木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

カルガモ 見分けがつきませんが

2019-09-30 07:47:25 | 散歩道の鳥たち

大阪アメダス    今朝の最低気温  24.5℃   昨日の最高気温  31.7℃   天気  晴れ
開田高原アメダス  今朝の最低気温  11.4℃   昨日の最高気温  23.5℃

久しぶりに
散歩道の川沿いで
カルガモ親子を見た。


ただ4羽いたので
親子だろうと
思っただけで
あの時の
親子かどうかの
確証はない。

(2019.7.20 撮影)

4羽とも
ほぼ同じ大きさで
子供の頃の
面影はない。


久しぶりさを
アピールしているのか
交代で大きく
羽を広げてくれた。


1羽が広げると
しばらくして
別の1羽が
羽ばたくと言うように
まるで羽ばたき合戦を
やっているようだ。


しばらく
繰り返して
何ごともなかったように
羽繕いを始めた。


無事
成長してよかった。


名札もつけていないのに
あの子たちと信じて!




クルマバザクロソウ 極小の花

2019-09-29 07:00:08 | 日記

大阪アメダス    今朝の最低気温  23.8℃   昨日の最高気温  29.5℃   天気  曇り
開田高原アメダス  今朝の最低気温   9.8℃   昨日の最高気温  20.7℃

散歩には朝自転車で
出かけます。


お地蔵さんの前に
自転車を停め
お参りを済ませて
歩き始めるのです。

(延命地蔵様)

ところが先日は
自転車を停めた所で
くぎづけに
なりました。


これ
クルマバザクロソウ
だよね!


そうなんです
クルマバザクロソウの
極小の花が
すぐ足元で
咲いていたのです。


どうして
気が付かないかな??
自問自答するばかり。


さっそく
しゃがみ込んで
写真撮影です。


西瓜を入れたような
お腹がとても
邪魔になります。


肉眼では蕊の様子まで
見えません。


一枚撮っては
モニターで確認
結構お参りの人も
多いのですが
気にしている
余裕はありません。


花の真ん中に
綿毛のようなものが
見えます。


角度を変えて
撮ってみると
花の中央の
緑のふっくらしたのが
雌しべのようです。


その雌しべに
寄り添うように
くっついているのが
雄しべです。


雄しべの白い葯は
雌しべの頂上で
行儀よく集まって
なんとも
可愛い花です。


緑がかった
白っぽい花被片も
陽に輝いて
とても美しいです。


小さいと言えば
コミカンソウの花も
かなり小さいですが
同じくらいか
それ以下かも?

(コミカンソウの花)

この花
もう少し
大きければ
人気がきっと
出ただろう?!



今日はこれから
京都一周です
雨降りませんように!


公園のアベリア 覆うヤブガラシ

2019-09-28 07:23:51 | 昆虫など

大阪アメダス    今朝の最低気温  23.4℃   昨日の最高気温  29.1℃   天気  曇り
開田高原アメダス  今朝の最低気温  13.5℃   昨日の最高気温  23.2℃

公園のアベリアが
ひどいことに
なっています。


蔓植物の
ヤブガラシが
覆っています。


名前の通り
アベリアを
枯らす勢いです。


薮でも覆いつくして
枯らしてしまう
こんな光景を見て
名付けられたのでしょう!


まだまだ蜜酒場
健在なようで
晴れて暑い日は
たくさんの
来客があるようです。


一番多いのは
ミツバチさん
忙しそうに
飛び回っています。




大きめの
アシナガバチは
図々しく場所を
占拠して
動こうとしません。




ハエさんも
負けずに蜜を
舐めとっています。


ずんぐりむっくりの
クマバチさんは
ヤブガラシには
見向きもしないで
アベリアの花から
盗蜜しています。


こんもりした
茂みの上では
飛び出した
ヤブガラシの花を
アゲハチョウや
アオスジアゲハが
翅をヒラヒラさせながら
吸蜜に忙しそう。


朝晩は涼しくなって
秋の深まりを
感じますが
ヤブガラシは
まだまだ元気です。


ヒメノウゼンカズラ ムンクの叫び

2019-09-27 07:24:03 | 日記

大阪アメダス    今朝の最低気温  23.9℃   昨日の最高気温  31.0℃   天気  曇り
開田高原アメダス  今朝の最低気温   9.9℃   昨日の最高気温  22.3℃

散歩道の公園で
ノウゼンカズラに
似た花が咲いている。


暑い盛りの夏から
咲き続けていたが
ここへきて勢いを
盛り返してきたようだ。


この花は
南アフリカ原産の
ヒメノウゼンカズラ
秋遅くまで毎年
花をつけている。


大きく口を開けたような花は
エドヴァルド・ムンクの
「叫び」を思わせる。


ノウゼンカズラの花を
細長く筒状にしたような花で
4本の雄しべと
雌しべが長く
花の外に飛び出している。


花が終わると
花弁は雄しべと一緒に
落ちてしまい
長い雌しべだけが
残っている。


まるで樹の下で
咲き始めた
ヒガンバナと
艶やかさを
競っているように
見える。




ヤブラン この不思議な植物

2019-09-26 07:09:59 | 木曽Now

大阪アメダス    今朝の最低気温  19.6℃   昨日の最高気温  29.0℃   天気  晴れ
開田高原アメダス  今朝の最低気温   6.5℃   昨日の最高気温  20.7℃

先日
ツルボの花に
似ていると紹介した
ヤブランの花が
公園でも拙宅でも
綺麗に咲いている。


咲いていると言ったが
ひとつの花穂を見ると
蕾が多く
開いている花は
とても少ない。


それより
緑色の若い果実まで
混じっている。


ヤブランの花
どうなっているんだ?


普通
花穂は下から上に
咲き上がったり
上から下に
咲いていくものが
多い中
無秩序に咲き
果実まで
つけているとは?!


それに
緑色の果実と
表現したが
これがまた
種子だと言う。


植物園の観察会で
熟した光沢のある
ヤブランの果実?を
ひとつ取りあげ
スーパーボールのように
弾ませたあと
果実のように見えるが
これは種子そのものです
と話されたことが
とても印象に残っている。


果皮は薄く
すぐ脱落したあと
種子がむき出しになって
成熟するのは
ヤブランや
ジャノヒゲの仲間の
特徴なのだそうだ。


ヤブランは
花の咲き方と言い
何とも不思議な植物だ。


果実には雌しべの
痕跡が残ると言うが
若いヤブランの
種子をよく見ても
雌しべの痕らしきものは
確認できない。




藪蚊に食われながら
悪戦苦闘したが
ついに果実から種子に
変身する過程は
見つからなかった。





ゴマダラチョウ 都会でたくましく

2019-09-25 07:18:48 | 昆虫など

大阪アメダス    今朝の最低気温  19.2℃   昨日の最高気温  25.8℃   天気  晴れ
開田高原アメダス  今朝の最低気温   7.8℃   昨日の最高気温  20.0℃

台風一過
青空を期待したが
どんよりした曇り空
湿度が高く
蒸し暑い。


歩いていて
前方のイロハモミジに
黒っぽい蝶が
とまった。


そーっと
近づいてみると
ゴマダラチョウ
今年初めての出会いだ。


ゴマダラチョウは
国蝶オオムラサキの近縁種
幼虫は同じく
エノキの葉を食べる。




オオムラサキと
同じように
冬越しはエノキの根元
落ち葉に張り付いて
過ごす。


オオムラサキは
年1回しか発生しないが
ゴマダラチョウは
年に2~3世代を
繰り返す。


都会には
実生で芽生えている
エノキも多い。


オオムラサキは
樹液の出る樹がなければ
生きていけないが
ゴマダラチョウは
樹液以外にも
果実や犬の糞でも
吸汁して
生きていける。


オオムラサキと違って
ゴマダラチョウが生息できる
環境は都会にも
あると言うことなのだ。


ゴマダラチョウは
かなりしたたかな
蝶だと言える。


どのエノキで
育っているのだろう?
冬に根元の
落ち葉をめくって
越冬中の幼虫を
探してみよう!



ヒガンバナ お彼岸に合わせて?!

2019-09-24 07:20:08 | 日記

大阪アメダス    今朝の最低気温  21.3℃   昨日の最高気温  30.9℃   天気  曇り
開田高原アメダス  今朝の最低気温  10.3℃   昨日の最高気温  22.4℃

散歩道の川沿いで
ヒガンバナの花が
咲き始めた。


毎年
このお彼岸の時期
忘れず咲いてくれる
律義な花である。


去年もこの時期
ヒガンバナをブログに
アップしています。


ヒガンバナは球根植物
秋に花が咲いた後
葉を出して
冬の間は青々と
太陽の陽を独占し
春には枯れてしまう。


普通の植物と
真逆の生活を
している。


葉を枯らした後
気温が上昇する
季節に球根内では
花芽の準備が
進んでいる。


真夏には
花芽の準備も整い
気温が下がるのを
待っている。


地面の温度が20℃を
切るようになると
一斉に花茎を
伸ばし始める。


それがこの
お彼岸の頃にあたる
別に人間様の仏事
お彼岸に合わせて
咲いてくれているのでは
なかったのだ。


チューリップの球根は
同じ品種であれば
秋いくら時期を
ずらして植えても
春花が咲く時期は
同じになる。


一定期間低温に
さらされることで
休眠状態が終了し
開花するからだ。


まったくヒガンバナと
逆バージョンです。


昨年
鉢植えの
シロバナヒガンバナを
いただいたので
花茎の伸び方を
計ってみた。
(歩いて帰宅した時間に
計測しているので
およそ正午ごろ)


9月20日
花茎が4cmから
スタート。


9月21日には
約8cm。


9月22日は
持ち歩いている
さしが足りなくなり
約15cm。


台風接近の23日には
27cmまで伸びた。


毎日倍々ゲームで
伸びていくようだ。


まるで休眠中に
蓄えていた
エネルギーを
爆発させているようだ!







ブラシノキ 二度咲きしています

2019-09-23 07:51:44 | 木曽Now

大阪アメダス    今朝の最低気温  25.0℃   昨日の最高気温  28.5℃   天気  曇り
開田高原アメダス  今朝の最低気温  17.6℃   昨日の最高気温  22.3℃

毎日散歩する
道沿いに
病院がある。


大きなブラシノキが
あるのだが
赤いブラシのような花を
つけている。


確か5月にも
綺麗な花を
咲かせていた。

(2018.5.15 撮影)

狂い咲き?
と調べてみたが
四季咲きの
ブラシノキまであり
二度咲きは
珍しくないらしい。


ただ
5月の花に比べると
花数も少なく
花自体も
こじんまりした
感じがする。


1年に2度
開花するのは
植物にとって
かなりエネルギーを
使うことなので
少々花が貧弱なのも
仕方がない。


見る側にとったら
初夏と秋に二度も
お花見ができて
ありがたい植物だ。


ちなみに学名の
カリステモンとは
美しい雄しべと言う
意味があるらしい。









キバナコスモス 公園の何気ない陽溜まりに揺れている?!

2019-09-22 08:15:08 | 日記

大阪アメダス    今朝の最低気温  22.8℃   昨日の最高気温  24.7℃   天気  曇り
開田高原アメダス  今朝の最低気温  11.5℃   昨日の最高気温  14.3℃

公園で
キバナコスモスが
満開です。


今年は
普通のコスモスが
まったくなく
キバナコスモス一色です。


アゲハチョウなどが
吸蜜にやってくることは
昨日のブログで
紹介しました。


長い間
コスモスの
黄色い花が
キバナコスモスだと
思っていましたが
同じメキシコ原産の植物でも
種が違うと言うことを
数年前に知りました。


黄色から
情熱的な
オレンジ色まで
様々な色が
あるようです。


どの花色の
キバナコスモスも
ギラギラ照り付ける
太陽が似合いそうです。


花はキク科の特徴が
よく表れています。


花の外側の
舌状花(ぜつじょうか)には
雄しべも雌しべも
ありません。


中心部は
5枚の花弁の
筒状花(つつじようか)が
集まっています。
筒状花の集まりは
外側から順に
咲いていきます。


このキク科の
花の中の花が好きで
ついカメラを
向けてしまいます。


花期の長い花で
秋遅くまで
この公園では
咲き続けます。


さだまさしさんも
この花を見ていたら
『うす紅の秋桜が秋の日の
何気ない陽溜まりに揺れている・・・』
嫁ぐ娘が母を想う詩は
出てこなかったのでは
ないでしょうか?!



公園の身近な蝶たち

2019-09-21 08:00:49 | 昆虫など

大阪アメダス    今朝の最低気温  17.9℃   昨日の最高気温  27.2℃   天気  曇り
開田高原アメダス  今朝の最低気温  11.8℃   昨日の最高気温  20.4℃

北からの
寒気の影響か
さすがの大阪も
朝晩はとても
過ごしやすくなった。


そして
またもや
台風17号が
東シナ海から
日本を窺っている。


真夏の間
暑さのためか
姿を見ることが
少なかった蝶たちが
花から花へ
忙しそうに
飛び回っている。


一番よく目にするのは
アゲハチョウだ。


今満開のキバナコスモス
まだ頑張っている
ランタナの花で
吸蜜に忙しい。


ツマグロヒョウモンも
タデ科の花で
蜜を吸っている。


メスとオスで
これだけ模様が
違うヒョウモンチョウも
珍しい。


小さなシジミチョウも
活発に活動している。


ヤマトシジミは
食草のカタバミ近くの
お花で栄養補給。




すぐ近くでは
ランデブー中(ふる~)
幼虫で越冬するから
今が恋の季節か?


小さいながらも
ベニシジミの
紅子ちゃんも
キク科のお花で
小さな口吻を
精一杯伸ばしている。


ランタナにやって来た
キチョウさん
このまま冬を越すので
のんびりしているのかな?


セセリチョウは
花から花へ瞬間移動
相変わらずせっかちだ。


どの蝶も
残り少ない秋を
楽しんでいるようだ。