ふかよんライフスタイルファンド日記Ⅱ

生活・仕事・遊びのポートフォリオを重視し、ライフスタイルの「運用」を考えていきます。

日経新聞 大機小機 カトー氏 グッジョブ!

2014-11-02 07:51:17 | Weblog
日銀の追加緩和に対するメディアの反応ですが、海外メディアが好意的で、日本メディアが批判的って、はあーー?

日本は20年もデフレが続いてきて、ようやくデフレ脱却、経済の正常化へ向かうチャンスなのに、デフレの方がいいとでも言うのでしょうか?

○【ブルームバーグ】日銀の追加緩和は金融市場への衝撃を意図、狙いは成功-社説
×【朝日】(社説)日銀追加緩和 目標に無理はないか
×【毎日】社説:日銀の追加緩和 泥沼化のリスク高まる

意外?だったのが【日経】のマトモな社説。

【日経】異次元の追加緩和に政府も応えよ

さらに、昨日の【日経】 ”大機小機” カトー氏「金融政策の役割は終わらず」は秀逸でしたね。

”消費増税以降、アベノミクスへの風当たりが強くなっている。なかには金融政策に効果がなかったという意見がある。データを素直に見る限り、信じられない話だ。

(中略)

金融緩和を続けているのに物価が上がり続けないのはおかしいという意見もあるが、これは消費増税が影響している。内閣府の試算では増税直後の14年4~6月期の需給ギャップはマイナス2.2%と再び不況と言える水準まで下がった。デフレ再燃も懸念される。

(中略)

ここから何をすべきか。第一に、消費増税はデフレ脱却をうたうアベノミクスと逆行している。消費増税は財政再建に貢献するどころか、増税の前提である経済成長率を引き下げている。政府は再増税を延期すべきだろう。第二にインフレ率2%の目標を2年程度で達成することは困難になりつつある。このままではせっかくのアベノミクスは頓挫し日本経済は停滞に逆戻りしてしまう。

こうしてみると今回の日銀の追加緩和決定はまったくもって正しい。金融政策の役割は終わっていない。”

(カトー)
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