野に還る

ペンタックスをザックに
野山に花や鳥、虫たちを追う。
身を土に返すまでのほんの一時
さあ野遊びの時間の始まりだ。

駆け足で弘前公園へ

2019-01-25 06:56:16 | 旅行

 3日目の青森市内。昨日はちとせホテルという安宿に泊まった。

備品は必要最小限だが、一泊2800円(税込み)の宿代は素晴らしい。

ただし、wifiは使えず、テレビはアナログテレビなので顔が歪んで

映る。それでも部屋は清潔で広いし、何より市街地のど真ん中で

駅まで5分とかからないのがうれしい。

 

 翌朝6時すぐ近くが青森港なので、朝の散歩に出かけた

 

 この日は昼頃から日差しが期待できるということだったが、今のところは曇り空だ。

 前方に見えてきたのは青函連絡船に使われていた八甲田丸。

現在は博物館として再生されている。

 

 あわよくば珍しい鳥に会えないかと期待したのだが、

やっとウミアイサの番に会えただけだった。

 

 左側は青森駅のホーム、右は八甲田丸とドック

 

 少し引くとこんな感じ、昔は駅のホームからそのまま青函連絡船に乗れた。

 

 さて今日は昼には新青森→古川の指定をとっているので4時間と少しだけ

時間が取れる。大湊へ行くか、青森県立美術館を見学するかと迷った末、

 ちょうどよい特急列車があったので、弘前まで往復することにした。

 40分足らずで弘前駅へ。弘前に下りたのは40年近く前になるだろうか

随分と昔のことだ。この銅像「りんごの風」というらしいが当時見た記憶はない。

 

 弘前ねぶたの絵が描かれたショーウインドー

 

 弘前公園までは1㎞余り、途中の道には結構雪が残っている。

 

 みちのく銀行の建物

 

 建物の風情がよかったのだが、「小野金商店 縄筵叺」の看板の最後の字が

読めなかった。後で調べると「かます」と呼ぶ。説明はめんどくさいのでここで。

 

 クマの写真の下には「ウノ銃砲クラブ会員募集中」とあった。

 

 中心部を少し離れると雪が結構深くなる。

 

昼のランチ700円、それより屋根の上にのぞいている建物は?

 

 謎の逆円錐形の建物。ネットで調べたら弘前では老舗の中三百貨店と分かった。

 

 弘前協会。1906年に建てられたもので県重要文化財とされている。

 

 公園に近づいてきたら雪が一層深くなってきた。

 

 東門にあった看板

 

 500円で一瞬でもお殿様やお姫様になれるなら安いものだ。

 

 公園内に設けられている植物園は現在冬季閉園中。

 

 お濠も雪で覆われている。

 

 あちこちにある雪吊り

 

 駅を出て30分たったところで、やっと天守閣が見えてきた。

 

 雪景色の中の朱色の門が目を引き付ける。

 

 枝垂桜越しの本丸天守閣

 

 本丸の石垣は100年ぶりの修理中とあった。

 

 

 桜の時期とは違った美しさがある 

 

 もう駅を出てから40分ちかく経ったようだ。残り時間は30分足らず。

列車の本数が少ないので遅れたら予定が狂ってしまう。心惜しいが 

本丸まで見られたのでこの辺で引き返すことにしよう。

 古めかしい南内門を抜ける。

 

 公園内に設けられた博物館を横目にひたすら急ぐ

 

 追手門からはユーたちを追い抜いて、そそくさと退園

 

 

  雪道を駆けて戻って、帰りの電車の時刻には何とか間に合った。が、

慌ただしいのはやっぱりよくない。今度はもっと時間に余裕をもって

歩きたいものだ。できれば桜満開の時期に……。

 この辺で。


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