クルーグマン＆日銀追加緩和

昨日午前、Hitachi Innovation Forum 2014 TOKYO ＠ 東京国際フォーラム、クルーグマン教授の「日本経済の展望とグローバル経済の動向」を聴きに行きました。

これまで消費税増税に反対してきたという発言はありましたが、「日本経済は消費税10%で完全に終わります」や、「来年の消費税増税に反対！延期せよ！」の発言はありませんでした。

最後に、政策イノベーションをやったアベノミクスを称賛し、さらなる政策イノベーションが重要と言われました。

奇しくも、午後、金融政策イノベーションが見られたのですが、その時、私は全く想像できませんでした。

クルーグマン教授の特別講演を１時間聴いて会場を後にしたので、それでは、フリーランチが過ぎると思うので、日立の音声認識技術に感銘を受けたことを記しておきます。

通訳の人が話す言葉を、テキストでスクリーンにリアルタイムで表記されたのですが、タイムラグが短く、とても正確でした。使える技術です。

午後、サプライズの日銀追加緩和、全く予想していませんでしたので、本当にサプライズでした。

私は９月に追加緩和の強い予感があり、見事なハズシぶりでしたが、また昨日もハズシました。

ダメダメな消費税増税決定後に、経済指標悪化、物価目標達成困難となり、日銀追加緩和となる展開を私は予想していました。

追加緩和の決定、薄氷の５対４でしたが、デフレ脱却へ大きく前進したと言えるでしょう。

日本は変わろうとしています。