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sekiの徒然日記

旧布野村に週末帰農を始めて18年で遂に解散。今後は尾道からsekiの徒然日記として再スタート。

尾道市向島町は一大商業地区に変貌か・・・

2012-08-06 17:39:25 | 時評
 
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 昨日少し触れたのですが、尾道中心部の対岸尾道市向島町が一大商業地区に変貌を遂げようとしている、まだ表面に現れている動きは限定されているが、それでも変貌の兆しは十分嗅ぎ取れる。

 向島に進出しようとしているスーパーやお店は噂も含めて、スーパーのエブリィ、衣料品のシマムラ、ドラッグのウオンッ・ひまわり、100円ショップ等だ。

 火を付けたのはスーパーのエブリィの殴りこみ、このスーパーは尾道市内でも店舗を出しているが、向島の既存スーパーの付近に進出する、向島紡績の跡地だからかなりの面積。

 進出してくるのは尾道渡船を渡って徒歩3分ほどのところ、半径500メートル内にスーパーが3軒、半径800メートルまで広げると更に3軒、つまり主要な競争相手は皆射程距離。

 それで既存スーパーが生き残りを掛けて奮闘、国道317号沿いで一番遠くにあるスーパーフレスタが店舗の改装に入り休業中、これは噂ですが一番近くにあるスーパーオンリーワンは向東に移転とか。

 まぁそんなこんなでスクラップ&ビルドが始まるようなのですが、では何故 今向島なのか、理由は単純明快なのです、①旧尾道大橋が来年4月1日から無料になる、②商圏人口が合併前尾道市の1/3をカバーする・・・ことだ。

 ①の旧尾道大橋無料化は十数年前からくすぶりやっと実現するもの・・・確定だ、②の商圏人口を考えるには多少整理が、尾道市の人口は現在145000人、ただ因島・瀬戸田・御調は除いて考えるのが一般的。

 3町の42000人を除くと103000人が一応ターゲットとなる、そこでロケーションになり旧尾道市街地の対岸の向島町が注目される、向島町15000人、向東町9300人つまり島の中だけで24000人。

 これに加えて、旧尾道大橋の尾道側の新高山団地2300人、その続きの久保町や橋の下の尾崎から土堂、そして山波町一部を入れれば対象人口はゆうに3万人は超える、尾道のこのエリアには商店街にたった1軒しかスーパーはない。

 ついでに言えば車に乗れなくても渡船でも来れる、これだけの条件がそろうロケはそんなには無いだろう、やはり旧尾道大橋の無料化の効果絶大だ、今までなら100円儲けるために300円の通行料・・・・

 規制緩和されたのと同じだ、エブリィの黒船がやってくる騒動は一年もすれば落ち着く、その時自然淘汰された空き店舗や空き地に何を誘致するかだ、いまだ行政は動いていないが。

 その効果の絶大さに早く気づき新たな都市計画を作るべきだ、尾道の一大商業エリアとして育てるため、基幹道路の整備や一方通行、更に優遇条例とか。

 夢の話ではない、隣の福山市松永地区は駅裏の開発を大規模に行い、パイパスからの道路も整備し今や一大商業地区だ、尾道の市民も多くがここに買い物に出かけている。

 隣にいい見本もある、何より規制緩和効果に業界が気づき動きが活性化している、この潮流を見逃す行政はいないと思うが、まだ動きや考えが我々に伝わってこない、是非とも頑張ってほしいものだ。

 ・・・・と言うことで一大変貌をとげます、村長の島は。

 ただし村長は向島町でなく向東町・・・