転勤族のいばらきブログ

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柏原竜二 有言実行! 

2012-01-02 18:30:16 | スポーツ全般
新春恒例の第88回箱根駅伝は2日、往路(5区間108・0キロ)が行われ、東洋大が5時間24分45秒の往路新記録で優勝し、往路4連覇となった。

昨年までの往路3連覇は5区で柏原竜二が逆転したものだが、今年は東洋大が2区でトップに立つと、4区の1年生・田口は区間賞の快走。トップで山上りの5区柏原にタスキを渡した。

昨年までと異なる一人旅の展開だったが、“山の神”柏原は、5区を1時間16分39秒で自身の区間記録を29秒更新。2区早大に5分7秒差をつけ往路優勝した。



柏原君はスポーツマンらしくない可愛らしい顔立ちだが、有言実行で区間新記録を更新してしまうのだから凄い。5区の1時間16分39秒は区間2位の記録を3分近く離している。当分破られそうもない大記録だろう。4年間全て区間賞、うち区間新記録3回。この精神力、自己管理能力は大人も見習うところが多そうだ。


柏原竜二は今春富士通に入社するが、今の男子マラソン界の状況はお寒いばかりだ。世界レベルは2時間3分なのに、日本は先日の福岡国際マラソンでは2時間10分も切れないでもがいている。大学駅伝はこれだけ盛り上がって、レベルも上がっているのに、マラソンの日本人選手の記録は30年前頃の瀬古、中山、宗兄弟、谷口、森下の時代から少しも進歩していない。

この前の福岡国際マラソンでも5km15分5秒ペースという、おかしなペースメーカーをつけていた。このペースでゴールしても2時間7分17秒だ。最初から世界と戦うのをあきらめているとしか思えない。ちなみに、5km14分40秒ペースで、ゴールは2時間3分46秒だ。今の世界記録は2時間3分38秒である。


柏原竜二には今の日本マラソン界の停滞をぶち破る走りを見せてほしい。そのためには、今の日本のマラソンの常識、習慣に捉われてはダメだ。5km14分30秒ペースで押し切るのが、ケニア、エチオピアらアフリカ勢のマラソンの世界標準。最初から柏原竜二は2時間3分を狙うトレーニングをしてほしい。



柏原竜二には北島康介と同じ匂いがする。4年後のオリンピックを期待したい。







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