昨年タネを頂いて、Y氏白、と名付けていた品種が収穫を迎えました。
収穫間近になると茎がぐらぐらしてきたので、ソフトネックタイプといってもよさそうです。
ソフトネックタイプはうかうかしていると茎が枯れて腐ってしまうので、青い葉っぱが残っているうちに収穫してしまいます。
なるべく太らせたいような気もするけれど、茎がぐらぐらしてきたら、もういいってことにしよう。
ウィーンのエスニック食材店(PROSI)で、前から気になっていたアフリカ食材を、今回こそは、と買ってみました。
今回は、フフを買ってみたいな、と思っていました。
(バンクーやプラカリのことは実は今調べました。フフの地方名か何かかと思っていて、全然別モノとは知りませんでした)
悪くないけど、「ハマる!」という味でもないかなー。
頭のなかは、「??」 という感じ。
美味しさのポイントがどうも謎。
特に、このプランテーンバナナを一番にすすめられたのが、謎を深めています。
キャッサババージョンやタロ芋バージョンの方が青臭くなくてよさそうな気がするんだけど、この青臭さが、地元の人にとっては美味しいのかしら。
アフリカの人に、詳しくインタビューしてみたくなります。
(日本のお餅をどう思うか、また、日本で代用品を作るとしたらどうするのかなど、いろいろ聞いてみたい。私としては、ヤツガシラ+トウモロコシ粉あたりで作れば、食感はかなり近いものができそうだと思うれど。あと、餅つき機でフフが作れるかとかも)
アフリカの食文化について思いを馳せる、いい機会になりました。
アフリカに行く機会も、アフリカ人の知人ができる可能性もなさそうだけれど。
(いや、この時代なら、ネットを通じて知り合いになれるかもしれない)
まだたくさん残ってるのがちょっと問題。
お餅だったらあんことあわせて和菓子にするという手もあるかしら、と試食前は思っていました。
たとえダンナサマが食べなくても、お菓子にしちゃえば自分ひとりでも消費できるだろう、と。
でもこの青臭さでは、トマトソースなしでそのまま食べるのはきびしいかもなあ。(慣れるかな?)
ニョッキとして扱う手もあるかな。
変わった食べ物なら何でも食べてみたい!、という人が近くにいたらよかったのになー。
■アフリカの食べ物情報
ガーナの食べ物
フーフー、バンクー、ケンケなどの写真があります。ケンケは、練り物を発酵させた味、ですって。
アフリクック
アフリカのいろいろな料理レシピが分かります。
フフは本来臼と杵で搗いて作るのでとても手間暇がかかり、ごちそうの位置づけのようです。
インスタントフフの作り方動画 粉使用の例
沸騰したお湯に粉を入れる方法。
本来のフフの作り方動画 ガーナの例
バナナ・キャッサバフフを二人で作っています。
キャッサバとプランテーンバナナそれぞれで餅をつくり、そのあと二つを混ぜて搗きあわせています。
インスタントと本格派の中間の作り方動画1 バナナとキャッサバの例
生のバナナとキャッサバ、水をミキサーにかけてピュレ状にし、それをじっくり火にかけてフフに仕上げています。
もち粉からでも、もち米からでも、お餅的なものが作れる、というのと同じかな・・。
インスタントと本格派の中間の作り方動画2 バナナとキャッサバの例
バナナとキャッサバをよく茹で、水気を切ってフードプロセッサーに数分かける、という方法。
堅そうなキャッサバを手にのせ、包丁を勢いよく振りながら切っていて、ハラハラします。
ウィーンで、ロシア食材店に行ってみました。
前回(2014年)に見つけて、その時は時間がなくて詳しくは見られなかったところです。
キャビアがあったら、高くっても買っちゃおうかしら?
こちらがロシア食材店。 |
|
各種袋入りお菓子をバラして、量り売りになっていました。安い方と高い方の2種あり、高い方からいくつか買ってみました。 |
|
CHMELI-SUNELIというスパイスミックスを買ってみました。 |
|
原材料は、 |
|
右のクラッカーは、まだ味見していません。 |
|
クルミの形なので具にもクルミが入っていると思い込んでいましたが、キャラメルだけでした・・・。 |
冷凍ベリーが売っていて、ロシア方面の方はこういうのが好きなんだなーと思いました。
幸いなことにキャビアはみあたりませんでした。
今回のヒットは、「フメリ・スネリ」スパイスミックス。
コーカサスに言った気分が味わえます。
(日本でも買えるようです)
今年はサビ病の発生が少なめで、ニンニクの葉っぱがまだ青いまま残っています。
(例年は全体が黄色くなり、病気なのか枯れてるのか分からないくらいになって、ようやく収穫、という感じでした)
青いからまだ収穫は先だよね、と思い込んでいましたが、地下の状態はそうでもなかったみたい。
畑友から2年ほど前に種を頂いて、白っぽいニンニクができて、花芽が高く飛び出てくるので「完全抽台白」と名付けていたものが、なんと、地下で見えないのをいいことに(?)、玉割れ状態に!
来年は、この品種に関しては、早い段階から成熟具合をチェックしよう。
あと、花茎を、折らずに残しておいたらどうだろうか。珠芽に栄養が行って、割れにくいのではなかろうか・・?
(花茎折り組、折らない組の2グループで比較)
真っ白、という訳でもないし、「完全抽台白」を、「完全抽台早生」もしくは「早生薄紫」に改名しようかな。そうすれば、早い段階でチェックし忘れないかも。
ウィーンで、鯖の燻製を買ってみました。
海無し国のオーストリアでは魚介はおみやげにする程のものではないかもしれませんが(多分よそからの輸入)・・。
でもうちの近所のスーパーでは見かけないものだし、買っちゃえ買っちゃえ。
残りの半身は、レタスの横に、粗くバラした身を並べて、オリーブオイルとバルサミコをちょっとふって食べてみました。
こちらの方が、燻製サバの味がしっかりしてよかったです。
燻製の香りとバルサミコもよく合うと思いました。
買うときは何も考えずカゴに突っ込んで、今、値段を見たのだけれど、この1匹で1.89ユーロですって。
安いよね!?
もし次の機会があったら、2匹くらい買ってもいいかも。
昨秋、スーパーで「スペイン産ニンニク」として売っていた白いニンニクを植えてみました。
|
|
3/22には、それなりに葉っぱが青々してきました。 |
|
4/18、元気そうじゃない? |
で、その後、好調が続いていたのです。
いま収穫しても、皮がこんなに分厚くては、乾燥もしにくそうですよね。
このまま植えておくと、鱗片は多少大きくなるのか、それとも二次成長に栄養をとられてむしろ小さくなるのか・・?
どうせダメもとで植えたので、とことん育てたらどうなるか、もうしばらく観察してみようかと思います。
水位が低くて心配なので、ひとまず全部冷蔵庫に入れました。
なるべく早く使ってしまおう。
瓶詰め以外で作ったタケノコ料理はこんな感じでした。
あと、
・タケノコ姫皮とミョウガタケのみそ汁
(もうひとつくらいあった気がするけど忘れました)
葉っぱが黄色くなってきたなー、ニンニク畑を見渡していました。
とある一角が、特に黄色いです。
そこは、まさかの「山形」。
数年前に山形から取り寄せて毎年植えていた、「最上赤ニンニク」です。
これまでは、My畑では一番の晩生タイプでした。
他のが枯れても葉っぱは比較的青いまま。暑さ、もしくはさび病に負けて結局は成長をやめてしまうけれど、その段階では玉は育ちきっていない、という状態でした。 なので一番長く畑に置いておく品種でした。
それが一番に収穫を迎えるとは!
寒地系のニンニクは、鱗片分化に、一定量の寒さが必要なのだそうです。
このあたりだと寒さが足らず、鱗片分化が遅れ、そのせいで鱗片肥大も足りないのではないかと推理しました。
調べたところ、タネニンニクの状態で冷蔵しておくことで、「一定量の寒さ」に足し算してもらえるようです。
今回は、種ニンニク全量を、1か月くらい冷蔵しておきました。
確か9月に入ってから、「あっそうだ冷蔵しなきゃ」と思い出して冷蔵庫に入れた気がします(この辺が詰めが甘い。)
こんなに早く成熟した(っぽい)のは、冷蔵の影響ではないかと思います。
この品種は、先端から花茎が出てこず、福地のように茎の中途で止まるタイプ。
花茎先端の珠芽を観察してみたところ、ずいぶん未熟な状態でした。
玉部分はほぼ成熟しており、珠芽は未熟ということ。
(通常だと、鱗片が太った段階で、珠芽もかなり成熟している)
冷蔵の影響でこういう育ち方になったようです。
印象ではありますが、例年より出来がいい気がします。
次の植え付けの際も、やはり全量冷蔵しようかと思います。
日曜日(5/21)、畑に行ってみたら、ニンニクの青々した感じが薄れて、黄ばんできています。
え?病気!?と慌てたけれど(実際さび病も少しあったけど)、この時期、葉が枯れ気味になるのは、成熟してきているせいかも。
収穫は6月に入ってから、という漠然としたイメージでしたが、もう収穫間近なのかもしれません。
収穫の際は、マルチがないほうが断然効率がいいと、数年前に分かりました。
(土がカチカチになっているので、手で引っぱったくらいでは抜けてこなくて、スコップの介助が必要なのです)
手で持ってマルチの穴に差し込めるような、細長い道具(山菜掘り用?)も買ったけれど、土が固くて手だとすごく力がいるし、足でぐっと差し込めるスコップの方がやはり楽。
マルチの周囲をめぐって、まずは四辺を土から掘り出します。
でもって、畝の風上側の端からマルチを持って、 |
|
何とか全部はがせました。 |
今年はマルチ剥がしが以前よりとりわけ大変。
というのも、モグラよけに、篠竹の棒を、いたるところに無数に突き刺しておいたのです。
これがあると、マルチがとってもはがしにくい。
仕方ないので、めぼしい竹串は、全部抜いてまわりました。
(写真下の右の方に抜いた竹が見えます)
こ、腰が・・・。
モグラ除け効果は、うーむ、どうだったんだろう。
竹があっても、来るところには来たけどなあ・・。
もっとビッシリ隙間を詰めて刺したらよかったのかな。
来ないところにはこなかったけど、竹の効果かどうかはよくわからない・・・。
(竹のところまできて、竹があるのであきらめて方向転換したような痕跡は、分かりませんでした)
来シーズンは、モグラの通路らしきものがある場合はそこに重点的に刺すくらいにしておこうかなあ。
土が固いのが、あれやこれやの大変さの原因。
堆肥(緑肥)をもっと入れて、ふかふかしたいい土にしていきたいものです。
5月の連休明けくらいから、ニンニクの花芽が出始めました。
食べるつもりがないならば、花芽は見付けたときにすぐ(葉鞘から顔を出してすぐに)折ってしまった方がいいのかな、と思っていましたが、どうやら、余り早く摘みすぎても、ニンニクに逆に栄養が行きすぎて玉割れを起こしたりするのだとか。
(その分早く掘り取ればいい気もしますが・・・)
多少遅れ気味でもいいのかな、と思うことにします。
品種による花茎の形状やカーブ具合はどう違うかな、と注目してはいたのですが、個体によっても違う気がするし、十分放置しておけば、どれもくるりん、と丸くなりがちな気もします。
確実に言えるのは、(1)ほっそりした花茎が出て、先端が小さいもの、と (2)ごく太い花茎が出て、先端が大きく、珠芽が数粒できるもの がありそう、ということくらい。
アメリカのニンニク研究家のサイトによると、ぐるぐると2周の螺旋を描く品種もあるようですが、今回植えた中には該当するものはなかった気がします。
1品種につきいくつかは、花茎を折り取らずにおいておきました。
ニンニク収穫後に、再度じっくり観察してみるつもり。
料理方法は、
・タケノコとあわせて野菜炒め
・アミガサタケとあわせて炊き込みピラフ
・トマト煮
に調理してきました。
炊き込みピラフは、期待したよりいまひとつ・・。 ニンニクの芽の風味が強く(酸味があるような?)きのこの柔らかい風味を消してしまった気がしました。
短くカットして、冷凍もしておきました。
トマト煮やカレーなどの煮込み系に入れてみる予定。