野に還る

ペンタックスをザックに
野山に花や鳥、虫たちを追う。
身を土に返すまでのほんの一時
さあ野遊びの時間の始まりだ。

冬鳥は来てるかな

2017-11-19 08:13:15 | 散歩

 節季は立冬の第三候(11月17日~21日まで)に入った。第三候は「金盞香」

ーきんさんかんばしと読む。この「」の字がなかなか変換されなくて困った。

金盞は水仙の異名で、つまり水仙の咲き始める時節になったということのようだ。

 寒さにつられたわけではないが、冬鳥がもう来ているのではないかと近場の幾つかの

探鳥ポイントを徘徊してきた。

埼玉県との境にある金山調整池。多くのバードウォッチャーが集まって

いつものカワセミを撮っていた。

 

 この時期ピラカンサスの深紅の実がカワセミを際立たせる。

 

 飛び込むのを暫く待ったのだが、もう満足していたのか身動きもしてくれなかった。

 

ちょっと離れた埼玉の見沼自然公園

 左がバン、右はオオバン。同時にみられるのはそんなにない。しかも何やら仲良さ気だ。

 

 

この池で一番多いのはカルガモ

 

 冬鳥を探したのだが、まだ早かったようだ。梢に居るのはシメかと思ったらカワラヒワだった。

 

 荒川沿いにある広大な公園、秋ヶ瀬公園もバードウォッチングをするには絶好の場所だ。

この日大勢のカメラマンの注目はアオバト。川の土手の陽だまりで

静かに日向ぼっこをしていた。

 

  ここではアカゲラ、シメ、ツグミ、エナガなどを見かけたのだが、いずれも枝葉にさえぎられて

撮ることが出来なかった。

 

 都内の公園で見かけたのはおなじみのヤマガラ

 

 

 収穫は多いとは言えないが、今の時期としてはこんなものだろう。

本格的なシーズンは紅葉が終わり、木々が葉を落としてからだろう。

 お終いは杭につかまって冬陽を懸命に浴びていたアキアカネ

 

  この辺で。