ブログよりも遠い場所

サブカルとサッカーの話題っぽい

【漫画】ひだまりスケッチ 7

2013-01-25 | 漫画
ひだまりスケッチ (7) (まんがタイムKRコミックス) ひだまりスケッチ (7) (まんがタイムKRコミックス)
価格:¥ 860(税込)
発売日:2012-12-19

 発売してからだいぶ経ってますが、ようやく感想を書きます。

 7巻を一言で表すと「ゆのさん可愛すぎ」って感じでしょうか。





 基本的にゆのさんの調子乗ってる状態が好きすぎる僕です。
 こんな子いねえかなあ。三次元にゃいねえよなあ

 しかしまあ、ゆのさんが可愛いのはデフォとして、作品的にも7巻は大きな節目を迎えております。これまでも何度か作中でスポットが当てられていましたが、ついに紗英、ヒロの最上級生コンビが受験本番に挑むことに。最終的には二人とも本命の大学に合格したので、次巻ではいよいよ卒業することになるでしょう。
 新一年生コンビが物語に加わったのが、つい最近のような気がしますけど、本当にいつの間にか馴染んでいたので、おそらく描かれるであろう「紗英、ヒロがいなくなったあとの『ひだまりスケッチ』」に不安は感じません。が、やはり寂しさがあるというか、あまりにも六人の立ち位置がハマりすぎていただけに、今後どういったバランスになるのかというのはすごく興味をひかれます。
 7巻では特に強く感じたことですが、ゆのさんが着実に成長していて(身体以外)、最近は貫禄すら漂わせるようになっているので、三年生になったらあのメンバーの中心になっていくんだろうなと。足りない部分は宮子が補えるでしょうし、そう考えるとあの二人はベストな組み合わせですよね。
 つーか、宮子は7巻で、ゆのさんに可愛いと言われて照れる? 喜ぶ? ようなエピソードがありましたけど、殊更に女であることを捨ててるような振る舞いが目立つキャラだけに微笑ましく感じました。
 あ、あと、なずなのダメっぷりが妙にリアルなのが面白いです。正直、これまでのなずなと乃莉の関係だけを見ていると、「ちょっと乃莉の対応はドライすぎるんじゃなかろうか」と思わなくもなかったんですが、7巻のカラーページのエピソードを読んで、「ああ、いつもこんな感じなら普段の受け答えがああなるのは分かるわ」と納得。
 なずなの場合はダメっぷりというより、ナチュラルに他人を振り回す姫体質と言ったほうが適切かもしれませんが、そういうところがあると踏まえると、相方は言うときにはキツイことでも言える乃莉がベストなんだろうなと。

 そんな感じで、7巻は非常に面白かったですということで一つ。
 これも話が進めば進むほど面白くなる稀有な四コマだよなあ。尻すぼみになる作品が少なくないだけに。


【ラノベ】ハイスクールD×D 14

2013-01-24 | ライトノベル
ハイスクールD×D 14  進路指導のウィザード (富士見ファンタジア文庫) ハイスクールD×D 14  進路指導のウィザード (富士見ファンタジア文庫)
価格:¥ 672(税込)
発売日:2013-01-19

 読了。

 表紙のレイヴェルかわいいいいいいいいいいいい!!!!

 なにこの圧倒的なメインヒロインオーラ。
 つーわけで、今回は予告通り、再登場してからというもの他の追随を許さない勢いでぐいぐいとヒロインランクを上昇させているレイヴェルメイン回でした。
 と言っても、石踏さんご自身があとがきで語られているように、14巻は新章のプロローグといった感じの内容になっているため、メインストーリー的にも重要なエピソードがあったりなかったりです。
 しかしまあ、レイヴェルの話をしたばかりでアレですが桐生可愛すぎワロタ。基本的に眼鏡キャラはあまり好きではない僕ですが、こればかりは主義を曲げてしまいそうになりました。



 挿絵で出てきたのって初ですよね。正直すげーツボ。
 まあ、イッセーたちとは今の関係性がベストだと思ってるので、ハーレム入りして欲しいとは思いませんが、軽口たたき合えるクラスメイト(異性)ってのは得難いキャラだよなと。
 他に出てくるモブ系の一般生徒は、ガチでイッセーたちをバカにしてるというか見下してる感じですけど、桐生は気易い関係だからこそ遠慮なくものが言えるという雰囲気が出ていて好きです。
 以下雑感。

・新章突入ということで、イッセーの周囲の状況が様変わりしていきそうな雰囲気がヒシヒシと。魔法使いとの契約は、かねてから前振りされていた要素でしたが、その延長線上に日常が綱渡りであるという描写を絡めてきたのは、良い意味で意表を突かれました。レイヴェルたちが攫われるとき一般生徒に被害が及びそうになったのは、某『フルメタ』の終章への流れを思い出して一気に緊迫感が増しましたね。ただまあ、こういうのはいずれ描かなければならないポイントではありますが、もうちょいヌルイ日常も見たいんですよねえ。というか『ハイスクールD×D』であまりシリアスにいかれても困るんですよねえ。このへんのバランス感覚は買っているので、あまり心配はしていませんが。

リアス不在時の他ヒロインのアピールの仕方が非常によし! なんつーか、この作品は最初から一貫して「ヤキモチを妬いたヒロインが主人公に暴力をふるう」描写がないからとても心地よいです。ちょっとつねったりするのは可愛らしいですけど、マジでぶん殴るヒロインが少なくないからなあ。ここに至ってもこの部分がブレていないのは素晴らしいです。

・あと、その流れを受けて、これまでイマイチ影の薄かったゼノヴィアやイリナの強化フラグが立っているのはイイ感じでした。あとがきによると今回始まった新章ではゼノヴィアたちにもメイン回があるということで、これからも見せ場があるっぽいので楽しみです。ロスヴァイセのバックボーンも掘り下げられてきたので、グレモリー眷属に関しては何の心配もなさそう。

・で、何気に14巻で一番嬉しかったのは、これまでどちらかというと悪印象のほうが先行していたシトリー眷属に好感を抱けたということ。ぶっちゃけ5巻の印象が悪すぎて、今までそれを引きずっていた感じだったんですけど、あれ以降丁寧に下地を作っていた効果なのか、14巻での立ち回りにはワクワクする気持ちすら感じました。おそらく石踏さんは5巻の時点で読者に受け容れられると判断してああいう書き方をなさったんだと思いますが、14巻を読んだ今となっては、やはりあれは性急すぎたんだろうなと。今回も書き方がマズイと「ソーナ上げリアス下げうぜえ」とか「シトリー眷属プッシュはもういいです」とかなりそうなところ、上手くまとめていたと思います。

・しかし、今回出てきた吸血鬼連中は、これまたわっかりやすい外道でしたね。おそらくあのへんは、女キャラとはいえハーレム入りなどはせず、むごたらしくやられるだけのヤラレ役なんだろうなあと思いますが、わかりやすさが長所の作品だけにこんな感じでいいんじゃないかと。少し気になったのは、チラッと「イッセーたちが正義の味方というわけではない」みたいな表現が出てきたので、一般生徒が巻き込まれそうになった描写と合わせて、「人間界における悪魔という存在の是非」みたいなテーマに触れそうな気配を感じたことでしょうか。こういうのって答えが出ない問題なので、あまり深く突っ込まず、意識していることを匂わせる程度でいいと思うんですけど。

 つーわけで、楽しかったということで一つ。
 ちなみに、レイヴェルは前に挿絵で描かれたときは普通乳だったらしいですが、それは絵師さんの誤りで、今回の表紙や挿絵が示すような大きめというのが正式な設定とのことです。
 絵師さんが謝罪までしてるって知ってほっこりしました。おっぱいに愛のある作品ですね。


【漫画】問題児たちが異世界から来るそうですよ?乙 1

2013-01-23 | 漫画
問題児たちが異世界から来るそうですよ?乙 1 (ドラゴンコミックスエイジ) 問題児たちが異世界から来るそうですよ?乙 1 (ドラゴンコミックスエイジ)
価格:¥ 609(税込)
発売日:2013-01-09

 アニメが放映中の『問題児』シリーズの番外編的位置づけのコミカライズ。
 最初に本屋で見かけたときは、アニメのアレっぷりに意気消沈していたこともありスルーしたのですが、原作スレでの評判が良好だったのでそれを信じて買ってみました。
 結論としては、

 買って良かった、良コミカライズ!

 っつー感じで、信じて大正解。やはり人を信じる気持ちは大切。

 どうやらこの『問題児乙』は、時系列的には原作2巻と3巻の間に位置するエピソードのようで、アニメとの連動を考えた場合にはベストな選択だと思います。
 なんつーか、十六夜と黒ウサギはどの時点でも問題なさそうなんですけど、飛鳥と耀に関しては成長著しいこともあって、ピックアップする箇所によってはかなり立ち回りが変わってきそうなので。十六夜のヘッドホンを壊してテンション落ちてる耀とか、自分がお荷物なのを気にしてる飛鳥とか、あまり見たくないですし。
 実際のところ『問題児乙』においては、十六夜は言うまでもなく、飛鳥、耀の二人もところ狭しと暴れ回っているので非常に楽しめました。原作を読んでいても感じることですけど、武力、知力ともに十六夜が圧倒的すぎるため、ともすれば彼一人に頼りがちになってしまいそうなのに、きちんと飛鳥と耀にも見せ場を作るのは流石だと思います。

 んで、『問題児乙』は、最初に軽めのギフトゲームを描きつつ、(おそらく)今作の肝になるであろうサーカスの謎に挑むという構成になっているわけですが、導入からテンポが非常に小気味良く、最後まで一気に読んでしまいました。
 特に導入のギフトゲームは「これぞ問題児!」という感じの内容になっていて、きっかけからオチに至るまでニヤニヤしっぱなし。すべてが終わってから振り返ってみると「え……じゃあ最初に泣き顔を見せた黒ウサギもオッサンが変身してる偽物だったの……」と微妙な気持ちになりましたけど十六夜がぶん殴ってスカッとしたのでべつにいいですよね。感じ感じ!
 あとは、相変わらずの白夜叉や、数コマとはいえレティシアも見ることができましたし、絵柄が好みということもあってテンションの上がるコミカライズです。
 個人的にはやたらとデフォルメされまくる黒ウサギがすげえ気に入ってしまったので(飛鳥がサーカスを想像してるときの図とか)、ああいった演出はアニメにもあるといいなーと期待しておきます。〝絵〟で可愛く見せるのって文章だけのラノベでは難しいというか実質不可能ですし、このへんはメディアミックスの強みを活かして頂きたいなと。

 そんなこんなで、実に面白い漫画でした。
 気になるところで引きなので、続きも楽しみですということで一つ。


【アニメ】ラブライバ-

2013-01-22 | アニメ
ラブライブ!  μ's Best Album Best Live! collection 【Blu-ray Disc付 通常盤】 ラブライブ!  μ's Best Album Best Live! collection 【Blu-ray Disc付 通常盤】
価格:¥ 5,000(税込)
発売日:2013-01-09

僕らは今のなかで【DVD付】 僕らは今のなかで【DVD付】
価格:¥ 2,000(税込)
発売日:2013-01-23

 発売日に買い損ねたベストアルバムを聞き込んでいたら、あっという間にアニメ版OPが発売したでござるの巻。

 つーわけで、どっぷりハマりつつある『ラブライブ!』のCDを購入。
 ベストアルバムのほうはBlu-ray付きの通常版。OPテーマのほうはDVD付き。
 これはまあ当然というか、そもそも僕が『ラブライブ!』に注目したきっかけが、やたらと気合の入ったライブ映像だったからです。あと初期からのラブライバーである友人が「絶対にBlu-ray付きを買うべき」と強く強くプッシュしていたというのもありました。
 たしかにこれはBlu-rayを見られる環境があるなら(最近では当たり前かもしれませんが)買わないと勿体ないです。それくらい素晴らしい出来。
 いやあ、これはいわゆるヴァーチャルアイドルというやつなんでしょうけど、あそこまで気合の入った映像を見せられると驚きますし、やっぱり好きになっちゃいますよね。買い支えたくなるというか、昔から『ラブライブ!』というコンテンツのファンだった人たちの気持ちが分かる気がします。
 と、ここまで映像ばかり推してますが、実は曲も単体で視聴に耐えうるというのがスゴイ。
 僕は今のところμ'sの曲を中心に聞いているんですけど、ユニットごとの曲やソロ曲もあり、そちらもキャラクターに愛着が出てくるとより楽しめるんだろうなと。
 というか、ユニットのメンバーがどういう基準で選ばれたのか気になります。アニメでは穂乃果を中心に、海未、ことりがメインで動いているので、てっきりこの三人でユニットを組んでいるんだと思ったら全然違いましたし。そのへんも今後知る機会があるのかなあ。

 そして、アニメのOP曲『僕らは今のなかで』はフラゲでーっす(^q^)
 現在進行形で結成されつつあるμ'sを見ていると、OPの歌詞はハマりすぎててヤバイ。唯一の不満は、PV映像というかアニメのノンテロップOPがTVサイズなので、できればフルで見てみたいというのと、BDではなくDVDなので画質がイマイチという点(唯一じゃねえ)。
 しかし、こういうときにしみじみ感じますが、自分の中でいつの間にかBD画質が当たり前になっているんですねー。少し前まで、DVDがすげーキレイとか言ってた気がするんですけど、ホント技術の進歩は早いもので。
 さておき、こちらもガッツリ気に入ってしまったので、買ったばかりのnanoに取り込みつつ聞くことにします。

 あー、アニメイトでもらったEDテーマとの連動キャンペーンすげー忘れそうwwwwww


【ゲーム】大図書館の小冊子

2013-01-21 | ゲーム

 間もなく発売する『大図書館の羊飼い』ですが、ショートノベルが載っている無料小冊子が店頭に置かれていたので貰ってきました。

 で、早速読んでみましたよっと。
 このショートノベル、なんとノベライズを担当した田尾さん(ガチラノベ作家さん)が手がけてらっしゃいます。
 僕はてっきりオーガストの小冊子と同じように、シナリオライターの藤原さんが書かれてると思っていたので驚きました。気合入ってるよなあ。
 まあ、内容的には特筆することもないというか(酷!)、いわゆる「真面目な二次創作」みたいなSSだったので、発売前にキャラクターたちのやり取りを軽く味わえるといった程度の軽い栄養補給に使える感じでした。
 ただひとつ思ったのは、本編のシナリオがこのSSのように「図書部の活動」=「学園の人助け」をメインに進んでいくとなると、ちと不安かもしれません。かつてオーガストの『FA』では、くそ面白くもない「生徒会活動」に重きを置きすぎたため、シナリオにメリハリがなくなってしまいましたが、その二の舞になりそうな臭いがぷんぷんします。
 こういった「日常の少し不思議な謎を解明していく」というような話は嫌いではないんですけど、その反面、物語に起伏をつけるのが難しい題材なので、果たしてオーガストの制作陣に扱えるのかな、と。

 これが杞憂であることを願っております。頼むよマジでマジで。