2月24日12時52分。待ちに待った浅田真央のオリンピックの演技が始まった。
昨シーズンから、どうしてもうまくいかなくなったショートプログラム。4年前シニアデビューした15歳の頃、何の迷いもなくピョンピョン跳んでいたトリプルアクセルで何度も失敗した。
一方のライバル、キム・ヨナは、トリプルアクセルは跳ばないものの、確かな実力と巧みな演出でこの1年は真央の常に上に立っていた。
しかし、天真爛漫、純真無垢な浅田真央にはきっと神様が味方してくれる。真央はきっと大丈夫。そう思いつつ見守った大一番、運命のショートプログラムだった。
結果は73.78点という素晴らしい高得点。真央が信じてやっていたことが正しかったということだろう。トリプルアクセルも完璧だった。もし、トリプルアクセルからダブルトゥーループのジャンプを失敗したら、せいぜい60点程度になってしまう。だから、普通の選手はショートプログラムではリスキーなジャンプは跳ばない。でも、浅田真央の持ち味はジャンプ。このオリンピックで信念を持ってトリプルアクセルを跳んできた。そして成功した。
演技が終わって、ピョンと跳び上がって喜ぶ浅田真央。無事ショートプログラムを乗り切って本当に良かった。
真央が73.78点という高得点を出し、直後のキム・ヨナには大きなプレッシャーだったと思う。しかし、ヨナも完璧な演技をした。何という精神力の持ち主だろう。点数は78.50点、真央を4.72点リードした。共にほぼ完璧に演じて、5点近い差がついたのは実力の差ではなく、現在の採点方法を研究した上の演出力の差だと思う。その辺の部分は、あさっての結果が出てから分析してみることにしたい。
26日のフリーの最終組滑走順は、安藤美姫は20番目で1時13分、キム・ヨナは21番目で1時21分、浅田真央は22番目で1時29分となった。
昨日、ショートで首位と5点以内なら真央はフリーで逆転可能と書いたが、完璧に滑っての4.72点差は正直厳しい。今日のヨナを見てフリーでの失敗の可能性は相当低いと認めざるを得ない。ヨナがほぼミスなく滑れば、直後に滑る真央がヨナを5点以上上回るのは不可能だ。
しかし、何が起こるかわからないのがオリンピック。とにかく真央は金メダルを意識せず、フリー曲ラフマニノフの『鐘』を精一杯演じきってほしい。
昨シーズンから、どうしてもうまくいかなくなったショートプログラム。4年前シニアデビューした15歳の頃、何の迷いもなくピョンピョン跳んでいたトリプルアクセルで何度も失敗した。
一方のライバル、キム・ヨナは、トリプルアクセルは跳ばないものの、確かな実力と巧みな演出でこの1年は真央の常に上に立っていた。
しかし、天真爛漫、純真無垢な浅田真央にはきっと神様が味方してくれる。真央はきっと大丈夫。そう思いつつ見守った大一番、運命のショートプログラムだった。
結果は73.78点という素晴らしい高得点。真央が信じてやっていたことが正しかったということだろう。トリプルアクセルも完璧だった。もし、トリプルアクセルからダブルトゥーループのジャンプを失敗したら、せいぜい60点程度になってしまう。だから、普通の選手はショートプログラムではリスキーなジャンプは跳ばない。でも、浅田真央の持ち味はジャンプ。このオリンピックで信念を持ってトリプルアクセルを跳んできた。そして成功した。
演技が終わって、ピョンと跳び上がって喜ぶ浅田真央。無事ショートプログラムを乗り切って本当に良かった。
真央が73.78点という高得点を出し、直後のキム・ヨナには大きなプレッシャーだったと思う。しかし、ヨナも完璧な演技をした。何という精神力の持ち主だろう。点数は78.50点、真央を4.72点リードした。共にほぼ完璧に演じて、5点近い差がついたのは実力の差ではなく、現在の採点方法を研究した上の演出力の差だと思う。その辺の部分は、あさっての結果が出てから分析してみることにしたい。
26日のフリーの最終組滑走順は、安藤美姫は20番目で1時13分、キム・ヨナは21番目で1時21分、浅田真央は22番目で1時29分となった。
昨日、ショートで首位と5点以内なら真央はフリーで逆転可能と書いたが、完璧に滑っての4.72点差は正直厳しい。今日のヨナを見てフリーでの失敗の可能性は相当低いと認めざるを得ない。ヨナがほぼミスなく滑れば、直後に滑る真央がヨナを5点以上上回るのは不可能だ。
しかし、何が起こるかわからないのがオリンピック。とにかく真央は金メダルを意識せず、フリー曲ラフマニノフの『鐘』を精一杯演じきってほしい。
でもフリーに強い真央ちゃんに、何としても頑張ってもらいたいものです。明日の午後には結果が出ているはずですが、リアルタイムで見られないのが残念です。こっそり携帯でチェックしてるかもしれませんが、ドキドキの一日になりそうです。