
昨年訪れた石巻市の門脇小学校。


東日本大震災から昨日で3年、今だ26万余の人々が避難生活を余儀なくされている。
新聞やテレビはここ1週間くらいは連日震災特集を実施しているが、この時期だけの
キャンペーンで終わらてほしくない、我々もまた3.11だけの思い出にしてはならない。
ところで東日本大震災は地震・津波・原発の3つが重なり未曾有の大災害となったの
ですが、地震・津波はある意味想定外で通用するが、原発事故は想定外では済まない
レッキとした人災だ。

昨年の写真ですが・・・・
村長は原発事故のずーっと前から原発には反対で、自然エネルギーによる発電の促進
を期待していた。
しかしビックリした、中国新聞の世界のエネルギー事情によると、なんと何と世界で
稼働している原子炉は31か国・435基、更に建設中が73基だそうだ、なんと多いことこ
れでは電力は核に依存している・・・・そのものだ。
多いところではアメリカ100基、フランス58基、日本48基、ロシア33基、韓国23基、イ
ンド・中国が各21基、イギリスも16基、今ロシアともめているウクライナは15基だ。
この稼働原子炉に加えて、電力需要の増大が想定されるアジアの新興国は新規の原発
建設がラッシュで進んでいるそうだ、中国28基、インド6基、ロシア10基、韓国5基、パ
キスタン2基・・・・だそうだ。
確かに3.11を契機に世界で原発見直しの機運が広まった、ドイツの廃止、スイスの段
階的廃止等だ、しかし世界全体から見ればごくわずかの廃止のようだ。
日本での反原発の盛り上がりもイマイチだし、安倍首相は原発再開に前のめり出し・・・
結局は次々再開か?
それにしても、これだけの原発が稼働していると代替エネルギーの確保がホントにでき
るのか? とつい考えてしまう。
原発には観念的に反対の村長であるが考えさせられる・・・・
こんな世の中に誰がした!!