ふかよんライフスタイルファンド日記Ⅱ

生活・仕事・遊びのポートフォリオを重視し、ライフスタイルの「運用」を考えていきます。

為末400メートル障害優勝

2008-06-28 03:44:11 | Weblog
陸上・日本選手権:男子400メートル障害、為末選手が両ふくらはぎなどに故障を抱え、今年3月末から約1カ月半練習ができず、前日の予選では組では1位ですが記録9位の8番目での決勝進出決定ということもあり、成迫選手の優勝を予想していたので、為末選手の優勝のニュースには驚きでした。

為末選手の底力は本当に素晴らしいものでしたが、優勝タイムがそれほどいいわけではないのに、成迫選手はいったいどうして勝てなかったのか、そちらの方にも非常に興味があります。

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「侍」為末400メートル障害制す/陸上
6月27日23時46分配信 日刊スポーツ

<陸上・日本選手権:男子400メートル障害>◇決勝◇2日目◇27日◇川崎市等々力陸上競技場

為末大(APF)が「侍ハードラー」の意地で優勝を飾った。前日の予選は最下位通過、今季は不振が伝えられてきたが、決勝レースでは驚異的な粘り。前半から積極的に飛ばすと、成迫健児(ミズノ)をかわしてゴールに飛びこんだ。前夜は緊張から眠れなかったというが、本番では「想像以上に走れた」。世界陸上では2個の銅メダルに輝いているが、過去2度の五輪はともに風に泣いた。3度目の五輪で「侍」の走りを見せる。

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毎日.jp
陸上:「ありえない力が出た。自分でもびっくり」 為末

激戦を制しガッツポーズする為末=川崎市の等々力陸上競技場で2008年6月27日、梅村直承撮影 レース直前まで両ふくらはぎの痛みに苦しんだ男に、まさかあんな力があったとは。為末はスタートから飛ばし、一度も先頭を譲らなかった。「ありえない力が出た。自分でもびっくり」。何度も両手の拳を突き上げて、感激に浸った。

前日の予選のタイムは、決勝進出8人の中で一番下。五輪代表入りを考え「負けても2着は確保しよう」と安全策を考えた。だが、先行逃げ切りで世界選手権のメダルを2度つかんだ勝負師の血が許さなかった。「声援が聞こえたら、気持ちがかき立てられて、精神的なロックがはずれた」。無意識に野性味のある走りを演じた。

春先にふくらはぎを痛め、4、5月ごろは全く走れない時期も。本当に五輪を狙えるのか悩みながら、「苦しい時に逃げるか戦うか。ならば戦おう」と、できる限りの練習を重ねた。予選を終え決勝を控えた夜は一睡もできなかったが「高校以来の緊張。勝負より、今の力を出したいという気持ちになれた」。最後まであきらめない前向きさが、大きな力を生んだ。

シドニー五輪は予選で転倒。アテネ五輪は準決勝敗退。五輪の決勝進出やメダルは長年の目標でもある。「今年は意外なことが起きる年かも。メダルも狙ってやるだけのことをやりたい」と、新たな意欲をかきたてた。
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