採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ニンニク2019:青々してきた

2019-03-20 | +ニンニク

春になって、ニンニク畑が青々してきました。
にょっきり太くなって、心配なほど。
今シーズンは、気がせいて、かなり早く植えてしまったのです。
ニンニクって、早く植えすぎても遅く植えすぎてもダメらしいので、何か悪いことが起こらないといいけど・・・。


ニンニク畑、概容。
葉っぱが青々して、背丈も高いです。
ものによっては、収穫時くらいに茎が太くなっているものも。
2株くっついて育ってしまったものの片方を抜いたのですが、根っこのあたりはまだ全然膨らんでおらず、ネギみたいでした。
 

ニンニク



それぞれの品種について、見てみます。

■完全抽苔 ↓ (植え付け:9/27、9/30)

ニンニク

しゅっと縦長のシルエット。
これは、玉が割れやすいので、収穫が近くなったら、マルチを剥がして、表面の土をどけて、玉の太り具合(割れ具合)を確認する予定です。
昨シーズンは玉の割れに関係するかな、と花茎を折らないでみたけれど、特に関係しないようなので、今年は折ります。
花茎はものすごく長くなるタイプです。
 

■ソフトネックA ↓ (植え付け:9/28、9/30)

ニンニク

次の、ソフトネックYとよく似た品種。
アーティチョークを頂きに伺った際に、頂いたタネです。
ニンニク玉を畑でばらしてひとつずつ植えていったため、大粒と小粒が入り乱れて植えてあり、それが苗のサイズに反映しています。


■ソフトネックY ↓ (植え付け:9/28~10/11) 

ニンニク

葉っぱが、一番幅広で、元気よく育つ品種です。ここに写っているのは、10/2植え付けのもの。
畑友のYさんから頂いて、増やしてきたタネ。主力品種にしようと思っています。
鱗片の並び方は一周半くらいで、10片程度。
早植えしすぎたことで、鱗片数が極度に多くなってしまったりしないといいなあ。


■スペイン ↓ (植え付け:10/11)  

ニンニク

ほかのものに比べると、ひよわな感じ。3月だとこんなものでしょうか。
このあたりの気候があまり合わないようで、年々収穫する玉のサイズが小さくなってきています・・・。


■ナポリピンク ↓ (植え付け:9/28)  

ニンニク

ピンクニンニクの一種だと思います。今シーズン初めて植えたもの。
すぐ右に写っているものもイタリアのピンクニンニクで同じ日の植え付けなのですが、葉っぱの様子が全然違う!
こちらはえらく幅広い葉っぱです。
この先どう育つか楽しみです。


■イタリアピンク ↓ (植え付け:9/28)  

ニンニク

ピンクニンニクの一種。
2シーズン目、だったかな。増やしているところです。
次の、フランス薄ピンクと葉っぱは似ていますが、鱗片のピンク色は、こちらの方がやや濃かったような気がする・・。
三つ編みにするため外皮をあまり剥かないと、ピンク色かどうかよく分からないので、ピンク色をアピールしにくいです。
バラ売りの方がいいのかしら。


■フランス薄ピンク ↓ (植え付け:10/4)  

ニンニク

イタリアピンクと似て細い葉っぱ。
最初2玉から増やして、だいぶ増えてきました。


■シチリア ↓ (植え付け:9/28)  

ニンニク

シチリアのヌビア原産の品種。
鱗片が濃い赤紫色で綺麗だし保存性もよいのですが、とっても小玉で、二次成長も多く、売り物にはなりにくいです。
このあたりの土壌や気候など、環境があってないんだろうなあ・・・。
いずれ適応してくれないかなーと期待しつつ毎年植えています。


■山形 ↓ (植え付け:9/28)  

ニンニク

山形県原産の品種で、北関東では生育に苦戦しているため、最近はタネニンニクを冷蔵してから植えています。
多少ましな出来になります。
玉の姿がとっても綺麗なので、諦めきれずに植え続けています。
例年、葉っぱの色が濃いビリジアングリーンなのだけれど、今年は(今の段階では)いつもより薄くて、明るい緑色です。
どこか具合が悪いのでないといいけれど・・。

 
■アブルッツォ ↓ (植え付け:9/28) 

ニンニク

タネニンニクを確保しそびれて、昨年より植え付け数が減ってしまいました。
鱗片数がとても多く、放射状に並んではいなくて、日本のニンニクとは明らかに違う品種。
今年は10玉くらいは確保しておこう。


■紫 ↓ (植え付け:9/27、28) 

ニンニク

濃いめの色の葉っぱで、姿がほっそり縦長にしゅっとしています。ネギみたい?
一昨年は綺麗に出来たのだけれど、昨年はありえないほど鱗片数が多くなっていました。
今年はどうでしょうか・・・。


■ヴォギエラ ↓ (植え付け:9/28) 

ニンニク

一番晩生で、ずっと葉っぱが青々していた気がします。
確か抽苔しないタイプ。
きれいな丸い形ではなく、いびつな形状の玉になります。


■ナポリ白 ↓ (植え付け:10/9) 

ニンニク

初めて植えてみたもの。
タネニンニクを見ると、おそらく抽苔しないタイプ。
以前植えてみたイタリアの白いニンニクは、外子が出来るタイプで、形がいびつになって、植えるのをやめてしまいました。
これもそうなりそうな気がする・・・。

 


さて、明日から月末くらいまで、花粉から逃げるためお出かけします。
(私はほんとは家にいたいんだけど、ダンナサマが避難を強く主張したのでした)
更新はお休みの予定です。
お休みの間、がんばってネタを収集してみます。
いない間に、桜は散ってしまうだろうなあ。

ニンニク達もちょっと心配。元気で育っておくれ。

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鴨と日本酒の会

2019-03-19 | +干し柿・干し芋・栗

2月中旬に、近江今津に鴨鍋を食べに行ってきました。
イトウさんと懇意の酒屋さんのイベントで、おいしいお酒が飲み放題です。

私は、10年くらい前に一度、ひとりで参加。
ダンナサマは、ずっと気になりつつも現役中は忙しくて行けず、退職してようやく初参加。
今回初めて二人で行ってきました。

前日、京都まで新幹線で出て、日中は京都市内の中心部をぶらぶら。
昔住んだことがあるのですが、特に繁華街は小奇麗になり、私の方の記憶も薄れ、すっかり知らない街のようです。
錦市場は、すっかり観光客対応な感じになっていました。聞こえてくるのは外国語。

宿泊は、京阪電車に2駅乗って、山科。京都市内がいっぱいだったのです。
夕食は、イトウさんと大津にて。
何年か前に夫婦でイトウさんに連れて行って頂いたお店にまた行きました。
当時は存在しなかったお子さんが、もうすぐ中学生だって。ほよー・・・。
揚げたての串揚げと、いろいろなお酒を楽しみました。

翌朝、山科から北上。近江今津へ。

鴨と日本酒の会

近江今津ってここです。
滋賀県ですが、日本海側の方がもう近いような場所。

駅と、会場(丁子屋さん)の間をちょっと歩いただけですが、佃煮屋さんが2軒と、喫茶店が1件。
あとはめぼしいお店はなかった気がします。
(スーパーマーケットなどはどこか別の場所にあるのかな・・・)
 
さて、お料理。

 

鴨と日本酒の会

琵琶湖といえば、の鮒寿司。
臭いの点でウォッシュチーズにもたとえられたりしますが、私はそんなに臭くないと思います。
塩気もあるのでモリモリと沢山食べるものではないですが、好きな味です。

 

鴨と日本酒の会

モロコを炭焼きで。
佃煮も。

写真を忘れましたが、ウナギもありました。
白ごはん、持って行けばよかったよ・・・。
 

鴨と日本酒の会

メインディッシュの鴨鍋。
鴨とネギがどっさり。

 

鴨と日本酒の会

鍋にまずネギを縦に、ぎっしり並べます。
このネギは、関西の、葉っぱ部分が多いタイプのネギです。
京都のスーパーには、関東によくある白い部分が多い白ネギ(長ネギ)はおいてありません。
学生時分に京都にしばらく住んだのですが、引っ越してすぐのとき、白ネギを探してスーパーを2軒まわってしまいました(どっちにもなかった)。

関西の青ネギの青いところは、白ネギの青いところよりも柔らかくて、風味もやさしくて美味しいです。

 

鴨と日本酒の会

ネギの上に、鴨をならべて、割り下と砂糖をどさっと。

 

鴨と日本酒の会

フタをしてしばらく煮ると、いい感じに煮えてきます。
甘からい味付けの鴨鍋です。

2回ほど、具をつぎたして、あらかた食べ終わったところで〆のうどん。
 

鴨と日本酒の会

鴨のダシも吸って、うどんがとってもいい味になります。

 

鴨と日本酒の会

日本酒は、お酒屋さんが何種類も用意して下さいました。
(あんまり沢山あって、勢揃いの写真を撮り忘れました・・・)
それぞれ違う味わい。
ひととおり味見したあとは、みんな、好みのボトルを近くに確保したりして・・・。
でも最後の方には、酔っぱらってどれがどれだかよく分からなくなってきます。

大満足でした。
 


来年は、鴨とワインの会になるかも?ということでした。
ワインだったら、我が家の生ハムもみんなにおすそ分けしたいものですが、スライサーを運ぶのはちょっと大変だなあ・・・。
(手切りで沢山切るのは面倒なんですよね・・・)

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柿ログ2019

2019-03-18 | +お弁当

春めいてきて、生暖かくなってきました。
干し柿や干し芋は冷凍庫に片付けてしてしまおうかと思います。
体が、もっと春っぽいものを欲している気がする。
(何が春っぽいおやつなのかはよく分からないのだけれど・・・)

今年は、スライス干し柿は、お友達に分けたり、既に冷凍したりして、ほとんど片付いてます。
ごくわずか、My柿で、カピカピになってしまったものが。
ちょっぴりだけれどこれを使って、柿ログを作ります。


量が少ないので、フードプロセッサーを使わずに、まな板で。
固い柿(8個くらいだったか)をざくざく刻み、小さくなってきたら、柔らかい柿を粗みじん切りの固い柿の上に置いて更にカット。
ちょろっとブランデーなども垂らしながら、細かく刻んでいきます。
 

柿ログ

カピカピの干し柿が、柔らかい干し柿の水分をもらって、全体が丁度良いねっとり具合になりました。
オレンジピールも刻んで混ぜます。

 

柿ログ

更に、から焼きしたクルミと、えごま少々も投入。
手袋をした手で握って形作っていきます。
ラップで巻いて、巻簾で整形。
外側に炒った荏胡麻をまぶして出来上がり。(胡麻をまぶしたときもありましたが今年は荏胡麻で)
時間が経つと表面のねばねば感は乾いてしまうので、整形したらすぐにまぶした方がいいです。

 

柿ログ

シーラーでパックしておきました。

 


チーズと合わせて、ワインのつまみにいいのではないかな。
誰か(やや甘党の)お客さん、来ないかな・・・。

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ピスタチオペースト

2019-03-14 | +その他食べるもの

ナポリに行った際、食材店で、面白そうなものをみつけました。
confettura al pistacchino (ピスタチオ入りジャム、かな)。 

ピスタチオ入りジャム

面白そうなので買ってみました。
安かったし。

 

ピスタチオ入りジャム

原材料も見てから買いましたよ、もちろん。
林檎果肉、砂糖、そしてピスタチオが25%。

つまり、75%はりんごジャムという訳です。
りんごジャム+ナッツペースト?
一体どうして・・?どうなるんだろう??? 想像がつきません。

最悪りんごジャムと思えば、食べられないほどのものではないはず。

 

ピスタチオ入りジャム

中はこんな感じ。コッテリ濃いめのペースト状。

 

ピスタチオ入りジャム

おススメの食べ方は書いてありませんでしたが、ジャムコーナーにあったので、クラッカーにつけてみます。

んーーーんんんんんんん。
ビミョー。

甘酸っぱくて、こゆい味。

ピーナツバターや練りごまのようなナッツペースト系の味ではなく、かといって、りんごジャムとも違います。
せっかくの25%ものピスタチオの味は、よく分かりません・・・。
りんごじゃなくて、ナッツ系のものと混ぜてほしかった・・・。

もし朝食ブッフェにこれがあったら、最初の日は食べてみるけれど、後は選ばないかな、という味。

アメリカには、ピーナツバターとフルーツのジャムを挟んだピーナツバター&ジェリーサンドイッチというものがあるようです。
私はどちらもそれぞれ好きですが、一緒には食べないです。
ナッツのこってりと、フルーツの甘酸っぱさは、分けて食べたいほう。

今回のこれは、あらかじめピーナツバターとジェリーが練り混ぜてある味なのかもしれません。

チーズに添えてもいいですよ、とメーカーサイトにありましたが、チーズはチーズで食べたいかな・・・。

すごくマズイとか、許せない、というほどではないので、きっちり完食するつもりですが、
「混ぜないでおいてほしかった・・・」
と毎回食べながら思うことでしょう・・・・。

 


調べてみると、このGustoというメーカー(ブランド?)は、ピスタチオ製品をいろいろ作っているところのようです。
ピスタチオスプレッド(ナッツペースト系。こっちならよさそう!)や、ピスタチオ入りパスタソース(ペストソース系)などの瓶詰系、ピスタチオ練り込みの乾燥ショートパスタ、ピスタチオナッツのホールやパウダーなどなど。
見てみると、どれも味のイメージが湧き、美味しそう。

今回は一番ビミョーなものを買ってしまったようでした。
(いいの、未知のものをつい買ってしまうのは、魔女にかけられた呪いなの)

次は是非、これ以外のものを。

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チョコがけ2019:杏仁ガナッシュチョコ

2019-03-13 | +チョコがけ

2月末、もう1回チョコがけをしようかと思って、ついでにガナッシュも作りました。

どういう風味にしような・・・・。

あ、そういえば。
 

杏仁ガナッシュチョコ

台湾で買ったアーモンドミルクのもと(杏仁霜)があったのを思い出しました。
杏仁を、その場で粉にしてもらった、フレッシュな杏仁粉です。
お湯に溶かすだけで、アーモンドミルク的なものが出来上がります。
粒子のサイズがとても小さいのか、溶かすと、ほぼ液体になり、ごくわずかなツブツブが下に沈む程度です。

これを混ぜて、アーモンド風味のガナッシュってどうかな。
アマレットを加えたらばっちり・・・・と思って探したのですが、どうやら使い切った模様。
(2本もあったのに、どうやって使ったんだっけ。カヌレかな?)
お酒は、自作のノチーノ(青クルミを漬け込んだお酒)にしました。
アマレットとはだいぶ違うけど、仕方ない・・・。


形状は、薄めの正方形にしてみたいと思います。
 

杏仁ガナッシュチョコ

手持ちの薄いバットに、プラスチックまな板をカットしてはめて、更に浅くしてみました。

昨年のガナッシュチョコがけのときに気づいたのですが、形状によって、口の中への味の広がり方・消え方が違うように思います。
幅広いと、口の中、左右に味が広がって、しっかり味わえます。
細長いものを齧ると、あまり味が広がりません。
厚みは、今度は味の余韻(継続時間)に関係してくる気がします。
分厚いと味が長く残り、薄いと、後味がすぐにさっと消えてしまう感じ。

幅広で薄い形状だと、味はふわっとすぐに広がり、比較的さっと消える、と思います。
 

杏仁ガナッシュチョコ

ガナッシュは、生クリームの量が、まだよく分かりません。
レシピによっていろいろあって、本を見て、適当に中くらいの量のものを選んでみました。
(多め/少な目だとどう違うかご存知ですか?)
杏仁粉を入れたせいかどうか、ネットリではなく、ほろりとしたガナッシュになりました。
(ちゃんと乳化してないのかなあ。味は悪くないと思うのだけれど)

2.5cm角にカットしましたが、端っこの余ったところ長方形になりました。それはもうそのままで。
切り口がモロモロになってますが、もっとナイフをあたためるなりして、ちゃんと滑らかに、ぴっしりエッジが立つように切った方がいいです。
ガタガタは、チョコでコーティングしてもカバーされません。

 

杏仁ガナッシュチョコ

どうにもしようのないカケラ。
どうしてくれよう、と思いましたが、ラップに包んで手でもみもみすれば、粘土のように再整形できることが分かりました。
フリーハンドで、他のと似たようなタブレット型に整形しました。

 

杏仁ガナッシュチョコ

チョコがけは、2本歯のチョコフォークで。

ガナッシュのカットが一番厄介で「きぃー!!」となりましたが、チョコがけは、まあいつも通りに出来ました。

仕上げは、私はさっぱりした、チョコのままが好みですが、転写シートとかアラザン、色つきのシュガーフレークなどの飾りをつけると、もっといいのでしょうか?
(重ねる可能性もあるため、でっぱるような飾りはどうかな、と思います。あと市販品でローズペタルやスライスナッツなどで飾ってあチョコも見かけますが保存中に湿気を吸ったり、匂いが飛んだり(または別の匂いが移ったり)しそうで・・・。)
もし複数種類を作った場合、見分けをつけるために何かした方がよくなります。
やるなら、フォークで線をつけるか、転写シートかなあ・・・。



購入品と大きさを比べてみました。 

杏仁ガナッシュチョコ

右側のこれは、京都に行った際に買ってきたもの。
ショコラティエ・ドゥーブル・セットという、とても小さな専門店です。
(バレンタイン時期、数多の輸入ブランドがあって選べないほどですが、こちらのは何よりお手頃価格ですよ。並んでいるみんな、箱じゃなくて袋入りで買ってました)

大きさは似たような感じ。

 

杏仁ガナッシュチョコ

左が自作、右がお店のもの。
頑張って薄く作ったつもりでしたが、お店のものはさらに薄いです。
ガナッシュの厚さだと、5ミリくらいかしらん。


お店のほど薄くはありませんが、自作のものは、何しろ鮮度が抜群。
外側のパリッとしたチョコと、中のふんわり口どけのいいガナッシュが、とっても美味しいです。
アーモンドの風味と、「これは何?」というノチーノの味がします。
このくらいの厚さでも一度に2個くらいは食べられる軽さでした。

時間が経つと、ガナッシュが締まった感じになって、香りが少し弱くなる気がしました。 
味って変わるのね・・・。
(市販の高級チョコレートに関しても、買う方にとっては1個何百円もして、勿体なくて何週間もとっておきがちだと思いますが、作っているショコラティエは「早く食べた方が本来の風味で美味しいんだけどなあ」って思っているかもしれません。)


■メモ
ガナッシュを作るのは(出来はともかく)まあまあ簡単。チョコがけも、まあいつも通り。
一番億劫に感じる作業は、ガナッシュのカット。
長さをはかりながら、毎回ナイフをあたためて綺麗に切るのは時間もかかる! 慣れるしかないかな・・・。
(ミニサイズでいいから、ギターカッターが欲しい・・・)

来シーズンは、2種類くらいはガナッシュを作ってみようかしら。

下がコーヒー風味ビターチョコ、上がごく薄いミルクチョコの2層ガナッシュってどうかしら。(それをビターチョコでコーティング)
(2層にするにはどうしたら・・)

ドゥーブルセットで買ったビターチョコの抹茶味ガナッシュも美味しかったが、2個食べるには強いかも。
(自作の場合、比較的あっさりした味で、何個も食べたくなるような方向性がいいと思う。)

コメント (6)
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柑橘くらべ:ブラッドオレンジ(タロッコ) ピンクネーブル

2019-03-12 | +フルーツ

かずさんに頂いた柑橘のなかに、「ピンクネーブル」という初めてみるものがありました。

折角なので、タロッコ(ブラッドオレンジ)と見比べてみたいと思います。

 

タロッコとピンクネーブル

外見は、どちらも普通のオレンジ色。
ピンクネーブルも、特に変わった様子はない気がします。

切ってみました。
 

タロッコとピンクネーブル

タロッコと、ピンクネーブル。

 

タロッコとピンクネーブル

タロッコは、ところどころに赤いサシが入ります。
赤の入り具合は、ものによりいろいろ。これは、少し少な目かな?
愛媛のブラッドオレンジにはもうひとつモロという種類がありますが、厳密な違いは私にはよく分かりません。
どちらも、赤いアントシアニンのせいか、ベリー系の風味がします。

炭酸飲料に、「ブラッドオランジーナ」というのがありましたが(期間限定だったのかな)、それと、このホンモノのブラッドオレンジを絞ったものを半々くらいの割合で混ぜると、抜群に美味しいです。

 

タロッコとピンクネーブル

さて、ピンクネーブル。
ピンク・・・。むむむ。少し赤味がかっているような、そうでないような・・・・???
グレープフルーツは、もとが薄黄色なのに比べると、ピンクグレープフルーツは明らかにピンク色をしています。
ネーブルオレンジの場合は、濃いオレンジ色に、ピンクを混ぜたとしても、ピンクの効果は弱いかも・・・。
普通のネーブルオレンジと見比べると違うのかもしれません。

色はよく分かりませんでしたが、味はちょっと違うかも。
いわゆるオレンジ味がちょっとだけ薄く、その代わり、かすかに いちご の風味がするのです!
タロッコのベリー風味ではなく、いちご風味。

アントシアニン色素があるのでベリー味、というのはなんとなく分かる気がしますが、いちごって、アントシアニンとは関係ないですよね。
なんでいちご味に感じるんだろうか・・?
(ごくうっすら、なので気のせいかもしれませんが・・。)


 


柑橘天国ならではの、レアな品種でした。
かずさん、ありがとうございました!

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オレンジ果汁入りチョコレートケーキ

2019-03-11 | +お菓子(西洋)

先日、頂いたたまみが美味しかったので、自分でも取り寄せてみました。
びっくりするお値段のものもありますが、比較的お手頃な瀬戸内海の大三島産。

過去に食べたたまみは、A:香り、B:香りは特にないが甘平に似たしっかりした果肉と薄いじょうのう
という2タイプでした。
今回は、C:香りは特になく、じょうのうは厚め、四角くて平たいタネが結構沢山入ってる
という、過去2回のどちらとも違うタイプでした。
どのたまみも、味は濃いめの伊予柑系でおいしいのですが、今回、期待していた香りがなかったのが残念。
(お手頃価格のたまみだとこんなものなのかな・・)


トリュノワを作ろうとして、栗ペーストつまみ食いにより宙に浮いてしまったバター+砂糖を何とかしようと、レシピファイルをめくっていたら、オレンジ果汁入りチョコレートケーキをみつけました。
オレンジジュースを全部で130mlも使うのです。

ケーキにそんなに水分を入れちゃって大丈夫なの?

とっても不思議ですが、たまみが沢山あるので、生絞りジュースで作ってみることにします。
バターの量も、ほぼ同じ。余ってた材料で作れます。

オレンジ果汁入りチョコレートケーキ

今回絞ったたまみ。
みかんのように手で皮が剥けますが、味はオレンジのように濃厚。
ただ、タネが沢山あります。
しかも、特にタネに近いところのじょうのうのが分厚くて、2枚重なると歯では噛み千切れません。
(歯で、数房まとめてタネ付近を噛み千切って、タネをとりたかったのです)
ナイフで種のそばを切り落とし、タネをはずしてしまえば、あとはじょうのうごと食べられます。

沢山買ってしまったので、今回はこれを絞りました。
みかんサイズですが、オレンジのような濃厚なジュースがとれました。



■■オレンジペッパーチョコレートケーキ
(本をコピーしてファイルしたので出典は分からなくなってしまいました・・・)
■材料
オレンジジュース 80ml
スイートチョコレート 80g

無塩バター 80g
砂糖 80g
卵 2個
バニラオイル 小さじ1/2
オレンジ表皮すりおろし 1/2個分
粗挽き黒胡椒 小さじ1/2強

薄力粉 100g
重曹 小さじ1/2 
塩  小さじ1/8
オレンジジュース 50ml

■作り方
(1)オレンジジュースをあたため、チョコレートを加えて溶かす。粗熱をとる。
(2)バターと砂糖を泡立て、卵を加え混ぜ、バニラ、オレンジ表皮、胡椒を混ぜる。
(3)粉類をあわせてふるい入れて混ぜ、冷たいオレンジジュースも混ぜる。
(4)型に流して170度で35分焼く。

チョコレート入りの4同割バターケーキ、という感じですが、液体が130ccも・・・。

チョコレートって、溶かすときに一滴も水を加えたらだめとよく書いてありますが、チョコと同量の液体を混ぜるなんて、あまりのことにドキドキしました。やってみたら、モロモロになることもなく、滑らかに溶けて馴染みました。
オレンジジュースだから?

バターの方は、全卵を入れて分離させない自信がなく、卵白を泡立てたりとアレンジしてしまいました。 

出来上がりは、トロッとした柔らかめの生地で、パウンドケーキ型にほぼ満タン。
オーブンへ入れて、「もうちょっと大きい型じゃないと入らないかと思ったけど、収まってよかった~」とのんびりしていたとき、はっと気が付きました。
型満タンに入れちゃだめじゃない?
ケーキって、焼くとふくらむよね??
・・・・。
今更どうしようもないので、とりあえず焼けるまで待ちます。

「ピー」
さて、焼けたみたいだけど。
どきどき。

んぎゃっ。 

オレンジ果汁入りチョコレートケーキ

キラウェア火山の溶岩のように噴火して、禍々しいほどの大惨事に。
お菓子作り、何年やってるんでしょう。何たる屈辱・・・。

あふれたところはさっさとお腹の中へ、証拠隠滅。
形をととのえてスライスすると、何事もなかったようになりました。

 

オレンジ果汁入りチョコレートケーキ

水分がずいぶん入ったケーキですが、焼き上がりの質感は、しっとりしつつも、ほろほろとケーキ屑が落ちるような感じ。水の気配は特にないです(当たり前か)

で味なのですが、証拠隠滅してるときから気づいていましたが、オレンジ(ジュース)の味は、しません。
全然。
あんなに入れたのに、どこに行っちゃったんだろう。
酸味も特になし。
皮(今回は乾燥ダイダイ果皮)のほろ苦いような香り(舌にしびれるような感じ)だけは少しあります。

きつねにつままれたようだ。
 

オレンジ果汁入りチョコレートケーキ


パサパサという訳ではないけれどほろっとしているので、生クリームがあるとよさそうです。
オレンジつながりで、伊予柑・ゆずママレードも添えてみました。



藤野真紀子さんのレシピで、水を入れるチョコレートケーキってありませんでしたっけ。記憶違いかな。
今回、オレンジジュースを入れてもなんの風味もなくなってしまったので(よくよく味わえばするのかもしれないけど)、オレンジジュースがないときは水でもいいのかも。
液体のコーヒーを入れたら、コーヒーチョコケーキになるかな。
 

あと、最後に気づいたのだけど、この時期ピールのチョコがけをいっぱい作って、チョコレートは自分でも食べる機会が多いので、ケーキはチョコ系じゃないのにすればよかったです。
トリュノワが頭にあって、バターとチョコを使って何か・・・と思い込んでいたようでした。

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レ・クリント風プリーツ照明カバーDIY

2019-03-07 | +紙工作

久しぶりの新・工作ネタです。
(写真多めで長いです。重かったらすみません)

 
1月中旬のこと、たまたま行った近くのインテリアショップに素敵な照明がありました。

le-klint
le-klint

紙をひだひだに折ったことで出来る陰影が素敵・・・。 

レ・クリント Le Klint というデンマークのメーカーのもののようで、店内のTVで、工場の映像をずっと流していました。

Youtubeにあるこちらの動画です。
15分ほどの映像ですが、面白くて1巡半ほども見てしまいました。

特に気に入ったのが、上の球体の方。手毬のような形も美しいし、固定方法が秀逸!
上に伸びた部分を折りたたんで引き絞ることで、照明器具本体に固定できるのです。
(動画の10分20秒くらいから)

 

なんか面白そう~。
自分でもできないかな?

 

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早速A4の紙を畳んでみました。
なるほど~。こういう構造か。
山折りだったところが谷折りになって、その間を斜め線でつなぐとあんな感じになるみたいです。


照明カバー、作れるかな?
というのも、我が家の照明のひとつはいま、こんな感じ。
 

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数年前に、カバーが突然落下してきたのです。
(最初なかなか検索出来ませんでしたが、出てきました。2015年8月のことでした。あれからもう3年半・・・)

「ま、電気はまだつくし、いいよね。照明なんて普段視界に入らないし。」 と思ってはや幾年。
これにプリーツ細工のカバーをつけたらどうかな?


とりあえず、材料を買ってみよう。 

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ホームセンターに行き、障子紙コーナーで、長考。
紙製やら厚手やらいろいろありましたが、この「プラスチック障子紙」というものにしてみました。
どれだけ必要なのかよく分かりません。
ヒダヒダにするからきっといっぱいいるはず、と2枚入りを。(2000円程度)


その後チョコがけなどに集中し、折角買った紙はしばらく放置。
このままお蔵入りかも・・と危惧していましたが、3月2日、ぽっかり時間ができました。
畑も気になるけど、明日でもいいよね。

ということで、朝から紙工作。
まずは実物大の部分模型を。
照明の半径が33cm。
その下に、ドーム状にカバーをつけたいです。

 

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ヒダヒダに畳んだ紙を、ドームの半分の形になるように折り曲げます。
(この帯の長さは、48cmでした。)
 

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この折り曲げ線にあわせて、例の斜め線をいれてたたみなおすと、こんな感じ。
ごく小さい部分ですが、これがドームの一部になります。
(手で持っているところがドーム中央部)
なんか、出来そうだよね。

それにしても、ずいぶん沢山紙が必要になりそうです。


 

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プリーツのサイズの確認。
3cmと、2.5㎝を折り比べてみました。
2.5cmの方が繊細な感じでいいかな?
(オリジナルのヒダは3cmくらいだったかもしれません。天井が高い外国の家だとヒダが大き目の方がチマチマしてなくてなじむのかも)

 

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どれくらいの長さの紙が必要か、計算します。
照明の半径が33cmなので直径が66cm、円周は66×3.14で、約200cm。
約60度の角度でヒダをよせると、必要量は円周の2倍になって、約400cm。
わー。

(本当はこんなにサクっと出来てなくて、サンプルや照明の実寸を計ってみたり、うっかり面積を計算しちゃったり、いろいろありました)
 

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障子紙は、94cm×200cmという規格でした(実際の長さは203cmくらい)。
これを縦半分にすると、47cm。実物大見本で作ってみた帯が48cmなので、丁度、この紙1枚で、47×200が2つとれて足りそうです。
94cm幅のままヒダをつくってから半分にカットするのが、手間が省けます。


半分、半分、半分、と折り目をつけていくと3cmになってしまうので、最終的に約2.5cm幅にするために、
なのでまず4:1に分割してから細かく分割していくことにしました。

紙の分割については、ポール・ジャクソン氏の書籍
〈折り〉の設計 - ファッション、建築、デザインのためのプリーツテクニック
Complete Pleats: Pleating Techniques for Fashion, Architecture and Design
をアマゾンで立ち読み。
(日本語版だと紙の分割の前半だけですが、英語版だと全部読めました。助かりました)

まず半分、そしてその半分、次は紙の端と折り線をあわせてまた折る、を繰り返して、必要なプリーツ幅の2倍になるまで谷折りを繰り返し、裏返して、隣り合う山折り同士をあわせて谷折りをし、プリーツにする、という手順。

紙折り開始~。
 

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大きな紙やらこまごまとした道具が散らばって、現場は混乱しております。
 

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まずは片面の谷折りを全部済ませたところ。
この後裏返して、隣り合う山折り線どうしを合わせてヒダをつくります。

 

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プリーツできました。
仮止めにはゴムと洗濯バサミが役立ちます。
 

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ばらん! おー!!

中央を切り離さずにこのままで出来るかも?とも一瞬思いましたが、紙の厚みであとあと困ることになりそう。
やはり切らねば。と二つ折りにして線をつけ、ハサミで2つに切り離しました。
約46×200のパーツを2つあわせてドームをつくります。

このあとが大変だった。
 

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斜め線は、フリーハンドではきれいに折れない可能性があるので、あらかじめ折り線をつけておく方がよさそうです。
頂点となるところの位置を計ってしるしをつけ、定規と鉄筆で、斜め線、ナナメ線、ななめ線・・・・。
定規の一ミリの目盛も目にきびしいっていうのに、白い紙に鉄筆でつけた点なんて、老眼&近視の目では見えなーい。
「目が、目がぁあぁあぁ」
となりながら線をひいていきました。

土曜日はここで時間切れ。
はうー。


日曜日は、朝起きてみたら、雨。
あららー。畑に行こうと思っていたのに。
仕方ないので紙工作の続きです(ヤッター☆)


この日もまずはひたすら線ひき。
線をひきおわったら、ようやく楽しい折り作業。
パーツ2枚とも折ったところがこんな感じです。
 

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立体感が出てきて、ドームっぽくなってきました。
ここで嬉しくなって、2枚をつないでしまいました。
(作業効率的にはつなぐのは最後がよい。早すぎた)

 

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わ~い、まる~い☆
(つなぎ方は、とりあえず手持ちの半透明なガムテープ)

 

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ドームの頂点部分のA案。
折りっぱなしのまま寄せたタイプ。

 

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B案。角を45度に折りこんだ状態で寄せたもの。

今回はすっきりしたA案で行くことにします。



頂点側にまず穴をあけ、ゴムひも(とりあえずマスクの耳ひも)を通して縛ります。
ヘリの部分にも紐(手持ちの水引)を通します。

で、ここでハタと立ち止まりました。
どうやって照明器具とくっつければいいんだろう。
折るのが楽しくて、それを考えておくのをすっかり忘れていました。

針金的な?(←試してみましたが、ダメ)

そうだ、ゴムひも。ダイソーへGO。

ゴムひものかけかたも、最初はうまくいかず、2回目のこちらで。
 

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ゆるく張ったゴムひもで、ひっかけるようにします。

 

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装着!

 

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明かりをつけてみると、こんな感じ。
わーい、出来た~。
 (ヘリのガタガタなど、多少のアラには目をつぶって下さい)

久しぶりに楽しい工作でした。





■改良案

装着して、すっかり家の一部になって余り視界に入らなくなってきまいましたが、不安な点が。
2パーツをつなぎあわせたガムテの接着力が弱そうなのです。
しばらくしたら剥がれてきて補修が必要になりそう。
で、その補修のついでに、次の改良をする予定。
 

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現状では、上端付近はこのようになっています。(ドームの内側から見た様子)

 

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それを、このように変更する予定。
こうやって折ると、折り返し部分が照明器具の円周部分にひっかかって安定しそうです。

 

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折った様子はこんな感じ。外見は今と同じになります。
折りなおすと同時に、外周の紐も通し直す必要がありますが、その際はゴムひもにつけ換えます。これでヘリのガタガタ感もなくなるはず。



もっと、根本的な問題も。
この照明器具は、どこかのリサイクルショップで買ったのです。
で、カバーが劣化して割れるということは、それなりの古さ。
既に、スイッチを入れても点灯に時間がかかる、という症状が出てきています。
折角カバーを作ったけれど、照明本体がオシャカになる日もそう遠くなさそう。うるる。
そうしたら、折角つくったこのプリーツカバーを別のシーリングライトに付け替えたいけれど、照明器具の構造が違うので、くっつけ方を再検討しなくてはいけません・・・






■余った紙で・・・

障子紙、丁度1枚で今回のカバーが出来ました。
2枚入りなので、1枚余っています。

もうひとつ、作ろうかしらん。
次は・・・ 

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ベッドルームの、これかしら。
これは、ベッドに寝たときに目に入るので、しょっちゅう視界に入る照明器具です。

お店にあったみたいな、球体のカバーにしてみる?
レクリントの他の製品みたいな、球の下端をカットしたような可愛いベル型や、扁平なベーグル型、釣鐘型なども面白いかも。
下の5つはアメリカのノーブルスパーク社のもの。
下段のひとつめとふたつめのは、折り方が今回とは違うタイプで(山折り線がずっと山折りのままで、ナナメ線が2本入ってる)、作るのは面白そう。ゴツゴツしてちょっと好みではないけれど、ヒダを細かくするとまた違うかな。(ウニの殻みたいになるかも)
下段右端のは曲線を使っていて作るのはちょっと・・ですが、ウェディングケーキみたいでゴージャス(幸いうちには合わなそう)。

ダンナサマへ:どんな感じがいいですか。



 

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自家製クラテッロ:膀胱詰めその1

2019-03-06 | +肉・魚系保存食

クラテッロの膀胱詰め作業、2月初旬になんとか終わらせました。 


膀胱詰めと紐縛りは、各自、自宅で作業でした。
心細かった・・・。
ひとりで大きなお肉と格闘しないといけないなんて・・・。

生ハムは吊るして干すだけですが、クラテッロはお肉を触りまくる作業があって、ばい菌をつけてダメにしてしまわないかすごく不安な作業です。

クラテッロ縛り
クラテッロ縛り

縛る用に、金物も準備。(昨年作った道具が行方不明のため)
ホームセンターで辛子用匙を買ってきて、丸い部分に穴をあけ、柄の先端にはカーブをつけました。


 

クラテッロ縛り

ビニール袋とガムテでエプロンもして、気合ばっちり!
(肉を自分のおなかにおしつけて紐かけ作業をするので、ビニールエプロンがあるといいのです)

 

クラテッロ縛り

さて、お肉をざっと水洗いして、やはりビニールを敷いたテーブルへ。
(手つきで分かるかもしれませんが、だいぶ及び腰・・・・)

 

クラテッロ縛り

お肉が大小二塊あるのですが、膀胱が思ったより小さく、大きい方の塊で膀胱が1個半必要な感じ。
パニック!

諦めて、この日は片方だけ作業することにしました。
わらびさんに膀胱を追加で1個送って頂くことにしました。
先日の仕込みの際、「膀胱は3個?」と聞かれたのですが、前回2個で足りたので「いや2個でいいです」と言ってしまったのが愚かだった・・・。
乾燥状態でもいいからもうひとつ頂いておけばよかった・・・。

 

クラテッロ縛り

膀胱が足りないというアクシデントで、かなり動揺。縫うのもなんだかオタオタです。
縫い締めようとすると膀胱が破れるし、もうやけっぱち。

 

クラテッロ縛り

3つのパーツがあわさったところ、どうしても穴が閉じません。
ぐしぐし。悲しい。

 

クラテッロ縛り

一応縫い終わって、針で穴をあけているところです。
奥に見えるのは小さい方の塊(フィオッコ)。
このヒトは、再び冷蔵庫へ・・・。

 

クラテッロ縛り

紐縛りも、なんとか終わりました。
昨年は思ったよりサクサク出来た気がするけど、今年は去年より苦労したかも・・・。
肉の形が綺麗なボール型じゃなかったからかもしれません。
去年はduckbillさんやわらびさんといった先生たちがいて心強かったけれど、今年は一人で心細かった・・・。

 

クラテッロ縛り

見せたくないけど見せてしまいます。
縫い目が開いて、中身がはみ出してます・・・。えーん。悲しい。
でも幸い脂肪の側だし、致命的ではないはず・・・。
後でパテを塗っておけば被害は少ないと思うのだけれど・・・。

 

クラテッロ縛り

編み目も去年の方が綺麗だった気がする。ぐし。
でもまあ、綺麗かどうかではなく、しっかり空気を追い出して縛れていればいいのよね!

 

クラテッロ縛り

編み目はともかく、ちゃんと吊るせます。

 

クラテッロ縛り

こちらは後回しになったフィオッコ。
5日後にまた作業開始です。

送っていただいた膀胱は届いてすぐにワイン+塩に漬けておきました。
ワイン1+水1+液体合計の8%の塩で3日ほど漬け、次にワイン+ワインの8%の塩に漬けかえ。
最初は水で薄めていた方が膀胱がよく戻るかなと思って。で、膀胱の匂い抜きを促進するのため、漬けかえてみました。
(漬ける日数が最初の膀胱より少ないのです)
2回目はワインだけにして、アルコール濃度をやや高くして防腐効果を期待・・・。

また塗ったり縛ったり。
2個目も心細くて憂鬱な作業でしたが、小さいと、それだけでだいぶ楽です。

 

クラテッロ縛り

フィオッコの方が、2個目なだけに少しはましな感じに縛れました。

 

クラテッロ縛り

肉の側。

 

クラテッロ縛り

脂肪の側。

 


雑菌に負けず、うまく熟成してくれますように・・・。

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ふきのとう大漁

2019-03-05 | +きのこ以外

もう冬ではないけれど、春というほどでもない感じ・・・。
でも、採集シーズン、始まりました☆

ふきのとう!!
今年は大漁でした☆☆ 

ふきのとう

こんな感じのセイタカアワダチソウのやぶの奥に、かつてのMyフキノトウスポットが。
だめだろうなあ、と思いつつも、ほかにあてもなくて、行ってみたのです。

一歩進むごとに、頭上から綿毛が降り注ぎ、枯葉が服にくっつきます。
「そ、草本のくせに~! こんなに背が高くなるなんてー。えーん。」
にっくきセイタカアワダチソウの根元をふみしめて、ケモノ道を作ります。

かつてのフキノトウスポットに近づいてみると・・・

 

ふきのとう

あら☆
ぽつぽつと、出てるじゃない?

 

ふきのとう

お~。一年ぶりのふきのとう。
サイズは小さ目ですが、頃合いがちょうどいいです。
せっせと摘み集めました。
 

ふきのとう

初フキノトウ。

それにしても、フキノトウは、セイタカアワダチソウの根元でも構わず出ていました。
セイタカアワダチソウって、他の植物を撃退する物質を出しているというけれど(アレロパシー)、フキはそれに負けないっていうことでしょうか。
負けるのはススキなどのイネ科だけ?他の植物はアレロパシーもしくは日照不足に負けて消えたせいか、日影に強いフキはむしろ以前より生息域を拡大しているような・・・?


という訳で、数日後、またチェックに。
 

ふきのとう

おおおっ。いっぱい出てる!
明るいグリーンの点々がみんなフキノトウです。
摘み集めるのはもはや収穫作業、という感じ。

 

ふきのとう

紙袋ぱんぱんに採れました。
こんな大収穫は久しぶりというか初めてかも。

 

ふきのとう

フキノトウといえばまずは天ぷら。
フキノトウがあったらダンナサマが出張でいなくても天ぷら揚げてしまうくらい好きです。
今年は2回揚げました。(2回目は自分用に)

 
とても天ぷらでは食べきれないので、保存。
蕗味噌が一般的ですが、私のおススメはだしびたし。
茹でて水にさらしたふきのとうを、濃いめのだし(だし、塩が濃いめ、醤油は控えめ)に浸すというものです。

こんな感じで小分けして冷凍保存しました。

ふきのとう



使い道は
・具を刻んでニンニクと炒め、そこにダシ汁も加えてパスタソースに。
・炊き込み/まぜごはん・おこわに(タケノコと合いそう)。まぜごはんの際は、だし汁を炊く水に混ぜる。
・ひたし豆に混ぜる。
・うどん、そばに
・だし汁からあげて、具のみ使って蕗味噌
・たけのこ、きのこなどと一緒にたまごとじ
などなど。

特にニンニクで炒めるパスタソースが美味しいです。 


実は今回、一度に大量に茹ですぎて、うまく再沸騰せずに苦みが結構残っています。
炒めるなど再加熱すると、苦みも丁度よくなるはず。

コメント (4)
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