採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ラズベリーのクッキー

2023-07-04 | +お菓子(西洋)

ラズベリーというだけで目がハートになるの人は、私くらいみたい、ということが分かってきたのでした。実際、ラズベリーって日本であまりメジャーではないですものね。
(私の場合は子供の時に旅行先のフィンランドの森で摘んで食べた体験が、ラズベリーへの執着を生んだ模様)

で、どっさり摘んだラズベリーを、何かの製品にしたいです。
ちょっとした手土産で喜ばれそうな何か・・・。
ジャムもいいけれど、さくっと味見できて消費できるお菓子がいいなあ。
要冷蔵のムースは、受け渡しがかなり限定されるので、焼き菓子。

いろいろ検索してみたら、ジャムのせクッキー(サムプリントクッキー)がかわいい感じです。

ジャムのせクッキーは、これまで作ろうと思ったことがありませんでした。
缶入りクッキー詰め合わせでも、ジャムのせクッキーには手がのびない感じ。
サクサクのクッキーにジャムがのっているということは、ジャムは結構固くて、歯にくっつく感じがいまひとつ好みではなかったのでした。

とはいえ確か、MYお菓子レシピコレクション(図書館の本からコピーして分類してフォルダしてあったもの)に、いくつかジャムのせクッキーのレシピのコピーがあったはず(同じ××クッキーでも複数レシピを見比べるのが趣味なのです)。

あれ。ないかも。

そういえば先日、このフォルダをコンパクト化する際に、ジャンル(「ジャムのせクッキー」)ごと捨ててしまったのだった!

まさか作る日が来ようとは。

仕方がないのでネットで検索して、いくつかレシピをチョイス。
昔、お菓子レシピに凝っていた頃と違って、最近の検索結果は、〇〇(グルテン、乳製品、卵)フリーのレシピばっかり上の方に出てきます。グルテンアレルギーのヒトってそんなに多いの?(ていうか手作りお菓子でグルテン除去するくらいなら、お菓子なんか食べずにドライフルーツでも齧ってた方がいいのでは・・・)


先日コストコで買ったアーモンド粉の大袋があるので、アーモンド粉使用のクッキーを2つ、試作してみました。

アマレッティ

アマレッティのジャムのせ。
アマレッティは、イタリアのねっちり柔らかめのアーモンドクッキーです。
アーモンド粉、砂糖、卵白のみ。

見た目はちんまりして結構かわいいかな?
表面の白い粉砂糖も綺麗。
クッキー自体がしっとりしているので、フィリングと固さが近くていい感じかも。

ラズベリージャムクッキー

こちらはアーモンド粉、小麦粉、片栗粉、バターの生地。
ホロホロっとした感じのクッキーです。

ラズベリージャムクッキー

丸めたサイズはアマレッティと同じくらいだったのですが、アマレッティは多少ふくらむ程度だったのに比べ、クッキーの方は大きく平たく広がって、びっくりしました。

ラズベリージャムクッキー

右の濃い色がラズベリーピュレを煮詰めたジャム。
左ががんばって作ってみたラズベリーカード(別記事にしようかな?)。レモンカードのラズベリー版です。(卵、砂糖、ラズベリーピュレ、レモン汁、バター)

ジャムの方は、焼けている最中に縮む方向に力が働いています。
ラズベリーカードはクッキー生地に追随して広がっていて、柔らかくて歯にくっつく感じはないです。色も赤くていいかも。

袋に入れてシールしておくと、フィリングの湿気がクッキーに移り、少し柔らかめのクッキーになりますが、悪くはない感じです。


改良点としては、どちらも生地がやや甘く、乗せたジャムを圧倒気味。
アマレッティは、砂糖を減らそう。
クッキーの方も砂糖を減らし、フィリングをもっと多くして、再度やってみます。
アーモンド粉はいっぱいあるし、試作して好みの味にして定番レシピにしたいものです。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南向醸造のジュース

2023-04-24 | +お菓子(西洋)

しばらく前ですが、わらびさんご夫妻から、スペシャルなジュースを頂きました。
(わらびさん、ふみえさん、ありがとうございます!)

長野県の、南向醸造のジュースです。

南向醸造ミックスジュース

とても詩的なラベル。
長谷川潔のエッチングかと思う画像ですが、写真ですね。

南向醸造ミックスジュース

この写真のものは、ミックスジュース。
桃が原材料のいちばんに来ていて、桃風味満点☆
まさにピーチネクター☆☆
(もう1本はつがる100%のジュースで、むしろ桃ジュースより甘いくらいでした)


一部を使ってゼリーを作ってみました。
(ゼラチンの扱いの練習・・・・・)

南向醸造ミックスジュース

こちらは、冷凍しておいたブルーベリー入り。
酸味が加わっていい感じです。

写真を撮り忘れましたが、MyLoveラズベリー入りも作ってみました。
味としては、桃とラズベリーの組み合わせの方が、花っぽさというか香水っぽさがより複雑化する感じで、あうような気がしました。

今年ラズベリーが採れたら、桃もあわせてお菓子にしてみようかな☆

わらびさん、ふみえさん、スペシャルなジュースをありがとうございました☆。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

干柿ペースト入りフルーツケーキ

2023-03-01 | +お菓子(西洋)

年末だったかな、合間をみて、気合でフルーツケーキを作りました。
台湾の知人に配るおみやげのひとつとして。

フルーツケーキ

自分用においておいたものを、先日撮影。
実はこれにも、柿ペーストが入っています。

バターなしフルーツケーキの一回目の試作の際、試作分の量を減らし、余ったペーストを、迷いつつもフルーツケーキのほうに回したのでした。
作った直後に一切れ食べてみたところ、時折うっすら干し柿の風味がしましたが、その後ブランデーをしみ込ませて熟成させておいたところ、全体がよくなじんで、柿の風味は薄れてきました。
いろいろなドライフルーツがあいまって、なかなかいい風味。
混迷の形跡は見当たりません。

もし次またカット干し柿が余ったら、こっちだな・・・。
(まだあの2回目の傷がうずく・・・)

 

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バターなしフルーツケーキ

2023-02-15 | +お菓子(西洋)

昨シーズンのカット干し柿が、冷凍庫にありました。

カット干し柿

冷凍する前の段階で、しっかり粉を吹いていた状態です。
カチカチではないけれど、噛みしめる感じの固さ。


これを使って、以前から気になっていたケーキを作ってみることにしました。
バターを使わないフルーツケーキなのです。
(何年も前にコピーしたので、もとの本が分からなくなってしまいました)

モリーのケーキ
モリーのケーキ


レシピを転記しておきます。

●材料(900ccのパウンド型1個分)
デーツ 225g
水   275g
様々なドライフルーツ あわせて450g
全粒粉  75g
小麦粉  150g
ベーキングパウダー 小さじ3
スパイス 小さじ1
オレンジ果汁 75cc

●作り方
・鍋に水とデーツを入れて沸騰させる。(おそらくペースト状にする)
・他の材料を入れて混ぜる。
・180度のオーブンで1時間ほど焼く。


バターなしですが、なんか、普通のフルーツケーキっぽい感じですよね。
本当にこんな風になるのでしょうか?
確か「バラブリス」というお菓子もバターなしでこんな感じのフルーツケーキだったような気がします(あまり調べていませんが)。

まずはテストで、少量(小さいパウンド型1本分)、作ってみることにしました。
もとの材料の、5分の2倍。

バターなしフルーツケーキ

カット干し柿から種を取り除き細かく刻み、水で煮たものに、ドライフルーツを混ぜたところ。

ここに粉類を混ぜて行ったのですが、とてもパフパフに粉っぽいため、急遽卵を1個加えました。
焼くというより蒸したくなるような生地の質感だったので、パウンド型には2重のアルミ箔できっちりフタをして焼きました。

バターなしフルーツケーキ

できあがり。
なんかそれっぽくなったかも。

バターなしフルーツケーキ

断面。
本の写真とは違うけれど、割といい感じ。
味も、バターは入れていないけれど、十分お菓子っぽいです。
ドライフルーツがぎっしりで、贅沢な風味。
(特に、即席の紅まどんなピールが、見た目的にも味の点でも効いてる)


これは結構いいかも。
という訳で、今度は残りのカット干し柿を全部使う方向で、量産したのでした。
ところどころちょっと変えつつ

そしたら、なんか、思ってたのと違うのが出来た・・。

バターなしフルーツケーキ
バターなしフルーツケーキ

少々目がつまって、色が濃いめ。
(膨らむかと思ってつけた、哀れな真ん中のくぼみを見て・・・)
前回のものよりも、ベルベデーレぽいというか、クリスマスプディングぽいというか、ずっしり系になりました。

味は、ドライフルーツもたっぷりだしすごいダメということはないのだけど、初回との違いに呆然・・・・。
ダンナサマは、「え、別にいいと思うよ」とフォローしてくれたのですが。
(ちょっと前、一週間ほどブログが書けなかったのは、これで落ち込んでいたせいでした・・・)


この違いの原因はおそらく次の通り。

・初回、とてもパサついた生地だったので、今回つい、水分を多く入れてしまった
 (初回、出来上がりはまあまあだったのに、そちらを無視して、焼く前の生地の質感を変えてしまった。やらなくていいことをした・・・)
・生地の量の割には容器が小さくて、無理に何回も練り混ぜることになってしまった。
・とても湿った生地だったので、焼き時間を長くしたのだが、そのせいでカラメル色になった
・クルミを入れたのもやや生地が重くなった原因かもしれないが、結果的に、このずっしりケーキにはクルミがある方がよかった。

この予想外・ずっしりケーキは、ゆきがかり上、幾人かにお渡ししてしまったのでした・・・。
こういうものだと思って消費して頂けれたのだといいけど・・・・。


いまだに、心の傷がうずく・・・。
何か成功確実のお菓子を作って、気持ちを切り替えようかな!


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラズベリームース

2023-01-24 | +お菓子(西洋)

先日わらび邸にて持ち寄りの会があり、何か作る必要がありました。
お料理上手の皆さんなので、お食事系は私の出る幕ではないです。
だいたいいつもデザートを持っていくのですが、今回は電車で行くこともあり、持ち運び易さもポイント。

うちにあって、私的に一番価値が高いのは、ラズベリー・・・。
(一般にはさほど評価の高いフルーツではなさそう、と最近気づいてきましたが)
これを使って、ラズベリームースを作ってみることにしました。
持ち運びやすい型に入れれば、きっと大丈夫よね。

でも、ムースやゼリーってどうも苦手感があり、人生で数えるほどしか作ったことがありません。
ネットで検索して、「初級」って書いてあるので、それを信じて作ってみます。

手順はまあまあシンプル。

・ラズベリーと砂糖をあわせて加熱してピュレを作る
・ピュレを計量し、ふやかして溶かしたゼラチン等とあわせる
・ピュレを冷やしてとろりとさせる
・生クリームを柔らかめに泡立てる
・ピュレとクリームをあわせ、型に入れる。
・上面にラズベリーゼリーを流す

生クリームを3パック使って、出来上がり量2.1リットル、7人分+お持ち帰り用を作ります。
もし固まらないとかで失敗したら、持っていくものがないだけでなく、大量の生クリーム製のナニカが家に残ることに。
緊張。

しかも、もう一度作るためのラズベリーはない。
崖っぷち。

まずはラズベリーピュレ。
参考にしたレシピのいいところは、必要量のピュレのための冷凍ラズベリーの量が書いてあるところ。
(が、うちのラズベリーはタネがたっぷり入っていて、レシピより多めにラズベリーが必要でした)

ラズベリームース

土鍋に山盛りのラズベリー。
昨年の、春、秋の収穫をほぼ全投入です。
(サイズや熟し具合がいいやつを選んで冷凍しているので少ないのです)


ラズベリームース
大量のタネ。
もしかして渋みや苦みが出るかもしれないので、あまりぎゅうぎゅうに濾さずにおきました。
(結果的にはラズベリーのタネはブラックベリーのタネよりは渋くないことが分かりました)
なのでこのタネはまだラズベリーの味がするので、自分用ジャムにします。


作業中は、必死だったため写真なし。
数少ないゼラチンお菓子の経験から、粉ゼラチンは水とよく混ぜてふやかすようにしました。
(小鉢の粉ゼラチンの上に水を大さじでちゃぱっと入れて混ぜないでおいて失敗したことが)
あと、「ピュレを氷水にあてて冷やす」のはほんとに必須。
でないと延々とろみがつきません。
(いつも待てないで失敗する気が)

今回はダンナサマに混ぜてもらい、ふと目を離した隙に、いつになくどぅるんどぅるん、スライムくらいにピュレにとろみがつきました。
で、生クリームとあわせると、すでに結構硬くて、水面が平らにならずもこもこ盛り上がる感じ。

凸凹を隠すためにもラズベリーゼリーを流しましたが、材料に水少々があったのを見逃したせいもあって、やや量が少なかった・・・。
(あと、このラズベリーゼリーは私が冷やし混ぜたのだけれど、やっぱ待てずにゆるかった・・)

 

ラズベリームース

いちおうできた。
これは持ち帰り用。表面に、ちょっとは赤いものがのりました。

ラズベリームース

こちらは大きい容器の方。
ムースを型入れする段階ですでに液体ではなかったため型との間に隙間があり、更に上にのせたラズベリーゼリーがゆるかったのもあって、ゼリーが隙間を通って型の下にまわりこんでいます。
なので上のゼリーが薄くなってしまっています。


ラズベリームース

そういうこともあろうかと、ラズベリーピュレを持っていきました。
赤くてきれいなこれをかければボロ隠しに・・・。
(盛り付けには、ナイフとゴムベラを使うのがよさそう。帰宅後、自宅分で習得)

ラズベリームース

わらびさんがザッハトルテをご馳走して下さるのが分かっていたので、それに添えるつもりもあってラズベリームースにしたのでした。チョコとラズベリーは相性抜群でした。
(おなかの都合で、ムースのみのひときれをランチのデザートに食べて頂き、おやつタイムのこのケーキには小さなカケラを添えました)

(なお、このザッハトルテは、山口のお菓子屋さん菓子乃季から取り寄せて下さったものです。
ウィーンのザッハトルテと違って、日本人のチョコ好きならばほぼ100%美味しいというと思われる、しっとりしてチョコ感たっぷりの、鉄板のお味でした。ウィーンでこれに類するものを食べたい場合は、アンナトルテを頼むのがいいです。ザッハトルテは、結構ビミョーです)

参考レシピ
ムース:https://oceans-nadia.com/user/199129/recipe/397754
ゼリー:https://delishkitchen.tv/recipes/388935221732442440

●ラズベリーピュレ         約3.5倍 
冷凍ラズベリー 200g        706 g
グラニュー糖➀ 30g       106 g
   
●ラズベリームース
 出来上がり600cc(120ml容器5個)  2.1リットル   
ラズベリーピュレ    140g      494 g
粉ゼラチン(型から出さない場合) 4g   14 g
ゼラチン用水       大さじ1  大さじ3.5
グラニュー糖➁   30g        106 g
レモン果汁     5g         18 g
生クリーム(36%)➀ 170g     600 g
    
●かざり用ラズベリーゼリー   
甘いラズベリーピューレ 60gくらい  210g 
水    大さじ2         大さじ7 
粉ゼラチン   2g         7g 
ゼラチン用冷水   大さじ1    大さじ3.5 
   

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マシュマロデザート

2022-04-20 | +お菓子(西洋)

マシュマロの外側に柔らかめのチョコをコーティングした「マシュマロキャンパー」が美味しかったので、
自分でも作れないかとマシュマロを買ってきました。

最寄のスーパーに売っていたのはこれのみ。

マシュマロデザート

まずは試食してみたところ、甘さが強いのと、香料も濃くて、チョコがけには向かなさそう・・・。


まるまる一袋のマシュマロ、どうしたものか、と思って袋を眺めていたら、マシュマロレシピが載っていました。

マシュマロデザート

「マシュマロヨーグルト」
マシュマロとヨーグルトを混ぜて一晩おくだけ、というもの。

もしかして有名なのかもしれませんが、私は初めて知りました。
簡単だしやってみることにします。
そういえば、Myラズベリーの冷凍があります。
ラズベリーってなんだか香水みたいな香りもあるし、このマシュマロと合うかも。
あと、柑橘ピール少々も、刻んで混ぜてみました。
(カノンさん、ありがとうございます~)

器に入れて一晩。
スプーンですくってみると、おお、ぼよんぼよんと弾力があったマシュマロが、スプーンでサックリすくえるほどの柔らかさに。

マシュマロデザート

この写真で、マシュマロがすっぱり切れているのが分かるでしょうか。
ヨーグルトも、マシュマロに水分を吸われて、最初はとろっとしていたのが、流れない程度の固めに変化しています。
マシュマロの甘さに、ラズベリーの酸味と柑橘ピールの風味が加わって、高級感がアップ。
全体に、ババロア系のお菓子みたいです。
(一晩おくとマシュマロの香料ぽさはなぜか目立たなくなっていました)

ババロアって作るのが面倒で作ったことありませんでしたが、なんちゃってババロアでいいなら、これでいいかも・・・。
和えるものを、水切りヨーグルトと泡立て生クリームを混ぜたものにすると、更にババロアっぽくなるかも。

スポンジケーキを作るとき、挟むクリームに小さ目ババロアを混ぜても面白いかもしれません。


わざわざマシュマロを買ってまでおススメするものでもないかもしれませんが、家にもしマシュマロが余っているようなら、試す価値はあるかと思います。
何か爽やかなフルーツを混ぜておくのがポイント☆



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レモンカードとラズベリーのケーキ

2021-12-10 | +お菓子(西洋)

畑のMyラズベリー、11月末くらいが最後の収穫でした。

ラズベリー

11月24日には、まだこんなにいい実がとれました。
やっぱ、摘果しておいてよかったなー。摘むときの興奮が違います。

ラズベリー

でも実は摘果は完全ではなくて、見逃しもたくさんあり、小さい実もあります。
中にとりわけおおきい粒が☆

ラズベリー

この特大ちゃんは、はかってみたところ、4グラムでした。
こういうのばっかり摘めたらいいなー。


ラズベリーの名残を惜しむため、お菓子を作ることにしました。
丁度、先日床下断熱リフォームの折に、実家で母と一緒に作ったレモンカードがあります。
干し柿のお礼にマイヤーレモンを頂いたので、数年前のレシピをひもといて作ったのでした。
(そのとき、凝って何度か作って、そのあともう一度つくったらうまくいかなくて封印されていた模様)

今回は、二人で協議しながらかなり丁寧に作ったので、甘酸っぱさ・固さもちょうどいいレモンカードになりました。

(協議の例)
「とろみが出るまでって書いてあるけど、なかなかとろっとならないけど、前はどのくらいのとろみだった?」
「さあ・・・」
「何か変化もないし、レモン汁入れちゃおっか」
「だね」

レモンカード


作ったのは、レモンカードと生クリーム、ラズベリーのケーキ。

ラズベリーケーキ

下側のスポンジにレモンカードが塗ってあります。
ラズベリーを並べた上に、泡立てた生クリーム、水切りヨーグルト、リコッタチーズ(たまたまあった)を使ったやや重ための(しっかりめの)クリームを塗って、上側のスポンジにも薄く塗ってかぶせました。

レモンカードとラズベリーの酸味がさわやかなケーキになりました。
スポンジは、『クイーンアリスの焼き菓子』のレシピ。

冷凍されていないラズベリーの方が、色のにじみもなくていいようです。
ラズベリーの最盛期に作りたいお菓子です。

来年もラズベリーとれますように☆
なんだったら、夏果はあきらめて、いま全部の枝を地際で切っちゃってもいいかも?

 

 

■レモンカードメモ
・卵はスティックミキサーで攪拌しておくと均一になってよい。
・砂糖、バター、牛乳、卵と順に湯煎でまぜていくが、ここまでではほとんどとろみは出ない。
 レモン果汁を入れると突然固まってくる。
・酸味が足りないときはクエン酸少々入れるとよい。

■ラズベリーケーキメモ
・ラズベリーは、できれば冷凍されていないものがよい。
・生クリームは200ml使い切ってよい。ちょっと甘くしておく。
・上に粉砂糖をふったり、クリームを絞り出したりするとより見た目がいいか。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

セミドライルバーブのお菓子

2021-06-01 | +お菓子(西洋)

アーティチョークを買い付け(?)に行った際、おまけでルバーブを頂いてしまいました。
とっても太いルバーブで、ふと、作ってみたくなったものが。

ずいぶん前、カイエさんが富士見町の赤いルバーブで、セミドライルバーブを作っていらっしゃいました。
あんな感じのものが作れないかな??
で、ケーキに焼き込んだらいいかも☆

ルバーブは、お砂糖をまぶし、ゆでビーツを色づけのために入れて、ビニール袋でしばらくおいて水分を出します。
で、水分ごとオーブン皿の上に並べて最低温(130度)で様子を見ながら20分ほど加熱。
それを、天日干し。
日が陰ってきたら、またオーブンへ。
途中で味見して、甘さが足りない感じだったので、お砂糖をまぶしてまた乾燥。
という感じで数日かけて出来たのがこんな感じ。

ルバーブのお菓子

ビーツを使ってはみましたが、あんまり染まりませんでした・・・。
でもまあ、甘酸っぱさは丁度いい感じです。
もとがとっても太かったので、乾燥させてもそれなりの太さがあるものになりました。


これを、ヨーグルトスフレケーキに焼き込んでみよう☆
最近これに凝っているのです。
ヨーグルトをコーヒーフィルターに入れて脱水しておき、卵黄、メレンゲ、少量の小麦粉、レモン汁などを混ぜて作る、スフレタイプのチーズケーキのような、ふわふわのお菓子です。
この前、ブルーベリーを入れて作ったらなかなかよかったんだよね~。

ところが。

ルバーブのお菓子

んぼろ。
セミドライルバーブは、ブルーベリーよりも固いため、ふわふわのお菓子に混ぜ込んで切ろうとすると、ひどいことに・・・。
あーた、何年お菓子作ってるの。
どよん。

気を取り直して、リカバリー。

ルバーブのお菓子

アルミで包んで、断面が見えないようにして、惨劇を多少カバー・・(できてない?)。


見た目はアレですが、ふわっとしたチーズケーキ的なものと、くっきり酸っぱいルバーブは、(酸っぱいものが好きな私には)割と合うのでは、と思いました。


■今後の課題
・カップケーキ型など、切り分けない形状にするといいかも。
・大きい型の場合、もう少し強く焼き込むとルバーブがとろけ気味になって切りやすいか。
・ふわふわのお菓子ではなく、バターケーキのようなずっちり密なお菓子に混ぜればやや切りやすいか。

・ジャムにしがちなルバーブだけど、こういう使用法は割といいし、美味しいと思う。
・保存も、生のルバーブよりは、セミドライを冷凍の方がかさばらないのもよい。

・ビーツをよりふんだんに使うか、ブラックベリーピュレを少し加えるかするともっと赤くなるかな?

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レモンの葉の天ぷら「パパラホテス」

2021-05-17 | +お菓子(西洋)

実家の庭のレモンから、何枚か葉っぱを貰ってきました。

レモンの葉天ぷら

濃い色の葉っぱ数枚と、薄い色の新しい葉っぱも少々。
以前、新聞か何かで、レモンの葉の天ぷら(揚げ菓子)というものを見て、ずっと作ってみたいと思っていたのです。

衣をつけて揚げて、葉自体は食べず、香りの移った衣をしごくように食べるのだとか。
変わってますよね!

レモンの葉天ぷら

さてレモンの葉。
揚げやすいように、ほどほどの大きさの葉を選んできました。

衣は、もはや前にみかけた資料はどこかに行ったので、(検索もせず)普通の天ぷら風でひとまずやってみます。
薄力粉、卵、そしてお菓子っぽくなるように、重曹少々。
甘さは、揚がったあとにお砂糖をかけるようなので、なし。


レモンの葉天ぷら

重曹を入れたせいか、衣はぶわぶわと膨らみ、ものによっては葉っぱが脱皮してしまうものも。
あきゃ。
本来はどういう食感のものか分かりませんが、サクサクに揚がりました。


サックリした衣に、粉砂糖をかけて食べてみました。
レモンの皮の香りは・・・うーん、しないことはないけど、すごく香るか、というとそれほどでもないような・・・。
もうちょっと香りのパンチを効かせたいかも。
という訳で・・

レモンの葉天ぷら

粉砂糖と、更に脱皮しちゃってパリパリに揚がった葉っぱを、細かく揉み砕いてふりかけてみました。
うん! 香る!
これはとってもいい香りです。
これくらい強い香りの方が面白いです。

レモンの葉は、少量でもかなり強く香ります。
素揚げ状態でアクが抜けているはずですが、沢山食べると痺れるような強い風味があります。



レモンの葉天ぷら

揚げ物のメインディッシュだったのは、鹿肉のカツ。
これに、マスタードと砕いたレモンの葉をかけたら、これもまた美味でした。

作ったあとに調べてみたところ、この料理はスペインのもので、パパラホテス paparajotes というそうです。

衣には、砂糖やメレンゲ、レモンの皮のすりおろしを加え、ふりかけるのはシナモンシュガーだとか。

材料の一例としては、
500 g 小麦粉
100 g 砂糖
2 個 卵
1/2 リットル 牛乳
1/2 袋 イースト
揚げる用オリーブオイル
ふりかけ用粉砂糖とシナモン
塩ひとつまみ
レモンの葉
(↑これはメレンゲではなくイースト入りですね)

今回適当に作ったものは、ちょっと違ったけど、でもまあ、レモンの葉の風味がなんとなくわかってきました。

揚げ菓子は、中高年二人家族にはちょっと面倒だし沢山出来ちゃっても保存も不便なのでまた作るかどうかは不明ですが、レモンの葉は(また実家に行ったら)またもらってきて使ってみたい素材ではあります。

・例えば魚や肉のフライを揚げる前に素揚げして、油にほんのり香りづけ
揚がった葉っぱは砕いてフライにふりかける

・ホットケーキやパウンドケーキを焼く際に、一緒に焼きこんで(葉っぱ自体は食べる際に引き抜いて)風味付け。
・お菓子を焼く際に、ごくごく細かく砕いた揚げレモンの葉を混ぜ込む

・蒸しパンの下に敷いて香りづけ
(鹿児島の黒糖ふくれ菓子の下に、月桃が敷いてあるものがあるが、そんな感じ)

などなど、香りづけに使ってみたら面白そう・・・。



■参考情報
レモンの葉っぱドーナツ

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クッキー生地からのフェイジョア・ローゼル・りんごクランブル

2021-01-06 | +お菓子(西洋)

年末、いつものオートミールクッキーを沢山焼きました。
誰かに何か差し上げる機会もあるかな、と思って。

で、前から思っていたのですが、このクッキーは、ほぐして焼くとグラノーラ、フルーツに乗せればクランブルになりそうです。

今回、フェイジョアも沢山あるし、フルーツポンチだと体が冷えて、温かいフルーツデザートも食べたいと思ったので、クランブルを作ってみることにしました。


フェイジョアクランブル

バター大さじ1くらい、小麦粉大さじ4くらいを指先で揉み混ぜます。
そこにスライス後のクッキーを、6枚ほど入れて、更に揉み砕きます。
これをフルーツの上にトッピング。

フェイジョアクランブル

使ったフルーツは、リンゴとローゼルを煮たものと、生フェイジョアとドライローゼルを混ぜたもの。
(どちらも瓶詰する余裕がなくて冷凍してありました)
電子レンジで温めて、解凍状態。

フェイジョアクランブル

オーブンで焦げ目がつくまで焼いて、出来上がり。
下のフルーツは生でも食べられるものなので、上がこんがりすればOKです。

フェイジョアクランブル

ちょっとクリーミーなものを添えるとより美味しいので、水切りヨーグルト+そのままヨーグルトを添えて食べました。


美味しいことは美味しいのだけれど、クランブル部分は、フルーツの水けを吸って、下半分はしんにょり湿っています。
カリッとしているのは表面付近のみ。クッキーなら、全部サクサクなのに・・・。
クランブルって、まあこういうものですかね?
もっとカリカリしていてほしいような・・・。

本来、クランブルはフルーツを蒸し焼きにするフタの効果があるのだと思いますが、すでに加熱済みだったり、フェイジョアのようにとても柔らかくジューシーなフルーツの場合、蒸し焼きにすることもないかも?
フルーツと、クランブル部分、別々の容器でオーブンで焼いて、最後にトッピングしたらどうなんだろう。
ジューシーフルーツと、ガギガギのクランブルを後から組みあわせたのでは、いまいちなのかな?


次、クッキーを作るときは、クランブル一回分くらいよけて冷凍しておき、また作ってみようかと思います。
別焼きバージョン、試してみよう。




コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする