ズワイガニ漁解禁

日本海の冬の味覚・ズワイガニ漁が６日解禁された。県内では、鳥取市青谷町約３０キロ沖で操業した１１隻のうち１０隻が網代漁港（岩美町）に帰港、松葉ガニ１０３８キロ、親ガニ７７７５キロが水揚げされ、さっそく初競りが行われた。

午後３時に始まった初競りでは、県漁協の職員が威勢のいいかけ声で仕切り、仲買人が次々と落札した。競り落とされたカニは市内のスーパーや北陸方面に出荷された。最高価格は、松葉ガニ１枚１万６５００円（昨年２万円）、親ガニ１箱１５枚入りで２万円（昨年は２０枚入り４万円）。不景気を反映し、昨年に比べ安値だった。

県漁協網代港支所によると、水揚げ量は初日としてはまずまずという。ただ、エチゼンクラゲの大量発生に悩まされたといい、浜納栄治・同支所指導課長は「クラゲ対策を施した特別な網を使っているが、それでも、ひと網にエチゼンクラゲが５００キロも入った。今後の操業が心配だ」と話していた。

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ズワイガニ漁が解禁されました。

今年も、鳥取のカニが楽しみです。