野に還る

ペンタックスをザックに
野山に花や鳥、虫たちを追う。
身を土に返すまでのほんの一時
さあ野遊びの時間の始まりだ。

冬の野鳥⑥

2018-03-02 06:48:39 | 散歩

  昨日は未明からの雨が9時頃には上がり、関東地方では春一番らしき南風が

吹いた。昼には気温が20度近くまで上がって風も治まった。一転した春の

ポカポカ陽気に誘われて近所をポタリングに出かけた途中の公園で休んでいた時、

何故か不意に頭の中に「Sailing」のメロディーが浮かんできた。

あの伝説のロッカー、ロッドスチュアートがカバーして大ヒットした有名な曲だ。

 I am sailing       私は船出する

 I am sailing       帆を立てて旅立つ

 Home again       生まれ育った故郷へと

 Cross the sea     海を渡る

 

 頭の中に浮かべられた詞はここまで。後で調べてみたら

Oh Lord, to be near you, to be free    ああ神よ あなたの傍で 私は自由になる

 という歌詞で終わると分かった。キリスト教の世界観ではYouは神と訳されるのだろうが、

私的には「自然の懐で、自由に還る」と読み替えたい気分だ。

 すべての歌詞は他の人のこのブログで。 なかなか良いよ。

 ところで、野の花も少しずつ咲き始め、冬鳥たちもそろそろ北帰行のシーズンとなった。

 今日はイカルチドリとダイサギ。

 

 多摩川の上流の広い河原。イカルチドリの番を見つけた。

 

 おや首を伸ばして、何か警戒しているのかな

 

 

 とそこにもう一組の番

 

 その姿を見るや猛然とダッシュ

 

 壮絶なバトルの始まりだ

 

 20m先 羽音が聞こえるぐらいの闘いだ。

 

 離れては再びバトル。それを数回繰り返したのち、やっと決着がついたようだ。

 負けた方は飛び去って

 

 少し離れた河原で、一羽でしょんぼり佇んでいた

 相方には逃げられたのだろうか

 

 残った方の番は体を膨らまし、やれやれといった感じだ。

 

 別のある日の公園。早朝、氷が張っている池にダイサギがいた。

 

 オヤッ、何時もの池と違って歩きにくいぞ

 

 

 うん、何か獲物が動いたようだ

 

 そっと近寄って

 

 長いくちばしをえいやっと

 

 あれっ、逃げられた

 

 今度は逃がさないぞ

 

 と思ったら、薄い氷が割れて

 

 池の水の中へ

 

 同じ池にいたアオサギもおまけに

 

 コガモとマガモ

 この辺で。

 

 

 


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