採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

レコードプレーヤー復活

2014-06-21 | +食べるもの以外

アンプを設置し、TVを新調したのに続き、更にオーディオ周りが充実してきています。

何と、ダンナサマのレコードプレーヤーが約15年ぶりに復活!
 

TRIO_KP-800

こちら、ダンナサマが青年時代に買ったレコードプレーヤー。
どこかが故障して、ここ15年くらい動かないままでホコリをかぶっていました。
ダンナサマのお母さんの家を整理しつつある際に再発見。
「修理するか、そうでないなら、この機械とレコード、全部処分する?」と聞くと「捨てちゃだめぇ~」ですって。 

TRIO_KP-800

TRIO(現ケンウッド)のKP-800という機種です。
ネットで「KP-800 修理」で検索してみると、修理屋さんがあるではありませんか!(私が検索してグズグズしているダンナサマに教えてあげた)

すごーい。
ネットって本当に便利。
 

TRIO_KP-800

大型のものなので梱包に一苦労。
フランケンシュタインの怪物みたいなツギハギ段ボールに何とか詰め、ゆうパックで発送しました。
(箱を作ったのは私。ダンナサマにはこういう大胆かつザツなことは出来ない。カッターの扱いもなんだか危なっかしいし・・・)
 

TRIO_KP-800

そして先日、15年以上も懸案事項だったのに、あっというまに無事治って帰ってきました。

わお~。
久々に見るレコードプレーヤーだ~。

無音で、すっ、と動くところといい、精密機械って感じでカッコイイです。 
あと、レコードって裏返すものだった、というのを久々に思い出しました。
(CDが出たてのころは、裏返さないんだ~と驚いたものでしたが) 

TRIO_KP-800

ダンナサマのコレクションのレコードも我が家に搬入。こんな珍しいレコードも。
ヨーゼフ・ヨアヒム(1831-1907)、サラサーテ(1844-1908)、ウジェーヌ・イザイ(1858-1931)による1903年(!)頃の音源です。
古いラジオから流れてくるような、よろよろした音だけれど、何ともいえない風情があります。 


我が家にはちゃんとしたCDプレーヤーがなくて、DVDプレーヤーをアンプにつなげて音楽を聴いている状態でした。
そのせいかどうか、CDの音楽より、レコードの方がくっきりきめ細かい、いい音に感じます。


先日帰宅したダンナサマに、「ごはんにする? お風呂?」と聞いたところ、
「うふ~、それよりも、TVにする? 音楽にする? って聞いてよ~☆」 と返されてしまいました。

どうやらどちらもお気に入りの模様。



■参考情報
アンプ修理センター
今回お世話になったところ。福岡県でオーディオ機器を修理していらっしゃる方のHPです。
「KP-800 修理」 で検索したところ、過去の修理履歴がヒットしました。助かりました。 

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桑の実2014:収穫なし・・・

2014-06-20 | +ベリー類(ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリー、桑、ぐみ、ユスラウメ)

6月に入ってから、4日までは猛暑で、その後丸一週間は大雨又は雨という天気でした。
5月末からニンニクの収穫を始めたものの、植え付けの量が多かったし雨に降られてしまってなかなか終わりません。
おまけに、週末は2回(7~8日と13~15日)連続で出かけてしまいました。

で、例年ならば6月初旬に摘んでいる桑の実なのですが、ようやく行けたのが、6月15日。
とはいえ、下旬までは確か実が残っていたはず。

 

桑の実

と思ったら。
 

桑の実

全ての実はスッカラカンで、残っているのは白くて固くなった病気の実ばかり。 

桑の実

桑並木のどの木を見上げてみても、パラパラとまばらにしか実がついていません。

桑の実

地面を見てみると、こんな感じ。
例年は、もっとびたびたに実が落ちて黒くなっているのですが、落ちた痕跡も薄らいでいます。
かなり前に落ちきってしまったということ? 


結局、一粒味見しただけで、今年の収穫は終わりとなりました。
しゅーん。


今年は熟すのが早かったのかなあ・・。
豪雨の最中に、かなり強烈な暴風雨があったから、その時落ちたんだろうか。
5月下旬、一度見に来たときは、まだ大丈夫そうだったのに。

誰かに頼まれた訳ではないけれど、摘んでジャムにするのが恒例だったので、残念です。
来年を楽しみにしよう。

そうだ、ブルーベリーを摘みに行こうかな。
ブルーベリーなら旬ははじまったばかりだし。

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Myキクラゲの木が・・・

2014-06-19 | +きのこ

今年の春は、雨がちっとも降らず、きのこ類は全然ダメでした。
アミガサタケは一度も見かけず仕舞い。
そしてキクラゲも摘むほどではないかな、という生え具合。
 

キクラゲ

5月22日の様子です。
以前より生えている範囲が広がったのはいいのですが、雨不足で成長しきらない状態でした。

キクラゲ

キクラゲはともかく、心配なのはこちら。
以前はさほど目立たなかったこのキノコが、胸の高さくらいまで、ずらっと生え広がっています。
この木、具合悪いのかな・・・。 


6月、梅雨入り直後からの豪雨で、ニンニク収穫に追われていました。
収穫も一段落し、空に晴れ間が出たとき、ふと、キクラゲのことを思い出しました。

そうだ、雨といえばキクラゲだったんじゃん!
あんなに降り続いて、もうビロビロに伸びきってしまったかもしれないけれど、ちょっと見に行ってみよう。
雨の最中に行ってみればよかったなあ、もう。



と行ってみたら・・・ 

キクラゲ

え! 

えええええ! 
木がなくなってる! 

キクラゲ

えーん!

駆け寄ってみると、根元にキクラゲの痕跡がちょっぴり。 

キクラゲ

いじましく、残骸をちょっと拾ってみたりしましたが・・・・。 


確かに春見たとき、悪い菌におかされかけているのかなー、大丈夫かなーという様子でしたが、まさかこんなすぐに切り倒されてしまうなんて。

せめて前日の雨のうちに見に行っておけば・・・ 
いやでも、おがくずの少なさから言って、切り倒されたのは大分前か?
まだ倒れる程の状態ではなかっただろうに、もう切っちゃうなんて・・・。こんな時だけ仕事が早すぎるよ、○○市!

色々考えますが、今更どうしようもないです。

あーあ。
折角自力でみつけたキMyキクラゲの木だったのにな。
次の木、見つかるといいのだけれど。 

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マイタケ2014:原木伏せ込み

2014-06-18 | +きのこ原木栽培(マイタケ等)

3月初旬、父と一緒にマイタケの原木作りを那須でやってきました。
シイタケはコマを打ち込むというものですが、マイタケは丸太をオイル缶でぐつぐつ煮て煮沸消毒し、そこに種菌(おがくず)をまぶして袋詰めしておく、というもの。
一日中たき火しっぱなし、という豪勢な作業です。

その原木は、うまくマイタケ菌が生育してくれれば、初夏には土の中に埋め込みます。
ただし雑菌もはびこり易く、なかなか簡単にはいきません。

昨年は父に任せてしまいましたが、今年は私も伏せ込みにチャレンジしてみることにしました。
 

maitake

袋詰め状態のマイタケ原木。
半透明の袋ごしにも、色が違うのが分かるかと思います。 

maitake

黒っぽく見えたのは、じつは青カビ。
飴色混じりの白が、マイタケ菌がちゃんと育っているもの。
同じ袋の中なのに、1本はカビカビ、1本は白いというものもあります。

maitake

こちらがいい例。
カマンベールチーズのように、白くぷりんと固い菌糸が盛り上がっており、ところどころ(というかだいぶ)黄色みを帯びています。 
本来なら全部真っ白になるようなのですが、樹皮部分にはあまり菌糸が回りませんでした。
煮沸不足でしょうか?
(ご存知の方教えて下さい) 

maitake

こちらがカビ。
ある種のチーズのように、パフパフの状態。
持ち上げるだけで粉が舞い、結核がなおりそうなほど。 

maitake

思いついたことが。
チーズのカビは取り除けば大丈夫というし(お餅は取り除いてもダメらしいですね。私は食べちゃいますが)、洗ってみることにしました。

ダメでもともと!
ワシワシ洗えば、中の方のマイタケ菌は大丈夫かも? 

maitake

タワシでこする覚悟でいましたが、ホースの水をシャワー状にして強めにかけただけで、あらびっくり、こんなに綺麗!

maitake

これら全て、カビカビだったもの。
外見上は、すごく綺麗になってしまいました。

この後土の中に埋め込みます。 

maitake

原木の高さよりやや深い穴を掘り、なるべくきっちり並べていきます。

maitake

袋の中に3本入れたものは、こんな風に固まって菌糸が育っているものもありました。
これはバラさないように並べてみました。

maitake

状態のよいものと、カビ出身のもの、別の穴に伏せ込みます。

こちらは状態のよいもの。 

maitake

こちらはカビ出身。
心なしか、細い丸太にカビカビが多いようです。
細い方が芯までしっかり煮沸できてよさそうに思っていましたが・・・。

maitake

いい方。

maitake

カビ出身。
やはり木口の菌糸の盛り上がりなどがありません。 ダメかな?やっぱ?

maitake

土をかぶせます。
こちらはいい方。
フキが茂っていたところを掘り返しました。 

maitake

こちらはカビカビの方。
桜の木の裏を掘りました。大きな岩が出てきて、やや水はけが悪いかも。
今回埋めたところの左側は、昨年「ちょっとカビ」 の原木を埋めたところ。
どちらからでもいいから、何か出るといいなー。 

maitake

仕上げに枯れ葉のおふとんを。
赤ちゃんみたいに大事にされていますよ。 

maitake

カビカビの方にもおふとんを。
残ったマイタケ菌達で力をあわせ、カビやら雑菌に打ち勝っておくれ~。


マイタケの発生は9月下旬からだそうです。
昨年は秋の天候不順のせいかどうか、結局どこからも出ませんでした。
今年は出るといいな。

私としては、カビを洗ったものから出るかどうかが楽しみです。



====================
■マイタケ関連記事
(1)マイタケ植菌奮闘記(父が作業) 2009年3月
(2)2009年10月 初のマイタケ発生
(3)2010年 記録なし。猛暑乾燥の夏で発生しなかったのかな?
(4)2011年10月12日(うちに届いた日) 巨大マイタケ発生! 1.4kgもありました。 
(5)2012年10月8日(うちに届いた日)  今年も大きいです。 1.0kg。 
(6)マイタケ2013:原木づくり2013
(7)マイタケ2013:マイタケ菌苦戦
カビが・・・。
(8)マイタケ2013:伏せ込み(by父) 
 成功率は低いですが、カマンベールチーズのように真っ白にマイタケ菌が育ったものがいくつもありました。
でもこの時の秋のマイタケの発生はなし(無念)。
雨などの条件が悪かったのだと思っているのですが・・・。
(9)マイタケ2014:原木作り
(10)マイタケ2014:伏せ込み
(11)マイタケ2014:巨大マイタケ発生! 
2013年に伏せ込んだ場所から、2.7キロの巨大マイタケが出てきました。  
(12)マイタケ2015:三箇所から発生
2013年と2014年に伏せ込んだ場所、あわせて3箇所から多数出てきました。
計量しそびれましたが、全部で4キロ以上とれたのではないかと思います。  

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那須のフレッシュチーズ

2014-06-17 | +乳製品・肉・魚・卵

マイタケの伏せ込みに那須に行った折、スーパーで美味しいチーズをみつけましたのでご紹介します。
(父がダンナサマへのおみやげに、と買ってくれました)
 

那須高原今牧場のチーズ

那須高原今牧場 というところのフレッシュチーズです。

左:朝日岳

生山羊乳のフレッシュチーズで、塩も入っていないようです。
とてもさっぱり。
これを自分で乾燥・熟成させたらどうなるかしら?と想像してしまいますが、美味しいのですぐ食べてしまいます。

右:ゆきやなぎ(塩入り)

生乳と塩で作ったフレッシュチーズ。
リコッタみたいな感じだけれど、ぷりん、としています。
塩味を感じるほどの塩辛さではなく、クラッカーやパンに添えて食べるのに丁度いい味です。
蜂蜜を垂らしても美味しかったです。
塩なしの「ゆきやなぎ」もあるようです。こちらはもっとお菓子みたいなのかな。蜂蜜とより合いそうです。次の機会に買ってみたいです。


那須ではいつも、ありあわせのものをガシガシ食べて、あとは木工やマイタケ原木作りなどの作業にいそしむ、というハードな合宿生活で、美食方面は探求していませんでした。
でもこんな美味しいチーズが近所で手に入るなんて☆(ちょっと高いけど・・・)

山羊のフレッシュチーズは、ヨーロッパに行かないと食べられないものかと思っていましたが、日本の酪農家もすごく頑張っているようで、嬉しいことです。
あとは、みんなで買い支えていかないと。



(業務連絡)
お母さんへ:今度トースターを持って一緒に那須にどうですか。美味しいチーズがありますよ。

お父さんへ:今回はご馳走様でした。
他にもまだ種類があるようですし、2つくらいずつ、お母さんへのおみやげに買っていったらきっと株が上がりますよ。

■参考情報
那須高原 今牧場 ネットショップ

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薄型TV

2014-06-16 | +食べるもの以外

とある日曜日、のんびりTVを見ていたら、突然バシッと音がして画面が真っ暗になりました。
 

ブラウン管テレビ

壊れたのはこのブラウン管テレビ。
地デジ化の際も、壊れるまではコレを使えばいいよね、と買い換えずにいましたが、 とうとうその日が来ました。

ブラウン管テレビ

SONYの KV-25ST12 という機種でした。

ブラウン管テレビ

なんと、1999年製。
そうか、前世紀か・・・・・。

これは私が独身時代に買ったもので、15年間に、2回の引越と東日本大震災と地デジ化をのりこえてきました。
 

ブラウン管テレビ

2011年3月11日の地震の際は丁度買い物に出ており、帰宅してみたらこんな状態。
これでお陀仏か・・と思ったのですがどこも壊れていなくて、なーんだ、買い換えは延期か~(ちぇ)、と思ったのでした。

あれから更に3年。
まあよくもってくれました。  


故障後、しばらくTVのない日々。
最初は、あー、うー、間が持たないーという感じでしたが、
久々にダンナサマのコレクションの音楽CDをかけたり、夫婦の会話を復活させたりしていました。

あと、TVがないと、ダンナサマ担当の夕食の後片付けがはかどるということが判明。
(ダンナサマはTVがついていると、例え何百回も見た健康食品のCMですら、ぴくりともせずに集中して視るタイプ)
TVなしも結構いいもんだな、と思っていたところではありますが、新しいのを買うことにしました。

薄型プラズマテレビ

選んだのはこちら。
パナソニック「ビエラ」のTH-P55GT60というもので、何とこの時代にプラズマTVです。
プラズマTVって(液晶TVに押されて)2年ほど前に製造中止になったのだとか?
電気屋さんを(2件だけですが)まわって、わざわざ捜しました。

主体的に捜したのはダンナサマ。
私は何でもよかったし、液晶とプラズマの違いも実はよく分かっていないのですが、

「次に買うときは液晶しかないから、プラズマは今しか買えないよ。
ブラウン管、プラズマ、液晶、と3種類体験出来ることになるよ」
というダンナサマの言葉。
「そうか~。失われゆく技術に敬意を表するのもいいかもね・・」と懐古趣味にほだされてしまいました。 

店頭展示品で、すごく安くなっていたのも決め手の一つ。
(記憶が定かではありませんが、壊れたブラウン管TVを買った時と同じくらいの値段かも)

サイズは、電気屋さんで色々並べて見ると、まあこんなものかな?という大きさ。
何しろ店頭在庫だし、他に選べないです。
大雨でもあったし、大きくて重いので後日配達してもらうことにしました。

配達当日は私は留守にしており(マイタケ原木の伏せ込みに那須へ)、ダンナサマが対応。
私はセッティングされている部屋に戻るのを楽しみにしていました。 
 

薄型プラズマテレビ

部屋に入ると、どいーんと巨大なTVが。
うおお。
大きい~。 
特に、これまでのTV台にのせているので、どいん(画面)+ちんまり(台)、という組み合わせが妙です。 

薄型プラズマテレビ

でもまあ、薄いことは薄いです。


これまでの画面に比べると、面積はおそらく4倍近いのでは?
部屋の中でとても目立ちます。

Fujika:「お、大きすぎたことない?」
ダンナサマ:「そうでもないんじゃない?」

とダンナサマは平気そう。
(折角TVなし生活に慣れてきたのに)「画質もチェックしなきゃ☆」とダンナサマが言うもので、いろいろ見てしまいました。

感想は
・車を直す番組(『名車再生』)が好きでよく見るのだけれど、ネジや部品のひとつひとつがクッキリ綺麗
・(ベネツィアの)町や海の風景が、広々。行きたくなる。
・絵画を紹介するシーンでは、詳細までくっきりよく見える
 (実物を見に行くよりも、(近くで撮影しているし)明瞭なくらいかも?)
・番組表画面にすると、画面がでかいので当然文字も大きくて読みやすくて助かる(近眼なので)。
・映画も、かなりの迫力。
 『インセプション』を見たけれど、ブラウン管のときは気づかなかった細部がよく見えた。
 (無重力状態で球形の水滴(血)がぷかぷかしているところとか)
・それにしても、それほど大きくない部屋にこんな大きなTVで、なんかTV漬けの人達みたいで少々恥ずかしいような・・・・。
(『傷だらけの天使達』の四畳半にダブルベッド、というエピソードが思い起こされるのだけれど、分かる方いらっしゃるかしら?)

でもまあ映画鑑賞はダンナサマの数少ない趣味の一つでもあるし、ダンナサマが気に入っているならいいかなと思います。

大きなTVに合うようなTV台は、これから作る予定。
蕎麦屋の出前泥縄式(KOHさんとダンナサマに指摘されました。修正感謝です)) 



追記:
その後、TV周辺の改修結構がんばりました。
(1)TVを壁掛けに
(2)オーディオ機器棚の製作 

コメント (2)
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リフォームで解体した扉で棚 DIY wall unit

2014-06-12 | +自宅 家具等製作・改良


 

リフォームで壊した押入

昨年の夏、セルフリフォームで押入や壁を壊し、二部屋をつなげました(リフォームの記事はこちら。下の方に全記事のリストがあります)。
リフォームに伴って、扉が不要になりましたが、それらをとっておきました。
(この写真の折れ戸4枚、あともう一箇所のモノ入れから2枚) 
幅40cm、長さ180cmくらいのサイズです。 

通販の棚

どう使おうかな~と思ってしばらく保留にしてありましたが、とある通販雑誌を見てひらめきました。

あの折れ戸を棚柱(側面の板)にして、バッテンの斜交いをつければ、棚が出来るはず! 

棚作り

という訳でダンナサマが出張の隙に施工。
(昨年9月頃のことです)
棚の横幅は、ホームセンターにある板をそのまま使える幅(91cm)にしました。
バッテンの斜交いは、別の組み立て式棚用にバラ売りされているものを購入。 

棚作り 今回工夫したのがこの耐震装置(?)。
棚の後端をしっかり固定するのが転倒防止のコツだそうで、リフォームで出た廃材と、買ってきた細長い木材で作りました。 
木製くさびも使い、かなりガッチリ固めました。
2015.06.16追記:類似の耐震方法のDIY例をみつけました。 
棚作り

もうひとつ工夫したのが、板(扉だったもの)に紙製のメジャーを両面テープで貼り付けたこと。
棚板用のダボ穴を沢山あける際、これがすごく役立ちました。
(工作精度がもともとないため、この程度でいいのです・・) 

棚作り

しかしこの工夫が仇に。
紙両面テープだからか、剥がしたくても剥がせません。 

棚作り

無理に剥がすとこんな風に跡が・・・。
うがががが。
これを剥がすのに、消しゴムやらガムテープやら総動員。

棚作り

結局、ドライヤーで温めながら剥がすと綺麗に剥がれるということが分かりました。
すごい助かった・・・。
30m以上もの破れた残骸を、シール剥がしスプレーでで全部こするかと思うと泣きそうでした。
この棚作りで一番くじけそうになった瞬間でした。 

棚作り 4区画あるうちの1区画は、当面着る服を置く場所に。
上段はジャケット類を吊し、下段は引き出しを作って畳むものを入れました。
棚作り 前板を側板より幅狭くし、側面のカドを切り欠くのというスタイルはイケアを参考にしました。
中がちょっと見えるのと、前板のどこに手をかけても引き出せるのでとてもいいです。 
棚作り 棚上部の空間にはカラーボックスを並べました。
上に変なものが突き出ているのは・・ 
棚作り

えーと、こういう風にカーテンを吊すためのものです。(今年の春、ミシンの神様が降臨してカーテンを縫いました

ジャケットの肩が飛び出しているのでカーテンを棚の数センチ手前に吊す必要があり、また天井がコンクリートなのでネジ止め出来ないための苦肉の策です。

上につき出しているブツは、スプレーペンキで白く塗ろうかと考えています。
またはカーテンレールを超強力両面テープで天井に貼るという手もあるか・・? 
こういう、美観に関わるところは頭がうまく働きません・・。 


私が独力で作った棚なのでとても信用できず、最初のうちは見ているだけでも崩壊しそうな気がして心配で空っぽの棚を見守るばかり。
でも、その後のちょっとした地震でも倒れずに、無事に立っています。
ものを入れても大丈夫みたい。 

そうこうするうちに、一部未完成のうちにDIYの神様がどこかへ行ってしまい、なし崩し的に使い始めてしまいました。
(なので、「完成!」という写真がない)


かなり巨大な収納空間が生まれたはずなのですが、空っぽの棚がある割りには、部屋がごっちゃりのまま・・。

片付かないのは、収納スペースが少ないのが理由ではなく、モノの帰る場所がちゃんと決まっていないせいのようです。



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ニンニク2014:ぬかるみで収穫

2014-06-11 | +ニンニク

先週末の豪雨はすごかったですね。
高速道路の中央道が一時不通になる程。
その前までは真夏のような日照りだったのに、一転して激しい雨で、その後今週になっても雨続きです。

我が家のニンニク、収穫のタイミングなのですが、こんな大雨で難航しています。
 

ニンニク収穫

葉っぱが黄色くなってきて、もうそろそろ収穫のタイミングです。
本来は、晴れ続きのタイミングで収穫すべきなのだそうですが、この状態で雨に降られると、(三つ編みに大切な)葉っぱが腐ってしまう恐れがあります。
保存性の点などでどうなるかは分かりませんが、天気にかかわらず収穫を急ぎます。 

ニンニク収穫

ところが、農道を挟んだ反対側の芝畑は、水を満々と湛えたプール状態。
(レンズが汚れて写真が曇っていてすみません) 

ニンニク収穫

さて収穫に、と畑に足を踏み入れてみると
長靴がずっぽり。

うう、やっぱり。
うちの畑は元田んぼなので、大雨が降るといつもこうなのです。
(なので普通は雨直後には畑作業はしない) 

ニンニク収穫

普段ならスタスタ歩けるところを、ぐっちょらぐっちょら、長靴とニンニクを引き抜きながら、ようやく進むような状態です(一度バランスを崩して危なかった)。

泥になってしまってからマルチを剥がすのは大変!雨前に、予め剥がしておく方がいいです。 

ニンニク収穫

軍手はむしろ泥を蔓延させるので、素手で作業。
で、小さいスコップを片手に掘り出したニンニクは、根っこに泥がみっちょり。

このままではどうしようもありません。 

ニンニク収穫

なので芝畑の水をバケツに汲んで、洗います。(畑に穴を掘るだけで水が溜まる場合はそこで)

例年の収穫だと、ホクホクした土から掘り出し、半日畑で干したあと、軽く土を払って持ち帰ることが出来ます。
本来乾かすべきニンニクを濡らすのは忍びないですが、こういう状況下では仕方ないです。

ニンニク収穫

洗うと根っこも白々と綺麗・・・。

葉っぱも根っこもびしょびしょなので、このまま天日にあててスカッと乾かしたいところですが、この先数日ずっと悪天候の予報・・。ううむ。 

ニンニク収穫

「乾かすならお風呂場の乾燥機能があるじゃん」
というダンナサマの意見で、浴室の衣類乾燥(温風)機能を使います。
(洗濯物ですら単なる室内干しなので存在を忘れかけていました)

ニンニク姫たちはホカホカ・カラリと特等席。 
さすが乾燥機能、扇風機の風をあてるよりも圧倒的によく乾きます。 


お風呂場は、ラーメン屋さんか?というニンニクの匂い。

浴室のプラスチック素材に匂いが染みこまないか心配ではありますが、そもそもはダンナサマの発案だし、私はニンニクを腐らせないためには如何なる犠牲も払う覚悟だし(!)、まあいいかな・・・。

例年、台風が来てベランダからニンニクをとりこんだり、いろいろハプニングがありますが、今年は収穫時点から多難です。

6/11(水)、雨天決行で収穫完了しましたが、根切り、そして茎切り裂きと花茎切除作業がまだまだ沢山あります。


金曜には晴れるのよね、外に干そう!と予報を見直してみると、なんと予報が変わって、晴れ間が出るのは土曜以降ですって。
金曜は曇り一時雨。
ああ。

(この雨が春に一部でも降ってくれればアミガサタケが出たのになぁ、もう)


■メモ
・収穫の際はマルチはない方が作業が早い。
・泥になってしまってからマルチを剥がすのは大変なので、雨の前に予め剥がしておく。
・泥んこの際は軍手はなしで、素手で作業がよい。時々芝畑の水で手を洗う。
・玉部分だけ洗うよりは、茎葉も含めて丸洗いの方がよさそう。
・洗った直後は、玉の部分(花茎のつけ根)に水が溜まっている可能性があるので、玉が上になるように乾かす。
・必要ならば葉をタオルで拭く。
・乾かす際には、スノコに板を打ちつけたものも作ってはみたが、以前KOHさんに教えて頂いた育苗パレットが持ち運びもし易くてとても便利。買い足そうかな。

■参考情報
(1)秋田のあおいさんのブログ 泥だらけのニンニクを洗ったというエピソード



■My畑のニンニク関連記事 
●2011年収穫分
ニンニクの珠芽について
うちの品種は花が咲くのではなく、こぶ状のむかご(珠芽)が出来るタイプだということが分かりました。

収穫とその後の処理
 (この記事)
試行錯誤中。翌年、もっとよい乾燥方法(茎に切り目を入れる)を思いつきました。

三つ編みニンニク

初めて挑戦。可愛くできました。

●2012年収穫分
収穫・乾燥
茎に縦に切り目を入れて干したら、すごく乾きやすくてよかったです。

乾燥方法再考

干し方は、玉を上にして吊すと問題があるということが分かり、玉を下に干すようにやり直しました

珠芽を植えたものの収穫

珠芽からもちゃんとニンニクが出来るということが分かりました。

三つ編みニンニク作り
前年とは玉の配置をちょっと変えてみたりもしました。
かなり力はいるけれど、可愛いものが出来るので好きな作業です。

ニンニク保存

スライスを干してニンニクチップに。また微塵切りをオイル漬けにしました。 
他にも保存方法のアイデアをまとめました。 

●2013年収穫分
4月頃、葉っぱが青々 
小粒の鱗片や珠芽も沢山植えてみました。

収穫とその後の処理

三つ編みニンニク
1回目 7〆  78個  2回目 14〆 128個 3回目 21〆 176個

マルシェで販売 
縁あって多摩川マルシェに参加させて頂き、リボンをつけた三つ編みニンニクを並べてきました。

●2014年収穫分
植え付け

不完全抽台、二次成長
茎の途中を突き破るようにして珠芽が出てくるのは、不完全抽台と呼ぶということが分かりました。
鱗片からモサモサと若い葉が出てくるのは二次成長というそうです。 

島ニンニク(沖縄)収穫 
小粒で皮が赤いニンニクがとれました。

台湾系ニンニク収穫 
小粒で皮が薄い赤のニンニクがとれました。

ぬかるみで全部収穫 
蓮根のようにぬかるみの中で収穫。洗いました。 

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コロンバ

2014-06-10 | +パネットーネ・コロンバ

ウィーンのスーパーで、コロンバという鳩型の菓子パンを見かけました。
パネトーネ(クリスマス菓子)の親戚のようなイタリアのパンで、イースターに食べられるものです。

2種類あって、片方は大きくて大手メーカー(?)の比較的お安い、箱入りのもの、もう片方は小さめでちょっと高い、包み紙入りのもの。

今年のイースターは4/20。
ウィーンに行ったのはすっかり過ぎた4月末ですが、まだ定価のまま売られていました。
2月14日の夕方にはバレンタイン関連品を片付けてホワイトデー用品に模様替えする日本とは違い、割とのんびりしています。
(パネトーネもコロンバも、とても日保ちがするお菓子なので鮮度的には問題ないのですけれど)

少しは割引されていたらよかったのになー、と思いつつ、折角なので買ってきました。

海外旅行に行くとスーツケースがいっぱいになるまで買い物し続けてしまう、という自分の傾向に気づいたので、最近は大きくて軽いもの(クラッカーやパンなど)を早めに買うようにしています。
(でないと、小さくて重たい蜂蜜などを次から次へとどっさり買ってしまう危険性が)
パネトーネは丁度いいです。
 

コロンバ

奮発して、小さくてちょっとお高い方を選んでみました。

リボンや造花は、見る分には綺麗ですが、どうせ食べない部分なので何だか勿体ないような・・。 

コロンバ

どいん。
包み紙のため、真ん中のこんもりした膨らみがややつぶれました。
メレンゲのようなクッキー生地とあられ糖、アーモンドがトッピングされています。 

西洋ではこの形が鳩なのだそうです。
ううむ。鳩ねえ。

コロンバ

でもまあ、まるでひよこまんじゅうのような日本の千鳥文様も、かなりのデフォルメですし、よそのことはいえないか。

コロンバ

表面のカリカリした部分はかなり甘いです。私の場合はこれがないパネトーネの方が好み。
生地はしっとりふんわり☆
パネトーネにはレーズンが入りますがこれにはレーズンはなく、オレンジピールが沢山入っていました。
霧を吹いて少しトーストしてから食べるのも表面サックリ、中はしっとりふんわりで美味しいです。

コロンバ

Loison ロイソン というメーカーは有名なようです。検索すると日本でもクリスマス季節にはパネトーネが販売されています。

立派な小冊子がついていました。

コロンバ

中央下部の写真でコロンバにトッピングをしています。 

コロンバ

パネトーネの工程。
左下の写真、なんて大きな型! 

焼き上がって冷ます際は、シフォンケーキのように逆さにして冷まし、自重でしぼまないようにするのだそうです。 

コロンバ

コロンバ、パネトーネ、パンドーロなどなど、いろいろなパンを作っているようです。
下段右端のパネトーネは、一体どのくらいの大きさなんだろう・・・。ゆりかごくらいあるのかも。美味しそう・・・。

コロンバ

パッケージがやや異なりますが、コロンバも載っていました。



■参考情報
(1)Loison ホームページ 

(2)以前頂いたコロンバ

(3)ミラノで買ったCovaのパネットーネ 

コメント (4)
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ウィーン2014:ドナウ川の島 Donauinsel

2014-06-05 | +海外

ウィーン市街の北東に、円に接する接線のような感じでドナウ川が流れています(北西→南東方向)。
ドナウ川は、ウィーン近くのおよそ25kmにわたって、2つに分かれています。
で、この2つの水路を分ける中州のような部分を、ドナウインセルと呼ぶそうです。
(ドナウの島という意味?)

広々した公園になっており、休日には家族連れで賑わう場所だということで、行ってみました。
 

Donauinsel

中州上には地下鉄のDonauinsel駅があります。
降りて、川のどちら川にでも行けます。
橋からノイエドナウの上流を臨んだところ。

Donauinsel

川岸は、リゾートっぽい雰囲気のレストラン街(?)になっていました。

Donauinsel

リゾート気分が盛り上がるようなテントや家具。

Donauinsel

西洋人って日に当たるのが好きですよね。

Donauinsel

我々は、あまり日に当たらない席を選んでランチにしました。ギリシャ料理店です。

こちらはムサカ。
かなりのボリュームです。 
すごく美味しかった! 

Donauinsel

焼き魚と野菜。
こちらも美味しかったですが、レモンが添えられていればもっとよかったかな。
ここはウィーンなので仕方ないですね。

Donauinsel

おそろしげな牙が!
オーストリアには海はないので、どこかからの輸入ものだと思います。
(お魚が一番美味しいのは、やっぱ日本ではないかと・・・) 

Donauinsel

公園のあちこちに、カラス。
黒一色の日本のとは違います。
黒いズボンに襟の高いグレーのジャケットを着て黒いネクタイを締めているような感じ。
 

Donauinsel

こんなめかし込んだ格好ですが、やっぱりゴミをつついていました。

 

コメント (6)
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