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公園に
ヒナキキョウソウの花が
咲いている。

草の中に紛れていると
見逃してしまうほど
小さい花だ。
桔梗草と言うだけあって
花色は立派な
桔梗色をしている。
決まって
茎の先端に
1輪だけ花を
つけている。
花の下には
若い果実や
種子を飛ばした果実が
残っている。

先端の花以外は
花を咲かさず
自家受精で結実する
閉鎖花なのだ。

自家受粉で
子孫を残せるなら
エネルギーを使って
花を咲かせる
必要がないように思う。
しかし
ヒナキキョウソウにとって
遺伝的多様性を維持し
強い子孫を残すため
先端の花だけは
他家受粉する道を
選んだのだ。
そのため
咲き始めの花は
雄しべが花粉を
出しているが
雌しべはまだ
機能していない。

雄しべが花粉を
出し終えると
雌しべの先端が
3つに割れ
受粉可能になる。

雄しべと雌しべの
成熟する時期を
ずらすことで
自家受粉を
うまく避けている。

他家受粉で
種子を残せないとき
閉鎖花で子孫が
残せるのは
保険のようなものだ。
お散歩の際に見つけられたヒナキキョウソウの花は、自ら品種改良するように、遺伝的多様性を維持し、偶然、優れた子孫が誕生する仕組みを内蔵していますね。
地球が誕生し、植物が誕生してから、果てしない進化が進んでいます。道端で咲いている山野草にも、優れた子孫を残す仕組みが観察できますね。
人類の進化は進むのでしょうか??
大阪府は大雨の後は、暑くなるようです。
道端などのお花にも目がゆくのに…このおっ花は初めてです。
小さいのですね。
>先端の花以外は花を咲かさず
自家受精で結実する閉鎖花なのだ。
そうなんですか。素通りシテシマッテ・・・マス。
さて…きょうはウサタンの爪きりに行ってこねば!
キキョウソウもヒナキキョウソウも、
花は小さいですが、キキョウのそっくりさんですね。
そうでしたか、何気なく見ていたのでは気づかなかったのですが、
ヒナキキョウソウは先端の花以外は咲かないのですね。
確かキキョウソウは何輪か花を咲かせましたよね・・・。
そう言えばいつも花は1個だけ
もう、咲き終わりなんだろうと思っていました
初めから1つだけしか花は無いんですね
知りませんでした
凄いですね
子孫のために保険かけてるなんて~
植物の世界に今日もびっくりでした
不測の事態に備えた・・不思議は
全く想像も付きませんでした。
雄花雌しべの駆け引きも・・
まさに神秘の世界ですね~
この素晴らしい生き方は・・
どう学んできたんでしょう。
人間世界以上のように見えます。
ヒナギキョウだったと思うのですが、道端に生えていました。ちらっと見ただけで急いでいましたので。
強い子孫を残すための進化、それを繋いでいくDNA
確かに花を咲かせるってことじたい、不思議ですよね。
小さなヒナキキョウソウ、今度見かけたら、
観察してみたいです^^
この花ヒナキキョウソウ。
公園で咲いて見られたとはいいですね。
このような花は見たことないような気がします。
色もそうですが不思議な感じの花ですね・・。いつも絵の仕方がよくて勉強になります。
私の頭脳よりも優れています💦
ぼやぼや生きていないで、しっかり生きようと思わされました。
ヒナキキョウソウは、そういった仕組みなら
花の数はそんなに多く見られないですね。
今までに見た覚えがないですが、見つけたら
貴重な花の一つとしてスケッチしてみたいと思います。
保険をかけてる花まであったとは驚きです。
ヒナキョウは小さくても桔梗とそっくりですね。
道端に咲いているのはたぶん見たことないなあ~~~