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パチリ。

2005年12月07日 | 日々の生活


朝の寒さと暗さが僕からやる気を奪っていく(笑)。
僕の働く学研都市はやたらと道幅が広く、さらに歩道も広い。
まわりは研究所や公共の建物が多く歩道から距離があるため、
こんな霧の朝にはバスがどこを走っているかわからなくなる。

僕は携帯電話にほとんど興味がないんだが、
新機種が9000円引きぐらいになるという
キャンペーンにつられて機種変更した。
やっとカメラ付き携帯になって、この写真が一枚目。

それってどうよ?

2005年12月07日 | 音楽

nobodyknows【5MC&1DJ】

正直、ジャパ-ポップ-ラップ(勝手に命名)も少し飽きてきた。
それぞれのアーティストがそれぞれの個性を出そうとしている。
リップほど技巧的ではないがnobodyknowsはアグレッシブさが売りだ。
バックトラックのカッコ良さはかなり良い。
ホーンセクションとフラメンコ調のギターを一番のれるリズムで混ぜた上に、
5人のMCが畳み掛けるように降ってくる感じ。
細かいとこだけど、歌詞カードもどこのパートを誰が何人で歌ってるか、
図示してあって親切で良い感じ。
それでも、やっぱ飽きてきました。
だからといって、コアなヒップホップに戻るのもちょっとキツイな。
良い曲だなと思った曲だけを選んで聴いていれば、
それで良い話なんだけど。


スイッチの切り替わる瞬間に。

2005年12月06日 | 

本多 孝好【MOMENT】

ある病院でささやかれる、死期の迫った患者の前にあらわれ、
最後の願いをかなえてくれる仕事人の噂。
その病院で掃除夫として働くバイトの青年は、
あるきっかけで、仕事人として願いを聞くようになる。

この主人公の青年の性格がなんか現実離れしているというか、
とにかく自分の周りにはいなさそうな感じで、
冷静なのか冷たいのか逆に優しいのかいまいちわからない。
受け答えも洗練されすぎていて、それがまた現実感をなくしているかな。
でも、これはこれで良い味になっていると思う。
同様に文体や表現も技巧的で嫌味になる寸前という感じで、
逆にそれはすごいうまいんじゃないかと思わせるところがある。
テーマの割にさっぱりとしていて読みやすい。
表紙の“MOMENT”をとらえた写真のイメージそのままだ。

病院は治療をするところだけど、やはり死が身近にあるところでもある。
子供も若い人も年老いた人も、病に倒れ、あるいは大怪我をする。
生きていながら、確実に近くに迫った死を見つめている人も多い。
僕は今30歳だが、これまであまり死を近くに感じた事はない。
ただ、今後は確実にその可能性は増えていくのだ。
40までの10年間を大病もせず過せる保証はない。

死を前にした人の最後の望みは何かがテーマだが、
そのとき死について考えるのだろうか、
それとも生について考えるのだろうか。
死を考える事 ≠ 生を考える事だと思うのだが、
実際に何を望むかといわれればなんだろう。色んな事を考えるんだろうな。
生にすがり付こうとするのかな。それとも苦しみから逃れようとするのかな。

合作ユニット岡嶋二人。

2005年12月05日 | 

岡嶋二人【99%の誘拐】

末期ガンに冒された男が、病床で綴った手記を遺して生涯を終えた。
そこには8年前に息子を誘拐された事件の顛末が書かれていた。
それから12年後、コンピュータを使った誘拐事件がおこる。

最初に思ったのは、いったいこの表紙のダサさはなんだという事だったが、
1989年の作品ということでまぁ納得。
表紙の絵が当時のものか、現在のものか知らないし、
本格ミステリーっぽさを出す為にわざとやってるのかもしれないけど。
でも、本の表紙のデザインは、手に取るか否かをわける重要な決め手なので、
絶対損してると僕は思う。

15、6年前のコンピュータと言うとまぁわかる人はわかる程度で、
今日のように家庭に普及しているわけではない。
確かにそんな時に、こんな誘拐を思いついたら
成功する確率は高いやろうな。たしかにストーリーは面白い。
コンピュータのプログラムを使い、獲物を誘い込むように誘拐する。
そして、完全なアリバイを作りながら10億円分のダイヤをいただく。

ただ、コンピュータの部分を人間がやればもっと簡単では?
いわゆる共犯者がいれば。
と思っていたら解説で解説者が言うには、
一人でやる事に意味があるんだと(過去の事件との絡みで)。
それはそれで納得してしまった。
でも、警察が共犯者の存在を疑えば自然と犯人が浮かび上がるのでは?
いや、証拠が無いから駄目かな。
などと、その手際の良さに疑問を持ちながらも、
すっかり惹きこまれている自分がいるのだった。


無理なコピー。

2005年12月01日 | 映画
“海に伝わる最も怖い実話”って実話じゃないでしょ全然。


【オープン・ウォーター】

休暇を取り、リゾート地でスキューバを楽しむ夫婦。
しかし、ガイドの手違いで海に取り残された二人は…。

こんな設定でどんな風に話を膨らますのかと思って観たが、結局膨らまず(笑)。
夫婦の関係みたいなもの、
恐怖との戦いみたいなものが見せたいようだが、なんとも想像の範囲内。
鮫、低体温、遠くを行く船などありきたりな設定しかなく、
たしかに怖いけど、想像できない怖さはない。
そりゃ大海原に取り残されたら怖いさ。
【ブレアウィッチ・プロジェクト】が流行ってから、
カメラなんかをハンディーカメラ風にしてドキュメンタリー感を出し、
予算低減と一石二鳥って言うのが認められた感があるけど、もう飽きたよ。
低予算でこんな映画ができてすごいね!なんて全然思わない。