雨雨雨。
雨なので、ラグビーの試合中止。
ちょっとホッとしている(笑)。
久しぶりに最近読んだ本について書こう。
三谷幸喜 【 清須会議 】
織田信長亡き後の流れを決める清須会議。
それぞれのキャラが立っているんだけど、
「あー、いるいるこういう人」
「こういうのは得意なんだけど、この辺に欠点が」
「こいつ完全にNo2タイプ」
「会議は根回しだよね」
など、現代語で書かれている事もあって、
時代背景を借りた現代劇だな。映画観たい。
野尻抱介 【 太陽の簒奪者 】
素晴らしいSF。太陽の光が奪われていく。
ただ、読み切るにはかなりの想像力と、
テクノロジーへの関心が必要。
いわゆるファーストコンタクト物は、
異星人に会ってしまうと急に失速するが、この小説も確かにそうだ。
ただ、それはしょうがない。
作者も僕らの想像力で思い描ける宇宙人の姿にしなければならないのだから。
山本一力 【 ほうき星 】
このブログによく登場する山本一力ですが、
エピソードが似通ってきて、さすがに飽きてきた(笑)。
【あかね空】と【だいこん】が至高で、その二つ抑えればOKです。