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ふかよんライフスタイルファンド日記Ⅱ

生活・仕事・遊びのポートフォリオを重視し、ライフスタイルの「運用」を考えていきます。

「一人っ子政策」

2006-02-03 23:54:39 | Weblog
1人っ子政策続く中国 男女出生比偏り深刻化 男児、152万人多く

 【北京2日傍示文昭】人口抑制のため一夫婦の子どもを一人に制限する「一人っ子政策」を維持する中国で、男女の出生比率の偏りが深刻化している。中国紙の法制日報によると、二十年以上にわたり出生人口の男女比が拡大し、二〇〇四年は男児が女児より百五十二万人多く出生した。専門家は「二〇年には二十―四十五歳の男性が女性より三千万人多くなる」と指摘しており、中国国内では医学的に不必要な性別鑑定や妊娠中絶を刑法で罰すべきだとの声が高まっている。

(西日本新聞)
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一人っ子政策では、将来の家の経済力が高くなる期待値が大きい男の子を生みたいと思うのでしょう。

以前から中国の男女の出生比率の違いが気になっていました。自然に生まれれば、1:1の男女比に近づくはずだからです。そうはなっていなかったので。

妊娠中絶だけでなく、女の子が生まれたら間引くこともあるかもしれないというのは、想像しすぎでしょうか?

男の子の中でも様々な能力が非常に異なるわけでして、男の子であれば将来ハッピーと約束されているわけではないと思うのですが、中国は女性よりも男性の方が「稼げる」社会なのでしょう。労働力としての期待値だけに重きが置かれて、このような出生比率になっているのです。

中国の大陸部が1次産業が中心の経済だからでもあるのでしょう。また、親が子供と一緒に仕事したり、経済的に依存する家族単位の経済だからなのでしょうか。
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