採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

キッチン水栓交換

2016-09-26 | +自宅 セルフリフォーム

9月下旬は、敬老の日や秋分の日で、お休みの日が沢山ありました。
本来ならば、畑でニンニクやタマネギの植え付け準備に励むはずなのですが、ほぼ毎日雨が降るようなお天気。畑はぐちょぐちょで、作業になりません。
悶々。
仕方がないので、家の中のこまごまとした作業を片付けていきました。


やや大きめプロジェクトはこちら。 

キッチン水栓交換

むふ。
TOTOの水栓金具を買っちゃいました。

キッチン水栓交換

わらびさんの山荘で初めて拝見して感動した、タッチスイッチ水栓です。
蛇口先端付近のタッチスイッチで、水を出したり止めたりが出来ます。

キッチン水栓交換

我が家の水栓は16年ほど使っている、TOTOのTKJ31UFRXというもの。
何か錆びてるなあ、と漠然と思っていたのです。
で、よくよく見ると、水を止めているのに、この継ぎ目からタラタラと水漏れが! 

キッチン水栓交換

この、土台付近からも、じゅわーっと水が広がっています。
濡れた手で触るから濡れているのかと思っていましたが、漏れていたとは!
(どうりでヌメリやすいなあ、と・・)

あと、ダンナサマがしょっちゅう水を出しっぱなしにするのです(怒!)。
食器洗い機にセットする際も、水をじゃーじゃー流しながら、食器の置き場所をじっくり調整したりして。
何回か言ってもなかなか直してくれません。で、何でだろう、と考えてみたところ水栓のレバーがかなり固いということに気づきました。随分劣化しているということ。(修理した方のブログによると、本来はレバーハンドルの自重で水が止まっちゃうかと思うほどの軽さなのだそう)

修理という手もありますが、タッチスイッチを使ってみたかったので交換することにしました。
ヤフオクもチェックして、3万円(通常より5000円安)でみつけたこともありましたが、その時はまだ購入に踏み切れず、見送り。
結局、楽天市場で約35000円で買いました。(一番安いレベル。定価は8万5千円だそうです。おそらく工事費を見込んだ値段)

うまくとりつけられなかったらどうしよう?
その時はどこかの水道屋さんに頼もう・・・。
 

キッチン水栓交換

まずは既存の水栓の取り外し。
玄関外にある水道元栓を閉じます。
(この前水道工事の際にここをいじっているのを見ておいた)

レバーは真上に引っ張ると抜けます。
白いパーツ、カートリッジ、バネは乗っかっているだけ。 

キッチン水栓交換



先すぼまりのステンレスパーツは、ぐるぐると回すようにしてとりはずし。
蛇口のついたステンレスパーツは、真上にひっぱるようにして抜きます。輪っかは簡単にとれました。

キッチン水栓交換

さて、上側からどんどん外していくと、こんな風になります。
これがどうやってくっついているのか・・・?
 

キッチン水栓交換



下を覗くとこんな感じ。
実はカートリッジ交換のブログはよく読んでいたものの、水栓自体のとりつけ方法については予習不足でした。
慌ててマニュアルをネットで検索。 

キッチン水栓交換


天板を挟んで、C型の金具と、長いナットで締め付けてあるようでした。ナットをペンチで回して(余りきつくなかった)、無事外れました。

このナットさえ外せば、上の方は分解する必要は全くなかったのかも・・。
(まあいいや、中の構造が分かったし・・) 

キッチン水栓交換

なおこの黒い部分に、パッキンが二つついています。修理する場合は、これを交換することもあるようです。
 

キッチン水栓交換 無事取れました!
取り外すまでドキドキでしたが、穴のサイズも、新しいものに必要な穴と同じ大きさでした。
キッチン水栓交換


水の方のフレキホースが、こんな変形してしまっていました。
これは、食洗機を取り付けた際の水道工事屋さん(ぼったくり疑惑)が、分岐金具を挟んだ後に、無理な角度でつなぎ直したため。

キッチン水栓交換

さて、新しい水栓の取り付け。
トイレにも行きたくなってきたし、ちょっとソワソワ。

流しの上側の取り付けはほぼ問題なし。マニュアルを読むだけではよく分かりませんでしたが、実際作業すると簡単です。
問題は下側。
銀色で横向きの筒状部分、及びその上下に飛び出している部分が新しい水栓のパーツなのですが、かなり嵩張る(高さがある)のです。
黄色いシールが巻いてある黒い部分に、上から下がっているグレーのホースを差し込む必要があります。
左側、お湯の方はホースをカーブさせると何とか嵌りますが、水の方は、食洗機への分岐金具をつけているため、接続部が高過ぎるという状態。 

キッチン水栓交換

上写真の状態で無理にホースを繋げようとすると、ホースが急角度で折れ曲がって変形してしまいます。
という訳で、下から垂直に立ち上がっていた水道パイプ(柔らかい素材)を、なだらかに右に曲げ、大きなカーブで上のホースとつなぐようにしました。
壁と水道管はきちんと固定する必要があるらしいので、手許にあった木ぎれを組み合わせて、あらあら固定。 
ピクリともしないとまではいきませんでしたが、ほぼ固定できたはず・・。 

キッチン水栓交換

あとは、ホースをカチャっとはめ込むだけです。(指をちょっと噛まれたけど血豆もできず無事でした)


やった!無事とりつけ完了!
元栓を開けて、水もお湯も出ることを確認しました。 

 

ちなみに、11時頃から作業を始めて午後1時くらいに終わったのですが、この工事中、ダンナサマはずっと寝てました。 
「出張で疲れてたんだよね」
と本人は言ってましたが・・・。
(出張がなくても、毎週末は土日ともこんな感じなんですよ)


タッチスイッチ水栓の使い勝手は、なかなかいいです。
レバーひとつだけだった以前の水栓に比べ、水量を調節する場所と水を出したり止めたりする場所が違うので、こまめに水量を調節したい場合は、これまでよりやや手間どることも。
でも、水を止めたいときに、すぐにタッチして止められて快適です。

レバーの使い方に、夫婦でちょっと見解の相違が。
ダンナサマは「使い終わったらレバー側を止めなきゃ」と言うのですが(つーん、これまで水をじゃーじゃー流しっぱなしだったくせに~)、台所ってすぐまた使うし、いつが使い終わったときなのか、よく分かりません。
今のところ、私はレバー側を閉じるのを忘れることが多いです。

ダンナサマが使った後は、レバーを閉じてスイッチは開けてあるので、ダンナサマの次に私が使う場合は、
 タッチして水が出なくてレバーを開けても水が出なくてもう一度タッチ
ということになります。
まあ、閉じてくれてるのは、いいことですね。
自分が使う場合も、出かける前は、閉じるようにしようと思います。 

■参考情報
TOTO TKJ31UFRX分解図 
TKJ31UFRX 施工説明書(PDF) 読んでおいた方がいいです
TKJ31UFRXハンドルレバー、カートリッジ交換(ブログ)
TKJ31UFRX スパウト、パッキン等修理(台座部分以外ほぼ全て) (ブログ)
マニュアルダウンロードサイト COM-ET 

TOTO  TKN34PBTNメーカーサイト 
TOTO TKN34PBTNマニュアル類(COM-ET) 購入すると同梱されてきますが、予め読んでイメージトレーニングしておくとだいぶ違います。マニュアルより実物の方が簡単ですが、やはり読んでおいた方がいいことも。

コメント (4)
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大型食器洗い機導入~(2)電気・水道工事、組み込み

2016-04-21 | +自宅 セルフリフォーム

大型食洗機導入(1)の、続きです。
後半は短いです。
===============

 

大型食洗機取り付けDIY

4/16(土)に水道屋さんに来てもらいました。
現況がマニュアルとは異なるため、どうするのがベストか、かなり悩んだようですが、最終的にはあっさりこうなりました。

給水は、水の管の分岐部分をぐいっと90度ひねってこちらを向かせ、そこに蛇口金具をとりつけただけ。 
蛇口金具は自分でも購入してありましたが、より軽い方ということで、水道屋さんのものを使用。ホースとりつけのネジ部分だけ自前のものを使いました。 

大型食洗機取り付けDIY

排水は、パイプカッターでカットしただけ。
(実はこの位置は不都合で、後で自分でジグソーで切り直しました)

後から考えれば私でも出来そうな非常に簡単な工事ですが、予想外にかなりのお金をとられました。
地元の水道屋さんかな、とネットで選んだところでしたが、領収書を見ると千葉の会社。
来てくれたお兄さんは悪くない人でしたし、経験もあるようでしたが、騙された感がぬぐえません。
アヤシイホームページと判断すべきところを、うっかりしていました。
また、今回は、なるべくさっさと済ませたいと、見積もり→工事、と段階を踏まず、来て貰ってなし崩し的にすぐに工事にかかってしまったのがまた問題。
次からは、無料で見積もりに来てくれるかまず確認し、それをふまえた上で工事してもらうという手順を省かないようにしたいです。 
勉強さしてもらいました、ハイ。 

大型食洗機取り付けDIY

電気工事は、翌4/17(日)。
こちらは詐欺ホームページではなくてちゃんとしたところでした。
「くぅー、このネジ固いなあ。切っちゃおうか、いやそうすると線が短くなっちゃうんだよなあ・・」とぼやきがちなおじさんでしたが、いい方でした。
ブレーカーのパーツを100V用から200V用に交換し、あの狭いスペースのコンセントも苦労しながら交換。
オーブンが迫っていてねじ回しを入れるスペースがないのが一番大変そうでした。
コンセントが繋がった後、食洗機の電源を入れてみたら無事通電。
ひとまずめでたいです。


電気工事の雑談がてら、オーブンの操作パネルの不具合について相談したら、
 ・シールを剥がすのではなく、ネジを外して基盤を取り出し、そこに接点復活材を吹き付ける
 ・基盤ごと今のうちに買っておいたほうがいい
 ・パッキンも弱っているので買った方がいい
とアドバイスしてくれました。
(実際ネジを外して中をみたら、ぽろっと基盤がとれてしまって、差し込み直すのも手伝って下さいました)
 
この会社は電気工事屋さんのようですが、簡単な水道工事ならやってくれるのだそうです(「これくらいならうちでも」と言っていました)。
前の日、あの会社に頼むのではなく、このおじさんに相談してみればよかったな。。。でも、前の日の会社は、きっと工事を断ったら見積もり出張費だけで1万5千円とかとったかも。ぐし。 

せっかく勉強代払ったので水道工事の際に聞き取った知識をメモ。
・排水は、うちでは茶色の管を使っていたが、これは本来給湯用(内径20mm)。食洗機からお湯が排水されるのでこの管を使ったのだろう。
・排水には、本来グレーの塩ビ管(内径55mm)を使う
・塩ビ管とお湯の管、水の管は、接着に使う糊が全然違う。
・お湯の管と塩ビ管をつなげる接続パーツはない(ほんとかな?探せばあるんじゃないかしら)
・給水・排水の管は、壁や床などにしっかり固定する必要がある。
・排水のカップやその下部のパイプは、しっかりのり付けされているので、そう簡単には取り外せない。
 (排水カップ下の管を、Y字に分岐したものに交換することを提案したときの回答)
・今回とりつけた止水栓は、白いテープみたいなのを巻き、グレーのシール材を刷毛で塗ってからねじ込んで固定していた。
 シール材は使わない人もいるとか。ということは、白いテープみたいなのを買ってくれば、自分でもできそう。
・今回工事に来た人は、ビルトインタイプの食洗機を見たことがない模様。卓上式を「普通」と言っていた。


水道工事のぼったくり疑惑で意気消沈。
でも後は自分だけでやればいい作業なので気が楽です。

作業中はてんやわんやで写真がありません。
完了写真はこちら。 

大型食洗機取り付けDIY



取り付けは、本来結構シンプルなはず。でも横幅がキツキツで、どうやら数ミリ、ゆがんでいた模様。この影響か、カウンターの高さいっぱいになるように、かつ左右・前後なるべく水平に足をのばすのが難しかったです。後ろ足を伸ばしすぎて前のめりになってしまったり(食洗機って3本足なのですよ)。
3回くらいやり直し、なんとか収まりました(適当なところで諦めた)。

見てお分かりかと思いますが、今回買った機械は、フロントパネルがついていないタイプ。
これはこれから何とかします。
ダンナサマは「なくてもいいよ」と言っていますが、全面扉にある程度荷重がかからないと安定しないので、(見た目はともかく)何かしら重石をつける必要があります。

この機種は、イケアキッチンをとりつけたというこちらのブログのものと同じように見えます。
ということは、イケアの在庫処分品かも?
イケアに行けばフロントパネルがあるかもしれないし、または自分で適当に作ってもいいかな、と思っています。
 

大型食洗機取り付けDIY

食洗機の左側は、取り外した扉をカットして、こんな風に引き出せる洗剤置き場にしました。
どちら側にカットした木口を持ってくるか迷いましたが、右側に立つことが多いかな?と右に綺麗な方、左側にカット面。
でもダンナサマは「あれ?こっちが切り口なの?」と。逆がよかったみたい。左側には木口テープを買ってきて貼ろうかと思います。 

引き出し用のパーツは、以前オーブンの右側についていたものを外して、(シンク深さの分)高さがあわない分をカットしてカスタマイズ。 
(この取り付けも、1回でバッチリ、とはいかず、何回かやり直しました) 

大型食洗機取り付けDIY



ここがオーブンの右側で、以前は引き出しカゴになっていたところ。
入居直後は油を入れたりして使ってみましたが、使いにくくて最近はからっぽでした。引き出しではなく、扉にしてみました。
スライド蝶番は別の扉のものを流用。
丸穴用のビットを買ってきて穴をあけるのは結構簡単。
ネジでの調節は苦労しながらあてずっぽうでやりました。 

この日(4/17)でなんとか終わらせたいとしゃかりきで工事。
(auショップに行ったりなど他の雑用もしつつ)
夜にはなんとか終わったのですが、ヘトヘト。
もうぐったりして夕食は食べたくもない気分でしたが、ダンナサマが「今日のご飯はなあに?」と。
最後の力をふりしぼって、お好み焼きを作りました。 

大型食洗機取り付けDIY

でっかい!

今まで置けなかった鍋や鍋のフタ、ゴトクなんかも置けます。
食器洗い機に入らないし、と使うのを避けていたお皿も気軽に使えるようになりました。 
思ったより高くついたけれど(後述)、とりつけてよかったです。 

大型食洗機取り付けDIY

こちらが取り外したもの。

PanasonicのNP-P45X1P1AAという機種です。 

大型食洗機取り付けDIY



中はこんな感じでした。 

まだ使えるので捨てるのは勿体ないけど・・・。
母は別にいらないって言ってたしなあ。

お父さんへ:那須にどうでしょう? 


ものすごく広くなった気がするので、容積を比較してみます。
(金具の配置などもあるので、容積はおけるお皿の量と単純には比例しないとは思いますが)

Panasonic
幅36cm × 奥行45cm x 深さ33cm  = 53460 cm3

Electrolux
幅55cm x 奥行51cm x 深さ64cm   =   179520 cm3

容積を割り算すると、3.35倍です。


■使ってみた感想
鍋のフタやフライパンが入って便利!
お皿の置き方は、従来と金具の様子が違うので、ダンナサマは前よりも手間取り気味。
更に、一回にセッティングする量が圧倒的に多いので、セットし終わるとふうふう言っています。
(そのうち慣れるでしょう)

多少不便な点もあります。
フロント全面にパネルを貼ってしまうデザインなので、操作部が扉上端についています。
扉を閉めてしまうと、この操作部はみえなくなるため、終わったかどうかがよく分からないです。

あと、海外製の食洗機のレビューには必ずあるように、終わった後に水滴が残っています。
(私はさほど気にならないけど)
今回のものはカゴが2段。最新の機種はごく浅いカゴがもう1段あるのだそう。
それがあると小皿やカトラリーなどを置くのに便利そうです。 

ま、基本的には、故障せずに動いてくれればそれでいいです。
(30万払ったら些細な点でもかなり不満を感じるかもしれませんが、その1/3なら許せることってありますよね。)


幸せの青い鳥なんて勿論いなくて、散らかった台所の秩序を回復させるのは最終的には自分です。
でも、できるかどうか不安な作業をやってみるのは面白かったし、新しい機械を使うのも面白いです。
何より、工具やら新旧の機械が散乱する大混乱状態を脱してよかったです。
(旧マシンはまだその辺においてあるけど)

■工事費

本体(ヤフオクにて)   40000
消費税        3200     
送料         2000      小計 45200
--------------------------
水道工事(給水管及び排水管一部撤去1万/
     分岐アングル止水栓取り付け、防水、防食作業、材工費2万)
           32400     
電気工事       14000      小計 46400
--------------------------
MDF合板(9mm)      1380
金折れ(全部は使わなかった) 500
水栓金具                        2150
ボアビット(35mm)      820                とりつけ用材料・道具
ジグソー刃ステン用       440      小計 5290
--------------------------
ステンポール用ブラケット   390
ベニヤ板         1000?           フロントパネル関連
1x4材数本        1000?     小計 2500くらい?(イケアで買ったらもうちょい)
==========================   
 合計                  約10万円 

ちなみに、マンション購入時に食洗機の取り付けオプションを依頼したのですが、その金額が10万円でした。 
その金額より安くできるかと期待しましたが、水道工事で予想外にお金がかかりました・・。 
あと、私が落札した後、同じ食洗機が同じショップからまたオークションに出て、割と長く売れ残ったせいかどんどん値下げされ、最終的な落札価格は34000円。これも結構悔しい・・。

でもまあ、ちょっと損したかな、という記憶の方が気を引き締める意味でも、後々いいかも。
順調にすごく安く済んでしまうと、「ヤッター☆ 浮いたお金で○○を買っちゃおう☆」となり、それが何度も何度も繰り返されてしまいます。
我々は結婚式をしなかったのですが、「結婚式しなかったしいいよね☆」と海外旅行やら何やら、結婚式費用の何倍も無駄遣いをした気がします。 



 

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大型食器洗い機導入~(1)購入・既存キャビネット改修

2016-04-20 | +自宅 セルフリフォーム

我が家では洗い物担当はダンナサマです。
手洗いではなくて、食器洗い機にセットするという作業。
私がやると、どさどさと適当に放り込んでしまうのですが、ダンナサマはお皿の大きさや形にあわせて、順番や位置を調整し、緻密に並べてくれます。

最近は、割とマメにセットしてくれるのですが、毎回、これは入らなかった、というものが結構沢山あります。
それを次回に回すと、次回もやっぱり入らない。
そこがちょっと不満。

食洗機が小さいのが問題では?
巨大食洗機を導入すれば、全ての問題は解決するかも。

「幸せの青い鳥はきっと大型食洗機の中に☆」
と、ぽーっとなって、海外によくある大型食洗機はどこで買えるのか検索してみました。
(以前父が単身赴任していたノルウェーで初めてそれを使ったのですが、ほんと、何でも入るのにびっくり。
その後、この家で初めて引き出し式の食洗機を見て、予想外の小ささにまたびっくりしました)

念入りに調べてはみたのですが、日本で買えるものは非常に選択肢が狭いです。
メーカーは
 (1)ミーレ(ドイツ)
   (2)AEG-Electrolux(スウェーデン) AEGはもとはドイツの会社
   (3)ASCO(スウェーデン)
   (4)イケア(品物はエレクトロラックス製)
あたりです。
ボッシュ(ドイツ)というメーカーもありますが、日本からは撤退してしまった模様。

そして、値段が非常に高いです。
(1)~(3)は、本体価格30万円前後から。
(4)イケアは比較的安いけれど、それでも18万円くらい。

amazonのアメリカサイトドイツサイトを見てみると、食洗機の相場は500ドル/400ユーロ前後から沢山あります。
日本だけ何故こんなに高いの・・・?
家電メーカーのロビイストががんばって、高い関税をかけてるのかしら。
それとも、輸入食洗機代理店は、富裕層のみをターゲットにしているのか(←こっちかな)。
フランスのインテリア本を見ると、割と狭いアパートの、シンクのサイズが洗面器くらいのごく簡素なキッチンでも大型食洗機が置いてあったりしますが、日本のインテリア本では、それはもうゴージャスなキッチンにだけ、設置してあります。 

機種を比較検討しているサイトも少ないです。
悩んだとしても、「どうせ30万円近く払うのだったら、1割くらいお金を追加して1ランクいい機種にしようかな」、という金銭感覚麻痺状態。 (冷静に考えると1割って3万円もするのですけどね)

設置工事にしても、海外では自分でやる人も多いみたいで、素人動画も沢山あるのに、日本ではそういう人は少ない感じ。  
順当に見積もると、工事費だけで5万円以上するようです。
(水道、電気、木工、そして食洗機業者と何人も人が来るらしいので仕方ないのかもしれませんが) 

私も、どうせならイケア(18万)じゃなくてASCO(25万)にしようかな、と血迷い気味でした。
工事をある程度自分でやれば、少しは節約になるし・・・。
実機を見ておいた方がいいよね、とショールームを確認。
(東京は遠いし、そうこうするうちにほとぼりが冷めて、また数年くらい経ってしまうのを狙う)

そんな時、
「そうだ、ヤフオクに何かあるかも?」
と思い出してしまいました。

出品数が少ないようでキーワードにブレがあり、捜すのに苦労しましたが、時折出ているようです。
つい2週間前に、ミーレの中古が10万円で出ていました。
でも既に落札済み。ショック・・・。(これでまたちょっと熱くなってしまった)

また出るかな・・と淡い期待で時折チェックしていたところ、発見!

ヤフオク

エレクトロラックスElectrolux のESL63040Rという機種です。
(予習した工事費よりも安いくらいの価格。最後に経費をまとめますね)
オークションページには、この写真のみ。中味は自分で検索するしかありません。
調べてみると、一応、ちゃんとした食洗機みたいです。
ヒットするのは英語以外のサイトが多め。
フランス語のレビューページ
を見ると、発売時期は2011年。評価は概ね好評。
出品者によると未使用品だとか。ふうむ。

どうしよっかな。
中味の写真もなく非常に不安ですが、ひとまず入札してみることにしました。
誰か他の人に競り負けるかもしれないしね。うん。



と思ったら、入札者は私一人。
落札してしまいました。

あちゃー。 

でも、店頭で既に売れてしまっていて、落札無効になってるかも? 

淡い期待をしましたが、結局ちゃんと落札されていました。
届く前に、「dishwasher install」の動画を見て、じっくり予習。
あと、今のやつの取り外し方が分からないということに思い至りました。
外し方の動画はなさそうなのでメーカーによる施工業者向けの動画を見付けたので繰り返し見て勉強。 

大型食洗機



届いてしまいました。(4/9(土))


ぐぬぬ。でかいです。
洗濯機くらいあります。

梱包材が分厚いのかな?と思いましたが・・
 

大型食洗機



それほどでもないです。
(こんな深い段ボールから巨大で重たいものをどうやって取り出すの?と思いましたが、段ボールは側面のみで、バンドを切るとすぽっと抜き取れました)
同梱品をチェックしてみたところ、全て揃っているようです。
電源を入れて通電するかチェックしてみたくても、コンセントの形が特殊で今は出来ません。

仕方ない・・。
現段階での返品要素はなくなりました。
ひとまず設置してみるしかなさそうです。
梱包材は全て捨てて(もう返送できない)、背水の陣で臨みます。 

一応色々考えました。

  ・せっかく今動いている機械を取り外していいものだろうか
  ・ついこの間修理してもらったばかりなのに(今調べたら2014年10月なので、1年半前。ついこの間ではないですね)
  ・電気工事までして、これが結局動かなかったら・・?もとの機械を再度とりつけることは出来ないし・・・。

    ↓

  ・どちらにしても、大きいのを買おう。
  ・電気や水道工事をしたのに、この機械がうまく動かなかったら、定価でちゃんとしたやつを買えばいい!
  ・もしこれがダメでも、ダンナサマが出張中にこっそり定価のやつと交換すれば、多分気づかないはず。
   (別に気づいてもいいけど)
  ・設置工事の練習をする上でも、この安いやつを実験台にするのはいいことのはず。

不退転の決意でがんばる!

大きいのが収まるように、キャビネットを改修しないといけません。
まずは現状確認。 

キッチンキャビネット扉

いまのキャビネットは、流しの部分に扉が3枚あります。
(この写真はだいぶ前のもの) 

大型食洗機

これが一番左。

大型食洗機

この2枚が真ん中と右の扉。
そしてその右に食洗機。
食洗機の下は引き出しになっています。
(右にチラっと見えているのが食洗機) 
一番右の扉を外し、食洗機部分を45cmから60cmに拡張することになります。 

大型食洗機

引き出しを取り出して奥の板をむしりとって確認してみると、電源は何故か右側から来ています。 

大型食洗機

手だけ差し入れて写真をとってみました。
オーブン用と食洗機用のコンセントが隣り合って、オーブンの裏に設置してあります。
こんな狭いところ、工事できるのかしら?

大型食洗機

そういえば、2014年の8月にカウンターを撤去した際、電源ケーブルが2本あるのを見かけました。(写真中央あたりのグレーの線)
もしオーブン側から工事できないようならば、この壁をちょっと壊せばいいか・・。
(やらなくて済めばいいけど・・)

大型食洗機

さて、流しの下はこんな感じ。
ここには調味料を置いています。
我が家全体のゴタゴタ具合に比べると、ここは比較的片付いています(これでも、なんです)。この箱はスライドして出せるようになっているのですが、この工事をした際にだいぶ片付けました。 
ここが15cmほど狭くなって、調味料が左に寄ることになっても、多分さほど問題はないはず。 

大型食洗機

調味料を箱ごと出してしまえば、すぐにからっぽに。
(過去の自分、よくやった!あの時のまま、ここがゴチャゴチャだったら工事が更に大変だったことでしょう・・)

幸いなことに、現在の食洗機は、水側から分岐していました。
下に向かっているフレキ管がそれ。
(国産マシンはお湯を分岐させてとる場合もあるらしい。海外製は水から分岐する必要がある) 



キッチンキャビネットの構造なんて考えたこともありませんでした。
なのでしばらくぼんやり眺めるばかり。

でも、じっと眺めてもどんな固定方法かはよく分かりません。
ゆきあたりばったり方式で行くしかないです。

よし、解体開始!
(本当は、すごくおそるおそる作業しました)

食洗機取り付けDIY


まずは蹴込み板を撤去。 

食洗機取り付けDIY


流しの下の底部分も、短くしたい位置までカット。
底板は縦の板とはダボでつながっていましたが、今回は手ノコでダボをカットして、あっさり取ることが出来ました(前回は手ノコを持っていることを忘れて石臼で叩き割っていた)。
給排水パイプが見えてきました。 

大型食洗機



シンクの手前に下がっている板もこの位置でカット。
カウンター裏側ってこうなっているのですね。
分厚い1枚板に見えるようにはなっていますが、木枠の上を、薄い樹脂板でくるんでいるだけです。 

食洗機取り付けDIY


ここが食洗機の下部。
食洗機が乗っている棚板は、背の低い縦の板2枚に固定してあるようです。
見えるネジは全部外して、ぐいぐいと動かして、なんとか取り外しました。
(オーブン側からネジが1本入っていた)
この棚くらいの高さの台を用意して、そこに棚板ごとそっと並行移動させました。
(電源、給排水はつながったまま) 

食洗機取り付けDIY

食洗機を動かしてみてびっくり、コンロのある右側面がひどい汚れようです。

食洗機取り付けDIY

こちらがコンロとオーブンなのですが、吹きこぼれた液体が、コンロの下まで流れ、しぶきが跳ね散らかったようです。
次は、コンロと食洗機の間に板を1枚挟もうと思います。 


後半に続きます。



■参考情報

うちと同じ機種を買い換え、45cm幅のものをDIYでインストールした例 

 

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DIYリフォーム:玄関を広くする(その3 クッションフロア貼りつけ)

2015-09-10 | +自宅 セルフリフォーム

玄関拡張工事の続きです。
  
  (玄関拡張工事 その1:壁破壊  その2:破壊跡補修 )


===================

 

玄関拡張

床材のサンプルを取り寄せて比較した結果、これにすることにしました。
表面に細かい突起があり、丈夫なのだそうです。台車を転がして乗せたりもするので、丈夫が一番。

注文後、数日で届く予定です。
 

玄関拡張

例えばこの別のサンプルは、石材のスレート風の凹凸がありますが、随分違いますよね。

貼り方は、今のたたきのタイルはそのまま残し、傾斜のところからだけ、フローリングの上にクッションフロアを貼ることに。折角タイル張りの部分があるからそこは残そう、というダンナサマの意見でした。
確かにビニールでなく、丈夫なタイルが必要になることもあるかもしれないし。 
(美的センスは二人とも苦手)

クッションフロア用両面テープは、近所のホームセンターで買っておきました。 


クッションフロアは、幅1.83m。
購入したのは1.4mでしたが、2mほどもある紙管に巻いて、長~いロールで届きました。
こんな大きな荷物は宅配ボックスに入らないので、夜8時頃に届けて貰えて助かりました。

とても軽くて柔らかいので、カッターで簡単に切れます。
石膏ボードと違って粉のようなゴミも出ません。
適当に切って、両面テープで貼るだけなので、思ったより簡単でした。


途中写真は撮りそびれ。 

玄関拡張

貼れました。 

周囲はゴチャゴチャの倉庫なので、そこを避けて何だか無理のあるアングルですが、お許しを・・。 

前からあるタイルとの違和感は、私的には問題ないですが、 ダンナサマは、全面貼ってもよかったかなあ、ですって。
しばらく使ってみてやっぱりそうしたければ、クッションフロアはさほど高価なものではないし、また貼り直してもいいと思います。
 

玄関拡張

広くなったタタキには、コートかけを置いてみました。
花粉の時期には上着をここで脱ぐとよさそうです(冬は寒いのでここで脱ぐのは多分無理)。

窓ガラスやサッシの部分は数年ぶりに念入りに掃除しました。
水平面にホコリが積もるのはともかく、垂直な面も大層汚れておりびっくり。
ダンナサマは汚れていてもぼんやりとしか認識していないのか指摘したりはしないけど(でもそれにかこつけて無意識に自分も散らかす)、綺麗になっても全然気づかないタイプの人です。ちぇ。

玄関拡張

こちら側には、壊した壁際に置いてあった棚と、別の部屋にあった椅子を。
多少は目隠しになるのでは・・。
棚の背板はないので応急的に布を垂らしました。あと鏡も吊してみました。
靴と服の組み合わせを鏡で見たいときもあるかな?と。  

玄関拡張

クッションフロアのふちどりは、幅広の薄板です。最初はホームセンターでタイルや石材を捜したのだけれどうまくみつからなかったので。
板には、もとの上がり框に近い色のカッティングシートを貼りました。

しばらく使ってみて、段差につまずくおそれがないようならば、タイルや石材(この板よりはやや分厚い)を置いてもいいかなと思います。
(ネットショップなら見つかりそう。最初からネットを捜せばよかったかな) 

玄関拡張

枠と壁の接合部には多少隙間があるので、コーキング材を買ってきました。
ただ、この木材に塗装するならコーキングより前ですよね。
という訳でコーキング作業はまだです。 

玄関拡張

玄関すぐ脇の板と壁の間も、少し隙間が。
見えない場所なので、どうするかはまだ考え中。 

玄関拡張玄関拡張

左が作業前。右が作業後。
(作業前の方がよかった、なんて言わないでね・・・) 


環境変化に対応できてないダンナサマは
「ボクは前のままでもよかったんだよ~」
とか、ごにょごにょ言っています。
でも、私的には、圧倒的に便利になって、感激。

同時に出かけようとする二人が、玄関で渋滞することがなくなりました。
ダンナサマが椅子に座って靴下を履いている間に、私がドアからゴミやら荷物を運び出すことが出来ます。
先日は台車をNewタタキに乗り付けて、荷物の搬入に大役立ちでした。感涙!

室内から色々と運び出す際も、このNewタタキに仮置きしておき、翌朝持ち出せばいいので、すごく楽です。

あと、(ここのところの曇天続きで本領が発揮されていませんが)ものすごく明るくなりました。
朝でも必ず電気をつけていた玄関でしたが、窓からの光があるので、必要なくなりました。 
明るいっていい!

前は、玄関に行くと、袋小路に追いつめられるような感じでした。
今はゆったり、ひろびろ。
細かい作業はいくつか残っていますが、毎日玄関を使っては、「わーい、広くなった☆」と喜んでいます。



さて、秋の農繁期になってしまったので、大規模DIYプロジェクトはしばらくお休み。
玄関に向かって右側の部屋の壁もジャマですが、来年のゴールデンウィークか、夏かな。
(ダンナサマは、「この壁はとっておこうね」と守りに入っていますが、来年にはほとぼりも冷めるでしょう)

細かい仕上げや、片付け・掃除などをちまちま進めます。


■今後の作業
・部屋側の照明スイッチは、廊下側の方がよかったかも。
・戸枠の板を塗る→コーキング
・戸枠と壁の隙間に、木粉粘土でも詰めるか。
・玄関の椅子は、袖がないタイプがいいかも。 手持ちの木材でベンチ作成を構想中。
・玄関の靴箱の中は、ほとんど私の靴。
 でもって、タタキが広くなってみると、靴はコートハンガーの奥に見える棚に置いた方が使いやすいかも? 鏡も近いし、どうかな? 
 とりあえず、靴箱の中を見直すところから開始すべし。履くと痛いような靴は、どうにかしましょうね・・。


■使った資材
シンコール クッションフロアー〔SXG5604〕 208(円/10cm) x 1.4m + 税 +送料800=3950
スギの薄板 14cm×180cm×6mm
黒のカッティングシート  45cm幅×150cmくらい  844円 
クッションフロア用両面テープ 5cm幅x15m  795円
ジョイントコーク   398円


■玄関拡張プロジェクト
  その1 壁破壊
  その2 破壊跡の補修
  その3  クッションフロア貼り付け

(後日行った作業)
  ジャム瓶収納用箱作り 
  鏡をぶらさげてあった棚背面を、タマネギ吊し場所に変更  

コメント (10)
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DIYリフォーム:玄関を広くする(その2 壁撤去跡の補修)

2015-09-07 | +自宅 セルフリフォーム

壁撤去工事の続きです。

======

石膏ボードと間柱をとってしまうのは、比較的簡単でした。
石膏ボード1枚分の高さまでは、まずボードをとり、あとは線をひいたところで、ジグソーでカット、という手順です。
どの幅まで壁をとるか、またどの高さまで切るかは、少しずつ切って様子を見ながら考えていきました。
(それでもちょっとミスはあったけれど)

むしろ問題なのは、壁をとってしまってから。

これまで2回、壁撤去をしていますが、どちらも、類似の2つの空間を、ひとつにする、という改装でした。
最初はリビングルームと(使っていなかった)隣の部屋をつなげて、広いリビングルームにする、というもの。
次は、2つの背中合わせのクロゼットをつなげて、広いクロゼットにする、というもの。

今回は、玄関と倉庫部屋を繋げてしまいましたが、壁がなくなってからも、玄関と倉庫の機能、両方もたせる必要があります。

壁をとりはらったときに見えたのは、ゴチャゴチャの倉庫。
倉庫って、必要なときしか出入りしないところなので(いや、普通の主婦は定期的に片付け・掃除をしているはずなのでうちだけだと思うけど)、うらぶれた様子です。

これまでのリフォームで初めて、 「しまった、やめとけばよかったか・・・」 と不安がこみ上げてきました。

玄関を入ると突然がらんとした倉庫。しかもヨレヨレ。
ううむ。
インダストリアルスタイルというか、廃工場スタイルだ・・・。


壁の断面はまだ切りっぱなしの状態ですが、そのままにして、まずは倉庫(棚)の掃除と片付けをします。
この棚にはキャスターがついているのでちょっとどけて、床を拭いて、と転がそうとしたら、なんとキャスターが骨折してました。
ひーん、こんなはずでは、と思いながら、中味を全部だして棚を横倒しにし、キャスター交換。
ついでに棚板も表裏両方拭きました。(棚板の裏もすごかった!)
棚にモノを戻すときに、棚におさめるものの確認。
(この棚は主にジャム用の空き瓶と、中味の詰まった瓶(ジャム・ピール類)の入った段ボール箱)。
空き瓶で、余り使わなさそうなものは処分して段ボールの数を減らし、棚のてっぺんにもどしどしと積み上がっていた分をなくしてスッキリさせることにしました。

インテリア的には段ボール箱(特にマチマチの柄や字の入った再利用段ボール)は絶対NGで、揃いの小綺麗な箱を誂えるのだそう。
倉庫だったときは段ボール箱でもよかったですが、玄関の一部になったら、何かきれいな箱を用意するべきかしら?
硬質パルプの箱(ファイバーボックス)なんてどうかな?と調べてみましたが、私にとって大事なものとはいえ、空き瓶を入れておくには、ちょっと躊躇する値段。
・・・買うのは延期だ。
せめてもと、段ボールを雑巾で綺麗に拭いておきました。

空間の使い方もよく考えないといけません。
ネットで「玄関 たたき 広い/玄関 土間 / entrance / entryway」などの画像を検索。
どんな感じだと玄関ぽく見えるのか、頭にじんわり染みこませます。


そうだ、不安を紛らわせるために、気晴らしに小さめの工作をしよう。
という訳で、アクセサリー引き出しを作ったりしていました。
きらきらものを見て、ちょびっと心が和みました・・・。


しばらく放置している間に、「玄関入るといきなり倉庫」という状況も見慣れてきました。
(うん、これを狙ってた。)

気を取り直して工事再開です。

 

セルフリフォーム

結局、梁の高さにあわせて壁を切ることにしました。
戸がないときは何と呼ぶのでしょう、「枠」となるものは、1×4材の節のないものを買ってきました。
(何か塗装する予定) 

セルフリフォーム

部屋側のボードは、実は戸枠にあわせて、もっと高いところで切ってしまっていました。
(何か手に持ってますが、気にしないで下さい)
切っておいたおかげで便利だったこともあるので、まあよしとしよう。 

セルフリフォーム

戸枠の上部は塞ぐことにしました。
これは玄関側から見たところ。 

セルフリフォーム

部屋側から。
塞ぐためには石膏ボードが必要なのですが、今回壁からパカっとはがした分は、調子にのってざくざくと刻んでゴミにしてしまっていました。シマッタ~、とっておけばよかった。
幸い、前の工事でいくつかとっておいたものがあり、買わずにすみました。

セルフリフォーム

わーい、窓からの明かりが玄関に届くようになりました。
(写真では電気もつけていますが) 

セルフリフォーム

玄関と部屋の境目。
段差があるのはまだしも、深い隙間が。
死体を塗り込めるなら今がチャンス。 (ハムスターも入らない細い隙間ですが)

セルフリフォーム

隙間があって板をのせるにも不安定なので、木粉粘土を埋め込み平らにしました。木粉粘土は乾くと木材のように固くなるのだそうです。
ある程度丈夫で、もし壊したくなったら電動ドリルなどで簡単にハツれるように、と考えました。  

セルフリフォーム

適当にいろいろなものをかませ、傾斜をつけました。

セルフリフォーム

フローリング部分にも隙間が。
ここは左右の高さが同じなので対処しやすいです。
溝周囲にこびりついた接着剤をこそぎとり、板をその大きさに切ってはめ込みます。 

セルフリフォーム

はめこみました。人差し指の先がはめ込んだ板(手持ちのものを利用)。
小さな四角い穴が2つ残りましたが、これはこのままでいいかな・・・。同じ板を四角く切って埋めてもいいけど・・・。

セルフリフォーム

一辺だけ、もとの戸枠が残っています。
ほかにあわせてこの出っ張りを削ってしまいましたが、傷が・・。

セルフリフォーム

面白そうだったので、こんなものを買ってみました。
テープ状の突き板(木の薄いシート)です。
裏紙を剥がすと、ガムテープみたいに貼ることが出来ます。 

セルフリフォーム

これは何かというと、裏紙の中央を細く帯状に切り取って、仮止めできるようにしたところ。 

写真あとで

戸枠の断面ってこういう形状をしています。
ドア側の角は面取りしてあって、そこも数えると7面から構成されています。
壁紙貼りの時気づきましたが、接する2面ならともかく、3面に同時に貼るのはかなり大変。というのも、接線や面が三次元的にゆがんでいる可能性があるからです。

こんな複雑な形状だと、ゆがみが蓄積して、上から下まで真っ直ぐ貼れない可能性大。でもやります。  

セルフリフォーム

貼りました。
案の定、ちょびっとシワが・・。空気が入ってしまったところもありました。
でもむしろ問題は、もともとの部分との境目かしら。

もとの戸枠、新しい木材部分、木目シートの色が、それぞれ違います。
何か塗料を塗るとよくなるものかどうか、ちょっとテストしてみましたが、やっぱり微妙に違います。どうしたものでしょうか。
使用に差し支えないので、いい考えが思いつくまで、当面このままです。

 

セルフリフォーム

さて、土間拡張計画。
フローリングの一部をタタキに変えます。
もしかしてまた戻したくなる可能性もあるので、フローリングを丸鋸で切って剥がす、ということはせず、上からクッションフロアを貼ることにしようかと思います。

いくつかサンプルを取り寄せてみました。

土足対応とか、店舗用、というものから選びました。
色もですが、質感もそれぞれ全然違うので、取り寄せてみてよかったです。

フローリングのところだけに敷くか、今のタタキのところにまで、ずーっと延長するかもサンプルを見て検討。


どれにしようかな・・・。 




続く。




■使った資材等
木粉粘土 100 × 3 ダイソー
ウッディロール 14cm× 2.8m 他の工事予定もあるので2本購入 2700×2+送料 = 5940   
節なし1x4材 (90x1800mm)×3 
クッションフロアサンプル  51 x 7点  357円 (送料無料) 楽天市場壁紙屋本舗
段差に使った桐材  手持ちの端材
フローリングの補修に使った板  手持ちの細長い板 


■玄関拡張プロジェクト
  その1 壁破壊
  その2 破壊跡の補修
  その3  クッションフロア貼り付け


■参考情報

セルフリノベーションのブログ
リノベ初心者の方のようですが、和室との境目の壁を壊して、広い一室にしています。
仕上げ部分が記事になっていないのが残念。 

柱の補修用突き板テープ(ウッディロール) (楽天市場)

突き板 各種サイズ ツキ板屋

突き板 各種サイズ(テープ状のものはなし)

硬質パルプボード製の紙箱のオーダー  パスコクラブ  /  IREMONOYA 

硬質パルプボード製の収納棚  (サイズがあえば)これを買って枠は捨てる方が安いかも

HOUZZ
アメリカのインテリア情報サイト
「entrence」「closet」などで検索すると、カッコイイ写真が沢山出てきます。
(参考にするには素敵すぎますが) 

Pinterest
会員みんなのブックマーク写真大集合、というようなサイト。
デザイン業界の人も沢山使っているようです。
「玄関」「土間」「entrance」などのキーワードで検索すると、誰かがブックマークした綺麗な写真がヒットし、もとのサイトにも移動できます。
料理写真、インテリア写真など、センスがいいものが沢山。 

コメント (2)
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DIYリフォーム:玄関を広くする(その1 壁撤去)

2015-09-03 | +自宅 セルフリフォーム

この夏はダンナサマが出張がちです。
日曜から次の土曜まで、という6日ほど留守にするのが、3回ほどありました。

ひとりだと炊事の手間を極限まで省けます。
基本的にはスーパーマーケットでの買い物は禁止!
日々、カボチャ加工とか、ユウガオ加工、とかの作業をやってはいるのでその日、あるものを食べる、という方針。
ダンナサマがいる時と違って、毎日同じものでも私は大丈夫。
味があまりついてなくても問題ないです。

で、空いた時間で、長いこと懸案だったDIYプロジェクトにとりかかります。
玄関脇の壁、撤去!

 

セルフリフォーム

我が家の玄関はこんな感じです。
北向きの玄関に向かって左右に部屋があり、左(西)の部屋はパントリーっぽい感じ(食料品、季節的なキッチン家電など)、右(東)の部屋は大量の本、服、その他モロモロの収納場所となっています。

間仕切り壁に挟まれた細~い玄関が、暗くて狭くて、ものすごく不便でした。
畑をやっているせいか、おそらく余所よりも大きなもの、重たいものを搬入・搬出することが多いのです、両手で何か抱えて出入りしようとすると、(心情的に)つっかえてしまうのです。

 両手でカゴをかかえて出入りするには、一旦それを床に置く必要がある。ドア間際に置くとそのカゴ越しにまずドアノブを押し開けて、ひじや頭でドアを支えつつ、再び屈んでカゴを両手で持ち上げる必要がある。一旦ふりかえって背後にモノを置こうにも、大きなカゴを抱えると、玄関エリアで回転はできない。
・・・という感じでしょうか。要するに、全然スムースに動けないのです。

セルフリフォーム

間取り図でみるとこうなっています。
右(東・洋室(1))側の部屋も、妙に奥行きが深い割りには間口が狭くて風通しが悪いです。
左右とも、間仕切り壁はいらない!
どうせ石膏ボードのゴミが大量に出るし、と両方一気に工事してしまおうかと、廊下と左右の部屋の床の養生をしました。

ダンナサマは、「せめてひとつずつにして~」と弱々しく言い残して、出張に行ってしまいました。

そうね。
まずは左(西。洋室(3))の部屋の壁(着色した部分)からにしようかな。


現在の玄関の問題点と改良方針は
■問題点
・暗い
・狭い
・玄関に持ち出したり、持ち込んだりするものの仮置き場所をつくりたい。
翌日ビン・カンごみの日だから忘れないように、びんゴミ箱を玄関付近に置いておいたりすることが多いのだが、それを置くだけでまっすぐ歩けなくなり、ダンナサマの帰宅・外出の障害物になる。
・ダンナサマは、朝出かけるとき、玄関で靴下を履く習慣が。
 壁によりかかって靴下を履くダンナサマと、ゴミやら何やらポーチの台車に沢山積み込もうとする私が入り乱れて、玄関は大混雑。
靴下を履く人と、ものをドアから出す人の動線が重ならないようにしたい。
・出来れば台車を室内に運び込むことも可能にしたい。
野菜を沢山収穫した時など、室内に台車ごと持ち込み、その後冷蔵庫にしまったりなどの作業をしたい。
(今まではポーチに置いて、野菜を抱えてドアを何度も出入りしていた)


■リフォーム方針
・壁は部分的に残さず、全部とってしまう。
 もしまた仕切りたくなったら、引き戸、カーテン、アコーディオンカーテンなどをつけることを、その時また考える。
・壁が全部なくなれば、西側の部屋(洋室(3))の窓からのあかりが玄関に届くはず。
・西側の部屋(洋室(3))の窓側のエリア一帯に、玄関と上がり框を延長する。横長の土間空間となる。
 これくらい広い土間があれば、台車も乗り入れられるはず。
・広くなったタタキの周囲のどこかに、ダンナサマが靴下を履く用の椅子をおく。ブーツを履いたりにも便利なはず。


玄関タタキと西側の部屋(洋室(3))との境目にはきっと段差が出来るはず。
それをどうするか、などの具体的なことは、壊してみてから考えることにします。
 

セルフリフォーム

玄関側から見た、西側の部屋との間仕切り壁。
のっぺりとした壁が2mくらいあります。
今回のターゲットはこちら。 

この電源の移動も、壁を壊してから考えよう・・。 

セルフリフォーム

玄関からみた、東側の部屋。
ドアを外してみたところ、格段に出入りしやすくなりましたが、やっぱりこの1m分くらいの壁は邪魔なのよね・・。
(こっちも、いずれ壊そう) 

セルフリフォーム

今回壊す壁(上半分)。
西側の部屋の内側から見たところ。

棚が置ける長い壁面は貴重ではありますが(実際ここに棚ひとつ置いていた)、なくしちゃいます。
その棚の行方はまた後で考えます。

戸枠の上のラインにあわせて切ろうかな?
でも左に梁もあるな・・・。 

セルフリフォーム

下半分。
石膏ボードはどんなに気をつけてもカケラが落ち、それを踏むと粉になって厄介です。今回は段ボールで床養生をしました。
(この程度では足りないのでもっと追加しました)
養生や線をひく、などの作業は、音も出ないし夜でも出来るので、毎日コツコツすすめるといいです。
そして、「この壁をとるぞ~」とイメージトレーニング。 

セルフリフォーム

ドアの枠には、こういうでっぱりがあります。戸当たりっていうのかな。
ドアをなくして大きな開口部にするので、この出っ張りも取りたいです。

セルフリフォーム

撤去してしまう側の枠で、戸当たりを削り取るテスト。
ジグソーを使えば、なんとか削りとれるということがわかりました。 

 
さあて、戸枠に傷もつけちゃったことだし、後にはひけません。

工事開始!
(管理組合の許可は取得済み)


石膏ボードを外すのは、だいぶ慣れてきました。
なるべくあせらず、ネジを探り当ててネジを外していくのがコツ。
ばりん、と割るとものすごくゴミがでるので、ネジを外すか、ノコギリで切る方がいいです。 

嬉しいことに、パテ埋めしていないネジがいくつかありました。
ああ、助かった!と感激しきり。
手抜き工事になるのかもしれませんが、そのネジの窪みが気になったことは一度もありませんでした。
ボードの境目はともかく、ネジ穴部分はパテ埋めしない方がいいんじゃないかなあ。

剥がしたボードは、その都度小さく割って、コンビニ袋くらいの袋に入れ、玄関の外へ。
今回壊したのはほんの8平方メートルくらいの壁ですが、大量のゴミになります。

あと、パカっと大きく綺麗にとれたボードがあったら、1枚くらいはよけておくといいです。
後で補修に使う可能性もあるので。
石膏ボードは大嫌いな素材なので、例え安いとはいえ、買うのは悔しいです。

実は今回、ちゃっちゃと全部壊してしまって、後からしまった!と思うことがありました。
(以前の工事でとっておいたボードを使った。)
 

セルフリフォーム

さて、ボードを剥がしてみたら、こんなん出てきました。
あちこち壊しましたが、こういうのは初めてみました。 

セルフリフォーム

玄関側に手すりか何かを取り付けるための、補強用厚板のようです。
でも、あんな狭い玄関に手すりをとりつけたら、もっと狭くなりますよね?
足腰があぶなくなってきた人の玄関に必要なのは、手すりじゃなくて、椅子じゃないかなあ。 

 

 

壁撤去はどんどん進みます。

(その2)に続く・・。

(次の記事では、すっかりなくなっちゃってますよ。)


■玄関拡張プロジェクト
  その1 壁破壊
  その2 破壊跡の補修
  その3  クッションフロア貼り付け 

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クロゼットリフォーム(5):センサーつきLED電球

2015-06-23 | +自宅 セルフリフォーム

クロゼット、折角リフォームして拡張し、出入り口を増やしたのですが、照明スイッチがやや不便になりました。
そして、もともとですが、暗いです。

そこで既存のダウンライトを、人感センサーつきの照明器具に交換したいと考えていました。
今はクリプトン球(E17タイプ)ですが、もっと大きな電球の照明にすれば明るくなるはず。

電気工事店に電話してみると、引っ掛けシーリングソケットへの交換は、1万円くらいかかります、とのこと。
(調べてみたら、作業自体はとても簡単。半日の出張費ってことでしょうね・・・)


工事せずに何とかしたいと思って、こんなものを買ってみました。 

人感センサーつき電球


ひとセンサ付きLED電球(普通の電球サイズ(E26))と、E17からE26へのアダプター。 
アマゾンで、約3600円と360円(2個入り)でした。 

ダウンライト

以前ブログの記事にしましたが、ダウンライトっていうのは不便なものです。
初期状態はこんな風に横向きにねじ込む方式で、長年不便かつ暗くて仕方有りませんでした。

人感センサーつき電球

2014年2月、たまたまいい道具を発見。
フレキシブルソケットというものを取り付けました。

ダウンライト

電球がちゃんと真下を向いて、(横向きよりは)明るさアップ!・・・というのを記事にしたのでした。

今回、クロゼット内もこの状態でしたが、ここに先程のアダプターと電球を取り付けます。
すると・・ 

ダウンライト

おおう。にょっきり。

いまどき、裸電球が天井から生えている眺めは珍しいかも(しかもなんかナナメだ)。

でも、センサーつきなので、どちらの入り口から入っても、ぱっと明るくなります。しかも、クリプトン球タイプに比べると、格段に明るい!!
うううう、嬉しい・・。 


見た目はともかく(実は全然気にしてない)、買ってよかったです。
玄関や廊下も、これにチェンジしようかなあ。つけっぱなしも防げるし・・。

困っている点は、取り外した小型LED球の身の振り方。
LED球ってかなり高価だけれど長持ちするので損はないかと思っていたけれど、
照明を取り替えたくなった時に困ります。


業務連絡:
お母さんへ この人感センサーつき電球、そちらのトイレ用にどうですか? 

 

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クロゼットリフォーム(4):カーテン、照明とりつけ

2015-06-01 | +自宅 セルフリフォーム

クロゼットのリフォーム、実は内装を完成させるちょっと前に、折れ戸を取り外してしまいました。
内装がきれいになって、服も中に戻したけれど、ぱっかり口をあけたまま。
世の中にはそういうオープンなクローゼットもありますが、よほどオシャレなショールームならともかく、もっさりしているうちの場合は、カーテンくらいしておきたいです。
(でも折れ戸はイヤだったの)
ある程度の日よけ、虫よけにもなるでしょうし。

という訳で、カーテンをとりつけることにします。 

クローゼットセルフリフォーム

折れ戸なので、上下にこういったレールがついていました。
下のレールはそのままにしておきます。 

クローゼットセルフリフォーム

上のレールはネジを外して取り外します。
断面はこんなかたち。
もしかしてまた折れ戸をつけたくなるかもしれないので、一応とっておきます。 

クローゼットセルフリフォーム

そしてレールが嵌っていた溝に、カーテンレールをはめ込みます。
事前に幅を調べてちょうどよさそうということが分かっていましたが、ここまでぴったりだとうれしくなります。
カーテンレールの長さはジグソーのステンレスブレードでカットしました。 

クローゼットセルフリフォーム

カーテンのランナーもはめ込み、カーテンとりつけ。
このカーテンは義母の家を撤収したときに回収してきたもの。
遮光・防炎素材だそうで、どこかに使えるかも、ととっておいたのですが、早速出番となりました(よかった・・)。 

クローゼットセルフリフォーム

たまたまですが、長さもぴったり。 

クローゼットセルフリフォーム

照明は、イケアのSTRIBERG LED スティックライト67cm(約3500円)を使います。
ゴールデンウィークに、実家の帰りにイケアに寄り、魔法のような仕組みに感動して、つい買ってしまったもの(←衝動買いはダメと知りつつ・・)。
 
中央の黒い2つの点にセンサーが入っており、クロゼットの扉が開くと自動的に点灯するというすぐれものです。

クローゼットセルフリフォーム

本来は上の写真のように、家具タイプのクローゼットの扉のすぐ奥、天板に設置するものですが、うちの場合はウォークインタイプなので天井が遠いです。
なので、カーテン上部の戸枠に、斜めにとりつけることにしました。
この斜めというのがポイントです。
 

クローゼットセルフリフォーム

人差し指のところにあるセンサーが斜め下、親指あたりのカーテンを感知し、カーテンを開けるとセンサーが働いて照明がつき、クロゼット内部を照らします。

今までは暗い中我慢して反対側まで行って照明スイッチを入れる必要がありましたが、カーテンを開けるだけでぴか~。
うわー。魔法みたい。

 

クローゼットセルフリフォーム

全体図。
(カーテンが閉まっているので照明は消えています)

いずれ人感センサーつきの天井照明も導入する予定ですが、この照明も、買ってよかった☆ 


クロゼットは、暗くて息が詰まって、あまり行きたくない場所でしたが、なるべく明るくして、ちょくちょく出入りする場所にしたいです。

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DIYでクローゼットリフォーム(3):羽目板張り

2015-05-13 | +自宅 セルフリフォーム

クロゼットリフォームの続きです。
(これまでの記事は、(1) (2) に。)

===

ゴールデンウィークに工事の続きをしようと、4月下旬に、三たび服を取り出してありました。
でも、東京に行ったり実家に行ったり、遊びほうけていたので何だかやる気が出ません。

でもでも、取り出した服がとっても邪魔。
ううううう。困った。

このままでもいいかなあ、もう・・・。壁ボロボロのまま、またポールに戻しちゃおうかなあ・・。
(でも、高さを高くとりつけすぎて、ちょっと不便なんだよなあ・・)
諦めかけていましたが、週末、ようやくエンジンがかかってきました。

まずは5/8に畑。
耕して畝つくり、マルチ張り、夏野菜苗の植え付け、などなど頑張りました。
翌日は体がバキバキのミシミシ。
久々の筋肉痛だけど、痛気持ちいいかも。

筋肉をほぐしがてら、今度は工事だ!
今回は主に羽目板張り。
要領としてはシンプルなのですが、羽目板の長さが180cmもあるため、ジグソーでカットするのが億劫で、伸び伸びになっていたのです。
(長く真っ直ぐにカットするのはかなり大変なのです)。
切るのさえ気合いを入れてやってしまえば、あとは単純なはず・・・。


次のような手順で作業しました。

床に開いていた溝を、手持ちの細長い板で埋める
(板を必要幅にカット)

細長い板で幅木をつける
(板を必要長さにカット)

羽目板の加工・とりつけ
必要に応じて幅をカット。ところにより長さもカット。

壁ができたところで、ステンレスポールのとりつけ。
(壁間の長さにあうようにポールをカット。ジグソーのステンレス用刃使用。)

天井にあいた穴(溝?)に細長い板をかぶせてうちつける


ジグソーを使うときは、掃除機で吸いながら切ります。
こうすると、おがくずの飛散が少ないのでいいのですが、騒音がひどいです(ボロ掃除機のため)。
ジグソーの音よりも掃除機の方がずっとうるさいです。
騒音に包まれ続けるというのはかなり疲労します。

作業場所はクロゼット内。
1.8m長さの部材を、1.6m四方のクロゼットエリアで作業するのはかなり大変ということが、作業を開始してから分かりましたが、もう遅いです。このまま行きます。

羽目板を並べていくと、どこかが直角でないために隙間が・・。
でも洋服をかけたら、ホント、何にも見えなくなるので大丈夫(と自分をはげます)。


ダンナサマはデスクワークをしている傍らで、ひとりで黙々と(騒音をたてながら)作業。
時々ダンナサマが覗きにきましたが、写真は撮ってくれなかったなあ。
なので途中の写真はあまりありません。
 

DIYリフォーム

まずやったのは、ヤニ拭き。
届いた資材は、箱からは出してあったものの、数枚重ねてたてかけてありました。
通気性の悪いところに置くと、ヒノキ材に含まれる油脂がこんな風に(テカっとしたところ)染み出してベタつきます。
なのでこれをアルコールで拭き取ります(簡単に綺麗になります)。
木口から滲み出したのか、床も結構べたついていました。
すごい油脂を含んでいるのですね!どうりでいい匂いだった訳です。

DIYリフォーム

壁を撤去したため床にコンクリートが見えていました。
溝にはみ出している接着剤などを綺麗にして、手持ちの細長い板をはめ込みました。たまたま厚さはピッタリ。
幅は、ジグソーでカットした後にカンナ(かつおぶし削り)で微調整。
(置いているだけなのだけれど、安定しています) 

DIYリフォーム

そして壁は、既存のソフト幅木をはがし、先程床に使ったのと同じ材木(実は拾ったもの。複数ある。)をぐるりと張り回して幅木に。
羽目板は、この上に「のっける」という次第。 

DIYリフォーム

幅木はなくてもいいかな~とも思っていました。
でも幅木があると、壁のボロが丁度すっかり隠れるのです。これは嬉しい☆

DIYリフォーム

いろいろありましたが、羽目板をぐるりとりつけて、出来上がり!
わーい!

ボロボロのツギハギで殺伐としていたなんて、すっかり分からなくなったと思いませんか?

DIYリフォーム

こちら側の壁も、綺麗になりました。
この壁は実は上端と下端をつなぐと垂直ではないのです。(枕棚の下の壁をまずとりつけて、枕棚、そしてその上の壁、と、別々に張っていった模様)
でも板で覆ってしまえば、滑らかな壁面☆
嬉しい~。
細かい傾斜なんてよく分からないですよね? 

ちなみに表面はカンナ仕上げとなっており、触るとすべすべです。 

DIYリフォーム

ドアを背にして右側の壁は、どこかが垂直ではなかったです。
羽目板を繋ごうとすると、下はこの程度の隙間なのですが・・・ 

DIYリフォーム

上にはこんな隙間が!!

DIYリフォーム

そんな時のために便利な部材もあります。
買っておいてよかった☆

これをかぶせてしまえば、全く問題なしです。 

DIYリフォーム

天井の隙間は幅木にも使った板をかぶせておきました。

DIYリフォーム

マークした壁がなくなって、ウォークスルークローゼットが出来上がりました☆
左側(トイレ側)は、下段に半分の長さのポールもつけて2段にしました。



クローゼット内装はほぼ完了。
無事、服を中に戻すことが出来ました。
クロゼットに入るとヒノキのいい匂いがほんのりして、ちょっと高価でしたが羽目板張りにしてよかったかな、と思います。 


あといくつか構想があります。

・天井の照明は、現在ダウンライトなのだが、引掛シーリングを設置する。(電気工事を頼む)
 更に、人感センサーつきアダプタをつけて、クロゼットに入ると灯りがつくようにする。
 (ダウンライト照明は暗すぎて長いこと困っていた。またスイッチはドア側にしかなく、折れ戸側から出入りするとき不便)

・間取り図の下側は折れ戸になっているのだが、私はこの開閉方式が苦手。
折れ戸を外してカーテンにする。
密閉できなくなることに伴う問題(ホコリ・虫)はあるかもしれませんが、そのリスクを犯してもひとまず折れ戸はやめたい。(季節外の服はカバーをかけるようにします)
もしやはりカーテンがだめなようなら、また折れ戸に戻してもいいし・・。 
服をしまっておく場所ではなく、ちょくちょく出入りする場所にしたいのです。

・ポールの上部に浅い棚をつける。帽子や小さいバッグなどを置くため。

・服の整理!(取捨選択!)
改装工事より何より、これが一番先だったのでしょうね、きっと・・。
改装後のポールにかからない服は、潔く処分しましょうね・・・。 

====================

■DIYクローゼットリフォーム

洋服全部取り出し

2014年9月:第1期工事  
壁破壊・枕棚取り外し

(お友達が泊まりに来るので)
洋服をパイプハンガーに吊して一旦クローゼットに戻す。

(お友達の滞在終了後)
洋服再度取り出し

2014年10月:第2期工事
内壁の補修。       
ポールの仮とりつけ。

洋服を一旦クロゼットのポールに戻す。

農繁期および寒さにより休工

三たび洋服を取り出す。(2015年4月下旬)

2015年5月:第3期工事  ←この記事
内壁の仕上げ(羽目板張り)
ポールの本取り付け

洋服をクロゼットに戻す  


■羽目板の購入先
四国加工 
ジャバラみたいに繋がっていてとりつけ易い「ヨロイカブト」を購入しました。
フローリングもこのタイプだと施工しやすそうです。
今回買ったのは長さ182cmですが、45cm角のものもあります。
市松模様みたいな壁/床も可愛いかも。 


■費用
今回はちょっと高価な資材を使ったため、余り安くはあがりませんでした。
まあ趣味だからいいのだ。
何より、途中で投げ出さず、資材も使い切って、工事が終わったことが嬉しい・・。

ヨロイカブトベーシック壁用「プレーン」桧節有(長さ1,820mm×巾1,200mm) 
  価格 11800(円) x 4(個) = 47200(円) (税別、送料別)  
ダンドリビス極細 Aボックス(小箱)(BISU-S) 長さ選択:長さ27mm(180本入り)
  価格 680(円) x 1(個) = 680(円) (税別、送料別) 
無垢造作部材 桧(檜)ジョイント1.9M(BUH-JO-2)
  価格 760(円) x 2(個) = 1520(円) (税別、送料別)
--------------------------------
小計 49400(円) 消費税 3952(円) 送料 2110(円)
----------------------------------------------------------------
合計 55462(円)


■他に買ったもの
・ジグソーのステンレス用ブレード 


■メモ
ジグソーの刃は、新しいとよく切れる。
古い刃でほぼ全行程やったあとに刃を交換してみたら、切れ味にビックリ。
最初から新しい刃にしておけば・・・。 

コメント (2)
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DIYでクローゼットリフォーム(2):壁の穴ふさぎ

2015-05-12 | +自宅 セルフリフォーム

2014年9月にクローゼットの改修に着手しました。
クローゼットリフォームその1
背中合わせのクローゼットの仕切り壁を取り払い、ウォークスルーにしようという作戦。

このゴールデンウィークに、ようやくほぼ完成にこぎつけました。
昨年秋にやっておいた分も下書きのまま、まだアップしていなかったので、まずはその作業から記事にします。
(終わってから2本続けてアップしようとしていたら、こんな時期に・・・)

何度も中断を挟み、大量の洋服がクロゼットの内外を何往復もしました。
こんな感じです。

洋服全部取り出し

2014年9月:第1期工事  
壁破壊・枕棚取り外し

(お友達が泊まりに来るので)
洋服を洋服ハンガーに吊して一旦クローゼットに戻す。

(お友達の滞在終了後)
洋服再度取り出し

2014年10月:第2期工事
内壁の補修。       ← 今回の記事
ポールの仮とりつけ。

洋服を一旦クロゼットに戻す。

冬季休工(寒いため)

2015年5月:第3期工事
三tたび洋服を取り出す。

内壁の仕上げ(羽目板張り)
ポールの本取り付け

洋服をクロゼットに戻す


洋服3往復・・・。はう。長いみちのりでした。

今回は第2期工事の記事になります。

===============

畳2畳分弱のクロゼットから出てきた服なのですが、クロゼットから出すと何故かふくらむようで、一時避難場所の6畳の部屋が服で満杯になったような印象です。
この部屋は、これから(2014年秋)サツマイモを干すのに使いたいのに。

という訳で一旦服をクロゼットに戻すことにしました。
壁に穴が開いたままというのはいかにも荒れ果てた感じがするので、ひとまずふさぎます。
(施工前の写真はやや小さくし枠をつけてみました) 

セルフリフォーム

ドアを入って右側の壁面。
こんな感じで、ひどいことになっていましたが・・・。 

セルフリフォーム

石膏ボード(以前のリフォームで余っていた分)をとりつけました。
こちらは間柱もちゃんとある間仕切り壁なので、石膏ボードをくっつけるのは簡単。 

セルフリフォーム

ドアの横、上部は、これからポールをとりつけるため、表面を9mmのベニヤに交換しました。内部にも角材を追加してあります。 

セルフリフォーム

ドアを入って左側。
小さな隙間はひとまずそのまま。 

セルフリフォーム

この壁面は、外壁に面した側で、GL工法になっています。
石膏ボードの向こう側はところどころセメントのダンゴがあるほかは空洞。そしてその先は発泡スチロールなのでネジが利く部分がありません。
なのでもう適当です。
セメントダンゴの隙間に角材を適当に渡すようにし、その角材と廃材で出てきたコンパネ材をネジ止めしておきました。

セルフリフォーム

ぺろん、と垂れ下がった壁紙は、服を戻すにあたってひとまず両面テープで貼り付け。

セルフリフォーム

天井にぱっくり穴があいて、しかも左右で梁部分の高さが異なっています。ひどい・・・

セルフリフォーム

仕方ないのでこんな風に段差をつけて修復。

セルフリフォーム

まだ大きな穴が。
どうするかはまだノーアイデア。
GL工法って本当に厄介・・・。

セルフリフォーム

クロゼット内壁ですが、本来は綺麗にボード類をとりつけなおし、パテ塗りしてクロス貼り、という工程ですが、今回はパテ塗り・クロス貼りをさぼる方策を考えてみました。
こういう、数枚の羽目板が裏紙でつながった「ヨロイカブト」という製品があるのです。 
四国加工というメーカー) 

セルフリフォーム

サンプルを取り寄せてみました。
こんな感じに、羽目板が連なっています。(これは壁・天井用ですが、床用もあります)
これならば、パタパタパタっと簡単に広げ、壁に打ちつけて固定できそうです。パテ塗りは不要だし、多少の段差も分からなくなるはず。 
便利そうじゃん☆☆ 


この後、まずは羽目板の注文。
(沢山作り置いたりはしないようで、届くまで結構かかります)
そうこうするうちに秋も深まり、サツマイモ掘り、干し柿、干し芋作りと大変に忙しく、また寒くてDIYはお預け・・・。

実は、上記程度のおんぼろの補修でも、服をぎっしり詰めてしまえば、壁なんて見えないのです。
(このままでもいいんじゃない?)という悪魔の声。
でも羽目板をもう注文してしまいました。
引くに引けない・・・・。

資材を放置しつつ、ゴールデンウィークを迎えました。



つづく


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■DIYクローゼットリフォーム

洋服全部取り出し

2014年9月:第1期工事  
壁破壊・枕棚取り外し

(お友達が泊まりに来るので)
洋服を洋服ハンガーに吊して一旦クローゼットに戻す。

(お友達の滞在終了後)
洋服再度取り出し

2014年10月:第2期工事
内壁の補修。       ← 今回の記事
ポールの仮とりつけ。

洋服を一旦クロゼットに戻す。

農繁期および寒さにより休工

●2015年5月:第3期工事
三たび洋服を取り出す。

内壁の仕上げ(羽目板張り)
ポールの本取り付け

洋服をクロゼットに戻す 

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