野に還る

ペンタックスをザックに
野山に花や鳥、虫たちを追う。
身を土に返すまでのほんの一時
さあ野遊びの時間の始まりだ。

奥武蔵紅葉巡りⅡー竹寺

2018-11-27 16:32:21 | 散歩

 「ちのわ」というものだとは、恥ずかしいことに終ぞ今まで知らなかった。

今までも見たことがないわけではないが、ちょっと変わったものが

あるという程度で深く考えもしなかった。何のことはない。「茅の輪くぐり」

の茅の輪のことだ。 「茅」とは萱(かや)、芒(すすき)のことで、それを

材料にして大きな輪に編み上げたものが茅の輪。

その輪を旧暦6月30日の夏越しの祓(なごしのはらえ)の際にくぐることで

無事息災を願うという神事らしい。興味のある方はここで。

  神社だけではない、ここ竹寺では本殿登り口の鳥居に茅の輪があった。

 

  さて話は戻って、今日は奥武蔵の紅葉B級スポット探訪第2弾の竹寺

3年ぶりに訪れたら寺の入り口にも茅の輪が設けられていた。

 

 境内への入り口には石燈籠の形をしたものが二つ。

 

 右にはトーテム像のような木彫がある。

 

 紅葉となる木はそれほど多くはないが竹とのバランスがいい。

 

 

 

 神社札の沢山貼られた建物。

 

 傍の池

 

 

 瑠璃殿と呼ばれる本地殿。神仏習合の竹寺ならではの建物か。

 

 竹寺の竹眼鏡には「凹ばった下界を〇くみてください」と書いてあった。

 

 名前のように本坊の周囲には竹林がうっそうと茂る。

 

 

 

  奥武蔵観音霊場第33番結願所となっているお堂。

 

  随分と厳めしい顔をした牛頭明王像。

 

 境内至る所にある木彫の像。普通のお寺ではなかなか見られない。

 

 本坊、納経所にもなっている。奥座敷には炬燵が置かれ、わずかに人の気配がした。

 

 人が潜り抜けられる廊下にはぶら下げてあるのは松ぼっくり。向こうには

少しだけ生活臭が垣間見られる。ここは山岳信仰の道場でもあるようだ。

 

 紅葉とサザンカ

 

 

 

 

 本坊脇の階段を上ると茅の輪のある鳥居が見えてくる。

 

 いろんな看板や注意書きが書かれていた建物

 

 黄葉したイチョウの先が本殿

 

 

 登りきった先にあるのが本堂の「牛頭天王堂」

 

 今回はこの辺で。