。

キーとなる人物の描き方がまた渋い。
「本の帯にはハードボイルドって書かれてるけど、どこが?」
と思っていたが、読み進むにつれその人物像が浮き上がってくる。
カッコ良さを主張しないのに、ジワジワとにじみ出てくる感じ。
顔は平凡な中年なのだが、
関わった女(実は男も)は皆、虜になる。
自分の欲望に素直に行動することも求心力となり人を惹きつける。

冷酷なのに優しい。大人なのに少年。
そうした二面性が男の色気だと常々思っているが、
それを充分に堪能できた。


スウィンギン。

2005年08月21日 | 音楽

佐藤竹善&SOFFet with NO NAME Horses
【GOOD MORNIN' GOOD ROLLIN'】

朝だーっと気持ちよく会社にいける?曲だな。
とにかく、ソッフェと佐藤竹善という優等生コラボで、
朝の曲を作ったんだからそりゃ気持ち良い曲になるはずだ。
特に佐藤竹善は最も良い声がでる音だけを選んで、
サビにどどーんと注ぎ込みましたって感じで、
絶妙な落ち方をするメロディーも美しい!
しかも、朝の曲にこんなにビックバンドが似合うとは。
目覚めを感じさせるスイングアップアレンジで、
徐々ににテンション上げられます。
ところで“NO NAME Horses”ってだれよ。

最近アマゾンの画像が良くない。気のせい?

2005年08月18日 | 音楽

福山雅治【東京】

福山雅治が好きだ。いつも素直にカッコイイなぁと思う。
でも福山雅治の歌はそんなに聴くわけじゃないし、
とくにロックは嫌いだ。ロック調の曲は節操もセンスも無いと思う。
ただ【桜坂】に代表されるような、良いバラードがポロッとでる。
この【東京】もそうだ。カップリングの【私は風になる】も良い。
フォークや歌謡曲っぽい歌を、
あの低くてセクシーな声で語りかけるように歌うスタイルが、
やはり彼には合っているんじゃないだろうか。
これは以前【福山エンヂニヤリング】でカバー集として出した、
【The Golden Oldies】でも発揮されていて、僕の愛聴盤になっている。
こちらはもともとが名曲ぞろいだけど、
それを彼が歌うことによって、
改めて「良い曲だー」と感じさせてくれる。

どこかで聞いた名前。

2005年08月09日 | 映画

【マルセイユ・ヴァイス】

一見堅物だが、何か裏のありそうな警官ゴメスと
コンビを組む事になった悪徳警官マックス。
首吊り死体の鼻の穴から四葉のクローバーを見つけたことから、
金と組織を追いかける。

マルセイユというとやはり古くからの港湾都市で気性が荒いイメージがあるが、
一度は行ってみたいという憧れもある、不思議な街だ。
そんなマルセイユを舞台に、
70年代風の刑事物をやってみましたという感じ。
ストーリーはまぁまぁだが、
映像のスタイルや音楽、ファッションはカッコよく、
登場人物それぞれが個性的なのに、
作品全体の雰囲気は良くまとまっている。
ストーリーにもう少しひねりがあればなぁ。

イイオンナ。

2005年08月08日 | 日々の生活
今、最も好きなイラストレーターは【ena】だなぁ。
春ぐらいにDigmeoutで観て、ショックを受けた。
いまは【mink】と言うアーティストのジャケットで露出著しい。
吸い込まれるような目。セクシーな唇。
“女”を感じさせる美しい黒髪。
大胆な構図とモノトーンで表現される女の子たちは、
今その瞬間を生きる喜びに溢れている。
透明感があって、こんな絵がドーンと部屋に飾ってあったら良いだろうなー。

そしてもう一人Digmeoutから【川村淳平】
こちらは対照的に、生々しいストーリー性がいい!
ある物語のある瞬間を切り取って、見るものに背景を想像させる。


ばかばかばかばかしー。

2005年08月07日 | 映画

【ドッジボール】

期限までに5万ドルを用意しなければ、ジムをのっとられる。
憩いの場を守るため、ジムの仲間たちは、
ドッジボールの世界大会に出場する。

スポ根物で、弱小チームが最後勝って感動の嵐・・・かと思っていたら、
ぜーんぜん違った。完璧にスポーツコメディー。
ちょーばかばかしー。でもかなり笑える。大好きだ。

でも、ドッジボールって僕らの知ってるのとルールが違うのね。
このドッジボールは難しそうだけど、あんまり楽しくなさそう(笑)。
だってボール6個もいっぺんに使うんだぜ。
考えてる暇ないやん。

話とは関係ないけど、
クリスティン・テイラーはほんとにキュートで、
目に力があっていいなぁ。
ベン・スティラーと夫婦っていうところが、
プライベートもすでにコメディーだし。良い感じ。