エンベディッド・バリュー(以下、「EV」)は、生命保険会社の企業価値・業績評価指標の一つであり、貸借対照表に基づく「修正純資産」と、保有契約から見込まれる将来のキャッシュ・フロー等に基づく「保有契約の将来利益現価」の合計として計算されます。
出所:ライフネット生命
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生保株を買ったことはないのですが、パターン学習として、記憶しておきたいと思います。
生保株の株価は、生保会社の保有株の動向とエンベディッド・バリューによって決定されると考えられます。
金利が高いほど、エンベディッド・バリューとの関係から、株価が高くなります。
一方で、金利が高すぎると、保有株の株価が下がりますので、エンベディッド・バリューの効果が相殺されると考えられます。
実際、2013年4月の一回目の日銀異次元緩和では、長期金利が下がり、ほとんどの株が急騰する中、生保株は逆行安しました。
2014年10月の二回目の追加緩和では、長期金利が十分下がった状況で行われましたので、逆行安はしませんでした。
今年1月末頃から、期待インフレ率が上昇し、長期金利が底を打つと、生保株は上昇を始めました。
理論通りの動きだと思います。
生保株をこれから買うことはありませんので、今回はご縁がなかったのですが、今後数十年の間に、今回のような金利の変化に遭遇することがあれば、生保株に注目し、生保株を買っていくこともあるかもしれませんね。
第一生命の株価チャート↓
出所:ライフネット生命
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生保株を買ったことはないのですが、パターン学習として、記憶しておきたいと思います。
生保株の株価は、生保会社の保有株の動向とエンベディッド・バリューによって決定されると考えられます。
金利が高いほど、エンベディッド・バリューとの関係から、株価が高くなります。
一方で、金利が高すぎると、保有株の株価が下がりますので、エンベディッド・バリューの効果が相殺されると考えられます。
実際、2013年4月の一回目の日銀異次元緩和では、長期金利が下がり、ほとんどの株が急騰する中、生保株は逆行安しました。
2014年10月の二回目の追加緩和では、長期金利が十分下がった状況で行われましたので、逆行安はしませんでした。
今年1月末頃から、期待インフレ率が上昇し、長期金利が底を打つと、生保株は上昇を始めました。
理論通りの動きだと思います。
生保株をこれから買うことはありませんので、今回はご縁がなかったのですが、今後数十年の間に、今回のような金利の変化に遭遇することがあれば、生保株に注目し、生保株を買っていくこともあるかもしれませんね。
第一生命の株価チャート↓