野に還る

ペンタックスをザックに
野山に花や鳥、虫たちを追う。
身を土に返すまでのほんの一時
さあ野遊びの時間の始まりだ。

伊豆沼の朝

2018-01-21 12:59:51 | 散歩

 久しぶりに沼の傍の旅館に泊まった。古い趣のある旅館で1泊2食で

6000円と安く、素朴で家庭的なのが良い。

どうやら朝方天気は悪そうなので、日の出ぎりぎりに宿を出て沼に向かった。

 

未明から降った雪がうっすらと積もっている。

 

 今朝は人の姿が見えない。

 

 餌場のハクチョウやカモたちはもう起きだしていた。

 

 そのまま観察小屋に向かった。雪が小雨に変わってきた。

 

  昨夜の強い風などまるで無かったかのように水面は収まりかえっていた。

 

 

 明るくなってきて、だんだんと鳥たちのざわめきが大きくなってくる。

 

 

 

 満を持したかのように、気の早い群れが飛び立ち始めた。

 

 

 

 

 

 東の空が明るくなってきた。が、陽射しは期待できそうにもない。

 

 今度の群れは大きい。

 

次々と思い思いの方向へと飛んでいく

 

 

 暫く波のように続くマガンの塒立ちを眺めていた。

 

 いつの間にか観察池の水鳥たちも数羽の白鳥を残しいなくなった。

 

 この日はいったん宿に戻って、朝食を頂いた後に駅に向かった。

 

田んぼの中に立つ駅

 

 

 しばらくすると仙台行きの電車がやってきた。

 

 この日は18きっぷ使用の最終日。各駅停車を乗り継いで自宅に着いたのは9時間後だった。

 この辺で。


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