採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

チョコの箱(貼り箱):2023

2023-03-03 | +紙工作

12月に、台湾土産用に結構な量のチョコがけを作ったのでした。
なので何だか2月になってもチョコレート気分が盛り上がらず。
1月も2月も、街に出る機会が一度なく、心躍るバレンタインフェアに、一切縁がなかったのも原因かもしれません。

でも、やっぱちょっとぐらいは作ってみようかしら。
長年謎だったレシピを、試してみたい気がします(不穏な予感もするけど)。
とりあえずチョコレートを500g買って、あと、生クリームを買って、そしてそれから箱作り!
(生クリームをまず買うことで自分を追い詰めてみました)

箱は、気分が箱モードにならないと、かなりめんどくさいです。
しかも貼り箱、2021年に初めて作って3回目かもしれないけど、1年経つともうやり方忘れてしまって・・・。
Youtubeで復習して、あと糊も買ってきて、なんとか作りました。
(糊ベタベタの紙を抑えるのに、プラスチックの櫛がいいと今回発見!)

フタの方の箱はある程度用意されていたので、それに壁紙サンプルを貼って、あとミと仕切りなどなど。
始めてしまえば1日半ほどで結構作れます。

部屋を散らかしまくってるけど、片付いた部屋をキープするためにTV見てるだけより、いいよね。終わったら片づければよいのだ。

貼り箱

とりあえず、フタの箱が準備されていた、15個分。

右の列、華やかな柄で、元気が出ます。
壁紙サンプルなので、いい柄のところが来るとは限らない、というのが、左と中の列の上から2個目。花はなくて茎ばっかり・・・。

貼り箱
貼り箱

中の列の真ん中とその下は、白地に花模様で似た感じに見えますが、質感は全く異なります。真ん中は印刷ですが、その下は版画のように捺染?してあるのです。

 


写真うつりはいまいちですが、左列一番下のゴールドの濃淡のものも私は好き。

みなさんどれが好みでしょうか。


貼り箱

鏡の縁を塗った時のあまりの金色塗料があったので、ちょっと地味なものにゴールドを足してみました。

貼り箱

こちらも。
葉脈をちょっと塗って、あと、どんぐりも金色になりました。

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ランプシェード修理

2023-01-18 | +紙工作

昨年冬、実家のリビングの照明シェードを作ったのでした。
↓こちらが当時の写真。

実家ランプシェード



それが、夏ごろに行ってみたら、ひどいことに。

実家ランプシェード

ぐねんぐねんのぶわんぶわん。
おそらく梅雨時の湿気で折り目が広がって、おさまりが悪くなったものと思われます。
その時は直すための道具(専用の両面テープ)がなかったこともあって、放置。

数か月後のとある日、母からのラインで、
「今度お友達のおさがりのランプシェードを貰うことにしたから」と。
ええー、私の力作、捨てられちゃうの~。
「ひとまず捨てないで」
とお願いしておいて、年末、修理してみることにしました。

年末帰ってみると、もらう予定のランプシェードはまだ貰ってなくて、私のがまだかかっていました。

実家ランプシェード

ああひどい。
母がなんとかしようと針金を添えていますが、十字方向に力をかけても、あまり意味がない感じ。


ヒダが多すぎてつぼまる力よりも広がる力が大きすぎるためかと思われるので、ヒダを減らします。

実家ランプシェード

ちょっとずつ、てことで、まずはこれくらい。

実家ランプシェード

それで吊るしてみると、結構丸く戻りました。
上部の力のかけかたにもコツがあって、上端は緩めで開き加減、その下のくびれ部分は強めに締め付けて、なるべくこのシェードの輪っかの下端に力がかかるようにするのがよさそうでした。

一部まだ丸みが足りないところもあり、もう少し切り取るともうちょっと良かったかもしれません。
裾がもっとつぼまり気味になると、丸くなる力が強まるので形状が安定します。
これの端切れを使って作った、我が家の寝室の、ホタルブクロみたいな形状のものも結構かわいいし、形も安定しています。



業務連絡:お母さんへ
こんな感じで、もうちょい使えるのではないでしょうか???

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ほおずき風折り紙照明シェード

2022-04-14 | +紙工作

今年の2月頃、実家のダイニング用に照明カバーを作りました。(前編後編)。
で、折角折ったものの、多すぎて切り落とした部分が結構ありました。

折り紙照明シェード

ここまでするのは、鉄筆で線をひいて、折って、と結構大変だったので、こんなパーツでも捨ててしまうのはもったいないです。
とりあえず繋いで、1枚にしました。

一端を引き絞ると、ホタテ貝の貝殻みたい☆(写真撮り忘れ・・)
壁面照明のカバーによさそうな感じだったのですが、うちには壁面照明がありません。
とすると、大きさ的に使えそうなのはコレかな?

折り紙照明シェード

ベッドの上の照明。
私の記憶にはないのですが、昔実家のどこかにぶら下がっていて、最近は押し入れに仕舞われていたもの。
しばらく前にもらってきて、ダンナサマは「お月さま」といって気に入ってくれていました。

ここにかぶせる照明カバーにします。


折り紙照明シェード

折角なので、長さ調節部門を照明カバー内に収めるようにずらします。
上にあるコキタナイのは、安定設置用のスポンジ(激落ちを丸くカットし、切り込みも入れてコードに嵌め込んだもの)


折り紙照明シェード

どうでしょ?

折り紙照明シェード

ちなみに、コード調節部もスポンジもなしだと、球は完全にシェードの内側。


折り紙照明シェード

球体がちょっぴり覗いて、ダンナサマによると
「ほおずきみたい」
とのこと。

折り紙照明シェード

斜め下、ベッドに寝転んで見えるのがこんな感じ。
ほおずきとか、何かの蕾?実?みたいです。
もともとの球体照明が生きていて、割といいかも☆

☆反省点:特に何も考えず、両面テープ接合をしてしまったが、こういうつぼんでいる形状だと中が覗き込めないので、透明テープどめでもよかった。(結果的に2か所は透明テープどめにした)
(両面テープ接合だと、糊代分で2幅分減ってしまう)
最初、バラの段階で仮に束ねてみてどんな形になるか試してみるのがよい。

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実家のダイニング用ランプシェード(下)

2022-02-22 | +紙工作

こちらの記事の続きです)

実家のダイニング用ランプシェード、↓この段階でつまづいて数日、放置されておりました。

origami-lampshade

せっかく折り終わって、紙2枚をつないで先が見えたかと思いきや、紙の量が多すぎて端を引き絞ることができないのでした。
下に開いた構造のシェードは初めてで、つっぱらせるための折り返し部分が原因と思われます。

紙が多すぎるので、やっぱ切るしかないですよね。


origami-lampshade

切りすぎも怖いので、少しずつ切ってみて、2段階目でなんとか形にすることができました。
左上が切り落とした部分。
右下は、ようやく丸く引き絞ることができたもの。

 


実家に持っていったのは2月初旬。
照明器具本体は既に実家に持っていってありました。(裸電球状態)
(代用の電気スタンドは横から光があたるので「新聞が読みにくい」との父の要望があったため)
器具への取り付けも、家で試しておきたかったのですが、現場(実家)でやるしかありません。


どうなることかと少し心配でしたが、無事にセットすることができました。

origami-lampshade

どうでしょうか。

origami-lampshade

接合部の糊代がちょっとつっぱって、カサが少しいびつになっていますが、実物は写真よりは目立たないです。
調整しようかとも思いましたが、クライアント(母)がこれでいいとのことで、ひとまずこのまま。

origami-lampshade

上はこうなっています。
ちょっと高くなった部分は、もう一度ななめに折って木のキャップにおさめようかとも思ったのですが、これでよさそうなのでこのまま。
見えないところにゴムひも(マスク用の白いゴム)を通して引き絞ってあるのですが、補強のためこの出っ張り部分の周囲もゴムで巻いてあります。
カサの上は基本的に見えないところなので・・。

origami-lampshade

直径は、模型等々でよく検討しましたが、深さも、丁度木のパーツの位置にぴったりあう感じで、丁度よかったかなと思います。

照明器具としては、前のプラスチックより更に軽くなり、天井への負担も減りました。
(もともと、なんで35年落ちなかったの?というくらい、薄い石膏ボードに何の補強もなくネジどめしてあるだけだった)
「どこでも下地」で石膏ボードも補強し、ひっかけパーツ・ネジも新調しました。

母はなかなか気に入ってくれて、「何個か作って手作り市とかで売れば?」と。
でも、照明器具の、カサだけ壊れて困ってる人って、ものすごーく少ないですよね、きっと・・・。
照明ってそもそもあんまり壊れないし、電気パーツの方が先に壊れることもあるし、カサが壊れたとしても、いまどきニトリやイケアでいくらでも売っているから、(インテリアにこだわりのある人なら特に)裸電球のまま使っている人ってあまりいなさそう・・・。


上向き、下向き半球、まんまるシェード、どれも作れるようになったし、どっかから発注、ないかなー。

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実家のダイニング用ランプシェード(上)

2022-01-13 | +紙工作

レ・クリント風折り紙ランプシェード、もう作ることもないかなーと思っていましたが、発注が来ました!

実家のダイニング照明のカサが割れたのです。
いやあ、カサだけ壊れることって(しかも身内で)あるんですね。


こちらが壊れたカサ。

レ・クリント風照明DIY


天井のとりつけ部分が非常に弱い状態でした。
うっすーい石膏ボードにヒートンをねじ込んであるだけで、よくこれが何十年も持ったな、と思うほど。
で、ここが何かの拍子で壊れて、照明器具ごと落ちてきたのだそうです。

レ・クリント風照明DIY

照明器具本体は無事で、カサのみ交換というリクエスト。
普通の人ならば何十年ものの照明器具ごと買い替えるかもしれませんが、なにせ私の母、
使えるものは使います。
(あと、あの折り紙ランプシェードが割と気に入っているというのもある)


レ・クリント風照明DIY

構造的に、簡単には外せないようなつくりだったので、カサを自分で破壊して照明器具を取り外しました。

レ・クリント風照明DIY

もとのカサの直径は、44cmでした。
ひとまずこれに合わせて試作してみます。

レ・クリント風照明DIY

裸の照明器具に、試作品をあててみます。
ちょっとまっすぐタイプ。

レ・クリント風照明DIY

以前作ったのと同じ、菱形で構成されている球面タイプ。

レ・クリント風照明DIY

で、サンプルを持って行ってみたのですが、何故か小さすぎるような印象。
以前自宅用に作った球体と同じ、直径50cmがよさそうでした。
ヒダの形状等もだいたい同じで、というリクエスト。

レ・クリント風照明DIY

ただ今回は、球体ではなく、下が開いた半球形。
下端をうまいことして、ほどよいつっぱり感を出そうかと思います。
こんな感じでどうだろうか。

レ・クリント風照明DIY

照明器具との接合部はこんな感じ・・・。

このあたりで、床下断熱リフォームがいそがしくなって、だいぶ中断していました。

レ・クリント風照明DIY

年末、再度サンプルを持って行ってテスト。
こんな感じになるはず。うむうむ。

このとき、照明器具も持っていき、とりつけました。
天井の石膏ボードの穴は、「どこでも下地」でふさいで、とりつけ器具は新調しました。(古いヒートンはネジ山が低くなって劣化してるっぽかった)
年末押し迫っている中、ホームセンターでお買い物。(とりつけ器具と、あとどこでも下地用プラスポイト)

奥に見えるのが仮設照明だったのですが、上からの光でないと新聞などが読みにくいという父の意見で、ひとまず裸電球状態でおいてきました。


さて、本番の作成をすすめなくては。
紙は買って、実家にも持って行ったのですが、年末はやっぱ多少ドタバタで、工作どころではありませんでした。

レ・クリント風照明DIY

今回は下にひらいたドーム型なので、紙のつなぎ目をちょっと綺麗にしたいです。
セロテープは下側からの見た目がよろしくなさそうなので、障子紙売り場にて、この紙専用の両面テープを買ってきました。
これでくっつける作戦。

レ・クリント風照明DIY

両面テープの幅分の糊代をつくります。
(貼り付けたあとにカット)

レ・クリント風照明DIY

で、折り位置に直交するようにハサミを入れるようにすると、問題なく折りたためるということが分かりました。
割といいかも。
自宅のカサも、もし次に直す機会があったらこの方式で行こう。


あとはひたすら、畳んで、線をひいて、折り線をつけて・・・。

レ・クリント風照明DIY

今回は次のような手順。
・細かい折り線を折る前に、補助線を鉛筆でひく。
・90cm幅、長さ180cmのまま、細幅に屏風畳みに折っていく。折り線は、全部谷折りになおしておく。
 (最終的に、縦の線は全て谷折りになるので)
・中央で切り離して、半分の幅にする(45cm)。
・2枚をつなげる
・折りたたむ斜め線を鉄筆で線付けする。
 (以前は交点に少し隙間をあけましたが、今回は普通に交差させました)
・補助線を消しゴムで消す。
・鉄筆の線にあわせて折り線をつけていく。
・折り線がしっかりついたら、紙の両端をつなげて輪にする。

長さは180cmの2倍分。
これだけあると、やってもやっても終わらない感がありますが、なんとかひととおりできました。

レ・クリント風照明DIY

輪にしたものは、なんだかえらく嵩張ります。
これまでにない嵩張り方。
下端の、つっぱらせる折り方が効いてるのかも。

でもって、上端側をぎゅうっと引き寄せてみると、ぐねんぐねん、ぶわっ、という感じで、つっぱる力が強すぎて、うまく引き絞れません。

紙の量が多すぎるような感じ。


苦労して線をひいたり折ったりしたけれど、量が多すぎたみたい。
切りすてて、減らさないといけないようです。。。。

くー。

幸い接合は両面テープで簡単です。

それにしても、折角折ったのに~、と少々腹立たしい。
あと、減らせば綺麗なドームになるのかも、段々心配になってきました。

(つづく)

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貼り箱

2021-04-28 | +紙工作

鳥取の洗面所リフォームをする際、調子に乗って大量の壁紙サンプルを、国内、海外から取り寄せてしまいました。

貼り箱

おおむねA4サイズで、いろいろな模様、質感の壁紙サンプルが大量に・・・。
結局、国内から取り寄せたものを採用したのですが、どれもこれもweb画像で見るのと実物は違うので、見てみてよかったなーと思いました。

折角の綺麗な紙、何かに使いたいです。


貼り箱

いつものチョコの箱のフタは、折りたたんで作る構造なので、B4サイズの長さが必要。
A4サイズでは足りません。


貼り箱

でも、箱(フタ)の大きさとしては、A4 に収まるサイズ。
貼り箱方式なら、この大きさの紙で何とか足りるかも・・・?

試作してみよう。

まずは「貼り箱」でYoutubeを検索して予習。
こちらこちらこちらなどを参考にしました。

土台となるのは、厚紙的なもの。
でもうちにはないので、いつものf段(薄い段ボール)を使うことにします。

貼り箱

こんな感じに箱の形状に折り線をつけます。

貼り箱

そして四隅をセロハンテープで貼り付け。


壁紙の方は、どこを模様にするかそれぞれチェック。

貼り箱

切り抜いた紙をつかって、壁紙にあててみて、どの部分を使うか見てみます。
左端から紙を使った場合。

貼り箱

こっちは右端から紙を使った場合。
この壁紙だと、左側からの方がいいかな?
(左から××cm、という設定もできなくはありませんが、簡略化して右詰めか左詰めどちらかにしてます)


貼り箱

そして壁紙の裏に補助線を印刷。


貼り箱

補助線に従って切り込みを入れます。


貼り箱

貼り付けは、壁紙ですし、壁紙ボンドでいいよね?(やはり鳥取リフォームのゴミ箱作りで余ってうちにあったので)

貼っている間は、両手がふさがっているし、糊で手がぺとぺとで、写真を撮る余裕がありませんでした。


貼り箱

ひとまず7個試作。
いろいろと課題が見えてきました。

貼り箱

折り返した部分、糊が足りていなくて浮いてしまったり・・・・。
やや厚手のビニール壁紙は、紙に張りがあるので折り返した状態でキープするのは難しいので、糊がちゃんと塗ってあったとしても、仮抑え(ボール紙+洗濯バサミ)が必要です。

貼り箱

この紙は、部分的にビーズのようなものがびっしりくっついている変わったもの。
とてもゴワゴワで、案の定、うまく貼れませんでした・・・。
平面の部分が、浮いてしまうような感じ。
糊で紙が伸び、乾いたときには縮んで、箱とうまくくっつかなかったのかな・・・。


貼り箱

この紙は、壁紙にしてはやや薄手の、和紙風。えらく貼りやすかったです。


貼り箱

折り返した部分は、本当は4辺の高さが揃っているといいのでしょうが、そこまでの精度は私にはちょっと・・・。
四隅で段差があっても、各辺が直線ならいいかなと・・・。


■貼り箱、今後の課題
・まだまだ壁紙サンプルがあるので、飽きないように、折々に6個ずつくらい、ちびちび進めていくべし。(終わるのだろうか)
・フタが出来たら、次は箱のミの方も作らねば・・・。
・さらに、チョコの箱にするならば、中のしきりetcも。パーツが多くてかなり大変なのでそのつもりで・・・。

・糊は、一気に全面に塗る方法と、中央に塗って、箱を置いてから四辺に塗っていく方法がある模様。
 今回両方やってみたけれど、一度に全部塗ると、手にぺとぺと糊がついてしまう。最初に中央に塗る方がいいかなあ。でも紙の伸縮があるので、一気に塗る方がいいのかな。

・土台となる箱は、今回f段を使ったが、段ボールはイマイチということが分かった。
糊で濡れた段ボールはとても弱く柔らかくなってしまい、折り返しを固定するために押さえつけたりすると、厚みがつぶれてしまったりする。
糊で濡れることによってゆがんだりも。
やはり厚紙がいいのだろうけれど、ひとまずもうちょっと段ボールでやってみる。(在庫の資材を消費したい・・)

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レ・クリント風プリーツ球体照明(3):地味な作業の末、完成!

2021-03-31 | +紙工作

(1)(2)の続きです。

=====

サンプルを作ってみて何とか作れそうだという目途がついたので、実際に作ってみることにします。

まずは材料ゲット。
必要量は、障子紙2枚。

プリーツ球体照明origami_lampshade

以前2枚入りの障子紙を買って、それが1枚余っていたので、今回は1枚入りを買ってきました。
(前回、何故1枚入りを買わなかったのか・・。ぱっと目についたのが2枚入りで、内容量確認せずに買ったのかなあ・・)


まずは屏風畳み。(写真は以前のものですが・・)

プリーツ球体照明origami_lampshade

これを2セット作ります。
今回は全て2セットなので、なるべく飽きないように、1枚目をあまり一生懸命やりすぎないように、心頭滅却しつつ作業する必要があります。

このあと、鉛筆で補助線ひき。
これも2セット。
(物差しのミリの目盛りはもうつらくって・・・)


プリーツ球体照明origami_lampshade

補助線引きがおわったら、次は折り線を鉄筆でつけていきます。
あと、1枚目の作業後に気づいたのですが、出来上がりの球体の縦線は基本的に全て谷折りになるので、屏風畳みの折れ線の、山折り部分も鉄筆でなぞり、このあと谷折りにしやすくしておきます。


プリーツ球体照明origami_lampshade

全ての折り線に鉄筆で線をひいたら、今度は消しゴムかけ。
はううう。
結構大変だ~。
しかも、消しゴムをかけると(この中高年の視力では)折り線も朧気な真っ白になってしまい、不安でたまりません。


前の時、障子紙の1枚入りを買っておけば、こんな羽目に陥らずに済んだのでは・・・・。
過去の自分を恨めしく思いつつ、2枚目もすすめます。


折れ線をつけて、消しゴムもかけたら、次は楽しい折り作業!
平面が立体に変化していくのって、ワクワクするのよね~。

のはずが。

今回、カーブが急な半球に仕上げるせいか、サイズが大きいせいもあるのか、筆舌に尽くしがたい大変さ。
前のときとは比べ物にならないほど苦戦しました。
折角折っても、うまく抑えておかないと、バラン、とほどけてしまったり・・・。
1枚目であんまり苦労したので、何か折り方にコツがあるのだろうかと、ル・クリントの動画を見直したりしてみましたが、画期的なヒントというものはなく。
仕方なく、2枚目も地道にチマチマ折っては洗濯バサミで仮止めし、を繰り返していきました。


でも、折りまで来ればあと少しのはず!
なんとか気力を振るって、2枚目も折り上げました。

プリーツ球体照明origami_lampshade

こうやって並べてみると、全体像がイメージできます。

実は面倒な工程がまだまだ残ってました。

・2パーツの紙の接続
 本家のように縫うことも考えましたが、今回も、透明ガムテープでくっつけることにしました。

・下端を引き絞るため、針穴をあけ、ゴム紐(マスクのゴム)を通してゆわく


これらを済ませると、なんか壺みたいなものが出来上がりました。

プリーツ球体照明origami_lampshade

ほわわ。
でかし。


プリーツ球体照明origami_lampshade

とりつける照明器具はこれです。
ずーっと前、結婚したばかりの時にリサイクルショップで買ったもの。
シェードの上には手でもっている黒い木製のパーツが飾りでついていました。
今器具にセットしてある白いものは、天井側のカバーパーツなのですが、試してみた結果、こちらの方が都合がよいのでこれを中に入れ込みます。

プリーツ球体照明origami_lampshade

この照明器具は、買ったときからシェードが欠けていました(で、ちょっと安かった)。
ランプシェード、自分で作ってみてもいいよね、と思って買って、早20年・・・・。
(なんてこったい)
そろそろ照明器具自体が寿命を迎えそうな程ですが、間に合って(?)よかった。

(この20年、普段使わない部屋の照明だったということもあり、欠けたシェードに強い違和感を抱くこともなく過ごしてきましたが、もし20年前のリサイクルショップにいる自分にメッセージを送れるならば、「ちょっと待って。探せばいろいろあるから、欠けてないものを買った方がいいと思う」と伝えたいかな・・・)

欠けてる上にホコリの積もったこのシェードは、躊躇なく割って捨てました。



さて、先ほどの壺みたいなものを引き絞って紐で縛って留めて、なんとか出来上がりです!

プリーツ球体照明origami_lampshade

ようやく~。
実は、屏風畳みを作ってから次の段階に行くまで、数か月ほど時間が空いていました。
このままでは未完のまま材料がゴミになってしまう、と奮起して、よかった・・。

プリーツ球体照明origami_lampshade

照明点灯。
何を掲げているかというと、50cmの円形モデル。
作ってみて、えらく巨大に感じるので並べて撮影してみたのでした。
こうしてみると、ほぼ同じサイズかな。


作り終わってしまうと、ちょっと寂しいような気も。
また違う折り方の何かを作ろうかな・・・。
しばらく構想を練ることにします。



■参考情報
作業が終わるまで気づきませんでしたが、Youtubeで
origami lampshade と検索すると、いろいろなプリーツランプシェードが出てきます。

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レ・クリント風プリーツ球体照明(2):試作

2021-03-30 | +紙工作

(1)からの続き

====

さて、こんな感じの球体を作るため、試作していきます。

プリーツ球体照明origami_lampshade

投影したかたちは、正12角形のようですよね。
ボール状の上に、にょっきり縦軸が伸びています。

プリーツ球体照明origami_lampshade

という訳で、直径50cmで作ることにして、正12角形をつくってみました。
(確か糸をコンパス替わりに使って、直径50cmの円を描いたような気がします)


計算から得られた通り、幅3.3cmの屏風畳みを作成。
更に斜め線をつくって、折り返していきます。

プリーツ球体照明origami_lampshade

自分の計算があっている自信は勿論なく、サンプルを、12角形モデルにあわせながらの進行。


プリーツ球体照明origami_lampshade

ふむふむ、なんとなくそれっぽくなってきたような。


プリーツ球体照明origami_lampshade

ぴらりん。
菱形になってます。こんな感じで、球体になりそうですよね。


プリーツ球体照明origami_lampshade

上に軸を延ばすのは、頭の中で考えてもさっぱり分かりませんでしたが、実際折ってみた結果、こんな感じでいけそうです。

プリーツ球体照明origami_lampshade

折り線はこんな感じ。複雑・・。
この折り線を見ても、どう組みあがるかは想像つきません。

プリーツ球体照明origami_lampshade

縦軸の上端部は、本物は、なだらかな傾斜で広がっていますが、今回は紙の長さの都合上、もうちょっと短くしたいです。
なのでこんな風に、短く90°くらいに折り曲げる方式にしてみます。


サンプルが概ねできた段階で、念のためもう一度、本物を見に行ってみました。
あと、動画も見て復習。





おりょ。気になる点がひとつ。

サンプルでは、頂点になるところは、各辺が一点で交差して、こんな風に↓、尖るようにつくりました。
プリーツ球体照明origami_lampshade

でも、実物は、この頂点は、点になっていなくて、数ミリ離れているようです。
うーむ。
点にするよりも堅牢なのだろうか。
本物がそうしているなら、やっぱそうした方がいいのかな・・・。

プリーツ球体照明origami_lampshade

という訳で、頂点が点にならないように、4ミリほど間をあけることにしました。
作業用のえんぴつ線を2本ひくことになります。
本当は、この設計で再度試作した方がいいのですが、うー、ちょっと面倒かなあー。
見切りで本番、いっちゃおうかな。

 

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レ・クリント風プリーツ球体照明(1):設計の準備

2021-03-29 | +紙工作

2019年1月頃、ル・クリントのランプシェードにインスパイアされて、こんな照明カバーを作りました
(写真は、2020年4月に微調整して場所移動したときに撮影)

origami_lampshade

で、このとき使ったプラスチック障子紙、何故か2枚入りを買ったので、1枚で足りて、1枚余っていました。

origami_lampshade

これを有効利用したいものです。
もうひとつ、作ろう。

今度は、お店で見たこれを作ってみたい・・・。

origami_lampshade

紙を折って、球体ができるなんて、不思議です。

前は、適当に自己流で作りましたが、今度はなるべく同じものを作りたいです。
どういう設計になっているのだろうか。


じーっと観察してみると・・・

プリーツ球体テストプリーツ球体テスト

左側が前に自作したもの。右が今回作りたい球体。
ヒダヒダの形状というか、構成する多角形の形が異なります。
左は縦の線が、山になったり谷になったりしているし、縦に細長い6角形で構成されています。
右は縦の線がすべて谷折り。そして菱形で構成されています。

図にするとこんな感じ。

プリーツ球体テスト

左が前につくったもの、右がこれから作りたい球体。
右は、菱形で構成されています。


実際に紙を折ってみながら確認すると・・・

プリーツ球体テスト

こういう折り方でつくると、表面が六角形になってきます。


プリーツ球体テスト

こういう折り方だと、菱形で構成されることになります。
こうやって屏風畳みの紙を、斜め線が連続するようにに何度か折って、半円をつくるようにする、ということ。

適当に折ってみて思ったのですが、作りたいサイズと、屏風畳みの幅は関係しているような気がします。
適当な幅の屏風畳みを適当に折ったのでは、丸くなっていかないような・・・。
(前に作った時は、適当な幅の屏風畳みを適当に折っただけだった・・・・)


で、うまいこと説明できませんが、正多角形を作るためには、次のような法則があることが分かりました。

プリーツ球体テスト

例えば、投影したときに正10角形になるようなボールを作るには、
・屏風畳みの幅は、蛍光イエローの部分
・紙の長さに相当するのは、頂点を一個飛ばしにした部分の長さ、つまり蛍光ピンクの部分の長さ
となります。

プリーツ球体テスト

直角三角形の各辺の長さは、こういう計算です(グーグル先生、ありがとう!)。

半径rの正2n角形にしたい場合、
中心角θ=360/2n

紙の縦の長さ=r・sinθ x n
屏風畳みの幅=r-r・cosθ
紙の横幅=ヒダの角度60度とすると円周の約2倍=2×2πr


実際にやってみます。
(うっとおしかったら数式の部分は飛ばしちゃって、写真だけ見て下さいませ)

■正6角形の場合
半径10cmの正6角形とすると

θ=360/6 =60
紙の縦の長さ=10・sin60° x 3
      =10・0.87 x 3
      ≒26.0
屏風畳みの幅=r-r・cosθ
      =10-10・0.5
      =5

プリーツ球体テスト
プリーツ球体テスト
プリーツ球体テスト

26cmの長さ(×横幅約125cmもしくはもっと)の紙を、5cm幅に折り畳み、26cmが3区分になるように斜め線を入れて菱形を作って畳むと、投影形状が6角形のボールになります。
(ヒダが粗くてボールとは呼べないかもしれませんが)
(写真はテストピースなので横幅30cm程度でつくっています)


■正8角形の場合
半径10cmの正8角形の場合
θ=360/8 =45° 
紙の縦の長さ=10・sin45° x 4
      =10・0.71 x 4
      ≒28.4
屏風畳みの幅=r-r・cosθ
      =10-10・0.707
      =2.9

プリーツ球体テスト
プリーツ球体テスト
プリーツ球体テスト

28.4cmの長さ(×横幅約127.6cmもしくはもっと)の紙を、2.9cm幅に折り畳み、28.4cmが4区分になるように斜め線を入れて菱形を作って畳むと、投影形状が8角形のボールになります。
(写真はテストピースなので横幅30cm程度でつくっています)

■正10角形の場合
半径10cmの正10角形の場合
θ=360/10 =36
紙の縦の長さ=10・sin36° x 5
      =10・0.59 x 5
      ≒29.5
屏風畳みの幅=r-r・cosθ
      =10-10・0.81
      =1.9

プリーツ球体テスト
プリーツ球体テスト
プリーツ球体テスト

29.5cmの長さ(×横幅約125.4cmもしくはもっと)の紙を、1.9cm幅に折り畳み、29.5cmが5区分になるように斜め線を入れて菱形を作って畳むと、投影形状が10角形のボールになります。
(写真はテストピースなので横幅30cm程度でつくっています)
だいぶボールぽくなってきました。


■正12角形の場合
半径10cmの正12角形の場合
θ=360/12 =30°
紙の縦の長さ=10・sin30° x 6
      =10・0.5 x 6
      =30
屏風畳みの幅=r-r・cosθ
      =10-10・0.866
      =1.34

プリーツ球体テスト
プリーツ球体テスト
プリーツ球体テスト

30cmの長さ(×横幅約126cmもしくはもっと)の紙を、1.34cm幅に折り畳み、30cmが6区分になるように斜め線を入れて菱形を作って畳むと、投影形状が12角形のボールになります。
とてもヒダが浅くなってきました。


作りたい球体は、写真をじーっとにらんで数えてみると、最後の12角形だと思います。
半径25cm、直径50cmくらいでちょうど、照明器具を中にいれられるし、障子紙の縦の長さ90cmにおさまりそうです。

プリーツ球体テスト

実物大投影モデル。

半径25cmの正12角形の場合
θ=360/12 =30°
紙の縦の長さ=25・sin30° x 6
      =25・0.5 x 6
      =75
屏風畳みの幅=r-r・cosθ
      =25-25・0.866
      =3.35
紙の横幅=2×2πr
    =2×2・3.14・25
    =314  

紙の縦の長さは、90cmにおさまるし、ヒダの幅は、3.3cmでよさそう。
横幅は、計算上は障子紙180cmの2枚分(360cm)はなくてもよさそうですが、丁度2枚分加工することにします。
1枚買い足すことになります。


これにあうような感じで、まずは実物大サンプルを作っていきます。

(続く)

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レ・クリント風プリーツ照明カバーDIY

2019-03-07 | +紙工作

久しぶりの新・工作ネタです。
(写真多めで長いです。重かったらすみません)

 
1月中旬のこと、たまたま行った近くのインテリアショップに素敵な照明がありました。

le-klint
le-klint

紙をひだひだに折ったことで出来る陰影が素敵・・・。 

レ・クリント Le Klint というデンマークのメーカーのもののようで、店内のTVで、工場の映像をずっと流していました。

Youtubeにあるこちらの動画です。
15分ほどの映像ですが、面白くて1巡半ほども見てしまいました。

特に気に入ったのが、上の球体の方。手毬のような形も美しいし、固定方法が秀逸!
上に伸びた部分を折りたたんで引き絞ることで、照明器具本体に固定できるのです。
(動画の10分20秒くらいから)

 

なんか面白そう~。
自分でもできないかな?

 

le-klint-diy

早速A4の紙を畳んでみました。
なるほど~。こういう構造か。
山折りだったところが谷折りになって、その間を斜め線でつなぐとあんな感じになるみたいです。


照明カバー、作れるかな?
というのも、我が家の照明のひとつはいま、こんな感じ。
 

le-klint-diy

数年前に、カバーが突然落下してきたのです。
(最初なかなか検索出来ませんでしたが、出てきました。2015年8月のことでした。あれからもう3年半・・・)

「ま、電気はまだつくし、いいよね。照明なんて普段視界に入らないし。」 と思ってはや幾年。
これにプリーツ細工のカバーをつけたらどうかな?


とりあえず、材料を買ってみよう。 

le-klint-diy

ホームセンターに行き、障子紙コーナーで、長考。
紙製やら厚手やらいろいろありましたが、この「プラスチック障子紙」というものにしてみました。
どれだけ必要なのかよく分かりません。
ヒダヒダにするからきっといっぱいいるはず、と2枚入りを。(2000円程度)


その後チョコがけなどに集中し、折角買った紙はしばらく放置。
このままお蔵入りかも・・と危惧していましたが、3月2日、ぽっかり時間ができました。
畑も気になるけど、明日でもいいよね。

ということで、朝から紙工作。
まずは実物大の部分模型を。
照明の半径が33cm。
その下に、ドーム状にカバーをつけたいです。

 

le-klint-diy

ヒダヒダに畳んだ紙を、ドームの半分の形になるように折り曲げます。
(この帯の長さは、48cmでした。)
 

le-klint-diy

この折り曲げ線にあわせて、例の斜め線をいれてたたみなおすと、こんな感じ。
ごく小さい部分ですが、これがドームの一部になります。
(手で持っているところがドーム中央部)
なんか、出来そうだよね。

それにしても、ずいぶん沢山紙が必要になりそうです。


 

le-klint-diy

プリーツのサイズの確認。
3cmと、2.5㎝を折り比べてみました。
2.5cmの方が繊細な感じでいいかな?
(オリジナルのヒダは3cmくらいだったかもしれません。天井が高い外国の家だとヒダが大き目の方がチマチマしてなくてなじむのかも)

 

le-klint-diy

どれくらいの長さの紙が必要か、計算します。
照明の半径が33cmなので直径が66cm、円周は66×3.14で、約200cm。
約60度の角度でヒダをよせると、必要量は円周の2倍になって、約400cm。
わー。

(本当はこんなにサクっと出来てなくて、サンプルや照明の実寸を計ってみたり、うっかり面積を計算しちゃったり、いろいろありました)
 

le-klint-diy

障子紙は、94cm×200cmという規格でした(実際の長さは203cmくらい)。
これを縦半分にすると、47cm。実物大見本で作ってみた帯が48cmなので、丁度、この紙1枚で、47×200が2つとれて足りそうです。
94cm幅のままヒダをつくってから半分にカットするのが、手間が省けます。


半分、半分、半分、と折り目をつけていくと3cmになってしまうので、最終的に約2.5cm幅にするために、
なのでまず4:1に分割してから細かく分割していくことにしました。

紙の分割については、ポール・ジャクソン氏の書籍
〈折り〉の設計 - ファッション、建築、デザインのためのプリーツテクニック
Complete Pleats: Pleating Techniques for Fashion, Architecture and Design
をアマゾンで立ち読み。
(日本語版だと紙の分割の前半だけですが、英語版だと全部読めました。助かりました)

まず半分、そしてその半分、次は紙の端と折り線をあわせてまた折る、を繰り返して、必要なプリーツ幅の2倍になるまで谷折りを繰り返し、裏返して、隣り合う山折り同士をあわせて谷折りをし、プリーツにする、という手順。

紙折り開始~。
 

le-klint-diy

大きな紙やらこまごまとした道具が散らばって、現場は混乱しております。
 

le-klint-diy

まずは片面の谷折りを全部済ませたところ。
この後裏返して、隣り合う山折り線どうしを合わせてヒダをつくります。

 

le-klint-diy

プリーツできました。
仮止めにはゴムと洗濯バサミが役立ちます。
 

le-klint-diy

ばらん! おー!!

中央を切り離さずにこのままで出来るかも?とも一瞬思いましたが、紙の厚みであとあと困ることになりそう。
やはり切らねば。と二つ折りにして線をつけ、ハサミで2つに切り離しました。
約46×200のパーツを2つあわせてドームをつくります。

このあとが大変だった。
 

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斜め線は、フリーハンドではきれいに折れない可能性があるので、あらかじめ折り線をつけておく方がよさそうです。
頂点となるところの位置を計ってしるしをつけ、定規と鉄筆で、斜め線、ナナメ線、ななめ線・・・・。
定規の一ミリの目盛も目にきびしいっていうのに、白い紙に鉄筆でつけた点なんて、老眼&近視の目では見えなーい。
「目が、目がぁあぁあぁ」
となりながら線をひいていきました。

土曜日はここで時間切れ。
はうー。


日曜日は、朝起きてみたら、雨。
あららー。畑に行こうと思っていたのに。
仕方ないので紙工作の続きです(ヤッター☆)


この日もまずはひたすら線ひき。
線をひきおわったら、ようやく楽しい折り作業。
パーツ2枚とも折ったところがこんな感じです。
 

le-klint-diy

立体感が出てきて、ドームっぽくなってきました。
ここで嬉しくなって、2枚をつないでしまいました。
(作業効率的にはつなぐのは最後がよい。早すぎた)

 

le-klint-diy

わ~い、まる~い☆
(つなぎ方は、とりあえず手持ちの半透明なガムテープ)

 

le-klint-diy

ドームの頂点部分のA案。
折りっぱなしのまま寄せたタイプ。

 

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B案。角を45度に折りこんだ状態で寄せたもの。

今回はすっきりしたA案で行くことにします。



頂点側にまず穴をあけ、ゴムひも(とりあえずマスクの耳ひも)を通して縛ります。
ヘリの部分にも紐(手持ちの水引)を通します。

で、ここでハタと立ち止まりました。
どうやって照明器具とくっつければいいんだろう。
折るのが楽しくて、それを考えておくのをすっかり忘れていました。

針金的な?(←試してみましたが、ダメ)

そうだ、ゴムひも。ダイソーへGO。

ゴムひものかけかたも、最初はうまくいかず、2回目のこちらで。
 

le-klint-diy

ゆるく張ったゴムひもで、ひっかけるようにします。

 

le-klint-diy

装着!

 

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明かりをつけてみると、こんな感じ。
わーい、出来た~。
 (ヘリのガタガタなど、多少のアラには目をつぶって下さい)

久しぶりに楽しい工作でした。





■改良案

装着して、すっかり家の一部になって余り視界に入らなくなってきまいましたが、不安な点が。
2パーツをつなぎあわせたガムテの接着力が弱そうなのです。
しばらくしたら剥がれてきて補修が必要になりそう。
で、その補修のついでに、次の改良をする予定。
 

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現状では、上端付近はこのようになっています。(ドームの内側から見た様子)

 

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それを、このように変更する予定。
こうやって折ると、折り返し部分が照明器具の円周部分にひっかかって安定しそうです。

 

le-klint-diy

折った様子はこんな感じ。外見は今と同じになります。
折りなおすと同時に、外周の紐も通し直す必要がありますが、その際はゴムひもにつけ換えます。これでヘリのガタガタ感もなくなるはず。



もっと、根本的な問題も。
この照明器具は、どこかのリサイクルショップで買ったのです。
で、カバーが劣化して割れるということは、それなりの古さ。
既に、スイッチを入れても点灯に時間がかかる、という症状が出てきています。
折角カバーを作ったけれど、照明本体がオシャカになる日もそう遠くなさそう。うるる。
そうしたら、折角つくったこのプリーツカバーを別のシーリングライトに付け替えたいけれど、照明器具の構造が違うので、くっつけ方を再検討しなくてはいけません・・・






■余った紙で・・・

障子紙、丁度1枚で今回のカバーが出来ました。
2枚入りなので、1枚余っています。

もうひとつ、作ろうかしらん。
次は・・・ 

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ベッドルームの、これかしら。
これは、ベッドに寝たときに目に入るので、しょっちゅう視界に入る照明器具です。

お店にあったみたいな、球体のカバーにしてみる?
レクリントの他の製品みたいな、球の下端をカットしたような可愛いベル型や、扁平なベーグル型、釣鐘型なども面白いかも。
下の5つはアメリカのノーブルスパーク社のもの。
下段のひとつめとふたつめのは、折り方が今回とは違うタイプで(山折り線がずっと山折りのままで、ナナメ線が2本入ってる)、作るのは面白そう。ゴツゴツしてちょっと好みではないけれど、ヒダを細かくするとまた違うかな。(ウニの殻みたいになるかも)
下段右端のは曲線を使っていて作るのはちょっと・・ですが、ウェディングケーキみたいでゴージャス(幸いうちには合わなそう)。

ダンナサマへ:どんな感じがいいですか。



 

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