採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

アーティチョーク

2021-05-31 | +きのこ以外

毎年アーティチョークを摘ませて頂いている農家さんのところに、今年も行ってきました。

ゴールデンウィークにちょっと見に行ったら、まだツボミは影もかたちもないかんじ。
で、5月25日、まだだろうなーと思いつつ、様子を見るだけのつもりでしたが、立派なツボミがもう食べごろ状態。
そしてたまたま、スズキさんも近くにいらっしゃいました。

道具もカゴも持たず、サンダル履きの状態で、早速収穫。
コンテナまでお借りして、どっさりです。

アーティチョーク

大きさ別に並べてみました。
今年は、花の成長がやや早いのか、私が去年より出遅れてしまったのか、ツボミの開き具合的には食べごろだと思うのですが、茎が固め。
茎は、ベトベトして柔らかい状態だと、茹でるとほぼ捨てるところなく食べることが出来ます。
今年は茎がなんだか固くなって、これら大半の茎は硬すぎる状態でした。

お友達にお裾分けした残りは、茹でてガクの付け根を齧るようにして食べました。
で、ハートの部分はいつも冷凍しておきます。

アーティチョーク

冷凍したのはこんな感じ。
軸は、表面の固いスジを剥いてなんとか食べられる部分だけ救出。髄しか使えないようなものは、髄をかじって食べてしまいました。


昨年初めて作って、なかなか美味しいと思ったのが素揚げ。
素揚げは、小さなツボミが向いているような気がします。

アーティチョーク

外側からガクを剥いてゆき、先端を切り落とします。
大きいものはさらに半割に。
このくらいの小ささならば、蕊のチクチクは柔らかく気にせずに使うことができます。

アーティチョーク

上の写真のものを揚げたのがこちら。
(軸は茹でて冷凍にまわしています)
かなーり小さくなってしまいます。

塩を振って食べると、ほろ苦くて風味濃厚でとても美味です。
揚げたては、上のピラピラの外側がパリッとして格別です。
(ただ、かなりアクが強いので、沢山は食べない方がいいかも)


今年はアーティチョークオーナーさんに、この素揚げを試食して頂こうと持っていきました。
(そうしたら、またもレタスをたっぷり頂いてしまい・・・。)

「茹でて食べるのは、面倒臭いしそれほどでも」、とおっしゃっていましたが、剥いてあって調理済みの素揚げは、気楽に楽しんで頂けるのではないかと・・。

 

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ヒロシさんのそら豆

2021-05-21 | ■おともだちの味研究

千葉にお住まいのブログ友のヒロシさんからご連絡があり、「そら豆如何ですか」とのこと。
お言葉に甘えてお願いしてしまいました。
(ヒロシさん、ありがとうございました!)

ヒロシさんは、リタイヤ後?に農業を始められたのではないかと思うのですが、大変緻密に作業されています。
産直にも出されているようですが、品種や価格なども研究されて、すごいです。
苗づくりからして私などがマネできるレベルではなく、ただ「はは~」と感服するばかり。

販売できないようなB品(私にしたらA品の部類に入る)、サツマイモや大根、そら豆などなどは、畑のそばに箱をおいて、「無料野菜」として道行く人にプレゼントされています。
ご近所さんがうらやましい~。ヒロシさんの畑のそばに住みたい~。

最近は、同居のお父様(98歳)の介護で大変のようですが、それでも何十キロもの立派なそらまめを収穫されていらっしゃいました。
このあたりの産直で見かけますが、アブラムシ被害なのかな、結構黒く汚くなってしまっているものもあります。

それがどうでしょう、このつやぴか!

ヒロシさんのそら豆

箱にたっぷり入っていました(だいぶ食べちゃった時点でハッと気づいて撮影・・)。
つやつやの若いそら豆です。

ヒロシさんのそら豆

ふかふかの綿布団につつまれたそら豆、かわいいな~。

ヒロシさんのそら豆

まずは塩ゆでですよね!
筋目のところがまだ黒くなっておらず、柔らかな豆です。
なので、この筋目のところ以外は皮ごと食べられます。(半分くらいはこの筋目もまだ柔らかくて食べられちゃいました)


塩ゆでそら豆は、どれだけ食べても飽きないものですが、せっかくなのでお料理にも使ってみました。
ひとつはそら豆キッシュ。

ヒロシさんのそら豆

ズッキーニ、そら豆、玉ねぎ、そして実家で摘んできたディルなどを入れた具沢山卵焼きです。
そら豆とディルはヨーロッパ?ではよく合わせるもののようです。

ヒロシさんのそら豆

今回は、薄皮を剥いた生の豆を入れてみました。
皮ごとでもよかったかもですが、剥いた方がグリーンが色鮮やかになります。
(写真中央、底の部分に皮つきそら豆が沈んでて、それは色がややくすんでいる)

もひとつ。

ヒロシさんのそら豆

そら豆とゆで小エビのマヨサラダ。
このときはディルを使い切ってしまって入れられませんでした。無念。


そら豆をこんな風に調理して頂くなんて、本当に贅沢。
(塩ゆでも、2回しました)
春の味わい、至福でした☆
ヒロシさん、本当にありがとうございます。ご馳走様でした!


来年は自分でも植えてみるかなあ。
でも、以前、試しに苗を買って植えたら春を待たずして消えちゃったんだよなー(遠い目)。
茨城は、寒いからかな! 

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ラズベリー、ブラックベリー開花

2021-05-19 | +その他

畑の隅に、ラズベリーとブラックベリーが植えてあります。
昨年、ラズベリーはちょこちょこ収穫できたし、ブラックベリーは初めて一個実をつけた(そしてそのことにより存在を思い出した)ので、今年は今から楽しみに注目しています。


5月初旬、ブラックベリーが綺麗な花を咲かせ始めました。

ブラックベリーの花

遠くからでもわかる、真っ白な花。
綺麗~。
「花咲く果樹のよう」と例えるときにこれをイメージしてもいいくらいかも。

ブラックベリーの花

花の軸がとても長くて、ツボミが特に可愛い☆
垂れさがるタイプのパールイヤリング(を逆さにしたもの)みたいじゃない?



そして楽しみなラズベリー。
ツボミらしいものを沢山見かけたのですが、花が、ないような・・・?

ラズベリーの花


よーく見てみると、一応開花しているような感じです。
でも、蕊はあるけれど、花びら的なものがない・・・?
ラズベリーの花ってこんなのでしたっけ。

ラズベリーの花

ん-、まあいいや。
花が地味でも、ラズベリーの実がなってくれればいいのです。
順調に実がなりますように☆

 

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白(?)ビーツ

2021-05-18 | +野菜

5月初旬、農産物直売所で、「ビーツ」として売られている野菜を買ってみました。

白ビーツ

明るい赤色のもの。
私が知っている濃い赤のものとは違います。
これは、中が黄色いタイプかな?
ジェイミーオリバーが、黄色だったかのビーツを、生のままごくごく薄切りにしてサラダにしていました。
あれを作ってみようかな。

2個入りだったので、ひとまず一個は蒸してみました。
そうしたら・・・。

白ビーツ

表面の赤はすっかり色あせて、具合悪そうな土気色に。


切ってみると。

白ビーツ

う。うう。
やっぱり具合悪そうな黄ばんだ色合い。
イエロービーツというほど黄色くもないです。


白ビーツ

皮を剥いてみると、根っこの先端側の外側が、やや赤い色合いに染まっています。
とはいえ、全体はベージュ色。

味見してみたところ、大根をごくごく薄味にして、ややほうれん草風味をつけたような感じ。
ビーツ独特の甘みは全くなく、はっきりいって、まじゅい。
でもまあ味がないので、何にでも混ぜ込むことができます。
4分割して冷凍しておき、野菜スープを作るときにこっそり混ぜ込むことにしました。



さて、残り一個。
蒸してまずかったので、なんか気が進まなくなってしまいましたが、生スライスサラダをやってみます。

生だとどんな色!?

白ビーツ

ほほーう。やっぱ白いんだ。
で、根の先端部に、赤い縞々が。
表皮は、いろどり的に残した方がよさそうだと思って、一応かじって固さをチェックして、残してみました。
赤い皮が残って、見た目的にはこちらで正解でした。

生ビーツの味ですが、蒸して甘みがなかったわけですし、生でも甘さはナシ。
甘さがないだけならともかく、なんか、苦いような味が・・・。
大根のようなカブのような、結構な苦さがあります。
思わず眉間にシワが寄ってしまう・・・。
しかし、後にはひけない・・・・。

ジェイミーオリバー風に、レモン汁とオリーブオイルをだばっとかけてみました。
で、しばらくすると、レモンが沁み込んだのか、ビーツがしんなりして浅漬け状態になり、苦さが気にならなくなりました。
コリコリ感があって、まあ悪くないけど、味というほどの味は、やっぱないかも。


どうやらこのビーツはサラダで食べるもののようです。
でも、ビーツらしい味はあんまりないので、次は買わないかな~・・・。

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レモンの葉の天ぷら「パパラホテス」

2021-05-17 | +お菓子(西洋)

実家の庭のレモンから、何枚か葉っぱを貰ってきました。

レモンの葉天ぷら

濃い色の葉っぱ数枚と、薄い色の新しい葉っぱも少々。
以前、新聞か何かで、レモンの葉の天ぷら(揚げ菓子)というものを見て、ずっと作ってみたいと思っていたのです。

衣をつけて揚げて、葉自体は食べず、香りの移った衣をしごくように食べるのだとか。
変わってますよね!

レモンの葉天ぷら

さてレモンの葉。
揚げやすいように、ほどほどの大きさの葉を選んできました。

衣は、もはや前にみかけた資料はどこかに行ったので、(検索もせず)普通の天ぷら風でひとまずやってみます。
薄力粉、卵、そしてお菓子っぽくなるように、重曹少々。
甘さは、揚がったあとにお砂糖をかけるようなので、なし。


レモンの葉天ぷら

重曹を入れたせいか、衣はぶわぶわと膨らみ、ものによっては葉っぱが脱皮してしまうものも。
あきゃ。
本来はどういう食感のものか分かりませんが、サクサクに揚がりました。


サックリした衣に、粉砂糖をかけて食べてみました。
レモンの皮の香りは・・・うーん、しないことはないけど、すごく香るか、というとそれほどでもないような・・・。
もうちょっと香りのパンチを効かせたいかも。
という訳で・・

レモンの葉天ぷら

粉砂糖と、更に脱皮しちゃってパリパリに揚がった葉っぱを、細かく揉み砕いてふりかけてみました。
うん! 香る!
これはとってもいい香りです。
これくらい強い香りの方が面白いです。

レモンの葉は、少量でもかなり強く香ります。
素揚げ状態でアクが抜けているはずですが、沢山食べると痺れるような強い風味があります。



レモンの葉天ぷら

揚げ物のメインディッシュだったのは、鹿肉のカツ。
これに、マスタードと砕いたレモンの葉をかけたら、これもまた美味でした。

作ったあとに調べてみたところ、この料理はスペインのもので、パパラホテス paparajotes というそうです。

衣には、砂糖やメレンゲ、レモンの皮のすりおろしを加え、ふりかけるのはシナモンシュガーだとか。

材料の一例としては、
500 g 小麦粉
100 g 砂糖
2 個 卵
1/2 リットル 牛乳
1/2 袋 イースト
揚げる用オリーブオイル
ふりかけ用粉砂糖とシナモン
塩ひとつまみ
レモンの葉
(↑これはメレンゲではなくイースト入りですね)

今回適当に作ったものは、ちょっと違ったけど、でもまあ、レモンの葉の風味がなんとなくわかってきました。

揚げ菓子は、中高年二人家族にはちょっと面倒だし沢山出来ちゃっても保存も不便なのでまた作るかどうかは不明ですが、レモンの葉は(また実家に行ったら)またもらってきて使ってみたい素材ではあります。

・例えば魚や肉のフライを揚げる前に素揚げして、油にほんのり香りづけ
揚がった葉っぱは砕いてフライにふりかける

・ホットケーキやパウンドケーキを焼く際に、一緒に焼きこんで(葉っぱ自体は食べる際に引き抜いて)風味付け。
・お菓子を焼く際に、ごくごく細かく砕いた揚げレモンの葉を混ぜ込む

・蒸しパンの下に敷いて香りづけ
(鹿児島の黒糖ふくれ菓子の下に、月桃が敷いてあるものがあるが、そんな感じ)

などなど、香りづけに使ってみたら面白そう・・・。



■参考情報
レモンの葉っぱドーナツ

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実家の庭にてハーブ採集

2021-05-14 | +きのこ以外

実家の庭には、柑橘や山椒のほかにも、いいものがいっぱい生えています。
先日行ったときに摘ませてもらったのはこんな感じ。

実家の庭

ディル
ハーブの中で一番好き! (父がノルウェイに赴任していたときに知ったのだったかな。)
トマトサラダやエビサラダなど、いろいろ使いました。
こぼれ種で毎年どこかしらに生えてくるのだそうです。いいなあ。私の畑でもそういう風にしたいものだ・・。

うど
家の裏側にあります。
天ぷらもいいですが、今回はお味噌汁で頂きました。

イタリアンパセリ
鉢植えで、最近収穫したばかりだったので、少なめにしておきました。

レモンの葉
この葉っぱを使って、とあるものを作ってみたくて。
また後日記事にしますね。


このほか、柿、ユキノシタなどもあります。
柿の葉、ユキノシタの葉はこの春天ぷらにしたそうですが、ユキノシタの方が美味しいとか。
表面に産毛があって、衣のからみがよく、葉が肉厚なので、表面サックリ、葉っぱはもっちり(?)とした触感があるとか。
(でも、両方とも、味というほどのものはないみたい・・)

野菜系は、エンドウ豆が収穫期を迎えていて、滞在中豆ご飯を炊いて食べ、その残りと生豆も沢山もらって帰りました。

私と違って母は鑑賞系のものも育てています。
いくつかご紹介。

実家の庭

ミニバラ。品種名はマジックキャロセール Magic Carrousel
バラの名前に鍋?いやあれはキャセロールか。
Carrousel はフランス語だとカルーゼル、回転木馬だそうです(英語だと Carousel でrがひとつ。読みはキャラセル)。
魔法の回転木馬、かな。(どのへんが回転木馬なんだろうか・・・。ピンクのふちどり?)
作出されたのは1972年、アメリカのカリフォルニア。
アメリカ生まれなのにCarrousel とフランス語の綴りみたいですね(検索すると実は両方あるけれど、rrの方が多い感じ)。
ちょびっとカッコつけてフランス綴りにしたのかな。

このバラはずっと前、鉢植えだったもの(誰かから貰ったものだったか)を、庭に植えてあります。
一番日当たりのいい特等席で、鉢植えだったときよりぐぐっと大きくなって、毎年綺麗に咲いてくれます。
(香りはあまりないかんじですが、花びらを乾かしてローズティにできるみたい。)

実家の庭

こちらはアロエの花。これは利活用系か。
アロエの葉の果肉をシロップ漬けにできます。
柔らかめのナタデココのような触感です。

左の糸状のものは、スゲ、だったかな。
特に活用はしていませんが、やろうと思えば縄を綯ったりすることができます(母は縄綯いが出来る)。
あと、笹巻きちまきをしばったり出来るのかな?(←最近笹巻きちまきが作ってみたいのです)

実家の庭

うまく撮れませんでしたが、中央付近のピンクの花は、タイツリソウ(?)。
その奥の、ツヤツヤした3出複葉のものは、ムサシアブミ(サトイモ科)だったかな?(食べられない系なので何回聞いても頭に残らず、今検索しました)
ムサシアブミは、鳥のフンか何かによって自然に生えてきたのだそう。

実家の庭

この時期、毎年綺麗なのがこの、クレマチス。
これもまた弟の奥さんから母の日に鉢植えで貰ったもの。
うす紫の八重咲きは豪華ですよね。

品種名は「ベルオブウォーキング」。
歩いたり?働いたり?が何故花の名前に?と思って調べてみたら、綴りは Belle of Woking 。
walking  や working ではありませんでした。
イングランド南部のサリー州に、ウォキング(ウォーキング)Woking という地名があるので、おそらくそこにちなんだ名前かと。
「ウォキングの美女」もしくは「ウォキング小町」みたいな意味でしょうか。

実家の庭

で、今年は、奇妙なことに、一重咲きの花がちょろりと咲いています(左下)。
根元際なので、接ぎ木の親木?
この写真の一重咲きのはうす紫色ですが、ちょっと前には、真っ白の一重咲きのものもあったとか。
そういえば右上の八重咲きは、白っぽいですよね?
枝変わり、なのかな? 

 

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山椒の木

2021-05-12 | +その他

実家の庭に、ずいぶん前から山椒の木が生えています。
もとは、自然に生えてきたもの。

山椒の木

もうずいぶんと立派な木になっていて、背の高さは1.2mほどですが、幹はすりこぎにするには太すぎるほどです。
この木は雄株なので、実はつきません。
葉っぱを摘んで山椒味噌にしたりして使っているようです(以前成果品をうちにもらいました。美味しかった!)
あと、今年初めて「山椒の花の佃煮」を作ってみたそうです。
私は2度しか買ったことのない、幻の逸品なのですが、母の感想は、「何か粉っぽかった」ですって。
粉・・・? 花が成熟して花粉が出来てしまっていたのかしら?
来シーズンはもう少し早めに摘むとか・・・。

で、そのそばに、もう一本山椒の若木が生えてきました。
(上の写真、〇で囲んだところ)


もとからある木は雄株なので、これから種がこぼれたのではなく、鳥のフンか何かでしょうか。


山椒の木

こちらがその若木。
山椒の木、2本もいらないし、抜いちゃってもいいかな~と思いつつ、それほど邪魔になる場所でもないのでひとまず置いておいたとのこと。


で、この春、若木をよくよく見てみたところ、おお! 実が!!

山椒の木

上の写真の〇の中、山椒の実がついています。
ということは、この木はメスの木。

山椒界では圧倒的にメスの木の方が貴重とされます。

メスが生えてきたということは、オスの木はもはや・・・?
横目でちろ~ん、とオスを眺めたら、心なしか「冷汗たらりん」って感じだったような。

母はこのオスも長年大事に育ててきたので「大丈夫、抜かないからね」と声をかけてあげていました。


こちらが貴重な初・山椒の実。私がもらってきてしまいました。

山椒の木


あと、オスの方から葉っぱも積み集めました。

山椒の木



「貴重な初収穫の実なので、腐らせないように」とプレッシャーをかけられたので、早速ちりめんじゃこを買ってきて、ちりめん山椒なるものを作ってみました。(多分初めて)
実だけだとちょっと少ないので、若い葉(新芽)も使いました。


(ちりめん山椒の写真あとで)

味の濃い佃煮ってあまり好きではないので、やや薄味に作ったら、我ながら美味しい☆
ちりめんじゃこと山椒、お醤油と酒、あと砂糖少々(みりんがなかった)だけなのに、複雑な味と香りがします。

メインディッシュになるようなものではありませんが、春、一度は作ってもいい味だと思いました。


大き目の葉っぱの方は、小葉をしごいてマーボ豆腐に混ぜたら、これまたさわやかな味わいになって美味でした。


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実家のジャバラ花盛り、レモン受難

2021-05-11 | +その他

ゴールデンウィークは、実家にちょっとだけ行ってきました。
小さい範囲でペンキでも塗ろうかなーと思っていたのですが、タイミングを逸して、ついのんびり過ごしてしまいました。

母は園芸が趣味で、庭は(私の畑とは違って)いろいろ素敵なものが植わっています。

このとき丁度、ジャバラの花が花盛り。
(ジャバラは、私が苗木を持ち込んで植えてもらったのですが)
昨年は一個も実らなかったので、父が昨冬肥料を撒いてくれました。
そのせいか、この春は花がびっしり。

ジャバラの花

枝という枝に花がついています。

ジャバラの花

まるでポップコーンをばらまいたかのよう。


ジャバラの花

日当たりのよい枝には花がびっしり。

ジャバラの花

こちらにも。

あんまり沢山ついているので、ちょっと摘んで観察してみました。

ジャバラの花

写真ではうまく写りませんでしたが、白い花びらの裏側(ガク側)には、ミカンの表面にあるような、薄緑色の油胞のようなものがありました。
ジャバラの花の香りは、なかなかいい香りなのですが、(食材店で買ったことがある)オレンジフラワーウォーターとはまた違う香りのような気がします。
もう少しグリーン系。
男性用オーデコロンにあるような感じかも。ベルガモットっぽい・・かな?
どうやったらこの香りを取り出せるのかな・・?


ジャバラは接ぎ木苗を植えたものでしたが、レモンの木は、数十年前、捨てた生ごみから生えてきたもの。
2年ほど前、ようやく花をつけ、一個実がつきましたがその後は寂しい状態でした。
(自根だからか、過酷な剪定に耐えかねてか・・)
今年は、いちおうまた蕾がついています。

レモンの花

探すとようやくみつかる場所に、ちらり。

レモンの花

こちらにも、ちょろり。
この先どうなるでしょうか。

レモンの木、実は受難でした。
根元を見て下さいませ。

レモン

ドリルであけたような真ん丸な穴が、こちらからみて三か所。
で、これだけじゃなくて、更に・・・。

レモン

こちらにも一か所。

カミキリムシにやられたのだそうです。
母によると、レモンに穴をみつけたあと、そういえば、ある日庭でカミキリムシの成虫を見かけたことを思い出したとか。(その時点でレモンに穴をあける前か後かは分かりませんが、カミキリムシは見つけ次第やっつけておくべき敵なのかも・・・)
殺虫剤を注入し、あと割りばしを差し込んで中をグリグリして対策したようですが、ちゃんと退治できてるかなー。
よりによってレモンの木にくるなんて、カミキリムシもけっこう味にうるさいのだろうか。

虫が死んでくれたとして、結構大きなこの穴はこのままでも大丈夫なのか心配です・・・。
対処法をご存じの方、よかったら教えて下さいませ。



もひとつ柑橘の木がありました。
こちらは花柚子。
父が柚子が大好きなのでずっと前に植えた木です。

花柚子

今年は花は少な目かな?
ちらほら、程度なので摘んで観察するのは憚られましたが。ジャバラと似ていますね。
ジャバラも柚子系の柑橘だそうなので、花も似ているのかな。

 

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ニンニク2021:抽苔・・と思ったら、もう収穫開始

2021-05-10 | +ニンニク

ニンニクの芽をはじめてみつけたのは、4/18でした。

ニンニク抽苔

これがあると緑黄色野菜として役立つので、まだかな~とずっと探していて、ようやく発見。
このあとは行くたびにそこそこ採れるようになってきました。

ニンニクの芽収穫

今年は、見えているところを折るのではなく、飛び出している付け根あたりを持って、そーっと引っ張る、という方法にしてみました。
そうすると、うまくするとずいぶん中の方から折れて、長~い茎が収穫できます。
(短いところで折れてしまう場合もある)

引き抜く感触も面白く、さんざん抜き取ったあとで、ふと思いました。
茎って筒状になっていて、この筒の中に折れたところがあったら、雨などの水がたまって病気になってしまうかも・・?
あわわ。
そうならないことを祈ります。


5月5日、ゴールデンウィーク最終日、また茎の収穫に畑へ。
そうしたら、これまで、ピンピンと、平行に林立していたニンニク(ソフトネックY)が、なんか、ナナメって、乱れた感じになっています。

ニンニク抽苔

(斜めになったり、倒れかけているものがあるのが分かるでしょうか)
え~、病気~? 
この段階で病気なんてショックだー。

葉っぱの色も元気なさそうな感じ。

ニンニク抽苔

おろおろして茎を触ってみたところ、グラグラと揺れる感じです。

お、記憶がよみがえってきた。
このニンニク(ソフトネックY)は、成熟すると茎がぐらつくようになるのです。
で、更に放置すると、地上にパッタリ倒れてしまいます。

まさか、まだ子供の日だというのに、もう収穫!?

ニンニク抽苔

特にグラグラのものを選んで掘ってみると、もう立派なニンニクになっていました。
葉が黄ばんだり、茎が乱れた感じになっているのは、収穫期を迎えたせいでした・・・。

とりあえず試し掘りは少な目に。



それにしても今年は早いような。

ニンニク抽苔

茎がグラグラで掘ってみたこちら、玉はそこそこ太っていましたが、花茎はまだ出たばかり、という感じ。

花茎が出て2週間程度で収穫時期、などと聞いたことがあります。
確かに花茎が出始めたのが4/18なので、5/5は、2週間と3日。
でも、このヒトは、花茎が出たばっかだけど収穫時期になっちゃいました。
トウの成長と玉の成熟は、あんまり関係ないのかな。


ニンニク収穫にあたっては、家でいろいろスタンバイすることがあります。
・玄関ポーチを片づけて、大量のニンニクを仮置きできるように
・テレビの前に、根っこ切り作業スペースの準備 (ああ、貼り箱の工作は当分後だ・・・)
・外の物干しカートをニンニク干し用に準備 (ああ、セーター類の洗濯がまだ終わっていないというのに・・)
・吊るすための麻ひも、ラベル用の紙、ペン、ホチキスなどもスタンバイ

久しぶりなのでオタオタでした。
少量の試し掘りにしておいてよかった。

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